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元スレP「アイドルと結婚したい」小鳥「え……?」

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1 :

P「まずは相手を探さないとな」

小鳥「結婚願望あったんですか?」

P「まあ人なりに」

小鳥「でもいいんですか? みんな学生ばっかりですけど」

P「そうですねぇ。付き合ってる奴ならたくさんいるんですけどね。
  やっぱり結婚となると色々難しいですよね」

小鳥「え?」

P「え?」

2 :

小鳥さんいじめんな

3 :

なるほど

4 = 1 :

小鳥「付き合ってる子がいたんですか?」

P「まあ……。そりゃいるでしょ」

小鳥(ちょ、何当たり前みたいに言ってるの?)

P「やっぱ結婚相手は一人にしぼらないと駄目ですよね」

小鳥「あの……」

P「はい?」

小鳥「一体誰と付き合ってたんですか?」

P「全員」

小鳥「え?」

P「765プロのアイドル全員ですよ。律子や社長も含みます」

小鳥「」

8 = 1 :

小鳥(全員って……どんだけ見境ないの?
     それに社長までって……バイだったんですか?)

P(少し違いますね。社長は利用しただけです)

小鳥(ちょ……!! 心の中に直接!話しかけてきた!!)

P「さらっと言いましたけど、全員と付き合うのって大変なんですよ?
  特に律子を懐柔するのが大変でした」

小鳥「最近美希ちゃんと千早ちゃんがよく口喧嘩てましたけど、
     あれってPさんが原因?」

P「はい。どっちが俺と婚約するかで争ってるんですよね。
   婚約届押し付けられちゃって困りましたよ。はは」


苦笑というより、孫の話をする世話好きの老人ような笑みだった。


小鳥(うそ……この人には罪悪感て言葉がないの?)

P(はい)

9 = 1 :

Pはお茶でも淹れますよ、と言って洗い場に言った。

鼻歌を歌いつつ、手慣れた様子で二人分のコーヒーを用意する。


P「どうぞ。砂糖は少なめでよかったですよね?」

小鳥「あっ……どうも」


こうしてると、紳士にしか見えない。

礼儀正しく、仕事もきっちりこなす若手P。

彼のすんだ瞳のどこにクズ的要素が潜んでいるのか。

小鳥は本気で疑問に思ってしまった。

もしかしたら、さっきまでの話はジョークの類ではないのかと。


P「最初に付き合い始めたのは雪歩でした」

11 :

小鳥さんだけハブられテルというのか

12 = 1 :

小鳥「雪歩ちゃん?」

P「はい。あのお父さんが怖い感じの雪歩です。
   雪歩を最初に選んだのは単純な理由ですよ」


――昔あこがれてたアイドルに容姿がそっくりだったから。

Pはそう言ってコーヒーカップに手を伸ばした。


P「胸もけっこうでかいですしね」

小鳥「……」

P「失礼。少し下品でしたね。とにかく雪歩は俺の理想と
   思われる少女でした。現実は少し違いましたが」

小鳥「どういう意味?」

P「最初に言っておきますが、雪歩は悪くないんですよ?
   悪いと言えば美希や真美ですね」

小鳥「誘惑されたとか?」

P「それもありますが、存在そのものが俺を誘惑してますよね。
   美希は俺にぞっこんだし、真美は雰囲気が少し大人びてきました」

小鳥「いやいや、意味分かりませんよ。それだけの理由で浮気したんですか」

13 :

思うんだけどただの妄想にしてもハーレムって楽しい?

14 = 1 :

P「はい。一度俺の部屋に連れ込んだら、
   なんかそういう関係になってしまいました」

小鳥「駄目じゃないですか……。
     雪歩ちゃんが怒るんじゃないですか?」

P「実は今日ばれちゃったんです」

小鳥「はい?」

P「雪歩に美希や真美と付き合ってることがばれたんです」

小鳥「ええええ!!」

P「昨日家に帰ったらですね、お風呂場でリスカしてる雪歩を目撃しました。
   俺は困惑し、パンツを脱ぎながら救急車を呼びました。はは」

小鳥「笑い事じゃないですよ!! 今雪歩ちゃんどうしてるんですか!!」

P「普通に入院してますよ。メンタルの方がやばいそうで
   数ヵ月は仕事に復帰できないそうです」

小鳥「よくそんな平然と言えますね」

P「これでもPやってますからね。精神的には鍛えられてるつもりです」

小鳥「てゆーかPさんのやってることって犯罪ですよね?」

P「まあギリギリセーフじゃないですか? 結果的に死んでないですし」

16 = 1 :

P「言っておきますけど、自殺未遂した理由は他にもありますからね」

小鳥「え? まだあるんですか」

P「伊織から八千万奪おうとしたのがばれたんです。
   二人の新居にちょうどいいマンションがあるからって
    適当な嘘ついたら本気にされちゃいました」

小鳥「どんだけ腐ってるんですか」

P「返す言葉もありません」

小鳥「どうするつもりですか?」

P「今日は早上がりだから病院に直行っすかね。
   雪歩も俺に会えなくてさみしがってるし」

小鳥「私も行きますからね」

P「おっ、助かりますね。やっぱお見舞いは独りより二人が良いですよね」

小鳥「ちょうど上がりの時間ですね」

P「じゃ、逝きますか」
  
逝きますか。それが誤変換じゃないことを、小鳥は思い知ることになるのだった

17 :

メメタァ

18 = 1 :

~病室にて~

雪歩「P!! よかったちゃんと来てくれて!!
     いつまで待っても来てくれないから見捨てられたのかと……」

P「はは。俺が雪歩を見捨てるわけないじゃないか。
   つまらない勘違いで迷惑かけちまったからな」

小鳥「雪歩ちゃん、思ったより元気そうで安心したわ。
     見舞いの品はこっちに置いておくからね?」

雪歩「わあ、おいしそうなフルーツ。小鳥さんまで
     来てくれるなんてうれしいですぅ」

小鳥(あの子、けっこうハイテンションですね?)

P(それはそうでしょう。なにせ自殺未遂までしたんですよ?
   色々と精神的にきてるんでしょう)


ベッドサイドのラジオの横に、さりげなく置いてある婚約届。

Pは前回の衆院選で完敗した民主党の閣僚のような顔をした。

当たり前だが、雪歩はPとの結婚を諦めてないのだ。

付き合うのではなく、『結婚』である。

19 :

>>13
妄想だから楽しいんだろ
現実のハーレムの手間や労力考えなくていいんだから

むしろ現実のハーレムこそ無理だわ

20 = 1 :

雪歩「お父さんが言ってました。夫婦生活には忍耐が必要だって」

P「そうなのか」

雪歩「だから今回のことは気にしなくていいですよ?
     お父さんにはうまく話をしておきましたから。
     さっきまで御付の人がたくさんいたんですけど、
     事情を話したらすぐ帰ってくれました」

P「四行で話すと読者が読みづらいからね?」

雪歩「すみません……。つい」

小鳥「雪歩ちゃん、本気でPと結婚したいと思ってるの?」

雪歩「そうですけど?」


――どうして当たり前のことを訊くんですか?

雪歩の瞳はそう答えていた。小鳥の背筋に悪寒が走る。


P(やべえ。別れ話しづらい雰囲気だぞ)

小鳥(はいぃぃ? この状態で雪歩ちゃんを振る木ですか?
     この人でなし!!)

P(怒鳴らないでくださいよ!! 勃起するじゃないですか!!)

21 = 1 :

雪歩「二人とも小声で何話してるんですか?」

小鳥「な、何でもないのよ?」

雪歩「それより早く婚約届に判押してください。
     Pのところは全部記入済みですよ?」

P「おっと、そろそろ面会時間も終わりか」

雪歩「え?」

P「いや、だから時間だよ。もう帰らないと」

小鳥「ま、また明日ね雪歩ちゃん」

雪歩「まっ……!!」

看護師「萩原さん。検温のお時間ですよ?」


逃げるように去る俺たち。入れ違いに担当の看護師が入ってくれて助かった。

いずれにせよ、俺は雪歩から逃げ切るのは難しいと言うことが分かった。

さすがに自殺未遂までされちまったんだ。こうなったら覚悟を決めて、

本気で雪歩との結婚を考えたほうが良いのかも?


P(でも、その前に春香との半同棲生活を何とかしないとな)

22 = 1 :

普通なら家に帰れば春香が待ってくれたりするのだが、


社長「今日は帰りが遅くなったじゃないか君」


全裸の社長がスタンバイしていた。

目が血走っており、フルボッキしている。


P「ちょ」

社長「はぁはぁ……わ、わしはもう……待ちきれなかったんだぞ?」

P「うわああああああああああ!!」


アッーーーー!!

24 :

>>22読んだ後で>>23はズルい

25 = 1 :

パコーン

社長「う、うううむ?」

何者かにフライパンで頭を叩かれ、意識を失った。

社長め、なんで俺のアパートで待機してたんだ?


伊織「馬鹿ね。感情的に襲おうとしたって意味ないのに」

P「い、伊織……。助けてくれたのか」

伊織「さすがに黙ってみてられないでしょ。
     それより、よくも私を騙そうとしてくれたわね。
     あと一歩でほんとにお金振り込みそうになったわよ」

P「ぐぬぬ……。やっぱ怒ってるよな。
    どうすれば許してくれる?」

伊織「そうねぇ。雪歩と別れてくれたら」

P「」

26 = 1 :

P「冗談はたくさんだ。今日はもう遅いから帰りなさい」

伊織「冗談なんかじゃないわ!! あんた、八千万円を雪歩との
     結婚資金にしようとしたんでしょ?」

P「まあ大体あってるよ。お金って大切だからな」

伊織「とっくに雪歩には飽きてるくせに。
     なんで今更結婚しようと思ったのよ?」

P「千早や美希と別れないと殺し合いに発展しそうだったからだよ。
   いっそ雪歩と婚約したほうが丸く収まるかなって」

伊織「あんた……馬鹿でしょ?
     そんなふざけた理由で結婚したって長続きしないわよ」

P「うぅ……。でも雪歩のことは嫌いじゃないんだ」

伊織「は?」

P「え?」

伊織「……」

P「ちょっと、なんで黙るの?」

27 :

またハーレムモノか・・・

28 = 1 :

伊織「意味わかんないわ。雪歩と別れたいの? 別れたくないの?」

P「どっちかというと別れたい。けど諦めるしかないかって」

伊織「そんないい加減な気持ちでいいと思ってんの!?」

P「分かってるよ!! でも俺だって手を伸ばしすぎて収集がつかないんだ!!
   まじで仕事にも影響してるし、どうすりゃいいんだよ!!」

伊織「はぁ? このタイミング逆切れとか信じられないわ!!
     あんたそんなんだから社長に襲われたりするのよ!!」

P「しゃ、社長のことは言うんじゃない!!」


ピンポーン

P・伊織「!!」

春香「こんばんわー。夕ご飯作りに来ましたぁ。
     今日は誰と喧嘩してるんですか?」

P「あ、あわわわわ」

伊織「ど、どうすんのよ? 春香怒ってるみたいじゃない」

春香「あっ、伊織ちゃんだったんですね」

伊織「……!!」

29 :

>>27
素晴らしいよな

30 = 1 :

あの伊織が気圧されてる。信じられん光景だが、俺が散々浮気を
繰り返してきたから仕方ない。

春香「今度は伊織ちゃんが好きになったんですか?」

P「ち、違う。伊織がここにいるのはたまたまだ」

伊織「用事を思い出したわ。それじゃ……」

春香「待ってよ伊織ちゃん。逃げるなんて卑怯だよ」

伊織「うっ……」

春香「社長が全裸で横たわってることもあわせて、
     ちゃんと理由、聞かせてもらえますよね?」

P「ああ、そうだな。たしかにこんな状態じゃ春香が怒るのも当然だ。
   じゃあはっきり言うぞ? 伊織は俺の浮気相手なんだ。
   時間さえ見つければ伊織と会ってキスとしてた」

春香「へー。そうだったんですか」ギロ

伊織「ちょ……」

春香「さようなら、伊織ちゃん」

P(名誉の犠牲だな。伊織よ。おまえのことは忘れない)

社長「君たち待ちたまえ!!」

31 :

ハーレムモノはデフォな感じなので
分類するならゲスPモノだろう

ゲスPモノは大好きだ

32 :

アイドル全員に嫌われてるPみたいなのが思いの外きつかったのでハーレムでいいですハーレムがいいです

33 :

嫌われるよりは好かれる方が読みたいのでこういうのでいいです
こういうのがいいです

34 = 1 :

P「おっ。まだ息があったんですか?」

社長「うむ。これでも伊達に零細事務所の社長やってないからね。
     そんなことより、アイドル同士で殺し合いとかよくないと思うな」

春香「よく言いますよ。あなただってPの不倫相手の一人なんでしょ?」

社長「うむ。うほって感じの関係だ」

P「おい」

伊織「社長が一方的に襲ってるだけじゃない。
     ちょっとPが優しくしただけですぐ勘違いするんだから」

春香「男の人同士とか気持ち悪いですよ。不潔です」

P「いやー、まったくだよね。千早に知られたら殺されそうだよ」

春香「なぜそこで千早ちゃんが?」

P(やっべ、墓穴掘ったか?)

春香「そういえば、千早ちゃんが面白い話してましたよ?
     Pさんと婚約まであと一歩だとか。
     春香はあの人にふさわしくないから諦めなさいとか」

P(あのばか!! そんなこと言ってたのか!!)

社長(え? Pってわしと結婚するんじゃなかったの?)

35 = 1 :

ちょっと用事があるから席外す。悪いね

37 :

書き終わってから行けよ

38 :

どうせシマウマだろうけど支援

40 = 29 :

社長死ね

42 :

最悪なのは放り出す>>1

43 :

追い付いた
止まってた
あきらめた

44 :

春香って伊織の事呼び捨てじゃなかったっけ

45 :

小鳥さんが餌食になってなくて良かった
天使で良かった

46 :

婚約届()

47 :

アフリカ

49 = 1 :

もどったああああ

50 :

早く書くよろし


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