のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,120人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレP「貴音。俺と結婚してくれ」 貴音「っ……!!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 = 41 :

    伊織「あんた、ロリコンだったの?」

    P「……」


    素直にはいと言うのが怖かったので、キスで誤魔化すことにした。


    伊織「ちょっとぉ……そんなんで護摩化されないんだからね?」

    P「その前に困ったことを聞いてくれ」

    伊織「いきなりなによ?」

    P「さっき双子と争ってる時にハンドルが取れちまった」

    伊織「はぁ!?」

    P「つまりこの車にはハンドルがないんだ。もうすぐ事故る」

    伊織「ばかあああああああああああ!!」


    対向車線を走るタンクローリーに激突し、派手に炎上する車。


    P「いってぇ。足すりむいちまった」

    53 = 41 :

    伊織「あんたって底なしのバカなのね」

    P「それよりどうやって逃げようか?」


    やよい「あっ、プロデューサー!!」

    P「やよいじゃないか。こんなとこで何してるんだ?」

    やよい「プロデューサー達が逃亡したって聞いて心配で見にきました」

    P「そっか。やよいは良い子だな?」


    頭を撫でようとしたところ、不意に両手に手錠がかけられた。


    やよい「うっうー!! プロデューサーなんてちょろいですー!!」

    P「……」プルプル

    伊織「やよい!! プロデューサーになんてことするのよ!!」

    やよい「うるさいなぁ。伊織ちゃんも抵抗したら痛い目見ますよ?」ニコニコ

    伊織(なんなのよ、この謎の迫力は? やよいがまるで別人みたい)

    P「やよい。手錠外してくれたら結婚してあげる」

    54 = 41 :

    やよい「どうせ嘘ですよね?」ギロ


    お尻の穴に棒のようなものを刺しこまれ、
    痛みのあまり、地面を転げまわるP。


    伊織「プロデューサーになんてことするのよ!!」

    やよい「あれぇ? 伊織ちゃんはプロデューサーをかばうんですか?」

    伊織「そ、そうよ!!」

    やよい「プロデューサーは貴音さんと結婚するって言ってましたよね?
         止めなくていいんですか?」

    伊織「だ……だってこいつはあたしと……ゴニョゴニョ」

    やよい「? 最後の方が聞こえませんでした」

    伊織「じゃあ、ちょっとこっちまで来て?」


    のこのこと近づいてくるやよい。

    みぞおちに容赦なく膝蹴りを食らわして悶絶させる伊織。

    やよいの服をまさぐって鍵を発見。Pの手錠を解除し、再び逃走を始める。

    55 :

    このやよいはまっちょちょん

    56 :

    やっぱりやよいは性悪だわ

    57 = 41 :

    亜美「にいちゃーん。いおりーん」

    真美「真美たちを放置するなんてひっどいじゃーん」

    P「」

    伊織「」


    これ以上逃げても無駄なのは明らかだった。

    亜美たちはモーニングスターを装備しており、
    さすがに素手のPらでは勝てそうになかった。


    亜美「事務所帰ろっか?」

    真美「2人にはたっぷりお説教だかんね?」

    社長(ふふふ……。良い展開になってきたぞ)ワクワク

    亜美「あっ、社長はいならないから」

    グシャ

    社長「~~~~~!!」

    58 = 41 :

    事務所に変えるというのは嘘であった。(伊織は自宅へ帰らされた)

    Pが案内されたのは双海家であり、まず両親に挨拶するよう命じられた。


    P「どうも。プロデューサーと申します。
      普段は娘さんたちをプロデュースとかしてます」

    双海母「あらそう。また会えてうれしいわ」ニコニコ


    挨拶代わりにボディブローを食らい、玄関の扉をぶち破って吹き飛んだP。

    今日の車の件を怒ってるのだろう。そう思ったPは、


    P「すみません。車はタンクローリーにぶつけて燃やしてしまいました」

    双海母「まあ素敵ね」


    再びボディを食らい、内臓が圧迫される痛みに冷や汗をかくP。

    マウントを取られ、好きなように殴られた。


    P「ふぅ。熟女に殴れるのも悪くねえな」

    亜美「兄ちゃん、タフだね~」

    59 :

    たまにはちゃんと完結させてくれないか

    60 = 41 :

    P「プロデューサーやってると身体鍛えられるからな」

    真美「そうなんだ→? それよりさぁ。
        今日は真美たちの部屋に泊まって行ってね?」

    亜美「逃げたら殺すからね→?」

    真美「お風呂も一緒に入るんだよ?」

    亜美「もちろんご飯も一緒だよ? これからもずうっとね?」

    P「えー、お前らみたいな子どもだったら、まだ雪歩の方がましだったな」ボソッ


    聞こえてるよ? とささやかれ、背負い投げでぶっ飛ばされるP。


    P「いってぇ……。マッサージも兼ねて風呂入りたいなぁ」

    双海母「お風呂なら沸いてるわよ? 入ってきたらどう?」

    P「あのぉ。俺とお子さんたちが入ることについて
       何とも思わないんですか?」

    双海母「えっ」

    P「え?」

    61 :

    いまんとこおもろい

    62 = 41 :

    双海母「何言ってるの。あなたは二人の婚約者じゃない」

    P「ぶふぅ!?」


    さすがに噴き出してしまう。

    涼しい顔でこの人は何を言ってるのだろうか。


    双海母「ちゃんと二人を幸せにしてあげなさいよ?」

    真美「兄ちゃんなら大丈夫だよね→?」

    亜美「亜美達と兄ちゃんは仲良しだもんね→?」


    P(今真美たちのお母さんの思考を読み取ったぞ。お父様がリストラされ、
       双海家の実権は稼ぎ頭の双子姉妹が握ってるらしい)

    全ては不景気なこの世の中が悪い。自分にそう言い聞かせ、


    P「おし!! せっかくだから三人で入ろうぜ!!」

    亜美真美「わーい!!」

    63 = 41 :

    ~~お風呂場にて~~

    亜美「わー、兄ちゃんと一緒だ→!!」

    P「こらっ、狭いんだから抱き着くなって」

    真美「いいじゃんいいじゃん、兄ちゃんのケチー♪」

    P「まったくもう……」


    狭い浴槽の中でたわむれるのは楽しかった。

    でも貴音のことは今でも気がかりだった。


    Pと結婚するのが決まった貴音。

    いまごろどうしてるのだろうか?


    Pは星空を見上げ、貴音の身の安全を祈るのだった。


    社長「君たち。私もお邪魔させてもらうよ?」ガラッ

    3人「」

    64 :

    もう訳が分からないよ…

    65 = 41 :

    亜美「んぎゃあああああ!! 社長さんがお風呂覗いたああ!!」

    双海母「あなた、そこで何やってるんですか!?」

    社長「え!? い、いや私はちょっと家庭訪問をだね……」


    ポパピプペ


    双海母「今警察に通報しましたから、動かないでくださいね!?」

    社長「えっ、警察ってことは、今日来るのは佐藤警部かな?
        困ったなぁ。またあの人のお世話になってしまうのか」

    P「まずいぞ」

    真美「なにが?」

    P「社長が逮捕されたら765プロが終わる」

    亜美「兄ちゃんが誰かさんと結婚しても同じことだよね?」

    P「うっ、それはその……」

    真美「いいんだよ。真美たちの言う事を守ってくれれば、
        痛いことはしないからね?」

    66 = 55 :

    社長はどこにでもあらわれるなぁ

    67 = 41 :

    社長「心配するな」

    P「え?」

    社長「逮捕されてもすぐ仕事に復帰する。
        拘束されるのはせいぜい数日程度だろう」

    P「いやに冷静ですね」

    社長「これでもくぐってきた修羅場の数が違うんだよ。
        君たちまで会社の経営を心配する必要はないからね」

    亜美「さっすが社長さん。男らしいじゃん!!」

    双海母「あっ、警察の方が見えましたよ?」

    社長「うむ。では行ってくるよ。プロデューサー君の
        ことは君たちに任せるからね」

    亜美真美「いってらっしゃーい」

    双海母「クズのくせに男らしい人ね」


    そのころ、一瞬のすきを突いたPは全裸で外へ逃走していた。

    お風呂の窓から飛び降りたのだ。

    68 = 41 :

    数秒後、信じられない速さで追いかけてきた真美達に
    捕まり、ぶん殴られて気絶した。


    目が覚めるとベッドの上で縛られていた。

    どうやら真美たちの部屋らしい。


    P「うぅん?」

    真美「お仕置きだカンね→?」


    ビリビリビリリ


    P「うわああああああああああ!!」

    亜美「真美ー。スタンガンの電圧強すぎだって」

    真美「あわわわっ、どうしよう? 兄ちゃんが死んじゃうYO!!」

    P「」

    69 = 41 :

    真美「にい……ちゃん……?」

    P「大丈夫。生きてるよ」

    亜美「んぎゃあ!?」

    P「そんなにびっくりするなって。
      俺はお前たちから離れたりしないよ」

    真美「ほ、本当に?」ウルウル

    亜美「亜美達のこと好きになってくれるの?」ドキドキ

    P「何言ってんだ。二人のことは始めから大好きだったんだぞ?」

    真美「に……」

    亜美「にいちゃあああん!!」

    うれしさのあまり、拘束具を解いてくれたのだった。

    P「あっ、大変だ!!」

    亜美真美「へ?」

    P「貴音からメールみたいだ!! すぐ読み終わるから待っててくれ」

    亜美真美「……」

    70 = 41 :

    真美「携帯とか」

    亜美「いらないよね?」


    ガラパゴスをギャクパカ


    P(あっ、ついにスマホに買い替える時が来てしまったのか)

    亜美「新しい携帯、亜美が買ってあげるYO」

    P「おっ、さすが亜美、ふとっぱらだな?」

    ナデナデ

    亜美「えへへ/// もっと撫でていいよ?///」

    真美「亜美ばっかりずるーい。真美も撫でてー?」

    P(ん? 今日の真美はずいぶん素直なんだな。まあいい)

    ナデナデ

    亜美真美「///」

    71 = 41 :

    ……。バタリ。仲良く気絶する双海姉妹。


    伊織「今二人に麻酔銃を撃ったのよ」

    P「え?」

    伊織「呑み込みが悪いわね。あんたを助けにきたってこと」

    P「い、伊織……。他の皆はどうなってるんだ?」

    伊織「今話してる余裕はないわ」

    双海母「そこのあなた、子供部屋で何やってるんですか!!」

    伊織「お騒がせしてすみません。プロデューサーを引き取りに来ました」


    スモーク弾を床に発射し、混乱に乗じて脱出することに成功した2人。


    ~~水瀬家~~

    伊織「今日からあんたはここで暮らすのよ?」

    P「ふーん。つまり監禁するってことか?」

    伊織「呑み込みが早いわね。逃げたら拷問するから」

    72 = 41 :

    ~~~数日後~~~~


    P「伊織様。いつになったら解放してれますか?」

    伊織「ニヒヒ。あんたが貴音のことを忘れてくれたら」

    P「俺は伊織一筋だってあれほど説明したじゃないか!!」

    伊織「嘘ばっかり。あんた、亜美達に捕まってるときだって
        貴音からメール気にしてたじゃない」

    P「し、しかし、一日一回の食事じゃ体力的にも限界だ。
      もっと食事の量を増やしてくれよ?」

    伊織「どうしようかしらね」

    P「俺が体壊したら765プロはどうなるんだ!?」

    伊織「……全部あんたが悪いんじゃない」ボソッ

    P「なんだって?」

    伊織「あんたが貴音と結婚したいだなんて言うからよ」

    73 = 41 :

    ポロポロ


    P「伊織……。泣いてるのか?」

    伊織「泣いてなんか……ないわよ……バカぁ」

    P(……おっ、泣く時はけっこうかわいい顔するんだな)


    比較的楽な監禁生活を送っていたP。

    手錠などで拘束もされず、手足は全く自由。

    ただ部屋から外に出るなとだけ言われてるだけ。


    P「分かった。俺も自分の気持ちに素直になるよ」

    ギュ

    伊織「どういう……つもりよ……?」

    P「竜宮小町が出来てから伊織と接する時間がめっきり減っちまった」

    P「だからこれは、今まで会えなかった時間の埋め合わせみたいなもんだ」

    74 = 55 :

    いおりんと結婚するのが一番幸せなのでは?

    75 :

    こいつら軍隊にでも入ったほうがいいんじゃないの

    76 = 41 :

    伊織「あんた……優しいのね……。大好きよ……?」

    P「ああ。俺はいつまでも伊織のそばにいてあげるからな?」

    伊織「うん……ずっと……ずっと一緒なんだからぁ!!」


    P(あー、演技するのめんどくせえ。
       早く貴音と結婚して海外旅行したいぜ)

    P(伊織のことは嫌いじゃないけどさ。やっぱりお子様じゃん?
       色気的な面で貴音の方が数倍上だよね)

    P(適当に仲良くして楽な監禁生活を送らせてもらうぜ)


    たしかにPの水瀬家での生活はゆるゆるだった。

    むしろ問題を抱えてるのは伊織の方だった。


    貴音「調べはついてるのですよ!? 
        あなたがプロデューサーを監禁してるのでしょう!?」

    伊織「な、なんのことかしら? 言いがかり付けるのは止めて頂戴」

    77 :

    軟禁の間違いじゃない

    78 = 41 :

    貴音「この不埒ものが!! 今すぐ彼を解放しなさい!!」


    バチィン


    伊織「いたっ!!」

    春香「伊織ちゃん、大丈夫!?」

    雪歩「ふぇぇ。ついにうちの事務所でも暴力事件が起きちゃいましたぁ」


    伊織「この程度で騒ぐんじゃないわよ……。私なら全然平気なんだから」

    貴音「ほう。まだ減らず口を叩く余裕があるとは」

    小鳥「私も手伝うわ。プロデューサーさんを監禁とか万死に値するわよ」

    やよい「うっうー。私も一緒にボコっちゃいますね?」


    伊織「ひっ……来ないで」ゾッ

    79 = 41 :

    あずさ「これなんかどうかしら?」


    見た目は普通のボールペンだった。

    しかし、使い方を誤れば立派な凶器だ。


    春香「ほーら。伊織? 動いたらタダじゃおかないからね?」

    伊織「くっ……離しなさいよ!!」


    ジタバタ ジタバタ 

    羽交い絞めにされては抵抗も無意味。

    体格も春香の方が一回り上だった。


    伊織「律子、見てるんでしょ!? こいつら止めてよ!!」

    律子「さーて。スケジュール表作らないとね」カタカタ

    社長「ふっふーん♪ 花瓶の水でも取り替えようかしら」

    80 = 75 :

    社長の女子力がどんどん上がってく…

    81 :

    ほうほう

    82 = 41 :

    伊織「うぅ……血が出てるわ……」

    雪歩「それはいけませんねぇ。手当てしてあげますぅ」


    大量の消毒液を傷口にかけられ、発狂しそうになる伊織。

    Pの笑顔を脳裏に思い浮かべ、激痛に耐えるのだった。


    小鳥「みてみて。この子ったら泣いてるわ」

    貴音「無様ですね。伊織。彼を自分のものにしたいばっかりに」

    伊織「あいつはね……あたしのこと愛してるって言ってくれたのよ」

    伊織「あんた達なんてすぐに見捨てられるわ」

    貴音「……何か言いましたか?」


    バチイイイイイン

    見るからに痛そうな平手打ち。貴音は伊織に容赦しないのだ。

    春香が愉悦の笑みを浮かべていた。

    83 = 41 :

    伊織「プロデューサーはあたしのこと愛してるのよ!!」

    雪歩「へー。またつまんない冗談ですか? 聞き飽きましたよ?」


    ドガッ


    お腹に強烈な蹴りを食らい、内臓が圧迫される伊織。

    倒れそうになるが、春香が後ろからしっかり押さえてる。

    苦しくて、苦しくて。瞳から涙がポロポロ零れ落ちるのだった。


    伊織「うぅ……痛いよぉ……プロデューサー……助けてよぉ……」

    律子「……」

    貴音「おや? どうしましたか律子嬢」

    律子「みんな、もうすぐ定時よ」

    春香「あっ。もうそんな時間ですか」

    あずさ「プロデューサーさんが監禁されてから仕事が減りまくりよね~」

    雪歩「まっ、しかたないですね。後片付けはおバカさんに任せて帰りましょう」

    84 :

    苦しくて、苦しくて、苦しくて
    痛いよぉ~おおぉ~

    85 = 41 :

    皆が伊織のことをゴミみたいに扱った。

    最後まで事務所に残り、散らかった机やイスなどを元に戻してると、
    いつもの夕飯の時間はとっくに過ぎていた。


    伊織(早く帰らないとプロデューサーがお腹すかせちゃうわ)


    床に残ったドス黒い血を雑巾でふき終え、帰り支度を始める。

    ロッカーに用意しておいた救急セットで応急措置をすまし、
    痛む腕を押さえながら帰り道を歩いたのだった。


        ~~伊織の部屋~~

    P「おまえ、まさか今日も転んだって言い訳するつもりか?」

    伊織「何度も言わせないで。レッスンでドジっちゃったのよ」

    P「いいかげんにしろ。腕とかすごい傷ができてるじゃないか。
      それに最近元気もないし、帰る時間も遅くなってる」

    伊織「……仕事が忙しいだけよ」

    86 :

    つまんない

    87 = 41 :

    周りを見ても敵。敵……。敵だらけ……。

    水瀬伊織。人生最大級の大ピンチなのである!!


    あずさ「素足にえいっ」

    グサ

    伊織「うわああああああああ!!」

    あずさ「まだ一本刺しただけよ? これからあと19本刺しますからね?」

    伊織「くっ……そんなに人をいじめるのが好きなら、
        気がすむまでやればいいじゃない」

    春香「伊織って強気だよねー。早くプロデューサーさんを
        解放すれば楽になれるのに♪」


    背中にボールペンを刺され、凄まじい悲鳴を上げる伊織。

    ペン先がナイフの様に鋭く改造されていた。

    88 = 75 :

    社長はよ

    89 = 41 :

    P「正直に言わないと伊織のこと嫌いになるぞ?」

    伊織「……」

    P「頼む。俺と伊織の仲じゃないか」

    伊織「うぅ」

    P「?」

    伊織「うわああああん!!」ダキッ

    P「おわっ!?」


    ついにPに本当のことを打ち明けた伊織。

    雪歩たちによる陰湿ないじめに烈火のごとく激怒するP。

    伊織以外全員首にしてやると怒鳴り始めるが、


    伊織「そんなことしちゃだめ」

    P「どうして止める? あんなクズどもと仕事して楽しいのか?」

    伊織「私が良くても亜美達が……」

    90 = 41 :

    衝撃の事実を打ち明けられ、気絶しそうになるP。

    結局その日は何の対策も打てずに終わる。


    翌日。女子トイレでさっそく制裁という名のいじめが行われていた。


    春香「真美ー。今日伊織が休みって知ってた?」

    真美「……」

    春香「おい。シカトかよ」

    美希「ちゃんと答えろなの」


    ボゴッ


    真美「ぅっ……げほげほっ」

    春香「今日デコが休みだからつまんないじゃん。
        代わりにあんたがサンドバックになってよね?」

    あずさ「あら楽しそうねー。今日は亜美ちゃんも連れてきたわよ?」

    亜美「……」ビクビク

    91 = 41 :

    「亜美。怖がらなくても大丈夫だぞ?」

    春香「うん。亜美にはひどいことしないから」

    亜美「ひっ……うそなんでしょ。真美みたいに殴るつもりだよね?」ビクビク

    雪歩「まあ最終的にはそうなりますね」

    美希「ハニーを監禁した時点でアウトなの。有罪なの」

    「許してほしいか?」

    亜美「はい……何でもしますから痛いのは止めてください……」


    真美「亜美は卑怯だよ……。自分ばっかり助かろうとして」

    亜美「え……?」

    真美「真美がこんなにひどい目にあってるのに、自分だけは助かりたいの?」

    亜美「……」

    真美「ねえ亜美!!」

    92 :

    貴音成分が足りぬ

    93 :

    ああ貴音の尻をもっとだな

    94 = 41 :

    あずさ「こういうのはどうかしら? 亜美ちゃんが真美ちゃんを殴るのよ。
         私たちが良いと言うまでね」

    雪歩「面白そうですねぇ。亜美ちゃんならきっとやってくれそうですし」

    亜美「え?」

    雪歩「もちろんやってくれますよねぇ?」ニコニコ

    亜美「は、はい!!」

    真美「ちょっと亜美!?」

    亜美「ごめんね真美。命令だから……」

    真美「……嘘だよね?」

    春香「おっと。逃げないように羽交い絞めにしちゃうね?」

    真美「あぅ……いやだよ……亜美に殴られるなんて嫌だよ!!」

    美希「まずはお腹を殴ってみようか? 思いっきりパンチしてね?」

    雪歩「逆らったら新薬の実験台になってもらいますからね?」

    あずさ「あらぁ。それって白い粉の薬よね♪」

    亜美「うぅ……」ビクビク

    95 = 41 :

    事務所にて。ワイングラスを傾けながらモニター画面を眺める淑女がひとり。


    貴音「まことに美しい儀式です。思わず見とれてしまいました」

    社長「あ……あうぅ……あうあう……」

    貴音「こら。椅子代わりなのだから揺れないように」

    社長「はひぃ……ぶひぃ……」


    画面の中の亜美は、涙を流しながら真美のお腹を蹴りあげ、
    髪の毛を掴んで床に何度も叩きつけていた。

    ぶちぶちと音を立てて髪の毛が何本か抜ける。


    貴音(あっ……)


    罪の意識から亜美が発狂し、仕事を放棄して暴れだした。

    待ってましたとばかりに春香が洗面所に水を貯め始め、
    美希に頭を掴まれて水地獄へ招待される。

    亜美「~~~~!! ~~~~~!!」

    雪歩「そのままあと一分くらい頑張ってくださいね♪」

    97 = 41 :

    後ろ手に縛られ、首根っこを押さえられてるのだから抵抗しようがない。

    一分して顔を上げさせられ、わずかに空気を吸えたが、すぐに地獄へ戻される。


    亜美「ん~~~~~!! ~~~~~!!」

    美希「今度は特別に30秒で許してやるの。慈悲に感謝しろなの」



    真美(亜美……私よりも苦しい目にあってるんだね……)ゾッ

    あずさ「自分じゃなくて安心した? 
         次は真美ちゃんの番かもしれないわよ?」ニコ

    真美「い、いやだよぉ。もう怖いのいやなのぉ……」ポロポロ



    貴音「人が苦しむ姿を眺める。これこそ至高の娯楽だと思いませんか?」

    社長「は……はひぃ……そうおもいましゅ……たかねくん……」

    98 = 41 :

    さて。寝るか

    99 = 75 :


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について