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    元スレP「貴音。俺と結婚してくれ」 貴音「っ……!!」

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    1 :

    P(あー、お姫ちんの爆乳たまんねえぜ。尻も大きいし)

    亜美「にーちゃん、暇だからゲームで対戦しようYO!!」

    P(そろそろアイドルにそっけない態度取るのも我慢の限界だしな)

    亜美「さっきから考え事してんの?」

    P(貴音は学生じゃないし、問題ないよな? ふふ……)

    亜美「んもー、兄ちゃんったら!!」

    真美「よしなよ亜美。兄ちゃんが機嫌悪そうな顔してるから」

    亜美「えー、そんなことないっしょ?」

    P(尻。尻。お姫ちんの尻。ふふふ……)ムクムク

    3 = 1 :

    P「なあ真美」

    真美「ひゃ!?」

    P「なに変な声出してんだ。周りに勘違いされるじゃないか」

    真美「兄ちゃんが急に話しかけてくるからだYO!!」

    P「そりゃ悪かったな。貴音がどこにいるか知ってるか?」

    真美「どこって沖縄でロケっしょ? プロデューサーなのに
        お姫ちんのスケジュール把握してないの~?」

    P「いや、ちょっとド忘れしただけさ」

    4 :

    お尻ちんの姫

    5 = 1 :

    P「さて。出発するか」スクッ

    真美「兄ちゃん、どっか行くの?」

    P「おう」

    亜美「暇だから亜美も連れてってよ~」

    P「それはちょっと無理かな」

    亜美「なんで?」

    P「だって行き先が沖縄だもん」

    亜美「」

    真美「」

    社長「」

    6 = 1 :

    ~~沖縄の空港にて~~

    貴音「……あなた様がこちらまで迎えに来るとは」

    P「ああ。どうしてもおまえに伝えたいことがあるんだ」

    貴音「電話ではいけなかったのですか?」

    P「このまえ読んだ雑誌に電話やメールで
      告白する男子はモテないって書いてあったんだ」

    貴音「こ、告白……?」

    貴音(今のは聞き間違えでしょうか?
        プロデューサーの口から告白などと……)

    貴音(いえ、たぶんお仕事に関することなのでしょう。
        何か重大な決定でもあったとしか思えません)

    P「好きだ」

    貴音「」

    社長「」

    7 :

    なんか社長いるんですが

    8 = 1 :

    貴音「な……?」

    貴音(はっきり好きだと言われてしまいました……)


    P「いいか。もう一度言うぞ? 

    貴音「は、はい」

    P「俺はな……」



    P「貴音のことが好きだ!!」


    社長「」

    美希「」



    P(そういえばフェアリー全員で沖縄ロケだったんだな。
      不覚にも忘れてたぜ)

    9 = 1 :

    通行人A「あの人達おかしくない?」ヒソヒソ

    通行人B「男の人が若い子に告白してるみたいよ?」ヒソヒソ

    社長「最近の男の人って意外と積極的よねー」ヒソヒソ


    P「毎日貴音のことを考えるようになった。来る日も来る日もな。
       もう……お前以外の女なんて視界に入らないんだよ!!」

    貴音「……っ!!」ビクッ

    貴音「そ、それほどまでにわたくしのことを?」

    P「結婚を前提に付き合ってくれないか?」

    貴音「!!」

    10 :

    社長・・・何で距離おいてるんすか・・・

    11 :

    釜社長....

    12 :

    あの社長黄色そうだな

    13 = 1 :

    美希「ちょっと待ってなの」

    P「お、美希。今日もお疲れ様」

    美希「そんな挨拶はどうでもいいの」

    「そうだぞ。プロデューサー。いきなり何やってるのさ?」

    P「なんか二人とも怒ってる?」

    美希「ハニーはにぶちんなの」


    貴音「あ、あなた様///」

    P「返事を聞かせてくれるのか?」

    貴音「はい/// わ、わたくしもあなた様と……」


    全部言い終わる前に社長にタックルされ、吹き飛ぶ貴音。

    アイドルとPの禁断の関係を防ぐため、一世一代の奇行だった。

    14 = 10 :

    なぜアイドルのほうにタックル・・・

    15 = 7 :

    つまり社長はPを貴音に取られたくないと

    16 = 1 :

    P「また……。俺の邪魔をするつもりなんですね……」

    社長「当たり前だろう?」


    シュポ

    煙草を口にくわえ、ライターを取り出す社長。


    P「好い加減にしないと怒りますよ?」

    社長「怒りたいのはこっちの方だよ。食らいたまえ」


    ゲシ。すねを蹴られ、床をゴロゴロ転げまわるP。


    P「社長……!! こんだけ通行人に見られてる中、
      手荒な真似しないでくださいよ!!」

    社長「御託はいい。さっさとこれに判を押したまえ」


    『社長とPの婚姻届』

    17 :

    不覚にもわろた

    18 = 7 :

    おいおいマジかよ

    19 = 1 :

    P「あんた所帯持ってるんでしょ!?」

    社長「妻と娘のことはもう他人だと思ってる」

    P「な?」

    社長「分からんかね? 君と結婚できるなら
        不要な存在など切り捨てると言ってるんだよ!!」


    ピョン。

    社長が人間離れした跳躍をみせ、Pに襲い掛かろうとした!!


    美希「ホモ野郎くたばれなのー!!」

    社長「――っ!?」


    通路にあったゴミ箱を顔面に投げられ、着地に失敗した。


    P「美希。こいつボコろうぜ」

    美希「おーけーなの」

    20 :

    ホモスレじゃねーのか!

    21 = 1 :

    Pたちが手を下す前に、響が馬乗りになってボコりまくっていた。

    社長はなぜかうれしそうな顔をしながら気絶したのだった。


    響の服が返り血で染まる。


    P「そういえばお姫ちんはどこだ?」

    美希「ねえハニー、さっき貴音に言ってたことなんだけど?」

    P「さて。お姫ちんを探さないとな」

    美希「ハニー」

    P「係の人にでも聴いてみるか」


    背後から足払いを喰らい、大きく体制を崩したP。


    美希「無視しちゃ駄目なの」

    社長「そうだぞ君。女の子を悲しませるんじゃない」

    22 = 1 :

    P「悪かったよ美希。ちゃんと理由を話すからさ。
      その前に社長ボコらないか?」

    美希「分かったのー!!」


    全力疾走する社長の後姿が写る。

    自分が不利になった途端にこの態度。

    さすがは765プロの社長である。


    美希「社長ってあんな人だったっけ?」

    「ふぅ。邪魔者はいなくなったし、そろそろ理由をきかせて……」


    全力疾走するPの後姿が写る。

    自分が不利になった途端にこの態度。

    さすがは765プロのPである。

    23 :

    なんだこれは

    25 :

    なんだこれ













    なんだこれ

    26 = 1 :

    なんとかして事務所まで帰ったP。


    最初にやったことはハンマーを手にすることだった。

    社長の顔面に重い一撃を食らわせ、2週間は再起不能にした。


    小鳥「おかえりなさい。プロデューサーさん?」ギロ

    P「はは。勝手な旅行だったから怒ってますよね?」

    小鳥「それはもう」イライラ

    律子「あんたのせいでこっちの仕事大変だったんですよ?」

    P「悪かったって。俺と貴音の未来の為だったから許せよ」


    律子小鳥「!!」

    社長「……君と貴音クンの未来、だと?」

    貴音「はい。もう結婚するって決めましたから///」ボソッ

    社長「バ……バカなことを言うんじゃない!!」

    27 = 7 :

    社長頑丈すぎ

    28 :

    おい社長元気だぞ

    29 = 24 :

    2週間経ったんじゃねもう

    30 :

    影分身の術だよキミィ……

    31 = 1 :

    伊織「話は全部聞かせてもらったわ」ガラッ

    雪歩「ふぇぇ。仕事から帰ったら大変なことになってますぅ」

    P「伊織たちか。遅かったじゃないか」

    P「俺と貴音なんだけどさ、今日から付き合うことになったから」

    雪歩「……えっ」

    伊織「は?」

    小鳥律子「」


    貴音「あなた様……関係を公にするのはよくないかと……」

    社長「そうだぞ君!! アイドルと付き合うとかなに考えてるんだね!!」

    P「……」

    社長「とてもまともな社会人の考えとは思えん!!
        罰として貴音君と別れて私と結婚したまえ!!」

    32 :

    社長をアイドルにすればいいんじゃね?

    33 = 1 :

    グシャア

    美希の投げた誕生日パーティ用のケーキが顔面に当たり、
    沈黙させられた社長。顔中がクリームの味でいっぱいになった。


    雪歩「それ。私の誕生日ケーキじゃないですか」

    美希「デコちゃんが投げろって言ったの」

    雪歩「そうですか」

    伊織「ちょ!? 私そんなこと一度も……」

    雪歩「死んでくださいね?」ニコッ


    首筋をスコップで強打され、気絶する伊織。

    ついでに社長もぶん殴られ、窓の外へ捨てられた。


    雪歩「プロデューサー、アイドルと恋愛は禁止のはずですよね?」

    P「そうだっけ?」


    お茶の入った湯呑みを雪歩の頭の上で逆さにし、一目散に逃亡したP。

    35 :

    何が起こってるんです?

    36 = 24 :

    死んでくれって言ってるのに加減するとか天使すぎる

    37 = 12 :

    なんなのなの…

    38 = 1 :

    伊織「いたた……もっとしっかり持ちなさいよね」

    P「文句言うな。今逃げるので精一杯なんだ」


    なんということか。Pは気絶した伊織を抱えながら逃げていたのだ。

    ビルを出たところで伊織の意識が目覚め、現在に至るのだ。


    P「ここは人気の少ない公園だな」

    伊織「最近通り魔事件が起きたのよね。
        へんなオカマ野郎が男性を襲ったんですって?」

    P(その犯人に心当たりがあるぞ)


    社長「やあ。とりあえず、この書類にサインしようか?」コンイントドケ

    P「何度殴られても即座に復活するその耐久力。素直に尊敬しますよ」

    社長「言っておくが、この公園は私の庭だ。
        20種類以上のトラップが仕掛けれてる。逃げたら殺すよ?」

    39 = 24 :

    社長はホームレスの王

    40 = 1 :

    ゴーン


    社長「う、うぅむ。さすがに殴られすぎて死にそうだよ……」バタン


    雪歩「えへへ///」


    大往生した社長の背後に立つのは、血塗られたスコップを持つ雪歩嬢。


    P「……」ゾクッ


    動物的な本能で瞬間的に理解した。

    今雪歩はとてつもなく怒ってる。


    なぜ彼女の機嫌が悪いのかPには分からなかったが、
    とりあえず伊織とキスしてみた。


    伊織「ちょ、んんn……!!」

    P(貴音と本番前の練習にはちょうどいいや……)

    41 :

    P「愛してるよ」

    伊織「……ぅ!?」


    P(貴音とキスした時もこんな感じの言いかたでいいかな?)

    伊織(ちょっとこいつ……なんで急にあたしのことあ、あああ愛してるって?///)

    P(おっ、雪歩が棍棒を持ってこっちに走ってくるぞ。伊織を狙ってるのか)

    伊織(いつまで抱きしめるつもりよ……。追われてる自覚あるんでしょうね?)


    ボコ


    雪歩「あ、あのぉ。伊織ちゃんが本当の浮気相手ってことですか?」

    P「確認する前に殴るんじゃありません」

    伊織「」

    P「やべえぞ。息してない」

    雪歩「ええっ、どうしましょう……。お医者さんに診てもらいますか?」

    P「72言ってんだ。ここはやっぱり人工呼吸だろ」

    42 :

    こいつらフリーダム杉だろ……

    43 :

    社長の穴を掘って埋める

    44 = 41 :

    雪歩「キスしちゃ駄目ですぅ!!」

    P「ふごっ!!」


    お腹に鋭いパンチを食らい、三秒間息ができない苦しみを味わうP。


    雪歩「ああっ!! ごめんなさいですぅ。私ったらついカッとなちゃって」

    P「き、気にするなよ。雪歩を不安にさせるようなこと言った俺が悪かったんだ」

    雪歩「ふぇ……怒ってないんですか?」

    P「雪歩は俺の大切なアイドルだ。怒るわけないだろ?」ナデナデ

    雪歩「あっ、えへへ///」

    P「……なんて言うと思ったか?」


    雪歩をジャイアントスイングして道路側に投げ捨ててしまう。

    目を覚ましつつある伊織を脇に抱え、さらに逃亡を図る。


    社長「君たち、待ちたまえええええ!!」ダダダダッ

    45 :

    あとはもう俺の天使やよいに賭けるしかない

    46 :

    なんだかいろいろおかしい

    社長ニュータイプだろ

    47 :

    ふむ

    48 :

    何が起きているんだ

    49 = 41 :

    P「これでも俺を捕まえられますか、社長?」

    社長「な、なにぃっ!?」


    信号待ちしてる乗用車の搭乗員に目をつけたP。


    P「おい君!! 早く降りないと大変なことになるぞ!!」

    「へ?」

    P「いいから早く降りるんだ!!」

    「きゃああああ!!」


    言う事を聞かないとセクハラすると脅し、
    強引に降車させて車を奪うことに成功した。


    P「伊織。これから遠くまで逃げるぞ!!」

    伊織「……んー? 目が覚めたばっかりで何が何だか分からないわ」

    真美「わーい。ドライブごっこだね!! れっつごー!!」

    P・伊織「!?」

    50 = 41 :

    夢ではなかった。真美が後部座席に座ってる。


    P(馬鹿な……!? だって俺は今車を……)


    そう。不可能としか思えないのだ。仮に真美が忍者だったとしても、
    今さっき強奪したばかりの車の中に、Pに気づかれずに潜入することなど。


    真美「だってこれうちの車だし」

    P「なに? てことは俺がさっき胸を触っちまったのは……」

    真美「真美のお母さんだYO。帰る時間だから迎えに来てもらってたの」

    亜美「亜美もいるかんねー」


    Pは迷うことなく双子を車から放り出し、全速力で車を走らせた。


    P「最近の子供は発育が良くて困るよ」


    亜美のパンツを握りしめながらそう言う。


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