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    元スレ一「百合接客選手権!」

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    51 = 1 :

    シィーーーン..

    「…………」

    「これから来店されるのは、百合の世界に癒しを求めし花たち」

    「現実世界に様々な悩みを抱えつつも、生を謳歌しようとしている儚くも強き花…」

    「そんな花たちに我々に出来る事は何か?………枯れないようにと願い、ただ見守るだけしかないのだろうか?………否!」

    全員「…………」ゴクリ

    「我々は持っている!言葉という名の水を!愛という名の光を!」

    「ならば……言葉で……愛で!花たちをより一層美しく輝かせるために全てを賭けようではないか!」

    「そして、その花を愛でる時……我々もまた、花として輝きを放ち……より美しくなれるのだ!」

    全員「…………」オオォ..

    「…………準備はいいですか?」

    全員「…………」コクリ

    「………」フフッ..

    「それでは………喫茶Lily・VIPルーム……開店です!」ガチャッ..

    52 = 1 :

    <受付>

    「いらっしゃいませ。喫茶Lily・VIPルームへようこそ」

    セーラ「おっしゃ!一番乗りや!………って………おおおおお!?なんやこれ!あっちの部屋と全然ちゃうで!?」

    「席へご案内いたします」

    セーラ「へ?あ、ああ」

    智紀「こちらへどうぞ」スッ

    セーラ「な、なんかすんません……」テクテク

    セーラ(あかん……豪華すぎて萎縮するわ……庶民の悲しいサガやな……)

    「…………」

    (江口 セーラ……普段から制服は学ランでスカートは履かず……明るく元気……ふむ……)ピッピッ..

    「……1番テーブルお願いします」

    53 = 1 :

    <1番テーブル>

    智紀「こちらの席へどうぞ」

    セーラ「は、はい……」スワリ

    セーラ(うわ……このソファーめっちゃフカフカや……絶対高いやつやろ……)

    「隣、いいですか?」

    セーラ「え?」

    ゆみ「こんにちは」ニコッ

    セーラ「あ、え……こ、こんにちは……ど、どうぞ」

    ゆみ「ありがとう」スワリ

    セーラ「………」

    ゆみ「何を注文するんだい?」

    セーラ「へ?えーと………ショートケーキ2つとミルクティーで。あ、あんたは?」

    ゆみ「私も頼んでいいのかい?」

    セーラ「え、ええよ。タダっちゅう話やから」

    54 :

    ホストやないか

    55 = 1 :

    ゆみ「ありがとう。では私もミルクティーを」

    智紀「かしこまりました。少々お待ちください」テクテク

    セーラ「…………」

    ゆみ「…………」

    セーラ(うぅ……何話したらええねん……)

    ゆみ「……ずいぶん元気がないが、どうしたんだ?」

    セーラ「え?そらぁ……こない豪華て思ってなかったから……」

    ゆみ「落ち着かない?」

    セーラ「そうや」

    ゆみ「ふふっ……なるほどな」

    セーラ「わ、笑うなて」

    ゆみ「すまない。馬鹿にしたわけじゃないんだ。ただ……縮こまって座っているキミがあまりにも可愛いものだから…」

    セーラ「えっ!?」

    ゆみ「つい笑みが漏れてしまった。許して欲しい」

    56 :

    おそらく男装してないはずだが、完全にホストだなかじゅ

    57 = 1 :

    セーラ「か……可愛いて……んなわけないやん!」

    ゆみ「どうして?」

    セーラ「お、俺……がさつやし……スカートとかよう履かんもん……全然可愛ないわ」

    ゆみ「がさつ?いいじゃないか。考えすぎて迷ってしまう私からすれば羨ましいよ」

    セーラ「……そうなんかな……」

    ゆみ「そうさ。私なんて考えすぎるあまり、今日までキミに可愛いと伝えられなかったんだから」

    セーラ「っ!」ドキ

    ゆみ「あとスカートだが……それについてはお礼を言いたい」

    セーラ「お礼?」

    ゆみ「私に、とっておきの愛らしいスカート姿を見せるために履かずにいてくれたんだろう?」

    セーラ「っ!?ちち、違うわ!」カァア

    ゆみ「違うのか、残念だ」

    58 = 1 :

    セーラ「な、なんやねんもう……」

    ゆみ「……ただ、これだけは言わせてほしい…………セーラ。キミは可愛いよ」(セーラを見つめる)

    セーラ「なっ……///」カァァァ..

    ゆみ「だから……自分で可愛くないなんて言わないでくれ……でないと」スッ(セーラのあごを指先で撫でる)

    ゆみ「キミの姿に心奪われた私が哀れじゃないか」(耳元で囁く)

    セーラ「!!!?!!??!!」

    ゆみ「ふふ……」

    セーラ「っ/////」

    セーラ(あかん………なんやこれ……めっちゃドキドキして……)ドクンドクン..

    59 = 1 :

    <受付>

    「…………」(超小型モニターを見ている)

    「うわっ、こんなところに全席分のモニターがあるのかよ」

    「うん。違反行為はチェックしないといけないし」

    「なるほどね………で、どんな感じだ?」

    「早いね。江口さんはほぼ落ちてる。確かに加治木さんにああ言われるとドキッとするだろうね」

    「しっかし……5つのモニターを同時に見てて混乱しねぇの?」

    「うん、大丈夫。音声の切り替えが出来るから全部同時に聞くわけじゃないし、読唇術を使えば音声なしでもある程度はわかるから」

    「……そこまでするとは……」

    「ふふ……でも会話内容を把握していれば、いざという時に対策を立てられるからね」

    「確かにな………あ、そういえば透華は?あいつが見たいから企画出したんだろ?」

    「ああ、透華は別室で見てるよ」

    「……今頃歓喜してんだろなー……」

    「そうだね」クスス

    60 = 1 :

    <別室>

    透華「た・ま・り・ま・せ・ん・わっ!!!」ムハー!

    透華「ボーイッシュな江口さんの奥にある女の子らしさ!」

    透華「普段とのギャップにより愛らしさは10倍……いえ、100倍!!あああ……最高ですわぁ…」

    透華「加治木さんの甘い甘い言葉に……あ、あああ溢れるのは喜びの感情だけ?」

    透華「いいえ、違いますっ!も、もっと………お、奥の……///」

    透華「ああっ!わたくしは何をっ!はしたないですわ……///」ハァア..

    61 = 1 :

    <VIPルーム 1番テーブル>

    ゆみ「ほら、あーん」

    セーラ「あ……あーーん……もぐ……もぐ///」

    ゆみ「どう?」

    セーラ「うま………お、美味しい……//」

    ゆみ「良かった」ニコッ

    セーラ「っ!……ゆ、ゆみも食べてみる?」

    ゆみ「いいのかい?では、有難くいただくよ……じゃあお願い」スッ

    セーラ「え?」

    ゆみ「……あーん、してくれないのか?」

    セーラ「っ……あ、ああ……じゃ、じゃあ………あ……ああーーん……///」

    ゆみ「あーん……もぐ……ん……美味しい」

    セーラ「……//」ドキドキ

    62 :

    タマリマセンワー

    63 = 1 :

    ゆみ「あ、そういえば……これ、関節キスだね」

    セーラ「え?あ……//」

    ゆみ「ふふ……そう考えると、さらに美味しく思えるのは何故だろうな?」

    セーラ「し、知らない……//」

    ゆみ「…嘘だね」

    セーラ「っ//」

    ゆみ「私に言わせたいから知らんぷりをする……セーラは本当に可愛いな」フゥッ(耳に息を吹きかける)

    セーラ「!」ゾクゾクッ

    ゆみ「……関節キスだとさらに美味しく感じるのは…」

    セーラ「………//」

    ゆみ「………私がセーラを愛しているからさ」

    セーラ「~~~~~っ///////」ボシュッ!

    ゆみ「いつか………本物のキスを………したいな」

    セーラ「あぅあぅああぅあ………」

    64 = 1 :

    <受付>

    「これは俺でもわかるぜ。完全に落ちたろ?」

    「うん。加治木さんを見る目が前と全然違うもん」

    智紀「これ、3番テーブルへ」タタ

    「お、了解。じゃあ行ってくるわ」テクテク

    「うん、お願い」

    智紀「……どんな感じ?」

    「かなりスムーズだよ………そうだね………お!新子さんもいい感じだね」

    65 = 7 :

    堕ちたか…

    66 = 1 :

    <2番テーブル>

    浩子「なんやこれ。めっちゃ美味いわ」モグ

    「でしょ?あたしも食べた時ビックリしたんだー♪」ススッ(浩子の傍へ近寄る)

    浩子「あ、ああ……」

    浩子(なんやこの子……距離が近すぎひんか?ベッタリ横につかれると……落ち着かんわ)

    「さすが龍門渕さんお抱えのパティシエだよね?」

    浩子「せやなぁ……」

    「あ、ねえねえ!あたしこのケーキ食べたいなー!」スッ(浩子の膝の上に手を置く)

    浩子「っ!?」

    「どうかした?」キョトン

    浩子「い、いや……別になんも」

    「ねぇー……ダメー?」

    浩子「うっ……」

    浩子(なんやねん……こんな近くで上目遣いて……っちゅうかこの子、さっきからめっちゃええ匂いすんねんけど……)

    67 = 18 :

    モモの胃がボロボロになってそう

    68 :

    さるくらいそうだからもっとレスしろ貴様等

    69 = 1 :

    「浩子さぁん…」

    浩子「べ、別にええんちゃう?私らはお金払わんでもええみたいやし」

    「もー!そうじゃないって~」

    浩子「へ?」

    「浩子さんがあたしのためにケーキを注文してくれるっていうのが大事なの!」

    浩子「そ、そうなんか……」

    浩子(なんか可愛く見えてきてもうた……いやいやいや、これは常套手段や。惑わされんな)

    浩子「……ほな、頼んでええで」

    「本当!?ありがとう!」ギュ(腕に抱きつく)

    浩子「い、いや……タダやから……」プイッ

    「あー!浩子さん照れてる?」ニヤー

    浩子「て、照れてへんよ」

    70 = 26 :

    アコチャー!

    71 :

    本当にただチヤホヤしたいだけじゃないですか
    支援

    72 = 1 :

    「じゃあじゃあ、あたしの目見て?」

    浩子「え、ええで」チラッ

    「うふふっ」ジィーーー...

    浩子「う」

    浩子(なんやその笑顔……うっすら赤らんで潤んだ目して………)ドキドキドキ

    「浩子さーん♪」ジィーー..

    浩子「っ//」プイッ

    「ほらっ!照れてるー♪」

    浩子「照れて……へんよ……」ドキドキドキ..

    「えー!?絶対照れてるのにぃ」

    浩子「て、照れるわけないやん」

    73 :

    とりあえず、乙
    前々から言おうと思ってたから言わせてもらう

    もっと原作を読むべき、ないなら他作品を読む

    何て言うか、登場人物がたまに「誰?」ってなる
    それに加え、全体的な内容が中学生レベル
    口調とか展開とか、もっと人の作品読んで、良いところは盗む(丸パクリは駄目だけど)

    さらに補足すると、展開早すぎる
    考えたり、想像してみると、そんな簡単に泣かないし、さっさと行動に移さない
    例えるなら、前戯なしのセ○クス
    まぁ、この例え方は微妙すぎる……
    もぅ少し遠回りでもいいかな、って思った


    あと、口調と擬音が変を通り越して、何か幼稚
    使いすぎってわけでもないけど、これが雰囲気壊してるのは事実
    チューとか「ふぇ」、強いて言うなら「//」も控えた方がいい

    批判として受け取らず、自分のSSのステップアップとして受け取ってほしい
    まだ成長できるから、頑張って書き続けてね!
    次の作品に期待する

    74 = 7 :

    しえん

    75 = 1 :

    「むー……」

    浩子(うぅ……あかん、ボーっとしてきた……なんやこれ……どないしよ)ドキドキドキドキ

    「えいっ」チュッ

    浩子「!!?」

    「ふふっ///」

    浩子「い……いま………ほ、ほっぺに……」

    「………うん。キス……しちゃった♪」エヘー

    浩子「!!!」

    「……浩子さんが照れてないって言うから…………照れさせたかったの。ごめんね?」ニコッ

    浩子「―――――」

    浩子(もう………ええわ………こんな可愛いんやから………ときめいても全然おかしないわ……うん……)

    76 = 1 :

    <受付>

    「ね?」

    智紀「本当だ……」

    「いやぁ……新子さんはボクの見込み以上だよ」フフッ

    智紀「………あの……」

    「どうかした?」

    智紀「実はさっきから気になってたんだけど…………3番テーブル……どうなってるの?」

    「ああ……最初から説明した方がいいかな?これは……―――」

    77 = 54 :

    キャストが男役ならホスト、女役ならもう完全にキャバ嬢だな

    78 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    <3番テーブル>

    (誰かな誰かな)ソワソワ

    「お待たせしました」

    「は、はいっ!」

    「隣、失礼しますね」ニコッ

    「…………」

    「どうかしました?」ボィィイイィン..プルルン! ユサユサボムン!

    「お…おおおお……」

    「はい?」

    「好きっ!!!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    79 = 7 :

    クロチャー!!

    81 = 18 :

    クロチャーは考えるのをやめた

    82 = 1 :

    「というわけで、開始数秒で石戸さんの虜さ。それからずっと……」

    <3番テーブル>

    「霞さーん!ギュ~!」ボフン!(霞の胸に顔をうずめる)

    「あらあら……甘えんぼさんね」

    「えへへへへへ………」スリスリスリ..

    「うふふ」

    「ねえねえ、あとで縄跳びしてもらっていーい?」スリスリ

    「さぁ~?どうしようかしら?」

    「お願いお願い!」スリリリン!

    「……………いいわよ♪」

    「やったぁ!!」

    83 = 1 :

    <受付>

    「あの調子なんだ」

    智紀「……幸せそう」

    「うん。そうだね」クス

    ガチャ

    「!」スッ

    「…………」

    一・智紀「いらっしゃいませ。喫茶Lily・VIPルームへようこそ」

    「ああ」

    智紀「私がご案内します。こちらへどうぞ」テクテク

    「わかった」テクテク

    「…………」

    (弘世 菫……表情を見る限り、積極的に楽しもうとしている感じではない。ただ、せっかく来たんだから参加しないのは損だと思った……みたいな事かな)

    (となると賑やかなキャストは拒否反応を起こすだろう。それなら……)

    84 = 1 :

    <4番テーブル>

    「君は……」

    美穂子「福路 美穂子と申します。よろしくお願いします」ペコリ

    「よろしく。個人戦で活躍していたな」

    美穂子「あっ……覚えていてくださったのですか?」

    「ああ」

    美穂子「嬉しい……」

    「そんな大げさな…………っ!?」

    美穂子「ぅ………」ポロポロ

    「な、何故泣いているんだ?」

    美穂子「その……私、同学年の人から好かれるタイプではありませんから、興味なんて持ってもらえてないと思っていたので……」グス

    「そんな……はずないだろう」

    85 = 26 :

    ふむなる

    86 = 1 :

    美穂子「………本当……ですか?」ウルウル..

    「あ……」キューン..

    美穂子「…………」ウルウル

    「…当たり前だ。個人戦での洞察力もそうだが、君の事は会場で見かけた時から印象に残っていた」

    美穂子「え?」

    「背筋がピンと伸びて流れる様な立ち振る舞い。後輩たちへ向けた優しい笑顔……」

    美穂子「やめて……」

    「?……何故だ?」

    美穂子「そんな事を言われたら………私……」

    「…………」

    美穂子「弘世さんを………好きになってしまうわ……///」

    「っ!?」キュン!

    美穂子「あぁ……私ったら……恥ずかしい……///」(両手で口元を抑えながらうつむく)

    「あ……あ……」ドクン...ドクン

    (なんと可憐な……ううっ……これは……胸が…苦しい………まさかこれが………恋というものなのか……?)ドクンドクン..

    87 = 1 :

    美穂子「………」チラッ

    「!」ドクンッ!

    美穂子「っ!」フイッ

    「あ……」

    美穂子「ご、ごめんなさい……すがるような目をしてしまって……///」

    「ぅ……」ゴクリ

    美穂子「もし私が弘世さんを好きになったとしても………あなたのような素敵な人が私なんかを選んでくれるはずもないのに………」グス..

    「!!」

    美穂子「……私、帰ります。他の人の方があなたには…」

    「ま、待てっ!!」ガシッ!(腕を掴む)

    美穂子「ぁっ……」

    「勝手に人の気持ちを決めないでくれないか?」

    美穂子「えっ」

    88 = 7 :

    シャプシューられたか菫さん

    89 :

    全キャスト分見たいしえん

    90 = 1 :

    「誰が選ばないといった……いや、私は選ぶなどという立場ではなく、君とは対等でいたい」

    美穂子「弘世さん……?」

    「その上で言わせてくれ…………私は…………君が欲しい!」

    美穂子「ひ、弘世さん……」

    「君が自分に自信が持てないのなら、私の自信をいくらでもわけてやりたい!君を……守りたいんだ!」

    美穂子「ぅ……」グス..

    「いきなりこんな事を言われても戸惑うかもしれない……だが、この気持ちに偽りはない」

    「もう……君しか見えないんだ……」

    美穂子「……私は………」

    「す、すぐに答えはくれなくてもいい。ただ……私の気持ちだけを知っていてくれれば……今はそれで……///」

    美穂子「……はい」

    「///」カァァァ..

    美穂子「…………」

    美穂子(オーナーのアドバイス通りやってみたけれど………少しやりすぎてしまったかもしれないわ……)

    91 = 80 :

    それかじゅのやん

    92 = 1 :

    <受付>

    「……予想以上に上手くいったみたいだ」

    (清楚で性格もよく、家事全般をこなす上に麻雀も強い。さらに美人の福路さんは、後輩からは慕われるものの同い年の子たちにとってはやっかみの対象だった…)

    (でもそれは裏を返せば福路さんに対し負けを認めているようなもので、福路さんと同等以上の優れた人から見ればむしろ好ましくに映る)

    (同い年でありながらなんと尊敬できる人物なんだ……という風に…)

    (そう思って福路さんを当てたんだけど、予想以上の効果が出たみたいだね)

    (………弘世さんみたいな真面目な人がこういうお店にハマると……抜け出せなくなったりするんだよね……)

    「……いや、やめよう」

    (ボクはLilyのオーナー……お客様に夢を見せる仕事……それに徹する事こそがプロ……)

    (よし、各テーブルのチェックに戻ろう)

    93 = 1 :

    <5番テーブル>

    初美「おいひいでふよー」モシャモシャ

    「よかった。どんどん食べてね?」

    初美「はいー」パクパク

    「ふふっ」ニコニコ

    初美「みゅしゃむしゃ………ごくん………はぁあ…………それにしても」

    「?」

    初美「内装の豪華さと、おねーさんが1人付くって事にビックリしましたけど、あとは全然普通ですねー」ニヘヘ

    「そう?」

    初美「はい♪あ、もちろんケーキの美味しさは普通以上ですよー!」ヘヘー

    「んー……でもちょっと普通ではないかもしれないわよ?」

    初美「へ?どこがですかー?」

    94 = 1 :

    「例えば……」スッ

    初美「ぇ」

    ペロッ..

    「こういうのとかもするし」クスス

    初美「っ!!な、なななな……なにするですかー!?」カァァ..

    「え?ほっぺにクリームが付いてたから、舐めちゃった♪」テヘ

    初美「くく、口で言えばいいですよー!」

    「結果的にクリームがとれたんだから別にいいじゃない」フフ

    初美「そ、それは違いますよー!言ってもらえたら気付けたのに……そうしたら自分で…」

    「本当にそうかしら?」

    初美「え?」

    「………言葉だけじゃ伝わらない事って多いのよ?」スッ(初美の肩を抱き寄せる)

    初美「な……っ……何を?」ビクン

    95 = 89 :

    久初
    アリですね

    96 = 1 :

    「ほらやっぱり……あなたに会ってすぐ、食べちゃいたいくらい可愛いわねって言ったのに……私があなたに欲情してるって事に全く気付いてないでしょ?」

    初美「よ、よよ、よくじょ…っ!?」

    「ええ、だって……こんなに肩を露にして……胸だって……見えちゃいそう……誘ってるみたい」ツツー..(肩から胸の方へ撫でていく)

    初美「や、やめ……」

    「だーめ♪」スッ(人差し指で初美の唇を押さえる)

    初美「っ」

    「今……その口からは愛の言葉か、感じてる声以外聞きたくないわ」ニコッ(胸を触る)

    初美「ぁ…」

    「……あは………すっごくドキドキしてるわね」ハム(耳を甘噛み)

    初美「!」ゾクン

    「ふふ……唇……プニプニね。可愛い」フニフニ(指で唇を撫でる)

    初美「ぁうぁう……も、もう……やめるですよー……」

    「………やめてほしいの?」

    初美「は、はい……」

    97 = 1 :

    「そう………」

    初美「…………」

    「…………」スッ(右足を初美の両足の間に入れる)

    初美「え?」

    「嫌よ♪」チュ

    初美「っ……また……ほっぺに……」

    「もう止まれないもの」チュ(鎖骨にキス)

    初美「ふぁ……」

    「………でもね?あなたが本当に嫌ならやめるわ」

    初美「えっ……だったら…」

    「ただ……私はあなたが気持ちよくなる事しかしないわ」

    初美「!」

    98 = 1 :

    「こんな風に……ね」サワッ(胸周りを撫でる)

    初美「っ!?」ビクン!

    「あなたに嫌な事をしたいわけじゃない。ただ私があなたに感じている気持ちを行動に表しただけ…」レロー(鎖骨から首筋を舐める)

    初美「ぁ///」ビビク

    「素直になって……ね?今まで味わった事のない世界へ連れて行ってあげる」クス

    初美「あ……」

    「今は……巫女である事も何もかも全て忘れて、私だけを感じて………私の愛だけを……」

    初美「う……ぁ……///」

    初美(初めてですよー………)

    「初美……力を抜いて……大丈夫だから……」チュ..チュ..

    初美「///」

    初美(心から………誰かに身を委ねてもいいと思えたのは……)ハァ..ハァ..

    99 = 1 :

    <キャスト待機席>

    「むぅ~~!全然呼ばれないっ!なんで?」

    洋榎「ほんまや!うちに恨みでもあるんかい」

    白望「……しょうがないよ。テーブルは全部埋まってるし」

    「だからカウンターの人たちとおしゃべりしようって言ったのに、オーナーがダメーって……」ブー

    「しゃあないやんか……なぁ?」

    「ええ……大星さん」

    「……なぁに?」ムスー

    「オーナーが言っていたじゃありませんか。大星さんにも素質があると」

    「あ……」

    「それに加え、大星さんの溢れんばかりの笑顔!必ずや魅了されるお客様がいるでしょう!」

    「スバラ………ありがと…」

    白望「あ……1番テーブルから……出てきた」

    怜・淡・洋榎・煌「!」


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