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    元スレP「貴音。俺と結婚してくれ」 貴音「っ……!!」

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    251 = 41 :

    Pは脱ぎたての自分の靴下を雪歩の口の中につめこみ、
    気絶させることに成功した。


    あずさ「手錠されてるのに元気ですね」

    P「手錠? そんなもん気合で解除しちまったよ」

    あずさ「さすがプロデューサーさん。無駄にスペック高いですね」

    あずさ「それより春香ちゃんが部屋で寝てるようですけど、
         置いてっちゃっていいんですか?」

    P「うーん、かわいそうだから連れていくか」


    春香をおんぶし、ホテルを後にするP。

    ドタバタやってる内に朝になってしまったらしく、
    街は人通りが激しかった。

    254 = 41 :

    春香「うーん、ここどこですかぁ?」

    P「目が覚めたのかい春香。今チケットを取ってるところなんだ」

    あずさ「出発は明日になりますけど、無事に帰れればいいですね」


    Prrrrr


    P「ん? 親から電話だ」

    P父「おいP。最近竜宮小町がテレビに出なくなったじゃないか」

    P(え? あいつら仕事サボってんの?)

    P父「ファンの皆が心配してるそうだぞ?
       週刊誌にはPと逃亡したという噂も書いてある」

    P(逃亡っつーか、監禁されてるんだっけか)

    P「えっと、今ちょっと内部でもめてて大変なんですよね」

    P父「そうなのか? どんな事情があるのか知らんが、3日以内に処理しろ。
        これ以上いおりんを見れない生活が続いたら発狂しかねん」

    255 = 41 :

    P「え? いおりん?」

    P父「な、なんでもない/// 話はそれだけだ。じゃあな」

    P(なんだったんだよ。まるで伊織のファンのような口ぶりだったぞ)

    256 :

    257 :

    いおりんいおりん

    258 = 41 :

    P「あずさ。伊織の行方を知っているか?」

    あずさ「……」

    P「あずさ? 聞いているのか?」

    あずさ「……」

    P「なぜ黙っている? 親が伊織のこと気に入ってるみたいなんだ。
       何か知ってることがあるなら教えてくれ」

    あずさ「伊織ちゃんは今……」

    春香(まさか……?)

    P「お、おい」


    あずさ「あなたの後ろにいますよ?」

    伊織「にひひ」

    P「!????」

    259 = 41 :

    P「伊織ぃ!! おまえ生きてたのか!!」

    伊織「私が監禁ごときで死ぬわけないでしょ?」

    伊織「あんたと結婚するって約束したんだもの。
        絶対に生き延びてやるんだから」


    雪歩「死ねばよかったのに」ボソッ


    Pは即座に雪歩を膝に乗せ、お尻叩きしてあげた。


    パシイイイイン


    雪歩「あうぅ……痛いけど気持ちいですぅ……」

    P(せつなそうな息吐くなよ。
       ちょっとかわいいとか思っちまったじゃねえか)

    262 = 134 :

    263 = 220 :

    264 = 256 :

    265 = 101 :

    266 = 41 :

    おさるだった させん

    268 = 41 :

    雪歩「プロデューサー、遠慮しなくていいですよ?」

    P「え?」

    雪歩「私、プロデューサーにならぶたれても嫌じゃないですぅ」

    P「!!!」


    危険な衝動がPを襲った

    269 :

    頭おかしい

    270 = 41 :

    P「お、おい。俺なら嫌じゃないって……」

    雪歩「だってプロデューサーのこと、好きですから」


    さらに打ちのめされるP。

    まさか雪歩に男性として見られてるとは思わなかったからだ。


    第一、内気で男性恐怖症の性格の雪歩が
    プロデューサーを好きになるなどと。


    あずさ「あのー、さすがにニブチンにしても限度がありません?」

    P「いえいえ。そうじゃなくて雪歩は俺にちょっと
      憧れてるだけだと思ってたんだよ」

    春香「えー。どう考えてもプロデューサーさんにベタ惚れでしたけど?
        この子、トイレでもプロデューサーさんの名前呼びながら
        いっつもオナニーしてたんですよ?」

    雪歩「えへへ。照れちゃいますぅ」

    P「むしろこっちが恥ずかしいんだが///」

    271 = 41 :

    春香「プロデューサーさんは誰をオカズにして抜いてたんですか?」

    P「え、俺? 俺はそうだなぁ……。貴音かな?」

    雪歩「へーえ」ジー

    P「あと雪歩……かな?」

    雪歩「わあ。うれしいですぅ」


    雪歩「私達、お互いをオナネタにしてたんですね」


    あずさ(あの子……頭おかしいわよね?)ヒソヒソ

    春香(もともと何考えてるか分からない奴でしたけどね)ヒソヒソ

    伊織(それより私の存在が空気なのはどういうこと?)

    春香(あっ伊織ちゃん、いたんだ?)

    あずさ「どうりであたりがまぶしいわけだわ」

    伊織「あたしのデコみながら言わないでよ!!」

    272 = 41 :

    雪歩「ええええ!? プロデューサーは私と
        結婚してくれないんですか?」

    P「やっぱアイドルと結婚とか無理あるっしょ」

    雪歩「そんなぁ……ぐすぐす……ひぐぅ……
        女の子を振るなんて酷いですよぉ」シクシク

    P「なあ、雪歩」

    雪歩「ふぇぇえん……プロデューサーに振られましたぁ……」

    雪歩「私、諦めきれないですぅ……
        一生プロデューサーのこと呪ってあげますからぁ」

    P「ちょっと待て」

    P「左手に持ってる目薬は何だ?」

    雪歩「あっ、ばれちゃいましたぁ☆」

    P「そろそろ本気でキレて良いか?」

    雪歩「その前にスコップのサビにしてあげますね?」ニコニコ

    ブオオオン  ←スコップが風を切る音

    274 = 41 :

    カキイイイン ←伊織の持つ短刀が受け止めた音。


    伊織「人の男に手を出してんじゃないわよ。このうじむし」

    雪歩「う……うじむし?」

    伊織「そうよ。あんたは一度振られたの。
        良い女になりたいなら、引くときは潔く引きなさい?」


    伊織がジャンプし、雪歩に襲い掛かった。


    雪歩「くうっ……ちっこいのに意外に力が強いですぅ!!」

    伊織「あんたこそ中々やるじゃない……!!」


    それぞれの武器が折れてしまったので、素手の取っ組み合いになった。


    あずさ「プロデューサーさん。二人の相撲止めなくていいんですか?」

    P「今伊織を助けに行くところです」


    ゴキブリが大量に入ってるバケツを持ったPが言う。

    275 = 41 :

    春香「まさか、それを雪歩に?」

    P「雪歩はタフだから大丈夫だろ」

    あずさ「えーっと、さすがにやりすぎかなって。
         雪歩ちゃんも一応アイドルなんですし」

    P「そうか? じゃあこうしよう」


    Pは一瞬で自分のパンツを脱ぎ、雪歩の背後に回る。

    雪歩はギリギリの一線で相撲してるので気づいてない。

    笑いを堪えながら雪歩の頭にパンツをかぶせてやった。


    雪歩「~~~~!? 急に目の前が真っ暗になりましたぁ!!」

    伊織「今よ!!」


    お腹の痛い部分に蹴りが炸裂し、ついに雪歩を沈黙させた。

    パンツをかぶりながら意識を失ってる10代の女の子。

    Pらは係員に連れてかれた雪歩を眺めながら、飛行機を待つことにした。

    漫才してる内に一日たってしまったので、今日の便で東京に帰れる。


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