元スレP「貴音。俺と結婚してくれ」 貴音「っ……!!」
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51 = 41 :
伊織「あんた、ロリコンだったの?」
P「……」
素直にはいと言うのが怖かったので、キスで誤魔化すことにした。
伊織「ちょっとぉ……そんなんで護摩化されないんだからね?」
P「その前に困ったことを聞いてくれ」
伊織「いきなりなによ?」
P「さっき双子と争ってる時にハンドルが取れちまった」
伊織「はぁ!?」
P「つまりこの車にはハンドルがないんだ。もうすぐ事故る」
伊織「ばかあああああああああああ!!」
対向車線を走るタンクローリーに激突し、派手に炎上する車。
P「いってぇ。足すりむいちまった」
53 = 41 :
伊織「あんたって底なしのバカなのね」
P「それよりどうやって逃げようか?」
やよい「あっ、プロデューサー!!」
P「やよいじゃないか。こんなとこで何してるんだ?」
やよい「プロデューサー達が逃亡したって聞いて心配で見にきました」
P「そっか。やよいは良い子だな?」
頭を撫でようとしたところ、不意に両手に手錠がかけられた。
やよい「うっうー!! プロデューサーなんてちょろいですー!!」
P「……」プルプル
伊織「やよい!! プロデューサーになんてことするのよ!!」
やよい「うるさいなぁ。伊織ちゃんも抵抗したら痛い目見ますよ?」ニコニコ
伊織(なんなのよ、この謎の迫力は? やよいがまるで別人みたい)
P「やよい。手錠外してくれたら結婚してあげる」
54 = 41 :
やよい「どうせ嘘ですよね?」ギロ
お尻の穴に棒のようなものを刺しこまれ、
痛みのあまり、地面を転げまわるP。
伊織「プロデューサーになんてことするのよ!!」
やよい「あれぇ? 伊織ちゃんはプロデューサーをかばうんですか?」
伊織「そ、そうよ!!」
やよい「プロデューサーは貴音さんと結婚するって言ってましたよね?
止めなくていいんですか?」
伊織「だ……だってこいつはあたしと……ゴニョゴニョ」
やよい「? 最後の方が聞こえませんでした」
伊織「じゃあ、ちょっとこっちまで来て?」
のこのこと近づいてくるやよい。
みぞおちに容赦なく膝蹴りを食らわして悶絶させる伊織。
やよいの服をまさぐって鍵を発見。Pの手錠を解除し、再び逃走を始める。
55 :
このやよいはまっちょちょん
56 :
やっぱりやよいは性悪だわ
57 = 41 :
亜美「にいちゃーん。いおりーん」
真美「真美たちを放置するなんてひっどいじゃーん」
P「」
伊織「」
これ以上逃げても無駄なのは明らかだった。
亜美たちはモーニングスターを装備しており、
さすがに素手のPらでは勝てそうになかった。
亜美「事務所帰ろっか?」
真美「2人にはたっぷりお説教だかんね?」
社長(ふふふ……。良い展開になってきたぞ)ワクワク
亜美「あっ、社長はいならないから」
グシャ
社長「~~~~~!!」
58 = 41 :
事務所に変えるというのは嘘であった。(伊織は自宅へ帰らされた)
Pが案内されたのは双海家であり、まず両親に挨拶するよう命じられた。
P「どうも。プロデューサーと申します。
普段は娘さんたちをプロデュースとかしてます」
双海母「あらそう。また会えてうれしいわ」ニコニコ
挨拶代わりにボディブローを食らい、玄関の扉をぶち破って吹き飛んだP。
今日の車の件を怒ってるのだろう。そう思ったPは、
P「すみません。車はタンクローリーにぶつけて燃やしてしまいました」
双海母「まあ素敵ね」
再びボディを食らい、内臓が圧迫される痛みに冷や汗をかくP。
マウントを取られ、好きなように殴られた。
P「ふぅ。熟女に殴れるのも悪くねえな」
亜美「兄ちゃん、タフだね~」
59 :
たまにはちゃんと完結させてくれないか
60 = 41 :
P「プロデューサーやってると身体鍛えられるからな」
真美「そうなんだ→? それよりさぁ。
今日は真美たちの部屋に泊まって行ってね?」
亜美「逃げたら殺すからね→?」
真美「お風呂も一緒に入るんだよ?」
亜美「もちろんご飯も一緒だよ? これからもずうっとね?」
P「えー、お前らみたいな子どもだったら、まだ雪歩の方がましだったな」ボソッ
聞こえてるよ? とささやかれ、背負い投げでぶっ飛ばされるP。
P「いってぇ……。マッサージも兼ねて風呂入りたいなぁ」
双海母「お風呂なら沸いてるわよ? 入ってきたらどう?」
P「あのぉ。俺とお子さんたちが入ることについて
何とも思わないんですか?」
双海母「えっ」
P「え?」
61 :
いまんとこおもろい
62 = 41 :
双海母「何言ってるの。あなたは二人の婚約者じゃない」
P「ぶふぅ!?」
さすがに噴き出してしまう。
涼しい顔でこの人は何を言ってるのだろうか。
双海母「ちゃんと二人を幸せにしてあげなさいよ?」
真美「兄ちゃんなら大丈夫だよね→?」
亜美「亜美達と兄ちゃんは仲良しだもんね→?」
P(今真美たちのお母さんの思考を読み取ったぞ。お父様がリストラされ、
双海家の実権は稼ぎ頭の双子姉妹が握ってるらしい)
全ては不景気なこの世の中が悪い。自分にそう言い聞かせ、
P「おし!! せっかくだから三人で入ろうぜ!!」
亜美・真美「わーい!!」
63 = 41 :
~~お風呂場にて~~
亜美「わー、兄ちゃんと一緒だ→!!」
P「こらっ、狭いんだから抱き着くなって」
真美「いいじゃんいいじゃん、兄ちゃんのケチー♪」
P「まったくもう……」
狭い浴槽の中でたわむれるのは楽しかった。
でも貴音のことは今でも気がかりだった。
Pと結婚するのが決まった貴音。
いまごろどうしてるのだろうか?
Pは星空を見上げ、貴音の身の安全を祈るのだった。
社長「君たち。私もお邪魔させてもらうよ?」ガラッ
3人「」
64 :
もう訳が分からないよ…
65 = 41 :
亜美「んぎゃあああああ!! 社長さんがお風呂覗いたああ!!」
双海母「あなた、そこで何やってるんですか!?」
社長「え!? い、いや私はちょっと家庭訪問をだね……」
ポパピプペ
双海母「今警察に通報しましたから、動かないでくださいね!?」
社長「えっ、警察ってことは、今日来るのは佐藤警部かな?
困ったなぁ。またあの人のお世話になってしまうのか」
P「まずいぞ」
真美「なにが?」
P「社長が逮捕されたら765プロが終わる」
亜美「兄ちゃんが誰かさんと結婚しても同じことだよね?」
P「うっ、それはその……」
真美「いいんだよ。真美たちの言う事を守ってくれれば、
痛いことはしないからね?」
66 = 55 :
社長はどこにでもあらわれるなぁ
67 = 41 :
社長「心配するな」
P「え?」
社長「逮捕されてもすぐ仕事に復帰する。
拘束されるのはせいぜい数日程度だろう」
P「いやに冷静ですね」
社長「これでもくぐってきた修羅場の数が違うんだよ。
君たちまで会社の経営を心配する必要はないからね」
亜美「さっすが社長さん。男らしいじゃん!!」
双海母「あっ、警察の方が見えましたよ?」
社長「うむ。では行ってくるよ。プロデューサー君の
ことは君たちに任せるからね」
亜美・真美「いってらっしゃーい」
双海母「クズのくせに男らしい人ね」
そのころ、一瞬のすきを突いたPは全裸で外へ逃走していた。
お風呂の窓から飛び降りたのだ。
68 = 41 :
数秒後、信じられない速さで追いかけてきた真美達に
捕まり、ぶん殴られて気絶した。
目が覚めるとベッドの上で縛られていた。
どうやら真美たちの部屋らしい。
P「うぅん?」
真美「お仕置きだカンね→?」
ビリビリビリリ
P「うわああああああああああ!!」
亜美「真美ー。スタンガンの電圧強すぎだって」
真美「あわわわっ、どうしよう? 兄ちゃんが死んじゃうYO!!」
P「」
69 = 41 :
真美「にい……ちゃん……?」
P「大丈夫。生きてるよ」
亜美「んぎゃあ!?」
P「そんなにびっくりするなって。
俺はお前たちから離れたりしないよ」
真美「ほ、本当に?」ウルウル
亜美「亜美達のこと好きになってくれるの?」ドキドキ
P「何言ってんだ。二人のことは始めから大好きだったんだぞ?」
真美「に……」
亜美「にいちゃあああん!!」
うれしさのあまり、拘束具を解いてくれたのだった。
P「あっ、大変だ!!」
亜美・真美「へ?」
P「貴音からメールみたいだ!! すぐ読み終わるから待っててくれ」
亜美・真美「……」
70 = 41 :
真美「携帯とか」
亜美「いらないよね?」
ガラパゴスをギャクパカ
P(あっ、ついにスマホに買い替える時が来てしまったのか)
亜美「新しい携帯、亜美が買ってあげるYO」
P「おっ、さすが亜美、ふとっぱらだな?」
ナデナデ
亜美「えへへ/// もっと撫でていいよ?///」
真美「亜美ばっかりずるーい。真美も撫でてー?」
P(ん? 今日の真美はずいぶん素直なんだな。まあいい)
ナデナデ
亜美・真美「///」
71 = 41 :
……。バタリ。仲良く気絶する双海姉妹。
伊織「今二人に麻酔銃を撃ったのよ」
P「え?」
伊織「呑み込みが悪いわね。あんたを助けにきたってこと」
P「い、伊織……。他の皆はどうなってるんだ?」
伊織「今話してる余裕はないわ」
双海母「そこのあなた、子供部屋で何やってるんですか!!」
伊織「お騒がせしてすみません。プロデューサーを引き取りに来ました」
スモーク弾を床に発射し、混乱に乗じて脱出することに成功した2人。
~~水瀬家~~
伊織「今日からあんたはここで暮らすのよ?」
P「ふーん。つまり監禁するってことか?」
伊織「呑み込みが早いわね。逃げたら拷問するから」
72 = 41 :
~~~数日後~~~~
P「伊織様。いつになったら解放してれますか?」
伊織「ニヒヒ。あんたが貴音のことを忘れてくれたら」
P「俺は伊織一筋だってあれほど説明したじゃないか!!」
伊織「嘘ばっかり。あんた、亜美達に捕まってるときだって
貴音からメール気にしてたじゃない」
P「し、しかし、一日一回の食事じゃ体力的にも限界だ。
もっと食事の量を増やしてくれよ?」
伊織「どうしようかしらね」
P「俺が体壊したら765プロはどうなるんだ!?」
伊織「……全部あんたが悪いんじゃない」ボソッ
P「なんだって?」
伊織「あんたが貴音と結婚したいだなんて言うからよ」
73 = 41 :
ポロポロ
P「伊織……。泣いてるのか?」
伊織「泣いてなんか……ないわよ……バカぁ」
P(……おっ、泣く時はけっこうかわいい顔するんだな)
比較的楽な監禁生活を送っていたP。
手錠などで拘束もされず、手足は全く自由。
ただ部屋から外に出るなとだけ言われてるだけ。
P「分かった。俺も自分の気持ちに素直になるよ」
ギュ
伊織「どういう……つもりよ……?」
P「竜宮小町が出来てから伊織と接する時間がめっきり減っちまった」
P「だからこれは、今まで会えなかった時間の埋め合わせみたいなもんだ」
74 = 55 :
いおりんと結婚するのが一番幸せなのでは?
75 :
こいつら軍隊にでも入ったほうがいいんじゃないの
76 = 41 :
伊織「あんた……優しいのね……。大好きよ……?」
P「ああ。俺はいつまでも伊織のそばにいてあげるからな?」
伊織「うん……ずっと……ずっと一緒なんだからぁ!!」
P(あー、演技するのめんどくせえ。
早く貴音と結婚して海外旅行したいぜ)
P(伊織のことは嫌いじゃないけどさ。やっぱりお子様じゃん?
色気的な面で貴音の方が数倍上だよね)
P(適当に仲良くして楽な監禁生活を送らせてもらうぜ)
たしかにPの水瀬家での生活はゆるゆるだった。
むしろ問題を抱えてるのは伊織の方だった。
貴音「調べはついてるのですよ!?
あなたがプロデューサーを監禁してるのでしょう!?」
伊織「な、なんのことかしら? 言いがかり付けるのは止めて頂戴」
77 :
軟禁の間違いじゃない
78 = 41 :
貴音「この不埒ものが!! 今すぐ彼を解放しなさい!!」
バチィン
伊織「いたっ!!」
春香「伊織ちゃん、大丈夫!?」
雪歩「ふぇぇ。ついにうちの事務所でも暴力事件が起きちゃいましたぁ」
伊織「この程度で騒ぐんじゃないわよ……。私なら全然平気なんだから」
貴音「ほう。まだ減らず口を叩く余裕があるとは」
小鳥「私も手伝うわ。プロデューサーさんを監禁とか万死に値するわよ」
やよい「うっうー。私も一緒にボコっちゃいますね?」
伊織「ひっ……来ないで」ゾッ
79 = 41 :
あずさ「これなんかどうかしら?」
見た目は普通のボールペンだった。
しかし、使い方を誤れば立派な凶器だ。
春香「ほーら。伊織? 動いたらタダじゃおかないからね?」
伊織「くっ……離しなさいよ!!」
ジタバタ ジタバタ
羽交い絞めにされては抵抗も無意味。
体格も春香の方が一回り上だった。
伊織「律子、見てるんでしょ!? こいつら止めてよ!!」
律子「さーて。スケジュール表作らないとね」カタカタ
社長「ふっふーん♪ 花瓶の水でも取り替えようかしら」
80 = 75 :
社長の女子力がどんどん上がってく…
81 :
ほうほう
82 = 41 :
伊織「うぅ……血が出てるわ……」
雪歩「それはいけませんねぇ。手当てしてあげますぅ」
大量の消毒液を傷口にかけられ、発狂しそうになる伊織。
Pの笑顔を脳裏に思い浮かべ、激痛に耐えるのだった。
小鳥「みてみて。この子ったら泣いてるわ」
貴音「無様ですね。伊織。彼を自分のものにしたいばっかりに」
伊織「あいつはね……あたしのこと愛してるって言ってくれたのよ」
伊織「あんた達なんてすぐに見捨てられるわ」
貴音「……何か言いましたか?」
バチイイイイイン
見るからに痛そうな平手打ち。貴音は伊織に容赦しないのだ。
春香が愉悦の笑みを浮かべていた。
83 = 41 :
伊織「プロデューサーはあたしのこと愛してるのよ!!」
雪歩「へー。またつまんない冗談ですか? 聞き飽きましたよ?」
ドガッ
お腹に強烈な蹴りを食らい、内臓が圧迫される伊織。
倒れそうになるが、春香が後ろからしっかり押さえてる。
苦しくて、苦しくて。瞳から涙がポロポロ零れ落ちるのだった。
伊織「うぅ……痛いよぉ……プロデューサー……助けてよぉ……」
律子「……」
貴音「おや? どうしましたか律子嬢」
律子「みんな、もうすぐ定時よ」
春香「あっ。もうそんな時間ですか」
あずさ「プロデューサーさんが監禁されてから仕事が減りまくりよね~」
雪歩「まっ、しかたないですね。後片付けはおバカさんに任せて帰りましょう」
84 :
苦しくて、苦しくて、苦しくて
痛いよぉ~おおぉ~
85 = 41 :
皆が伊織のことをゴミみたいに扱った。
最後まで事務所に残り、散らかった机やイスなどを元に戻してると、
いつもの夕飯の時間はとっくに過ぎていた。
伊織(早く帰らないとプロデューサーがお腹すかせちゃうわ)
床に残ったドス黒い血を雑巾でふき終え、帰り支度を始める。
ロッカーに用意しておいた救急セットで応急措置をすまし、
痛む腕を押さえながら帰り道を歩いたのだった。
~~伊織の部屋~~
P「おまえ、まさか今日も転んだって言い訳するつもりか?」
伊織「何度も言わせないで。レッスンでドジっちゃったのよ」
P「いいかげんにしろ。腕とかすごい傷ができてるじゃないか。
それに最近元気もないし、帰る時間も遅くなってる」
伊織「……仕事が忙しいだけよ」
86 :
つまんない
87 = 41 :
周りを見ても敵。敵……。敵だらけ……。
水瀬伊織。人生最大級の大ピンチなのである!!
あずさ「素足にえいっ」
グサ
伊織「うわああああああああ!!」
あずさ「まだ一本刺しただけよ? これからあと19本刺しますからね?」
伊織「くっ……そんなに人をいじめるのが好きなら、
気がすむまでやればいいじゃない」
春香「伊織って強気だよねー。早くプロデューサーさんを
解放すれば楽になれるのに♪」
背中にボールペンを刺され、凄まじい悲鳴を上げる伊織。
ペン先がナイフの様に鋭く改造されていた。
88 = 75 :
社長はよ
89 = 41 :
P「正直に言わないと伊織のこと嫌いになるぞ?」
伊織「……」
P「頼む。俺と伊織の仲じゃないか」
伊織「うぅ」
P「?」
伊織「うわああああん!!」ダキッ
P「おわっ!?」
ついにPに本当のことを打ち明けた伊織。
雪歩たちによる陰湿ないじめに烈火のごとく激怒するP。
伊織以外全員首にしてやると怒鳴り始めるが、
伊織「そんなことしちゃだめ」
P「どうして止める? あんなクズどもと仕事して楽しいのか?」
伊織「私が良くても亜美達が……」
90 = 41 :
衝撃の事実を打ち明けられ、気絶しそうになるP。
結局その日は何の対策も打てずに終わる。
翌日。女子トイレでさっそく制裁という名のいじめが行われていた。
春香「真美ー。今日伊織が休みって知ってた?」
真美「……」
春香「おい。シカトかよ」
美希「ちゃんと答えろなの」
ボゴッ
真美「ぅっ……げほげほっ」
春香「今日デコが休みだからつまんないじゃん。
代わりにあんたがサンドバックになってよね?」
あずさ「あら楽しそうねー。今日は亜美ちゃんも連れてきたわよ?」
亜美「……」ビクビク
91 = 41 :
響「亜美。怖がらなくても大丈夫だぞ?」
春香「うん。亜美にはひどいことしないから」
亜美「ひっ……うそなんでしょ。真美みたいに殴るつもりだよね?」ビクビク
雪歩「まあ最終的にはそうなりますね」
美希「ハニーを監禁した時点でアウトなの。有罪なの」
響「許してほしいか?」
亜美「はい……何でもしますから痛いのは止めてください……」
真美「亜美は卑怯だよ……。自分ばっかり助かろうとして」
亜美「え……?」
真美「真美がこんなにひどい目にあってるのに、自分だけは助かりたいの?」
亜美「……」
真美「ねえ亜美!!」
92 :
貴音成分が足りぬ
93 :
ああ貴音の尻をもっとだな
94 = 41 :
あずさ「こういうのはどうかしら? 亜美ちゃんが真美ちゃんを殴るのよ。
私たちが良いと言うまでね」
雪歩「面白そうですねぇ。亜美ちゃんならきっとやってくれそうですし」
亜美「え?」
雪歩「もちろんやってくれますよねぇ?」ニコニコ
亜美「は、はい!!」
真美「ちょっと亜美!?」
亜美「ごめんね真美。命令だから……」
真美「……嘘だよね?」
春香「おっと。逃げないように羽交い絞めにしちゃうね?」
真美「あぅ……いやだよ……亜美に殴られるなんて嫌だよ!!」
美希「まずはお腹を殴ってみようか? 思いっきりパンチしてね?」
雪歩「逆らったら新薬の実験台になってもらいますからね?」
あずさ「あらぁ。それって白い粉の薬よね♪」
亜美「うぅ……」ビクビク
95 = 41 :
事務所にて。ワイングラスを傾けながらモニター画面を眺める淑女がひとり。
貴音「まことに美しい儀式です。思わず見とれてしまいました」
社長「あ……あうぅ……あうあう……」
貴音「こら。椅子代わりなのだから揺れないように」
社長「はひぃ……ぶひぃ……」
画面の中の亜美は、涙を流しながら真美のお腹を蹴りあげ、
髪の毛を掴んで床に何度も叩きつけていた。
ぶちぶちと音を立てて髪の毛が何本か抜ける。
貴音(あっ……)
罪の意識から亜美が発狂し、仕事を放棄して暴れだした。
待ってましたとばかりに春香が洗面所に水を貯め始め、
美希に頭を掴まれて水地獄へ招待される。
亜美「~~~~!! ~~~~~!!」
雪歩「そのままあと一分くらい頑張ってくださいね♪」
97 = 41 :
後ろ手に縛られ、首根っこを押さえられてるのだから抵抗しようがない。
一分して顔を上げさせられ、わずかに空気を吸えたが、すぐに地獄へ戻される。
亜美「ん~~~~~!! ~~~~~!!」
美希「今度は特別に30秒で許してやるの。慈悲に感謝しろなの」
真美(亜美……私よりも苦しい目にあってるんだね……)ゾッ
あずさ「自分じゃなくて安心した?
次は真美ちゃんの番かもしれないわよ?」ニコ
真美「い、いやだよぉ。もう怖いのいやなのぉ……」ポロポロ
貴音「人が苦しむ姿を眺める。これこそ至高の娯楽だと思いませんか?」
社長「は……はひぃ……そうおもいましゅ……たかねくん……」
98 = 41 :
さて。寝るか
99 = 75 :
え
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