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    元スレ凛「>>2……? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 暁美ほむら ×2+ - 次スレ→1360325612 + - Fate + - ほむら + - クロスオーバー + - 聖杯戦争 + - 遠坂凛 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    952 :

    まだあったのか

    953 = 811 :

    あぁ食え・・・

    956 = 800 :

    「ふむ。魔力で競えば競り負けるが……。なら、これはどうだ?」

    次に手に取ったのは螺旋を描く刀身。
    空間を捩じり切る剣は、それによって周囲の干渉を遠ざけて確実に意図した射線を飛んでいく。

    壊れた幻想の使用は、奇跡の行使。生まれた力はある程度浄化の矢に飲まれてしまう。
    だから、宝具の性質のみで到達できるものを使って闘う。


    落ちて来る小さな光の矢を避け、走りながら剣を弓の元へ。

    「偽・螺旋剣!」

    迎撃に来た極太の光の矢とガラドボルグがぶつかり合う。
    真名開放によって空間を抉る刃は、光の矢と交錯しながらも、その中心の線を削り取って己のためだけの空間に変える。
    最初の接触の段階で勢いを大きく削られた偽・螺旋剣は光の矢を打ち破っても速さが足りずにまどかに回避されるが、光の矢をすり抜けただけでも大きい。

    この一合を境に、二人の戦いは様相を変える。
    互いに相手の攻撃を避けながら矢を打ち合う。片方は縦横無尽に空を駆け、片方は剣の丘を己が庭と笑って駆ける。

    「鷹の目を競うとはよく言ったものだが、空から狙われるのはあまり気持ちのいいものではないな」

    光の矢の中を赤原猟犬がすり抜け、相変わらず勢い不足でまどかに避けられる。
    上へと放つ攻撃は重力によって減衰し、下へと落ちる攻撃は重力を味方につける。

    空はいまだ、遠い。

    957 = 810 :

    これはアーチャーが勝つな

    958 = 844 :

    なんで埋めてるのかわからんが埋まる前に誘導を頼みたい

    959 :

    >>957
    どっちもアーチャーじゃねえかww

    960 = 949 :

    >>957
    じゃあ俺アーチャーが勝つ方に10000ジンバブエドルかけるわ

    961 = 811 :

    ピッカァッ!

    962 = 802 :

    君たちはイケメンライダーを忘れていないだろうか
    固有結界でもやつなら…きっとやつなら…

    963 :

    見覚えのない土管があったら要注意

    964 = 800 :

    戦いの中で互いが互いを想い合う。

    投影魔術で作り出した武器はある程度の光量を持った浄化の矢に触れれば掻き消されてしまう。
    矢に対抗するなら、チャージ時間を与えない連射か、またはその場に突き刺さっている武器から有効なものを選び取るしかない。
    投影による速射と、丘から引き抜いたとっておきの業物、時折のブラフを織り交ぜて、光の向こうのまどかを狙う。

    まどかは相手が手に取った武器がなんであるかを記憶の底から掘り起し、完全なる半月輪廻を超えうるかどうかを瞬時に判断していく。
    その場から引き抜かれたものであっても、中にはブラフが混ざっている。意図的に対消滅を起こしてからの投影速射が、これまででもっともまどかに近く迫った攻撃。
    世界再編時の膨大な情報を脳内に並べ、視界の中の宝具を用途別に選り分けて対応を決める。

    「トレース・オン!」

    (干将・莫耶。互いに引き合う夫婦剣。完全なる半月輪廻を突きぬける威力は無い。
    狙いはおそらく、それぞれ別な方向へ飛ばしておいて引き寄せによる不意打ち――!)

    大型の光の矢を撃ち、飛翔をさらに加速させる。読み切った上でエミヤの攻撃後の隙にもう一撃加えたい。
    その少しの欲が戦いを左右する。

    「干将・莫耶オーバーエッジ」

    「えっ?」

    投影した剣をさらに強化。存在異議を増した刃は大きく伸び、一度溶けてささくれ立った刃面は羽根の如く。

    「―――鶴翼、欠落ヲ不ラズ」

    干将を壊れた幻想の弾にし、解放されたエネルギーが光の矢を阻んで莫耶を守る。

     「―――心技、泰山ニ至リ」

    965 = 922 :

    まどか墜ちるか④

    966 :

    追いついた紫煙

    967 = 800 :

    すかさずもう一対の干将・莫耶を投影し、そのまま徒手にて空へと投げる。

    「―――心技 黄河ヲ渡ル」

    干将は空中の莫耶オーバーエッジに引かれて上空へと駆け上がり
    先攻する干将を追って二本目の莫耶も飛んでいく。

    「―――唯名 別天ニ納メ」

    三回目の干将・莫耶の投影。

    最初の莫耶オーバーエッジを避けたまどかの前方に、次の干将が向かってくる。
    高度を上げてかわし切れば、そのすぐ下の虚空を二本目の莫耶が切り裂いていく。

    「―――両雄、共ニ命ヲ別ツ……!」

    三対目の干将・莫耶が構えられた時、まどかは避けられないことを悟り、動きを止めて矢のチャージに専念し始めた。

    前方から二本、上空から一本。背後から二本。引き寄せあう五本の剣それぞれがまどかを包囲する。
    降下で上空の莫耶オーバーエッジを避けきった直後、前後の四本がまどかの翼を切り刻み。

    ダメージ覚悟で最大限に引き絞った弓が、解放される。
      ヒ エ ロ ス ・ ガ モ ス
    「完全なる半月輪廻――!」

    光は互いの視界を覆い尽くし、これまで散々的を外し続けてきた矢の残滓と共鳴して世界を覆い尽くす。
    最後まで丘に留まり続けた矢の数々は、寄る辺を失って消えていく。
    固有結界の消滅。

    対界宝具、完全なる半月輪廻――。

    968 = 922 :

    陸上戦に移ったね④

    970 = 800 :

    「さて、剣戟の音で住民の目を覚まさせると言うのは酷な話だ。
    せっかくの気持ちの良い朝、ゆっくりと眠っていてもらいたいものだが」

    「早起きは三文の徳、一撃で終わればむしろ朝日を楽しませることになりますよ」

    「結構」

    両手に持つのはやはり干将・莫耶。双剣を構えて突進する。
    ここまでくれば戦略も何もあったものではない。ただ残った力を競うのみ。

    まどかは弓を消して、両手で光の矢を持って迎え撃つ。

    剣を受け止めて矢の力を開放、投影された宝具を打ち消しにかかる。

    二度の爆発音はそれぞれ矢と剣が撃ちあった証。だが戦いを終わらせたのは次の打撃音。
    一度の交錯で勝負は決した。

    剣の一本を打消し、ついで投げ付けられたもう一本をも矢で防ぐ。
    仕切り直しと思って下がろうとしたまどかに、エミヤの握り拳が直撃したのだ。

    「がっ……ふ……」

    弓兵であることを捨てたがための、勝利。

    971 :

    ちょっとエミヤぶん殴ってくるわ

    972 :

    腹パンか

    973 = 949 :

    エミヤ絶対に許さないよ

    974 = 834 :

    腹なのか、顔なのか

    975 = 810 :

    顔パンと聞いて

    976 :

    対界宝具食らって生きてるとか、意味が分からないんだが

    977 = 929 :

    女子中学生に全力で腹パンする正義の味方って絵的にアレだな

    978 = 811 :

    腹パン緑歓喜

    979 = 800 :

    翼を切られた天使は、墜落によってさらなる打撃を受けて倒れ伏している。
    返事さえままならぬ有様。うつ伏せに倒れたまま動けない。

    「トレース・オン。呪縛の槍」

    刺々しいデザインは、天使に対する悪魔のそれ。神の教えに殉じたがために悪魔と罵られた男の得物。
    魔名開放によって呪いを滾らせた穂先が、真っ直ぐに下に落ちていく。

    「おおっとぉ! ジャマするぜ!」

    黒い瘴気に包まれた槍を跳ね除けたのは、赤い魔槍。
    槍と槍の激突がけたたましい金属音をかき鳴らす。

    「ランサーか! 今の攻撃、私の心臓を取ることもできたはずだが」

    「なぁに。マスターには戦いを止めろとしか言われてねえからな。手負いの鹿を狩るのは好みじゃねえってことよ」

    「ふむ、私はまだ投影数回分の魔力を残しているが」

    「馬鹿言うなよ、固有結界張った後の残り滓でやられるほど俺が雑魚に見えるのか?
    まったく聞いてねえぜ。戦いを止めに入れと言われて来てみりゃあ、結界の中にこもって手出しできやしねえ」

    「彼女の宝具開放は無駄ではなかったということか。威力が高すぎたがために結界破壊に達し、結界と共に消えることになった一撃。
    正直私はアレを下策だと感じていたが、神の思惑は人には理解できぬものらしい」

    「はっ。対界宝具とは楽しみだ。なおさらここでトドメを刺すわけにはいかなくなったぜ。はっはっはっ!」

    980 = 859 :

    >>977
    ア〇パンチのつもりなんだろ本人的には

    981 = 852 :

    エミヤさんが切嗣以上の外道だった

    982 :

    やっぱり兄貴は最高だぜ!

    983 = 810 :

    エミヤさんは敵を全力で殺そうとしただけやろ!
    まどかが可愛いのがいけないんだ

    984 = 971 :

    そういや兄貴2回目だから本気出せるんだよな

    985 = 844 :

    まあまどかは白兵戦は無理だろうし… 飛行砲台だよな

    986 = 816 :

    髭親父はよ

    987 = 800 :

    走っているうちに勝手が掴めてきた。
    身体能力の向上は二倍以上。魔力を引き出そうとすると痛みが酷いけど、一度に使える魔力量の上限も引き上げられてる。

    加速した感覚のせいでどれくらい走ったか自分でもよく分からなくなってるけど、最初の予測が正しければ敵はすぐそこ。
    角を曲がってすぐの建物の屋上――!

    「Das Schliesen.Es ist gros!」

    身体能力の向上に加えて、魔術による力場操作。
    やってやるわよ、三角跳び!

    壁面を蹴って、跳ね上がる!

    988 = 800 :

    「! 早い!」

    「こちとら文字通り命削ってんのよ! いまならパウエルだろうがボルトだろうが追い越してみせるわ!」

    弓に光の矢を構えたまま、ほむらが振り返る。
    壁と壁の間を蹴って階段を使わずに上ってきた遠坂と視線が合う。

    「やっぱりそれ、アーチャーの宝具! あんたいったい」

    「答える必要が無いわね」

    細かい光の散弾の応酬。だが今の遠坂の目にはどれもこれも遅すぎる。
    宝具としての性質も、召喚獣には効果てき面でも、生身の人間には威力が薄い。
    かすった矢が力場操作を打ち消していくが、魂に傷をつける言峰の施術は精神と肉体の生理反応。遠坂を止めるには至らない。

    「Time alter ―― double accel!」

    矢を掻い潜って直接殴りに来た遠坂の攻撃をすんでのところで回避する。
    固有時操作と精神暴走、互いに加速を重ねての肉弾戦――!

    「そっちも身体強化? 矢の方の速度は同じだから、当たる気がしないけど」

    「なら直接握って突き立てるまでよ!」

    990 = 800 :

    このスレ使い終わったらとりあえず寝ます。
    二時くらいに起きられるといいなー。でもって一回自分で読み返してから次スレ建てる。

    スレタイは 凛「まどか……? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 で

    991 :

    了解
    ゆっくり休んでください

    993 = 963 :

    スレタイ変えてて安心した
    脳を休めたまへ

    994 = 859 :


    長い時間ありがとう
    ゆっくり寝てくれ

    995 :

    乙乙
    寝坊してもいいぞ

    996 = 922 :

    ここまで楽しかったよゆっくり休んでね

    998 :

    おつ

    999 = 903 :

    1000なら腹パンされたのはまどかじゃなくてさやか


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