元スレP「貴音。俺と結婚してくれ」 貴音「っ……!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 151 :
>>199
雪歩の部屋にいるよ?
202 = 41 :
亜美「うっさいよ」
ボコ
雪歩「ぐふぅ……!?」
P「なんと……亜美がやり返したぞ」
伊織「やればできるじゃない」
春香「あはははー。この人数相手にやるつもりなんだ?」
美希「二度とアイドル活動できなくなるまでボコってあげるの」
203 = 41 :
その後、社長や小鳥さんまで巻き込んだ大乱闘になった。
みんな、もう誰を殴ってるのかも分かってない。
事務所では机やイスが飛び交い、ガラスというガラスが割れまくった。
prrrr
P「はい。766プロダクションです」
担当者「もうすぐライブの時間なんだけどねー。
竜宮さんがまだ現場に来てみたいなんですよー」
P「あっ、すみません。今日の予定はすべてキャンセルで」
担当者「はぁ!? 冗談は困りますよ、どんだけお客さんが待ってるとおも…」
P「知らねえっす。サーセン」
ガチャン
電話を切ると、割れた蛍光灯が天井から振ってきた。
Pは何もかも嫌になって事務所から逃げ出した。
206 = 64 :
ほ
207 = 151 :
>>203
766プロ…?
やったー
ここは765じゃなかったんだー
208 = 41 :
P「ん? なんだここは?」
ビルから出るところで後ろから頭を殴られたのまでは知っていた。
問題なのは意識を失ってからどこへ運ばれたかだった。
貴音「おはようございます。あなた様」
P「後ろ手に縛られちまった。監禁するつもりか?」
貴音「いいえ」
貴音「調教です」
P「」
美希「美希達もいるのー」
雪歩「男の人を部屋に閉じ込めるのってドキドキしますね///」
209 = 100 :
貴音にえろ調教されたい
支援!
210 = 41 :
P「ふ、ふざけんじゃねえ!!
伊織と結婚しないと親父に殺されるんだぞ!?」
美希「そんなの知らないの」
貴音「あなた様に悪い虫がつかないよう、
しばらくここで生活していただきます」
思わず絶句するP。
壁から天井まで真っ白な不思議な空間。
広さにして20畳以上はある。
春香「社長がポケットマネーで用意してれた部屋ですよ?
完全防音ですから叫んでも無駄ですからね?」
P「くっ、その前に一つだけ教えてくれ。亜美達はどうなったんだ?」
パシイイイン
貴音「あの女たちのことは忘れなさい」
P(ぶ、ぶたれた? お姫ちんにビンタされた?)
211 = 100 :
お姫ちん可愛い…可愛い
支援
213 = 41 :
貴音「次、あの女達の事を口にしたらお仕置きです」
P「で、でも気になるじゃないか」
美希「大丈夫。二度とハニーの目のつかないところへ監禁したから」
P「いったいどうなってるんだよ!!」
雪歩「えへへ。気になりますか?」
春香「ちょっとお仕置きしただけですよ?」
美希「今ごろ無視の息なの」
P「ひいっ!!」
貴音「逆らえば、あなた様も同じ目にあいますよ?」
P「ゆ、許してくれえ!!」
貴音「ふふふ。なら大人しくしてることですね」
214 = 100 :
やっぱり可愛い
④
215 = 41 :
調教生活が一週間も続くころには精神的にかなりキテいたP。
毎日別のアイドルが彼の部屋を訪れ、誘惑してくる。
雪歩「ご飯のお時間ですよぉ?」
P「……」
雪歩「プロデューサーが元気なさそうだったから、
今日はおかゆにしてみましたぁ」
おかゆをもったスプーンを彼の口まで運ぶのだが、
P「もう止めてくれよ」
雪歩「いらないんですか?」
P「だってさ。それ食べた後、おまえらが俺の服脱がしてくるじゃないか」
雪歩「夫婦の営みは大切だってお父さんから教わりました」
P「もう勘弁してくれよ!! どうして俺を苦しめるような真似するんだ!!」
217 = 41 :
雪歩「プロデューサーには選択肢なんてないのに……」ボソッ
P「なんだって?」
雪歩「なんでもないですぅ」
お盆を床に置き、立ち去さり際に一言。
雪歩「今日の態度、貴音さんに報告しますから」
P「う……!!」
ムチを手にする貴音を脳裏に浮かべ、ゾッとした。
P「はは……。今のは冗談だよ雪歩。こっちおいで?」
雪歩「わーい」タタタッ
適当にイチャイチャするしか生き残る術はなかった。
だが、Pとて全てを諦めたわけではない。
脱出できる可能性はゼロじゃないからだ。
219 = 41 :
次の日は春香の当番の日だった。
食事後、Pの上半身を裸にし、そっと寄り添う春香。
愛しそうに舌を出し、男の胸をペロペロと舐めていた。
春香「プロデューサーさん、脱出したくありませんか?」
P「えっ」
春香「実はですね。貴音さんも知らない秘密の
脱出経路を用意してあるんです」
P「そ、それはうれしいけど、他の皆があとで
なんて言ってくるか分からないぞ」
春香「こっそり全員毒殺しておくから大丈夫です」
後日、Pがそのことを貴音に報告してしまう。
春香はお尻を叩かれるなど厳しいお仕置きをされたという。
220 :
なんてひどいことを
221 = 64 :
お姫ちんにお尻ちん叩かれるのか…
いいなぁ
222 = 41 :
春香「私もプロデューサーさんと一緒に縛られちゃいました」
P「おまえって本当バカだよな」
春香「プロデューサーさんに言われたくないですよ」
服も髪もボロボロになった春香。
プロデューサーと隣同士に座らされ、後ろ手に縄で拘束されてる。
ちなみに彼らの後ろには巨大な柱がある。ちょうど部屋の中央なのだ。
貴音「あなた達はしばらくそこで反省してなさい」
美希「食事の時間になったらまた来るの」
春香「縛られてるのって退屈なんですね……。
プロデューサーさんの気持ちが少しわかりました」
P「今さらだけどさ、通報してごめんな?」
春香「もう気にしてませんよ。
結果的にプロデューサーさんと一緒にいられますし」
223 :
何でチクったんだよ
224 = 160 :
殺しちゃまずいからだろ
225 = 52 :
このスレまだあったのか、すごいな
226 = 41 :
春香「それにしてもお尻が痛いなぁ」
P「そんなに強く叩かれたのか?」
春香「四つん這いにされて、パンツ脱がされて直に叩かれました」
P「うわぁ……」
春香「しかも棒のようなもので何度も叩かれました……」
P「辛かったんだな?」
春香「それはもう……。こんな痛いのがいつまで続くんだろうと思うと……。
そのうち耐えられなくなっちゃって。泣いちゃったんです……」
P「春香。もし俺の手が自由だったら、おまえに胸を貸してあげたと思う」
春香「プロデューサーさぁん……」ウルウル
ブチ
P「おっ、縄が劣化してて自然にほどけちまった」ダキッ
春香「プロデューサーさん……プロデューサーさぁん……」ポロポロ
227 = 41 :
春香はプロデューサーの腕の中でわんわん泣いた。
自分がされる側に回って初めて分かるいじめの痛み。
いじめが本当に傷づけるのは、肉体ではなく心。
春香は自らの行いを悔いたのだった。
P「春香。俺と一緒に逃げよう」
春香「……はい。でも2人だけで大丈夫でしょうか?」ウルウル
P「こんなこともあろうと、雪歩を買収しておいた」
雪歩「えへへ。私、スコップ持ってますから戦闘力高いですよ?」
春香「雪歩も協力してくれるんだね!?」
雪歩「はい♪ やっぱり調教とか卑劣ですよね」
雪歩(脱出してから春香ちゃんを始末すればプロデューサーを独り占めですぅ)
P(ん? 今悪寒がしたんだが気のせいか?)
228 = 41 :
それから数時間後。
廊下に出ると手すりの外に海が広がっていた。
信じられないことに、Pは船上で監禁されていたのだ。
P(社長が買ったのって船だったのか)
雪歩「今深夜の2時ですね。
船体の側面に小型ボートが取り付けてありますぅ」
春香「今なら誰も見てません。早く逃げましょう?」
ゆらゆらと波に揺れながら、船から離れていくボート。
乗ってみると意外に速度が出るのでびっくりだった。
深夜なので、風や水しぶきが冷たい。
春香「こうしてれば、暖かいですよね?」ギュ
雪歩「美少女2人をはべらせるなんて、
プロデューサーはとんだ変態さんですね?」ギュ
231 = 41 :
遠くからプロデューサーを呼ぶ声が聴こえたかと思うと、
美希が別のボートに乗って追いかけてきたのだった。
P「おい、シャレになんねえぞ……!!」
雪歩「これだけ距離があれば平気ですよ」
春香「もうすぐ陸が見えてきましたよ?
着いたら走って逃げましょう」
念のためボートを爆破し、急いでホテルに駆け込んだ。
ホテルのロビーは異様に広かった。景色も変わってる。
南国風の椰子の木、砂浜の色、どことなく澄んだ海。
P「ここ、沖縄じゃねえか」
春香「あはは。ずいぶん東京から離れちゃいましたね」
232 = 41 :
御夕飯の時間です
233 :
食いながら書け
235 = 100 :
可愛い貴音可愛い
237 :
序急急急だと
238 = 110 :
ほ
240 :
響が一ミリくらいしかでてねぇ
243 = 41 :
さて
244 = 242 :
おかえり
245 = 41 :
ホテルの一室
P「ふぅ。脱走ってこんなに緊張するんだな。すげー疲れたぞ」
春香「久しぶりのしゃばの空気ですね」
雪歩「もう寝ちゃいましようか。眠いですし」
ササッ
P「ん?」
おかしいのは、雪歩が自然な動作でPと添い寝しようとしたこと。
雪歩「あれ? そんなに変でしょうか?」
P「……俺って一応伊織の婚約者だからさ」
247 = 41 :
部屋にはダブルベッドが二セット。
P「俺がこっちで寝るからさ、雪歩と春香が
向こう側のベッドで寝るっていうのは?」
雪歩「えっ、でも春香ちゃんならもう寝てますよ?」
頭から血を流してる状態を寝てるというなら、その通りだった。
そして血に染まったスコップが部屋の隅に立てかけてある。
雪歩「始めに言っておきますね? この部屋、爆弾が仕掛けてありますから」
P「俺が逃げそうになったら爆発する仕組み?」
雪歩「理解が早くて助かりますぅ」
バスルームからシャンプ―を持ってきたP。
原液を雪歩の頭から注いで蹴とばしてやった。
248 = 41 :
雪歩「ドロドロした液体のせいで前が見えないですぅ……」オロオロ
P「へへ。ざまーみろ!!」
Pは出入り口の扉の前に仕掛けられた爆弾を取り外し、
とっとと部屋から退散した。
右も左も見ず廊下を走ったため、通行人と思われる人とぶつかってしまった。
あずさ「きゃ!!」
ドスン
P「あっ、すみません。立てますか?」
あずさ「はい、なんとか♪」
自然に手錠をさせられたP。
さすがに冗談が冗談じゃなくなってきていた。
249 = 41 :
あずさ「ごめんなさい。こうしないと逃げられると思いまして」
P「ぶっとばされたいんですか?
俺がマジ切れする前にこれ外してください」
あずさ「それは無理な相談です。あなたを東京まで
連れて帰るのが私の使命ですから」
P「あずさ!!」
あずさ「あっ、初めて呼び捨てに」
P「おまえの言い分はなんとなく分かった!!
さっそく東京に帰らせてくれ!!」
あずさ「えっ、私が一緒でもいいんですか?」
P「ああ!! なんとなくおまえからは邪気を感じないからな!!
さっき雪歩とかいうバカ女に命狙われて頭きてんだよ!!」
あずさ「まあまあ」
雪歩「ところでプロデューサー。バカって誰のことですか?」
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