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元スレ美希「ミュウツー……?」
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それからまた数週間後……765プロ事務所
ミュウツー「みゅー」
『それじゃあ、三人とも……今日の活動は以上だ。
家に帰って、明日以降の英気を養ってくれ』
春香・真・美希「はーい!」
……
春香「最近プロデューサーさん、ちょっと変わったよね。
真以外のみんなにも敬語で話さなくなったし……」
真「そうだね。なんていうか、前よりもっと優しくなったっていうか……
何かあったのかな?」
春香「ねぇ美希、なにか知ってる?」
美希「知らな~い」
美希(……ハニーとのことは、みんなにはヒミツなの)
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それからまた数週間後……765プロ事務所
ミュウツー「みゅー」
『それじゃあ、三人とも……今日の活動は以上だ。
家に帰って、明日以降の英気を養ってくれ』
春香・真・美希「はーい!」
……
春香「最近プロデューサーさん、ちょっと変わったよね。
真以外のみんなにも敬語で話さなくなったし……」
真「そうだね。なんていうか、前よりもっと優しくなったっていうか……
何かあったのかな?」
春香「ねぇ美希、なにか知ってる?」
美希「知らな~い」
美希(……ハニーとのことは、みんなにはヒミツなの)
美希「ハ……じゃなくて、プロデューサーもきっと、
事務所に慣れたんじゃないかな~。えへへ……」
春香「むむ、あやしい……」
美希「う……あっ! そろそろせんせいの散歩の時間なの!
そ、それじゃあ春香、真くん! ばいばーいっ!」タタッ
春香「あ、ちょっと! 待ちなさいよ~!」タッ
真「お、置いてかないでくれよー!
あ、小鳥さん、プロデューサー、おっつかれさまでしたーっ!」
春香・美希「おつかれさまでーっす!」
タッタッタ……
バタン
小鳥「……ふふっ、プロデューサーさんが来てからというもの、
事務所もすっかり賑やかになっちゃいましたね」
ミュウツー「みゅー」
小鳥「ええ、ほんとに……私もそうだと思います」
ミュウツー(あれ? まだテレパシー出してなかったんだけど……)
プルルル……
小鳥「あら、電話……」
ガチャッ
小鳥「はい、765プロダクションでございます」
ミュウツー「……」
ミュウツー(……ミキはあれから、私の言いつけを守り、
休むときには休み努力するときには努力するという、
オンとオフの切り替えがしっかりと出来るようなった)
ミュウツー(そうして日々を過ごしていくうちに、彼女の才能はみるみる開花していく。
ミキがステージに立つことを多くのファンが望んでいるし、
彼女自身もまた、そんなファン達の声援に応えることに喜びを感じているようだ)
ミュウツー(私は、そんな彼女のプロデューサーでいられることを誇りに思う。
トップアイドルはまだ夢の先だが、この調子でいけば必ず……)
小鳥「……はい、はい……ええ……え? か、かしこまりました」
ミュウツー(……唯一気になることがあるとすれば、それは961プロダクションであった。
黒井崇男はあの日以来、今日まで一度も私の前に姿を現していないのだ)
ミュウツー(私のことはもう諦めたのか? いや……そう楽観的に考えるのは危険だろう。
しつこい性格の奴のことだ、必ずやまた何か厄介ごとを運んでくるはず……)
小鳥「……プロデューサーさん、お電話です」
『電話?』
小鳥「あの……961プロダクションの、黒井社長から……」
ミュウツー「……」
ミュウツー(……こんな具合に)
ミュウツー(……テレパシーを電話モードに切り替えて、と……)
ミュウツー『……何の用だ』
黒井『おやおや、いきなりご挨拶じゃないか、
弱小765プロのおとぼけプロデューサー君』
ミュウツー『なんだと……?』
ミュウツー(……いや、こんな挑発のことなどどうでもいい。
いまこの男は、私のことをプロデューサーと呼んだのか?)
ミュウツー(何か、気にかかる……私が765プロのプロデューサーであると認めて、
それを踏まえたうえで電話をかけてきたということだろうか)
……
黒井『ククク……私がわざわざタウンページを開いてまでそちらに電話をかけてやったのはね、
ある理由があるからなのだよ。それがなんだかわかるか?』
ミュウツー『さっさと用件を言え』
黒井『つれないねぇ……これだから「失敗作」は』
ミュウツー『……、失敗作、だと?』
黒井『ああそうだ。貴様のような、自分の使命を忘れ好き勝手に生きるモンスターなど、
「失敗作」以外になんと呼べばいい?』
ミュウツー『……』
ミュウツー(この私が、失敗作……?)
ミュウツー(かつてあれほど私に執着していた男が、今、そう言ったのか?)
ミュウツー『っ! まさか、貴様ッ!』
黒井『ククク……ああそうだ! ついに! 完成したのだよっ!』
黒井『我が961プロダクションの研究により、
全能『ミュウ』の遺伝子を引きつぐ、完璧なアイドルが誕生した!』
ミュウツー『……!』
ミュウツー(そん、な……!)
黒井『ククク……さしずめ、貴様の弟といったところかな?
奴は実に素晴らしい……王者にふさわしい器の持ち主だよ』
ミュウツー『……研究所は破壊した。再び実験など出来ないはず!』
黒井『ノンノン。もちろん、いずれ貴様の様な暴走する個体が現れるとは、こちらも予測済みだ。
研究データのバックアップなどいくらでもあるのだよ。
まぁ、壊すことしか脳が無い貴様には、想像もつかなかっただろうがね』
ミュウツー『……!』ギリッ
黒井『お前がのんきにアイドルプロデュースをしている間に、
私達は再びミュウの遺伝子を……』
ミュウツー『何度同じ過ちを繰り返せば気が済む!?
命を生みそれを弄ぶなど、神にでもなったつもりか!!』
黒井『神、か……そう呼ばれるのもまた面白い』
ミュウツー『……』
ミュウツー(……この男は、もうダメだ。人の心を失った化け物……)
黒井『……ミュウツーよ。私はその最強のアイドルを、
来週開催される○○というオーディションに参加させ、アイドルデビューさせようと考えている』
ミュウツー『何……?』
黒井『この私が、ただその自慢をするためだけに電話をかけたとでも思ったのか?』
黒井『ククク……興味があれば、貴様が育てたアイドル共をそのオーディションに参加させることだな。
そうすれば貴様は関係者としてテレビ局に入り、直接その目で、
お前の弟の顔を拝むことが出来るかもしれんぞ』
ミュウツー『……』
黒井『まぁ、貴様のような運命から逃げ出す軟弱者には、そんな勇気はないとは思うがね!
自分のアイドルが敗北し傷つくのはいやだろうからなぁ! ハーッハッハ!』
ミュウツー『お、おい……』
黒井『ではアデュー!』
ピッ……
ミュウツー「……」
ミュウツー(……ず、随分と親切に教えてくれるんだな)
ミュウツー(もしや、これは……罠か?)
小鳥「お、お電話、終わりましたか?」
ミュウツー「……?」
『音無さん、どうして机の下に隠れてるんですか?』
小鳥「プロデューサーさんが電話をしながら、超能力であっちこっちにものを飛ばすからですよぉ!
私がいくら言っても気付いてくれないし……怖かったわ、もう……」
『え……さ、サイコキネシス? 使ってました?』
小鳥「そりゃあもう! ほら、見てください! この事務所の有様を!」
ゴチャァ……
ミュウツー(……まるで台風が過ぎ去ったようになっている。
私としたことが、興奮し無意識のうちに力を使ってしまっていたようだ)
小鳥「片付け、手伝ってもらいますからね!」プンプン
ミュウツー「みゅー……」
──────
────
──
ミュウツー「……」ミュンミュン
ヒュンヒューン!
小鳥「まぁ、どんどん片付いてく……超能力って本当に便利ですねぇ」
ミュウツー(……こんな風に、誰も傷つかない使い方をすればの話だ。
私はこの力を使って、何匹ものきょうだい達を──……)
『さぁミュウツー150号よ。今日は貴様の力の強度を測るぞ。
……その失敗作共を処分しろ』
『みゅー……』
『どうした? やれないのか?
いずれにせよそのミュウの子供達は、もう間もなく死ぬ運命。
出来ぬならば、命令を聞かない失敗作として、貴様も処分するだけだが──……』
ミュウツー(……)
ミュウツー(……私には、奴に対して『化け物』と言う資格など、無いのかもしれない)
ミュウツー(生れ落ちた瞬間、母の胸から離れた瞬間から──私はすでに、化け物だったのだから)
『……終わりました』
小鳥「はい、ありがとうございま──って、おでかけですか?」
ミュウツー「……」コクン
小鳥「……プロデューサーさん。電話で何を言われたのかは、わかりませんけど……
あまり、思いつめないでくださいね」
ミュウツー「……」
小鳥「……お気をつけて」
ミュウツー(──しかし、だからこそ)
ミュウツー(だからこそ私は、この手で全てを終わらせなければならない)
ミュウツー(化け物と呼ぶなら、それでもいい……)
ミュウツー(……それが、私のけじめだ)
~961プロダクション前~
コォォ……
ミュウツー「……」
ミュウツー(……趣味の悪い、ゴテゴテとしたビルだ。
あの男が好みそうなデザインだな)
ミュウツー(──音無さんは、私の机の上に置いてある辞表に、気付いてくれるだろうか?)
ミュウツー(……私は、もう765プロには戻らない)
ミュウツー(このビルを破壊し、ミュウを救い出し、そして……
もういなくなってしまった、たくさんのきょうだい達の元へと向かおう)
ミュウツー(目撃者が誰もいないままこの世を去れば、765プロに迷惑はかかるまい。
それが、この私に与えられた、最後の使命だ……)
ミュウツー「ミュー……!」
ゴゴゴゴ……!
ミュウツー(……アイドルとは何か)
ミュウツー(ミキ達をプロデュースしていくうちに、
私はその存在理由を理解することが出来た)
ミュウツー(結局のところ、ミキが言ったとおりだったのだ。
『アイドルとは、人を笑顔にする者』……その言葉が嘘ではないことは、
彼女達のそばにいたこの私が一番知っている……)
ミュウツー(だからもう、私は、満足だ……)
ミュウツー(私が生み出された理由──アイドルが、こんなにも素晴らしい存在だった。
それを知ることが出来たから……もう、この世界に未練は無い)
ミュウツー「……みゅ、みゅぅ……!」
ゴゴゴ……!
ミュウツー(……本当、に)
ミュウツー(私は、本当に……、たくさんの笑顔を、彼女達から……受け取った)
ミュウツー(私は、間違いなく化け物だ)
ミュウツー(それなのに、彼女達は、そんな私を、まるで一人の人間のように扱ってくれた……。
いつだって笑顔で、いつだって明るく……)
ミュウツー(……この世界に生まれてきて、良かった)
ミュウツー(そうでなければ、私は、彼女達に出会えなかった……!)
ミュウツー「みゅう……う、うぅ……!」
ポロポロ……
ミュウツー(……ひとつだけ、思い残すことがあるとすれば)
ミュウツー(たった一瞬でもいいから……ミキがトップアイドルになり、
胸を張ってきらめくステージに立つ姿を……見たかった)
シュィィィン……
ミュウツー(もしも、生まれ変われるなら……人間に──なれるといいな)
ミュウツー「……、」
ミュウツー(……力が、溜まった)
ミュウツー(この最高威力のサイコブレイクで、全てを……!)
シュィィィン……!
ミュウツー「……?」
ミュウツー(しかし、先ほどからなんだ? この、風を切る音は────)
「……せんせいっ!」
「かもーっ!!」
ミュウツー「……っ!?」
「……ゴッドバァァァァァーーード!!!!!」
カモネギの ゴッドバード!▼
ミュウツー(な……あれ、は……!)
カモネギ「かもぉぉぉ!!」シュィィィィン
ミュウツー(──ミキの、ポケモン!?)
……ドガァァァァン!!!
ミュウツー「がふっ……!」
きゅうしょに当たった!
……ミュウツーは ひるんだ!
ゴッドバードとはいえ急所とひるみを同時に引くとはなかなかの強運
ミュウツー「……っ」クラッ
ミュウツー(……ダメージこそ少なかったものの、
頭部に、モロに食らっ……! 意識が、薄れ──)
ミュウツー(くそ、これがひるみか……! 立っていられない……!)
美希「……先生、お疲れ様。ありがとね」
カモネギ「くわー!」
……
テク、テク……
美希「……ハニー」
ミュウツー(……ミ、キ? ああそうだ、これはミキの……私のアイドルの声だ)
美希「ねぇ、なんでミキがこんなことしたか、わかる?
どうしてミキがここにいるか、わかる?」
美希「ミキの頭の中をのぞけば、すぐわかると思うよ。ねぇ、やってみて?」
ミュウツー(頭の……中……?)
美希は枝毛の数で全国模試1位を取っちゃう幸運持ちだからな
そのポケモンも幸運なんだろう
そのポケモンも幸運なんだろう
ミュウツー(……)
ミュウツー(……わからない)
ミュウツー(ひるみの影響か、しばらくは身体と脳が言うことをきかないのだろう……。
ミキの考えていることが、私には、全くわからない……)
ミュウツー「みゅ……」フルフル
美希「……うん、それでいいんだよ」
ミュウツー(え……?)
美希「考えてることがなんでもわかっちゃうなんて、
それってやっぱり、ヘンだよ」
美希「相手がどんなことを考えてるのかなって想像して、
あれかな、これかな? って、いろんなことを試して……
そうやって、ミキ達人間は、絆を深めていくんだって思う」
ミュウツー「……」
美希「……今のハニー、すっごく人間っぽいよ。
力に頼らないで、ミキのこと、いっぱい考えてくれてる」
美希「ミキの考えてること、わかんなくてもいい。
答えなんて見つからなくたって、そうしてくれるだけで、ミキは嬉しいの」
ミュウツー「みゅー……」
美希「えへへ……だって……だってハニー、ミ、ミキはね……!」
ぎゅぅぅ……!
美希「そんなハニーのことが、世界で一番、大好きだから……!」
ミュウツー「……みゅ、う」
美希「……帰ろ?」
ミュウツー「……?」
美希「765プロに──ミキ達の場所に」
ミュウツー「……」
『……ああ、帰ろう』
──────
────
──
~765プロ事務所~
……ガチャッ
小鳥「!」ガタッ
ミュウツー「みゅ」
小鳥「──プロデューサーさんの、バカっ!」
……バッチーン!!
ミュウツー「……?」
小鳥「バカバカバカバカ!!」
バチチチチチンッ!
ことりの おうふくビンタ!▼
『あ、ちょ、やめ……いたっいたた』
小鳥「やめませんっ! わ、私が、どれだけ心配したと思って……!」
小鳥「本当に……! 本当に、バカ……!」
ミュウツー(……あとから聞いた話によると、ミキには、音無さんから連絡がいったらしい)
ミュウツー(事務所を出る前の私の様子がおかしかったことから、音無さんはデスクの上の辞表にすぐに気付き、
真っ先にミキにこのことを伝えたんだそうだ。もちろん、直前に961プロから電話があったということも)
ミュウツー(ちょうどカモネギの散歩中だったミキは、音無さんから961プロの場所を教えてもらうと、
カモネギの背に乗ってまっすぐに空を飛び……)
ミュウツー(……そして、こうなった)
……
美希「……ねぇねぇハニー、こっち向いて!」
ミュウツー「……?」
パシャッ!
美希「アハッ☆ 小鳥にぶたれてボコボコになったハニーの変顔写真、ゲットなの~!」
ミュウツー「……」
ミュウツー(……先ほどのやり取りについては、実のところ、
意識が朦朧としていたため、あまり覚えていない)
ミュウツー(しかし、今ではミキはいつも通りのミキだ。
そのことについて話したいなら、こんな顔はしていないはず。
わざわざ自分から話を振るのはやめておこう……)
美希「あは、あはは! ……はぁ……」
ミュウツー「……?」
美希「ね、ハニー。あ、あのね、さっき言ったことだけど……」
『ミキは、その件について話したくないんだろう?』
美希「え!? いつミキがそんなこと言ったの!?」
『さっきまでいつも通りの顔だったから……
おそらく、大事なことを伝えてくれたのということは想像出来る。
それならいつも通りの顔はしないだろう?』
美希「あ、や、それは、照れ隠しっていうかなんていうか……
そ、それより! 『想像出来る』って、どういうこと!?」
『……実は、ひるんでたせいでよく覚えてないんだ。
ミキはさっき、私に対してなんて──』
美希「」
『……ミキ? どうした、顔が真っ青だが』
美希「……もーいいの……ふーんだっ! ばかハニーっ!」
ミュウツー(……力に頼らずにミキの考えることを見抜くのは、実に難しいな)
なんで全部マヨ入ってるんですか
なんでシュークリームが混ざってるんですか
なんでシュークリームにも海苔が付いてるんですか
なんでシュークリームが混ざってるんですか
なんでシュークリームにも海苔が付いてるんですか
美希用置いときますね
(⌒'
. '´` ⌒ヽ
! リ(ヾ))リ,i
(ノ´(l.゚ ヮ゚ノ ゝ < なの!
'爻 /i l i} ,.゙' ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、
く_0JJつ (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■)
紀州梅 カリ梅 おかか ゆかり こんぶ トロロこんぶ 高菜 野沢菜 広島菜 わさび漬け
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筋子 いくら 明太子 焼きたらこ 生たらこ ちりめんじゃこ 天むす タコ天 ツナマヨ エビマヨ らぁめん
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発芽玄米 栗ごはん 赤飯 茸おこわ 五目ひじき 鶏五目 鶏ごぼう バター醤油 沖縄油味噌 浅利の佃煮
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牛肉しぐれ 牛すき 牛すじ味噌和え 牛タン 炭火焼鳥 照焼ハンバーグ ゴーヤチャンプルー 唐揚 緑茶
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ドライカレー カレーピラフ エビピラフ チーズドリア カマンベール イチゴババロア キャラメルマキアート もやし 具なし
(⌒'
. '´` ⌒ヽ
! リ(ヾ))リ,i
(ノ´(l.゚ ヮ゚ノ ゝ < なの!
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紀州梅 カリ梅 おかか ゆかり こんぶ トロロこんぶ 高菜 野沢菜 広島菜 わさび漬け
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筋子 いくら 明太子 焼きたらこ 生たらこ ちりめんじゃこ 天むす タコ天 ツナマヨ エビマヨ らぁめん
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発芽玄米 栗ごはん 赤飯 茸おこわ 五目ひじき 鶏五目 鶏ごぼう バター醤油 沖縄油味噌 浅利の佃煮
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牛肉しぐれ 牛すき 牛すじ味噌和え 牛タン 炭火焼鳥 照焼ハンバーグ ゴーヤチャンプルー 唐揚 緑茶
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ドライカレー カレーピラフ エビピラフ チーズドリア カマンベール イチゴババロア キャラメルマキアート もやし 具なし
美希「……あーあ、せっかくあんなにカッコよく言えたのになぁ~……」ブツブツ
ミュウツー「……」コホン
『……そんなことより、ミキ』
美希「そんなことなんて言っちゃ、ヤ! ミキにとってはすっごく大事なことだったんだよ!?」
『あ、ああ、すまない……』
美希「……それで、なーに? ハニーが話したいことも、大事なことだったんでしょ?」
……
美希「……そっか。ハニーの弟が、出来ちゃったんだ」
『……黒井崇男は、一週間後のオーディションでそのアイドルをデビューさせると言っていた。
しかし……罠という可能性もある』
美希「ハニーが捕まっちゃう、とか?」
『あるいは、765プロのアイドルであるミキ達になんらかの危害を与える、とか……』
美希「……」
美希「ハニーは、どうしたいの?」
『私? 私は……』
美希「……そのオーディション、行ってみたいんでしょ?」
ミュウツー「……ミュー」コクン
『……たとえこのような運命の下に生まれた存在とは言え、
もしも黒井崇男が言っていたことが本当なら、
それは私にとって、この世界に残された最後のきょうだいだ』
『話し合いなど無駄かもしれない。しかし私は、
何もしないままそのきょうだいが利用されるのを、黙って見ていたくはない』
美希「出来るなら、説得して、961プロを辞めさせたいんだよね?」
『……ああ』
美希「それじゃあ、いこう!」
ミュウツー「……、」
『……良いのか? 自分達に危害が及ぶ可能性だってあるのに』
美希「そしたらハニーが、ミキ達のこと守ってくれるでしょ?
だからミキは、そんなこと、全然シンパイしてないよ!」
『守る……』
美希「そうなの。さっきはなんか、こわーいカンジで超能力を使おうとしてたみたいだけど……、
でもハニーのその不思議な力があれば、どんなことがあったって、ミキ達を守れる!」
美希「……ミキは、ハニーのその力を、そういう風に使って欲しいって思うな。
ほらほら、前に春香が転ぶのを助けたみたいにさ!」
ミュウツー「……」
ミュウツー(誰かを傷つけるのではなく……、守るために、この力を……)
美希「……それともハニーは、そのオーディションでミキ達が負けちゃうって思ってるの?
それでミキ達が泣いちゃうかもーってシンパイしてるの?」
『そ、そんなわけないだろう! ミキ達は他のどんなアイドルよりも優れている!
私が心配しているのはそうではなくて──……』
美希「じゃーあ、不安は全部消えちゃったね!」
『……』
ミュウツー(ミキ……)
ミュウツー(これが、アイドルの本当の力……他者を笑顔にするエネルギー)
ミュウツー(……不思議だ。力が湧き上がってくるようだ。
彼女達にも、もしかしたら、私と同じように超能力があるのかもしれないな……)
ミュウツー「……ミュー!」
ミュウツー(アイドルが私をここまで信じてくれているなら、
プロデューサーである私に出来ることはただひとつだけだ)
ミュウツー(彼女達を、最高の舞台に立たせてやることだけ……!)
『……行こう! ミキ!』
美希「はいなの!」
──────
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