元スレP「朝起きたら律子が隣にいた……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
401 = 100 :
後日談いいなあ 支援
402 = 207 :
P律は世紀
403 = 207 :
P律は正義
404 = 1 :
P「……ぜんぶ?」
伊織「もっちろん! 律子がプロデューサーのことを意識し始めたときから、今日のことまで、全部よ」
P「えっ」
伊織「律子が竜宮小町のプロデューサーになって間も無く、あんたが765プロに入社したじゃない?」
伊織「そのうち、『あら? おかしいわね』って思ってちょっとつついてみたら、ポロポロポロポロ……」
P「……」
伊織「あのときの律子ったら、イジイジしてて仕方なかったからね」
伊織「だから、この私がひと肌脱いでやろうって思ったわけよ! 感謝しなさいよね!」
P「……それで、やよいや亜美たちに?」
伊織「あら、知ってるの? ……ま、本当はやよいにだけ、ジャマしないように、って言うつもりだったんだけど……」
P「運悪く、あのふたりに捕まってしまったのか」
伊織「……そんなところよ。思い出したくもないわ、あのくすぐり地獄……」
P(亜美たちからどんな拷問を受けたんだろう……興味津々なときのアイツらは、律子でもなかなか止められないからな)
405 = 1 :
P「と、ところで、伊織」
伊織「なあに?」
P「全部ってことはだな……あの、律子が俺の家に泊まったことも……?」
伊織「ええ、知ってるわよ。付き合う前にそういうことするなんて、律子らしくないと思ったけど……」
伊織「ま、結果としてそれが良い方向に転んだんだから、私は別に責めやしないわよ」
P「……付き合う前?」
伊織「? そうでしょ? その一回きりだって、律子が言ってたけど」
P「……」
P(まあさすがに、言えない範囲のことはあるよな)
P(……よし、ここはひとつ)
P(俺の口から、あの日――俺と律子が付き合い始めたあの日の夜、何があったかを伝えてやろう)ニヤリ
406 = 137 :
せっかくだからハニカミファーストバイトまで書こう(提案
407 = 1 :
P「……伊織。ちょっと耳を貸せ」
伊織「なによ……」
P「……実はな……」
伊織「は、はやく言ってちょうだい。くすぐったいじゃない」
P「律子が俺の家に泊まったのは、一回だけじゃなくて……」
伊織「え? そうなの?」
P「……本当は……」ヒソヒソ
伊織「……」
伊織「……――~~!!!」
伊織「ばっばばばばばバッカじゃないの!!?」
伊織「ももっ、もしそうだとしたって、なんでわざわざ私に言う必要があるわけ!?」
P「いや、伊織が知ってることを、ちゃんと本当の意味で全部にしてあげたいかなーって」
伊織「いらないわよこの変態っ! ド変態っ!! 変態大人っ!!!」
P(かわいい)
409 = 1 :
―――
『律子に言いつけてやるんだからっ!』
P(と言いながら、伊織は涙目でこの場を去ってしまった)
P(少し、イジワルが過ぎたかもしれない。まぁ、勝手に色んな噂を流した罰だな)
P(……あとで、律子からどんな顔で何を言われるんだろう。今から楽しみだ)
P「さて、と……」
ガチャ
春香「おっはようございまーっす!」
あずさ「あら、プロデューサーさん、おはようございますー」
P「おお、ふたりとも。ちょうどいいところに……」
410 :
やべえよやべえよ
411 :
2人が帰ったあとの事務所には
一つの肉塊があったそうな・・・
412 = 1 :
P「今日は、ふたりで一緒に来たのか?」
春香「はいっ! えへへ……電車の中で転びそうになったところを、ちょうどあずささんが現れて」
P「あれ? 春香が乗る電車って、あずささんは反対方向だから使わないはずですよね?」
あずさ「そうなんですけど~……、私、気が付いたら上りと下りを間違えて乗っちゃってたみたいで」
春香「あずささんのおかげで、痛い思いをしなくて済みましたっ♪」
あずさ「ふふっ、私も、春香ちゃんに会えたおかげで遅刻しないで済んだわ~。ありがとね、春香ちゃん」
P「あはは……」
春香「ところで、プロデューサーさん。ちょうどいいところ、って言ってませんでした?」
P「ん、ああ。実はだな……ふたりにも一応、報告しとかないと、と思って」
あずさ「報告、ですか~?」
P「律子から、何か聞いていませんか?」
あずさ「んー……特には、何も聞いていませんけれど……」
春香「……律子さん……?」
P「ああ、実はな。俺達……」
413 = 1 :
すまない 飯の時間だ
414 = 121 :
かーなーしーみのー
417 = 263 :
貴音よんでこい貴音
419 = 373 :
のろけまくりや
421 :
Pハンバーガーになってしまうん・・・?
422 = 47 :
まだあったああああ!
やっと帰宅支援
423 = 390 :
むーこーうーへとー
424 :
追い付いたあ…
支援
425 :
あずささんの運命の人はPではありませんでした
426 = 390 :
俺だからな
427 = 328 :
ほ
428 :
ようやく追いついたとおもったら
429 = 421 :
ほ
430 = 100 :
ほ
432 = 1 :
―――
春香「……え……律子さん、と……プロデューサーさんが……?」
あずさ「……っ」
P「ああ、付き合うことになったんだ。ちょうど、今週の頭くらいからな」
春香「……」
P「春香は俺が担当するユニットのリーダーで……」
P「それに、あずささんは律子の担当するアイドルだから……一応、ふたりにも報告しとくよ」
春香「……」
P「……春香? どうし――
春香「おめでとうございますっ!!」
あずさ「……春香ちゃん……」
春香「えへへ、そうならそうと、はやく言ってくださいよぅ。私とプロデューサーさんの仲じゃないですか!」
P「……すまないな、ちょっと時間が作れなくてさ」
P(春香……?)
433 = 373 :
殺せ
435 = 1 :
春香「詳しく聞かせてくださいよ! どっちから告白したんですか?」
P「うん、ああ……一応、律子から……」
春香「わぁっ、律子さんすごーいっ! わ、私なんかじゃ……とても……」
あずさ「……プロデューサーさん。私からも……おめでとうございます」
P「……ありがとうございます」
あずさ「ふふっ、律子さん、ようやく実ったんですね」
P「あずささんも、伊織と同じように、律子から聞いていたんですか?」
あずさ「いえ、そういうわけではないのですけれどー……見ていれば、なんとなくわかりましたから」
P「そうですか……」
春香「プロデューサーさん! それでそれで、プロデューサーさんは、いつから律子さんのことを?」
P「な、なんだ? やけに聞きたがるな」
春香「えへへ、だって、恋の話は女の子みーんな大好きなんですよ! だから――
あずさ「あらっ、いけない、もうこんな時間だわ。春香ちゃん、行きましょう?」
春香「え? で、でも……」
あずさ「いいからいいから。さっき音無さんに呼ばれていたのを、すっかり忘れてたのよ~」
436 :
うおおおおおおおお
437 = 421 :
仕方ないんや・・・
438 :
この世界線では仕方ない
439 = 1 :
―――
P「行ってしまった……」
P「なんだろう……。春香、あのときみたいに……少し、様子がおかしかったような」
P「……」
P「……俺は……、何か間違ったことは……してないよな……?」
P(こう考えること自体が大きな間違いだったのに気付いたのは、それからずっとずっとあとになってからだった)
P(春香が何を考えて、何を思っているのか。どうして、あんな乾いた笑顔を浮かべていたのか)
P(……しかし、それはまた、別の話だ)
440 = 428 :
後で修羅場展開が来るという事か
441 = 32 :
はるるんの幸せになる別ルートもあるんだね、そう思っていいのだね。
442 = 1 :
―――
「……うん、そうね……」
「ごめんね、春香ちゃん。私……なんとなく、気付いていたのに……言えなくて」
「……私? 私は……大丈夫よ」
「本当よ……それより、つらいのは春香ちゃんでしょう? ……ずっと、プロデューサーさんとふたりで頑張ってきたものね」
「……こっちにいらっしゃい」
「いいのよ、気にしないで?」
「……ええ、大丈夫。全部、わかってるから……」
443 = 425 :
りっちゃんが可愛すぎてふぅ…
春香とかどうでもいいです
444 = 260 :
あずささん、母性の固まりやでえ…
445 = 1 :
P「……」
P「……」
P「……律子に、会いたい」
P(わからないことは、まだまだたくさんある)
P(しかし、この言いようもない不安を消すには……律子に会うしかないと、そう思った)
P(いつの間にか俺は……随分と、律子に甘えるようになってしまっていたみたいだ)
446 = 421 :
俺も会いたい
447 = 1 :
―――
律子「……あ、プロデューサー!」
P「おお、律子……」
律子「すみません、お待たせしちゃって……」
P「いや、いいんだよ。仕事もあっただろうし、急に呼び出したのは俺だからな」
律子「どうかしたんですか?」
P「うん、まあ……自分でもよくわからないんだけどな。追々話していくよ」
律子「……?」
P「……」
律子「あ、あの、まさか……」
P「え?」
律子「……いやな話……?」
448 :
次みるときまで続いてますように
449 :
>>448
なんで今時落ちたスレも見れない原始人がいるんだよwww
450 = 1 :
P「いやな話って……」
律子「……」ジワ
P「!? ああいやいや、律子が想像しているようなことじゃない!」
律子「ほ、ほんとう……?」
P「本当、本当だよ。約束しただろ……簡単に律子と離れるようなことはしないさ」
律子「……」
ゴシゴシ
律子「そ、そうですよね……やだ、私ったら、随分涙もろくなっちゃって」
P「……言い方が悪かったな。すまない」
律子「い、いえ、いいんです! 私が勝手に勘違いしちゃっただけだから……」
P「そういうの、考えちゃうのか?」
律子「……ええ、まぁ……今が幸せな分、余計にね」
みんなの評価 : ★★★
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