元スレ一「百合接客選手権!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
252 :
みんなチョロすぎぃ!
253 = 208 :
1時間後―――
<受付>
一「ありがとうございました」
女生徒A「は、はい」ガチャ..バタン..
一「…………」
一(5番テーブルのお客様はお帰りになった、と……)
一(……その他のテーブルは……)
1番テーブル……津山 睦月・福路 美穂子
2番テーブル……文堂 星夏・花田 煌
3番テーブル……二条 泉・石戸 霞
4番テーブル……片岡 優希・園城寺 怜
5番テーブル……空き
256 = 208 :
一(ふむ……1番テーブルは、津山さんが福路さんに、部長としての心構えなどの相談をしている…)
一(的確なアドバイス……そして部員たちを思いやり、愛を注ぐ福路さんの姿勢に触れ、尊敬の念を抱く)
一(その尊敬がこれからどう形を変えるか……それは神のみぞ知る……)ククク..
一(2番テーブル……県予選の悔しさをバネにして練習に打ち込んでいる文堂さん…)
一(……来年は必ず全国出場を果たすと宣言する意気込みは称賛に値する……)
一(しかし……傷が残っていないわけじゃない……『自分がもう少し頑張れていたら』……何度その思考に襲われ、眠れぬ夜を過ごしただろう…)
一(その影は心の奥に潜み…………彼女が再び追い込まれた時に顔を出し、迷いと弱気を誘い足を引く……)
一(あぁ……ならばどうすればいい……我々は自らの心を自在に操る事など出来ぬ。可能ならば人はいついかなる時でも笑顔を絶やさず、喜びを歌えるのだ)
一(であれば……傷を癒すのに最も容易なのは他者による接触と感応。そして心の影を浮き彫りにし、消し去るほどの眩い光……)
一(その輝きをもたらすは花田 煌!彼女の照らす光は全てを包む光!その中で闇は存在する事すら許されない)
一(文堂 星夏!あなたの心の奥底でうごめいている闇…………退治すべきは今!)
一(何故なら……どれほどの恐怖を前にしても笑顔でいられる花田 煌の光に包まれたあなたには……怖れるものなど何もないのだから……)
一「くく………くくくくっ……くくくくく……」
258 = 208 :
純・智紀「…………」
純「……なぁ…国広君に伝えといてくんねえか?」
智紀「え?」
純「石戸さんに耳かきされて眠ってた二条さんは、ちゃんと廊下のメイドに任せてきた、って」
智紀「自分で伝えれば…」
純「………悪い。なんか今の国広君……怖え」テクテク..
智紀「あ………」
智紀(……私だって怖い……一があんな顔つきになるなんて……)チラッ
一「くくくく……っ」
智紀「…………」ゾゾッ..
259 = 208 :
ガチャッ..
一・智紀「!!」
やえ「な、なんだこれは……」
初瀬「すご………」
一「いらっしゃいませ。喫茶Lily・VIPルームへようこそ」
やえ「あ……その……メイドさんに案内されたんだが……」
一「はい。了承いただけますでしょうか?」
やえ「へ?あ、ああ……VIPルームの存在と中で起きた事については一切他言無用…というやつか」
一「はい」
やえ「……了承する」
一「………」チラ
初瀬「あっ、わ……私も!」
一「ありがとうございます。ではご案内します」スッ..
261 = 208 :
<3番テーブル>
初瀬「…………」
初瀬「なんか……不思議………私がこんなソファーに座ってるなんて……」
初瀬(お金持ちの人の家にあるようなソファーだもんね)キョロキョロ
?「失礼しまーす」
初瀬「っ!は、はい………って………憧!?」
憧「どーもー♪」
初瀬「部室にいないと思ったら……」
憧「ああ……ちょっとわけあってねー」
初瀬「わけ?」
憧「ま、それよりも注文してよ」スワリ
初瀬「えっ?あ、憧……?」
初瀬(近い……憧のヒザと私のヒザがピッタリくっついて……///)チラリ
憧「どうしたの?」ニコリ
262 :
久や咲から推測すると
キスおk、おさわりおk、耳や鎖骨を舐めるおk、手による胸部への愛撫おkだから……
脱がしアウト、口での胸部愛撫アウト、下半身へはオールアウトなのかな?
一からストップ入るとか咲さんどこまでやろうと……
263 = 216 :
初瀬たそ大興奮
264 = 208 :
初瀬「あ、いや………ちゅ、注文だよね……えええと……」パラ
憧「メニューが多くて迷うでしょー?」(初瀬の肩にもたれかかる)
初瀬「っ!?」ドキン
初瀬(な、何これ………もしかして……憧は私の事……)チラリ
憧「……なぁに?」フフッ
初瀬「!!」
憧「どうしたの?………さっきからあたしをチラチラ見て………」
初瀬「ぅえ!?そ、それは………別に……何も……」
憧「………もしかして」
初瀬「っ」ドキ
憧「………初瀬はさぁ………ケーキより……あたしに興味があるのかなぁ?」(指で自分の襟元を少し引っ張る)
初瀬(!!?……憧!?そんな事したら……む、胸が………見えちゃう)ドキドキドキ..
265 = 245 :
>>262
つまり久はその気にさせつつ寸止めしてるのか…
267 = 208 :
<5番テーブル>
やえ「…………それにしても」
やえ(……なんだこの怪しい雰囲気は………文化系の部活の出し物とかけ離れているじゃないか……)
やえ(これではまるで…)
白望「邪魔するぜ」スッ
やえ「え?あ、ああ……」
白望「わりぃな。待たせちまってよ」
やえ「気にしないでいい。王者たる私は常に余裕をもっている」
やえ(そうだ……私は王者……何があろうとも私がブレなければなんの問題もない)フフッ
白望「王者……ね」
やえ「ん?何か不満か?」
白望「いや?奈良の個人戦1位だろ?不満なんてねぇさ」
やえ「そうか」
268 :
すばらさん完璧カウンセラーだな
270 = 208 :
白望「ただよ……あんた……ストレスが溜まってるんじゃねぇか?」
やえ「何をいきなり……」
白望「ツラを見りゃわかる。常に王者として振る舞うよう心がけてんだろ?そりゃ立派だけどよ、そんな事を続けてたら疲れちまうぜ」
やえ「…………」
やえ(確かに……阿知賀に破れて全国出場を逃してからは、晩成の代表としてプライドを守るために個人戦を必死に戦ってきた。それを見抜いているのか?)
白望「……お前は私が救ってやる」
やえ「なに?」
白望「私に全てをさらけ出せ。本当の自分を開放しろ」
やえ「意味がわからんよ。私は私だ」
白望「私ならお前を受け止められる」
やえ「だから意味がわからんと言っている」
白望「…………」
やえ「…………」
白望「お前は…………自分を慰めた事があるか?」
やえ「っ!?」
271 = 216 :
パンキッシュなシロだなー
272 = 208 :
白望「…………」
やえ「なっ………なっ………何を言うんだ!それがどう関係する!」カァァ
白望「やっぱりあるんだな……ま、歳を考えれば当然か」
やえ「……そ、そんな事をお前に…」
白望「どんな気持ちなんだ?」
やえ「え?」
白望「王者たるお前が……夜な夜な自分を慰める時の気分は…」
やえ「ば、ばかもの!何故そのような質問に答えなくてはならないっ!」
白望「何を考えてするんだ?お前は何を求めている?」
やえ「………っ」ゾクリ
やえ(なんなんだこいつの目は………心の奥を覗かれているようだ……)
273 = 268 :
自(分を)慰(め?)
275 = 208 :
白望「答えづらいなら、私はどうしているかを先に教えてやるよ…………私は、お前みたいな強気な女が乱れに乱れて欲望に溺れるさまを想像するんだ」
やえ「んなっ……」カァァ
白望「生まれたままの姿で……口から鼻からあそこから……みっともないぐらいに体液を垂れ流す…」
やえ「ぅう……///」
白望「自らを慕ってくる後輩に叱咤激励している口で…………私のココをむさぼってやがる…」
やえ「ぅぅうぅ……///」
白望「その挙句、自分のものを……音が聞こえるほど激しくいじって……」
白望「私が見下した視線をくれてやると、それも快感を高める道具にしてんだよ……『これは本当の私じゃない』……なんて言いながらもなァ!」
やえ「っ!」ビク
白望「だがよ……その姿を見てると……私はこう思うんだ……」
白望「はしたなく乱れた時……誰よりも無様に見えるようにするために………普段の自分を高みに置いてるんじゃねぇか……ってよ」
やえ「ぅぅううぅ……///」
276 = 208 :
白望「…………」ポン(やえの肩に手を置く)
やえ「!」ビク
白望「あくまで私の想像だぜ?何をそんなに赤くなってんだよ?」
やえ「そ、それは……あんたがイヤラシイ事を言うからじゃないか……ま、まったく……///」
白望「ふっ……」
やえ「な、何がおかしい」
白望「お前の目が私を求めている事に気付いてないのがおかしくてな」
やえ「!?ば、バカな……私は…」
白望「……たまには本能に身を任せるのもいいもんだぜ?」サスッ(やえのお尻を撫でる)
やえ「ふぁ……!?」
白望「お前の頭の中にある、ありとあらゆる無様な行為をしている自分を想像しろ」(耳元で囁く)
やえ「ぇ……」
277 = 262 :
>>265
久が反則スレスレで、基準どこだw
まあ、そもそもヘルスじゃねぇしw
脱がすor脱がされる(からの発展)はアウトだよな
279 :
やっと追いついた
支援
280 = 208 :
白望「お前の痴態を見下す後輩、友人を想像しろ」
やえ「あ………」ゾクゾクゾクッ..
白望「お前の過去の実績も栄光も……全てが消え去るまで快感を貪れ」
やえ(……こんな言葉に心を動かされるわけが………ない……はずなのに……)ハァ..ハァ..ハァ..ハァ..
白望「お前が軽蔑する最低な人間どもが、お前を見て笑っている」
やえ(何故だ………私は……)ハァッハァッハァッハァッ..
白望「顔を上げて鏡を覗き込め。そこに映るのはこの世で最も無様な女だ」
やえ(ぁ……――――)フラッ..
白望「!」ガシッ!(抱き止める)
やえ「……………」
白望「あ…………」
白望(気を失ってる…………やりすぎた……?)
白望「保健室に連れて行かないと…」
一「……うちのメイドにお任せください」スッ
282 = 208 :
白望「!?」
メイドB「私がお連れします」
白望「え?あ、ああ……お願いします」
白望(ビックリした……いきなり出てくるから)
メイドB「はい。それでは……」ガシッ...スタスタスタ..
白望・一「…………」
白望「……大丈夫かな」
一「ええ、興奮するあまり過呼吸になって失神した形だから……数分もすれば意識が戻るだろう」
白望「よかった……」ホッ
一「ああ」
白望「……………?」
一「……それではボクは戻る。小瀬川さんは次の指名が入るまで待機していてください。お疲れ様でした」
白望「あ、うん……」
白望(なんかオーナーに違和感が……まぁ…いいか)
285 = 208 :
<一般ルーム>
穏乃「お!灼さんおかえりなさい!どこ行ってたんですか?」
灼「……クラスメイトの出し物をちょっと見に行ってきた……玄と宥さんは大丈夫?」
穏乃「はい!玄さんがずっと『おもち……縄跳び……』って呟きながら配膳してるのが少し不安ですけど……なんとかなってます」
灼「それならよかった」
穏乃「灼さんはどうします?」
灼「え?」
穏乃「今から行ってみようと思うんですけど、灼さんも一緒にどうですか?」
灼「………そうだね。もう少ししたら玄たちと交代しないといけないし、今のうちに行こうか」
穏乃「やった!じゃあ行きましょう!」
灼「うん……」
灼(……他の人たちの様子からして少し怖さも感じるけど)チラリ
286 = 239 :
阿智賀麻雀部お取り潰し待ったなしやで
287 = 208 :
優希「……のどちゃん……」ポーッ...
和「はい?なんですか?」
優希「どうして………儚げな女の子はあんなに魅力的なんだじょ……」
和「……………は?」
優希「腕も指も細くて……触ったら壊れちゃいそうだったじぇ……」
和「………ゆーき?」
優希(なのに……私を抱きしめる力は強くて………何度も何度も好きって言ってくれた……)キュン..
優希「こんなの初めてだじょ………頭の中が全部園城寺さんで埋まってるじぇ…………タコスよりも……園城寺さんが欲しいじょ……」ハァァ...
和「……驚きました……ゆーきがそんな事を言うなんて………咲さんもそう思いませんか?」チラ
咲「……………」
289 = 208 :
和「………咲さん?」
咲「……えっ?何か言った?」
和「いえ……あの、さっきからボーっとしてますけど、何かあったのですか?」
咲「な、何もないよっ!絶対!」
和「……そう、ですか」
咲「もちろんだよ!」
和「………わかりました」
咲「う、うん………」
咲(………淡ちゃん……)ハァァ...
灼「……………」
穏乃「灼さん?」
灼「あ、ごめん。行こうか」
穏乃「はいっ!」
290 = 208 :
<VIPルーム 受付>
ガチャ..
穏乃「し、失礼しまーす………うわっ!!何これ!こんなの阿知賀じゃないよ!」
灼「…………すご……」
一「いらっしゃいませ。喫茶Lily・VIPルームへようこそ」
穏乃「え?あ、ああ……はいっ!こちらこそっ!」
灼「穏乃……慌て過ぎ」
一「申しわけありませんが、ただいま空きテーブルが1つしかありませんので、お1人様しかご案内出来ません」
一(さて、どちらを先にご招待するか……この2人だと、おそらく鷺森さんを落とす方が難しい。待ち時間が延びる分だけ難易度が増すだろう………よし)
292 = 208 :
一「キャストの都合上、鷺森様を先にご案内させていただく形になりますがよろしいでしょうか?」
穏乃「は、はい!全然かまいません!ですよね?」
灼「うん……穏乃がいいなら」
一「ありがとうございます」
智紀「では鷺森様、ご案内します」
灼「はい……じゃあ悪いけど先に行くね」
穏乃「はい!頑張ってください!」
灼「何を頑張るの……」クス
一「高鴨様はカウンター席にてお待ちください」
穏乃「は、はい!」テクテク...
294 = 208 :
<カウンター席>
智美「ワハハ。しずのんも来たんだなー」
由子「阿知賀の大将なのよー」
穏乃「あ、蒲原さん……と……ええっと……」
由子「真瀬 由子なのよー」
穏乃「真瀬さん……こんにちは」
由子「こんにちはー」
穏乃「お2人もここで待ってるんですか?」
智紀「そうだぞー」ワハハ
由子「担当するキャストが接客中なのよー」
穏乃「誰が担当なんでしょうね?」
智美「さあなー」ワハハ
由子「見当もつかないのよー」
296 :
明日朝早いのに!
297 = 208 :
<キャスト待機席>
久「あら?高鴨さんはカウンター席なのね」
怜「せやな」
淡「あ!じゃあ私に指名が来るかもー♪」ニヒー
ゆみ「可能性はあるな」
久「…………」
白望「?」
久(高鴨さん……か…………よし)スクッ
白望「どうかした?」
久「……うん、ちょっとオーナーにお願いしに行こうかと思って」
ゆみ「お願い?」
久「ええ……カウンター席で落としてもしていいかってね」スタスタ..
怜・淡・ゆみ・白望「!!!」
淡「そ、それなら私だってっ!」
ゆみ「いや……やめた方がいい」
299 = 208 :
淡「なんで!?」
白望「少なくともオーナーの許可がないとダメ」
怜「周りの目を意識しとるお客さんを相手にするんは難易度高いしな」
淡「う……」
ゆみ「それに……本来指名をもらえるべきお客様が来店された時、カウンター席でモタモタしていたら他のキャストを指名されるかもしれない」
淡「あ……」
怜「成功すれば大きい……せやけどリスクも高い」
淡「ううー……悔しいけど……やめとく……」
ゆみ「…………」
ゆみ(私とて、隙あらばとは思っているんだがなかなか難しい………やはり久は大したやつだ)
怜「あ……竹井さんや……」
白望「カウンターに向かってる」
ゆみ「オーナーからの許可が下りたか」
淡「むむぅ……」
300 = 208 :
<カウンター席>
久「…………」
久(高鴨さん……性に疎そうな彼女なら短時間でなんとか出来るかもしれない)
智美「おろ?」
由子「竹井さんなのよー」
久「ども」ニコリ
久(ただ……この2人の目を上手くかいくぐらないといけないのが問題ね)フム
穏乃「あ、こんにちは」
久「こんにちは~♪隣、いいかしら」
穏乃「え?はい、どうぞ」
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