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元スレカレン「あなたにとって、私は何?」ゼロ「……!」
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―――斑鳩 四号倉庫~例の場面―――
ルルーシュ(どうする!? KMFが邪魔だが扇達は無防備だ……バレないようにギアスを使えば、しかし……!!)
南「みんなお前を信じていたのに!!」
杉山「井上も吉田も、お前の為に死んだんだ!!」
カレン「待ってッ!! 一方的過ぎるわ、こんなの!!」
カレン「ゼロのおかげで私達、ここまで来られたんじゃない!! 彼の言い分も!!」
玉城「どけっ! カレン!!」
杉山「ゼロと一緒に死にたいのか!?」
南「まさかギアスにかかってるんじゃないよな!?」
カレン「……ッ……」
カレン「……答えて、ルルーシュ……あなたにとって、私は何……?」
ゼロ「……!」
ルルーシュ(…………な……何だろう……?)タラリ
ルルーシュ(どうする!? KMFが邪魔だが扇達は無防備だ……バレないようにギアスを使えば、しかし……!!)
南「みんなお前を信じていたのに!!」
杉山「井上も吉田も、お前の為に死んだんだ!!」
カレン「待ってッ!! 一方的過ぎるわ、こんなの!!」
カレン「ゼロのおかげで私達、ここまで来られたんじゃない!! 彼の言い分も!!」
玉城「どけっ! カレン!!」
杉山「ゼロと一緒に死にたいのか!?」
南「まさかギアスにかかってるんじゃないよな!?」
カレン「……ッ……」
カレン「……答えて、ルルーシュ……あなたにとって、私は何……?」
ゼロ「……!」
ルルーシュ(…………な……何だろう……?)タラリ
カレン「私、あなたとなら……」
ルルーシュ(まずいぞ……何だと訊かれても具体的に何かなど考えた事がない!)※聞いてない
ルルーシュ(だがナナリーとシャーリーを喪い、C.C.も記憶喪失の今、俺にとって唯一残った大事な存在なのは間違いない)
ルルーシュ(だが『大事な存在』とは何だ? 具体性に欠ける……)
ルルーシュ(落ち着け、冷静に考えろ……間に合わせの答えではカレンの信頼を損ねる、それは避けねばならない)
ルルーシュ(この状況からして考える時間はあまりない……急ぎ検証せねばならない!)
ルルーシュ(まずいぞ……何だと訊かれても具体的に何かなど考えた事がない!)※聞いてない
ルルーシュ(だがナナリーとシャーリーを喪い、C.C.も記憶喪失の今、俺にとって唯一残った大事な存在なのは間違いない)
ルルーシュ(だが『大事な存在』とは何だ? 具体性に欠ける……)
ルルーシュ(落ち着け、冷静に考えろ……間に合わせの答えではカレンの信頼を損ねる、それは避けねばならない)
ルルーシュ(この状況からして考える時間はあまりない……急ぎ検証せねばならない!)
カレン「ねぇ……」
ルルーシュ(鍵となるのはやはり先ほどのカレンの発言だ)※聞こえてない
ルルーシュ(『何?』と訊かれた以上は、抽象的なものではなく固有名詞としての答えだな……)
ルルーシュ(対人関係に置いて使われる固有名詞ともなれば膨大な数となる)
ルルーシュ(だがさっきカレンはゼロではなくルルーシュとしての俺に聞いてきたな)
ルルーシュ(加えてカレンは女性だ、これらを考慮すると150パターンほどに絞り込める! それならいける!!)
※現在ルルーシュはシュナイゼルの姿が目に入ってない
ルルーシュ(鍵となるのはやはり先ほどのカレンの発言だ)※聞こえてない
ルルーシュ(『何?』と訊かれた以上は、抽象的なものではなく固有名詞としての答えだな……)
ルルーシュ(対人関係に置いて使われる固有名詞ともなれば膨大な数となる)
ルルーシュ(だがさっきカレンはゼロではなくルルーシュとしての俺に聞いてきたな)
ルルーシュ(加えてカレンは女性だ、これらを考慮すると150パターンほどに絞り込める! それならいける!!)
※現在ルルーシュはシュナイゼルの姿が目に入ってない
ルルーシュ(それはいいが今まさに撃たれんばかりのこの状況、正直思考回路がまともに働かない!!)
ルルーシュ(なんとかするには、なんとか……!!)
扇「何とか言ったらどうだ、ゼロ!!」
玉城「ゼロォ~ッ!! 間違いだって言ってくれよぉ~っ!!」
千葉「いい加減離れろ紅月!! お前まで巻き込むぞ!!」
カレン「……ねぇお願い、答えて!!」
ゼロ「……タイム!!」
ルルーシュ(なんとかするには、なんとか……!!)
扇「何とか言ったらどうだ、ゼロ!!」
玉城「ゼロォ~ッ!! 間違いだって言ってくれよぉ~っ!!」
千葉「いい加減離れろ紅月!! お前まで巻き込むぞ!!」
カレン「……ねぇお願い、答えて!!」
ゼロ「……タイム!!」
一同「「「……は?」」」
カレン「え? あ、あの……タイムって、何?」
ゼロ「タイムはタイムだ、ちょっと待て!!」
藤堂「タイムなどといえる状況と思うのか!!」
ゼロ「ちぃ、頭でっかちどもめ……カレン、ちょっと耳貸せ!!」
カレン「えぇ? あ、はい……」
カレン「え? あ、あの……タイムって、何?」
ゼロ「タイムはタイムだ、ちょっと待て!!」
藤堂「タイムなどといえる状況と思うのか!!」
ゼロ「ちぃ、頭でっかちどもめ……カレン、ちょっと耳貸せ!!」
カレン「えぇ? あ、はい……」
~ヒソヒソ話開始~
カレン「で、ホントに何?」
ゼロ「カレン、君はさっき俺に訊いたな? 『あなたにとって、私は何?』と。今それを考えてる」
カレン「はぁ!? ……じゃ、じゃあ……」
ゼロ「だから考える時間が欲しいんだ、そのためのタイムだ!!」
カレン「……そう、今になって考えるって事は……」
ゼロ「ん? ……なんだ?」
カレン「……私はあなたにとって、何でもなかったのね……」ウルッ
ゼロ「ほぁ!? 違う、間違っているぞカレン!!」ヒヤアセ
カレン「で、ホントに何?」
ゼロ「カレン、君はさっき俺に訊いたな? 『あなたにとって、私は何?』と。今それを考えてる」
カレン「はぁ!? ……じゃ、じゃあ……」
ゼロ「だから考える時間が欲しいんだ、そのためのタイムだ!!」
カレン「……そう、今になって考えるって事は……」
ゼロ「ん? ……なんだ?」
カレン「……私はあなたにとって、何でもなかったのね……」ウルッ
ゼロ「ほぁ!? 違う、間違っているぞカレン!!」ヒヤアセ
カレン「だって!! 訊かれてから考えるって事はそういう事でしょ!?」ナミダメ
ゼロ「えぇい聞け!! いいか、大事か嫌いかどうでもいいかの3択なら、間違いなく大事だ!! これはホントだ、本心だ!!」
カレン「……!!!!」
ゼロ「だがここで疑問なのが、大事な物といっても何だという事だ」
カレン「えぇ?」
ゼロ「例えば幼馴染という間柄があるだろう」
ゼロ「アレはあまりに距離が近すぎるために、いるのが当たり前になってしまう。だからどんな存在かという事を意識することも少ない」
ゼロ「俺が君に感じている想いはそんな感じだ、いるのが当たり前だけに何かと訊かれるとわからない!!」
カレン「いや、大事なものってだけで充分嬉しいんだけど」
ゼロ「ダメだ、君が納得しても俺は納得しない!! 俺にとって君は何か、自分でもその解が欲しい!!」
ゼロ「えぇい聞け!! いいか、大事か嫌いかどうでもいいかの3択なら、間違いなく大事だ!! これはホントだ、本心だ!!」
カレン「……!!!!」
ゼロ「だがここで疑問なのが、大事な物といっても何だという事だ」
カレン「えぇ?」
ゼロ「例えば幼馴染という間柄があるだろう」
ゼロ「アレはあまりに距離が近すぎるために、いるのが当たり前になってしまう。だからどんな存在かという事を意識することも少ない」
ゼロ「俺が君に感じている想いはそんな感じだ、いるのが当たり前だけに何かと訊かれるとわからない!!」
カレン「いや、大事なものってだけで充分嬉しいんだけど」
ゼロ「ダメだ、君が納得しても俺は納得しない!! 俺にとって君は何か、自分でもその解が欲しい!!」
カレン「いいじゃない、私は大事に想ってもらっただけで嬉しいんだから!!」
ゼロ「ダメだダメだ!! 納得は全てにおいて優先する!!」
カレン「うわぁめんどくさ……」
ゼロ「というわけだからカレン、考えるだけの時間が欲しい。少し待ってくれないか」
カレン「この状況で待てってのも……」
ゼロ「仕方ないだろう、色々あって思考もまとまらないんだ!!」
カレン「あ……そうか、そうだよね……C.C.とナナリーの事、それにシャーリーも亡くなったって聞いたし……」
ゼロ「……!! そうか、知っていたか……」
カレン「……わかった、待つわ……でも、少しだけだよ?」
ゼロ「ありがとう、カレン!!」
ゼロ「ダメだダメだ!! 納得は全てにおいて優先する!!」
カレン「うわぁめんどくさ……」
ゼロ「というわけだからカレン、考えるだけの時間が欲しい。少し待ってくれないか」
カレン「この状況で待てってのも……」
ゼロ「仕方ないだろう、色々あって思考もまとまらないんだ!!」
カレン「あ……そうか、そうだよね……C.C.とナナリーの事、それにシャーリーも亡くなったって聞いたし……」
ゼロ「……!! そうか、知っていたか……」
カレン「……わかった、待つわ……でも、少しだけだよ?」
ゼロ「ありがとう、カレン!!」
カレン「どのくらいかかりそう?」
ゼロ「そうだな……5分、いや3分くらいでなんとか」
カレン「そう、それじゃ一旦気を落ち着けましょう! はい、深呼吸!! 吸って~」
ゼロ「(スウゥ~~~~~~ッ)」
カレン「吐いて~」
ゼロ「(ハアァ~~~~~~ッ)」
カレン「どう? 少しは落ち着いた?」
ゼロ「ああ、思考がクリアになった気がする!!」
カレン「あと、あまり難しく考えなくていいからね? イメージ的な答えでも十分だから」
ゼロ「何!? それではせっかく150程度に減ってたパターンがまた5000以上に増えてしまう!!」
カレン「(そうだ、こーいうやつだった)……好きに考えなさい!! んじゃそろそろOK!?」
ゼロ「そうだな……5分、いや3分くらいでなんとか」
カレン「そう、それじゃ一旦気を落ち着けましょう! はい、深呼吸!! 吸って~」
ゼロ「(スウゥ~~~~~~ッ)」
カレン「吐いて~」
ゼロ「(ハアァ~~~~~~ッ)」
カレン「どう? 少しは落ち着いた?」
ゼロ「ああ、思考がクリアになった気がする!!」
カレン「あと、あまり難しく考えなくていいからね? イメージ的な答えでも十分だから」
ゼロ「何!? それではせっかく150程度に減ってたパターンがまた5000以上に増えてしまう!!」
カレン「(そうだ、こーいうやつだった)……好きに考えなさい!! んじゃそろそろOK!?」
~ヒソヒソ話終了~
カレン「落ち着いて考えれば大丈夫だから、あなたは出来る子だから!!」
ゼロ「わかった、では俺は検証に入る!!」
千葉「何をやってるんだあの二人は? この状況でヒソヒソ話こんだりして」
藤堂「突然深呼吸など、意味が……」
カレン「みんな!!!!」
一同「「「!?」」」
カレン「チャージドタイムアウト、ゼロ!!」シュピッ
一同「「「」」」
カレン「落ち着いて考えれば大丈夫だから、あなたは出来る子だから!!」
ゼロ「わかった、では俺は検証に入る!!」
千葉「何をやってるんだあの二人は? この状況でヒソヒソ話こんだりして」
藤堂「突然深呼吸など、意味が……」
カレン「みんな!!!!」
一同「「「!?」」」
カレン「チャージドタイムアウト、ゼロ!!」シュピッ
一同「「「」」」
扇「カレン、いきなり何を言っている!?」
カレン「だから正式にタイムの申し入れをしたんです!!」
千葉「言ってられる状況か!! 囲まれてるの判るだろう!?」
カレン「だって彼にも考える時間ぐらいあったっていいでしょ!? 言う事ないのか~とかいいながら銃突きつけて、言わせる気すらないじゃない!!」
玉城「いやそうだけどさぁ、少しは読もうぜ空気?」
カレン「あんたに言われるのだけは心外ねぇ!!」
藤堂「落ち着け紅月君。君がそこを離れれば済む話だぞ?」
カレン「ダ~メ~で~す!! 彼は今すっっっごく大事な事考えてるんだからぁ!!」
ゼロ「……」ブツブツ(うつむきながら思案中)
カレン「だから正式にタイムの申し入れをしたんです!!」
千葉「言ってられる状況か!! 囲まれてるの判るだろう!?」
カレン「だって彼にも考える時間ぐらいあったっていいでしょ!? 言う事ないのか~とかいいながら銃突きつけて、言わせる気すらないじゃない!!」
玉城「いやそうだけどさぁ、少しは読もうぜ空気?」
カレン「あんたに言われるのだけは心外ねぇ!!」
藤堂「落ち着け紅月君。君がそこを離れれば済む話だぞ?」
カレン「ダ~メ~で~す!! 彼は今すっっっごく大事な事考えてるんだからぁ!!」
ゼロ「……」ブツブツ(うつむきながら思案中)
扇「大事な事って何だ!? どうせここから逃げ出す算段だろう!!」
カレン「違います~!! その……プライベートな事だから、ここで言うわけには……」モジモジ
藤堂「ますます判らん。それがハッキリしないなら我々だって納得せんぞ?」
千葉「そうだ、また私達を騙す事考えてるとしか思えない!!」
カレン「違いますってば!! あ~もう……ホントに言わなきゃダメェ?」
南「いくらカレンの言う事でも、ダメなもんはダメ!!」
カレン「南さん……!! ロリコンだって言いふらすわよ!?」
南「なっ、皆の前だろ!! 言うなぁ~っ!!」
一同「「「いや、もう知ってるし」」」
南「」
ゼロ「……」ブツブツ
カレン「違います~!! その……プライベートな事だから、ここで言うわけには……」モジモジ
藤堂「ますます判らん。それがハッキリしないなら我々だって納得せんぞ?」
千葉「そうだ、また私達を騙す事考えてるとしか思えない!!」
カレン「違いますってば!! あ~もう……ホントに言わなきゃダメェ?」
南「いくらカレンの言う事でも、ダメなもんはダメ!!」
カレン「南さん……!! ロリコンだって言いふらすわよ!?」
南「なっ、皆の前だろ!! 言うなぁ~っ!!」
一同「「「いや、もう知ってるし」」」
南「」
ゼロ「……」ブツブツ
藤堂「……まぁ我々は確かに何も説明してないのは謝る」
カレン「藤堂さん……!!」
藤堂「だが納得が欲しいのも事実だ。紅月君、今ゼロは何を考えている?」
カレン「うぇ!? や、やっぱり言うのぉ!?」
千葉「どくか話すか、二つに一つだ!!」
扇「どくんだカレン!! その方がいいんだぞ!!」
カレン「う、うぅ……」モジモジ
ゼロ「……」ブツブツ
シュナイゼル「(ルルーシュが長考とは珍しいねぇ)」ヒソヒソ
カノン「(いやここ長考する場面じゃないと思いますわ、失礼ですが弟君って以外とバカですか?)」ヒソヒソ
シュナイゼル「(まぁ見ていようじゃないか。私の弟だ、驚くべき逆転の一手を繰り出すかもね)」ヒソヒソ
カレン「藤堂さん……!!」
藤堂「だが納得が欲しいのも事実だ。紅月君、今ゼロは何を考えている?」
カレン「うぇ!? や、やっぱり言うのぉ!?」
千葉「どくか話すか、二つに一つだ!!」
扇「どくんだカレン!! その方がいいんだぞ!!」
カレン「う、うぅ……」モジモジ
ゼロ「……」ブツブツ
シュナイゼル「(ルルーシュが長考とは珍しいねぇ)」ヒソヒソ
カノン「(いやここ長考する場面じゃないと思いますわ、失礼ですが弟君って以外とバカですか?)」ヒソヒソ
シュナイゼル「(まぁ見ていようじゃないか。私の弟だ、驚くべき逆転の一手を繰り出すかもね)」ヒソヒソ
カレン「そ、その……///」
千葉「ほら紅月、はっきりしろ!!」
カレン「か、彼にとって、その……私は何かって……///」モジモジ
一同「「「「「「」」」」」」
藤堂「……ほぅ?」
ディートハルト「これはこれは……当初の予定より番組内容が変わるかもしれませんねぇ」
千葉「紅月……そういうのは二人だけの時に訊くべきだと思うぞ」
カレン「しょ、しょうがないじゃないですかぁ!! 命張るつもりで、後押しほしくて訊いたんだからぁ!!///」
ゼロ「……」ブツブツ
千葉「ほら紅月、はっきりしろ!!」
カレン「か、彼にとって、その……私は何かって……///」モジモジ
一同「「「「「「」」」」」」
藤堂「……ほぅ?」
ディートハルト「これはこれは……当初の予定より番組内容が変わるかもしれませんねぇ」
千葉「紅月……そういうのは二人だけの時に訊くべきだと思うぞ」
カレン「しょ、しょうがないじゃないですかぁ!! 命張るつもりで、後押しほしくて訊いたんだからぁ!!///」
ゼロ「……」ブツブツ
~この間、ルルーシュの脳内~
ルルーシュ(さて改めて考えるとだ。役職という考え方は消え去るな)
ルルーシュ(なぜなら出すべき解は『ゼロ』としてではなく『ルルーシュ』としての答えだ、よって部下とか同僚はもってのほかだ)
ルルーシュ(ではクラスメイト……だめだ、これはその他大勢と同義だ。第一今現在カレンは学生の立場ではない)
ルルーシュ(では友達……大事だが軽いな。それにただの友達ではない気がする)
ルルーシュ(それなら親友……は違う。俺はスザクが最初で最後の親友だと認識しているからな)
ルルーシュ(……くっ、予想以上に困難な問題だ!!)
ルルーシュ(さて改めて考えるとだ。役職という考え方は消え去るな)
ルルーシュ(なぜなら出すべき解は『ゼロ』としてではなく『ルルーシュ』としての答えだ、よって部下とか同僚はもってのほかだ)
ルルーシュ(ではクラスメイト……だめだ、これはその他大勢と同義だ。第一今現在カレンは学生の立場ではない)
ルルーシュ(では友達……大事だが軽いな。それにただの友達ではない気がする)
ルルーシュ(それなら親友……は違う。俺はスザクが最初で最後の親友だと認識しているからな)
ルルーシュ(……くっ、予想以上に困難な問題だ!!)
ルルーシュ(ならば共犯者……これはC.C.の事だろうが! 大体俺はカレンに対し隠してる事が山ほどある!!)
ルルーシュ(他に俺達の関係に近い言葉……となるとまさか男女関係になるのか!?)
ルルーシュ(すると恋仲!?……ち、違うな……異性として意識した事もあるかもしれなくもないかもしれないが付き合ってるわけじゃない、告白した・されたもないだろうが!!)ドキドキ
ルルーシュ(ならば愛人……ってバカか俺は!! 俺達はそんなふしだらな関係では断じてない!!)ドキドキ
ルルーシュ(えぇい、何かヒント、ヒントはないか!?)
ルルーシュ(他に俺達の関係に近い言葉……となるとまさか男女関係になるのか!?)
ルルーシュ(すると恋仲!?……ち、違うな……異性として意識した事もあるかもしれなくもないかもしれないが付き合ってるわけじゃない、告白した・されたもないだろうが!!)ドキドキ
ルルーシュ(ならば愛人……ってバカか俺は!! 俺達はそんなふしだらな関係では断じてない!!)ドキドキ
ルルーシュ(えぇい、何かヒント、ヒントはないか!?)
ルルーシュ(いっそ『ゼロ』としての答えなら楽だったのに!! いくらでも出るぞ、部下、同僚、側近、騎士、相棒などなど!!)
ルルーシュ(だが今は『ルルーシュ』としての答えだ!! あ~何かヒントヒント……)
ルルーシュ(!! そうだ、俺に対しカレンがかけた言葉!!)
ルルーシュ(それに対し俺自身が抱いた感情、これを検証すればヒントにはなる!!)
ルルーシュ(よぉ~し思い出せ!! カレンがかけた言葉の一言一句!! それに対し抱いた感情!! その全てを!!)
ルルーシュ(大丈夫だ、俺はやれば出来る子だ!! さっきカレンもそう言ったじゃないかぁぁぁっ!!)
ルルーシュ(だが今は『ルルーシュ』としての答えだ!! あ~何かヒントヒント……)
ルルーシュ(!! そうだ、俺に対しカレンがかけた言葉!!)
ルルーシュ(それに対し俺自身が抱いた感情、これを検証すればヒントにはなる!!)
ルルーシュ(よぉ~し思い出せ!! カレンがかけた言葉の一言一句!! それに対し抱いた感情!! その全てを!!)
ルルーシュ(大丈夫だ、俺はやれば出来る子だ!! さっきカレンもそう言ったじゃないかぁぁぁっ!!)
(カレン『信じたい……だから、奴隷になってでも……!』)
(カレン『ふざけないで!!……一度失敗したくらいで何よ!』)
(カレン『しっかりしろルルーシュ!!』)
(カレン『何やってたのよあんた達は!?私が捕まってる間に!!』)
(カレン『待って!! 一方的すぎるわ、こんなの!!……彼の言い分も!!』)
(カレン『……共に進みます。私は、あなたと共に』)
ルルーシュ(!!!!)ピキーン!
ゼロ「フ、フフフハハハハハハハ……!!」
藤堂「!?」
(カレン『ふざけないで!!……一度失敗したくらいで何よ!』)
(カレン『しっかりしろルルーシュ!!』)
(カレン『何やってたのよあんた達は!?私が捕まってる間に!!』)
(カレン『待って!! 一方的すぎるわ、こんなの!!……彼の言い分も!!』)
(カレン『……共に進みます。私は、あなたと共に』)
ルルーシュ(!!!!)ピキーン!
ゼロ「フ、フフフハハハハハハハ……!!」
藤堂「!?」
ゼロ「俺のバカめ、今頃気づいたのか……!」カポッ
カレン「!? 素顔を……!?」
千葉「本当に……ブリタニア人の子供……!?」
ルルーシュ「自分自身の気持ちに……カレンが俺にとってどんな存在であったかと言うことに!!」
扇「くっ! 早くどくんだカレン!! ギアスをかけられてしまうぞ!!」
ルルーシュ「ギアス? そんなものを使いはしない!!……カレン!!」
カレン「は……はいっ!!」
ルルーシュ「日本ではこんな時、こう言うんだろう? 『ととのいました』ッ!!」
カレン「!? 素顔を……!?」
千葉「本当に……ブリタニア人の子供……!?」
ルルーシュ「自分自身の気持ちに……カレンが俺にとってどんな存在であったかと言うことに!!」
扇「くっ! 早くどくんだカレン!! ギアスをかけられてしまうぞ!!」
ルルーシュ「ギアス? そんなものを使いはしない!!……カレン!!」
カレン「は……はいっ!!」
ルルーシュ「日本ではこんな時、こう言うんだろう? 『ととのいました』ッ!!」
カレン「えっと、じゃあ、答え……出たの……?」
ルルーシュ「ああ。ずいぶんと時間がかかってしまって、すまなかったな」
ルルーシュ「判ってしまえば簡単な事だった。なぜ判らなかったんだろうな、俺は」
カレン「じゃあ、その……聞かせて……」ドキドキ
藤堂「待て。ディートハルトよ!! ちゃんとカメラは回っているか!?」
ディートハルト「当然です。メモリー、バッテリー残量ともバッチリです」
千葉「いや藤堂さん、ここは自重された方が……」
藤堂「千葉ァ!! 一世一代の告白シーンだ、最期かも知れないし撮っておくのが筋だろう!!」
千葉「す、すみません!!」
ルルーシュ「あの、もう言ってもいいのか?」
藤堂「ああ、存分に言うがいい!!」
ルルーシュ「ああ。ずいぶんと時間がかかってしまって、すまなかったな」
ルルーシュ「判ってしまえば簡単な事だった。なぜ判らなかったんだろうな、俺は」
カレン「じゃあ、その……聞かせて……」ドキドキ
藤堂「待て。ディートハルトよ!! ちゃんとカメラは回っているか!?」
ディートハルト「当然です。メモリー、バッテリー残量ともバッチリです」
千葉「いや藤堂さん、ここは自重された方が……」
藤堂「千葉ァ!! 一世一代の告白シーンだ、最期かも知れないし撮っておくのが筋だろう!!」
千葉「す、すみません!!」
ルルーシュ「あの、もう言ってもいいのか?」
藤堂「ああ、存分に言うがいい!!」
ルルーシュ「では(コホン)……カレン」
カレン「はい……」
ルルーシュ「俺は今まで何度も君を騙し、傷つけてきた。しかし、それでも君は俺を信じてついて来てくれた」
カレン「う、うん……」ドキドキ
ルルーシュ「君の言葉に、行動に、何度救われたかなど……もう数え切れない」
ルルーシュ「ゼロの仮面を被り続ける騎士団生活の中でも、君の近くでだけは素の俺でいられたんだ」
カレン「も、もったいつけないでよ……早くその、言って……」モジモジ
ルルーシュ「……そうだな。では、今ここに宣言する!!」バッ!!
藤堂「よし、全員注目!!」バッ!!
ディートハルト「よし、ここは二人をアップで!!」ガシャッ!!
カレン「はい……」
ルルーシュ「俺は今まで何度も君を騙し、傷つけてきた。しかし、それでも君は俺を信じてついて来てくれた」
カレン「う、うん……」ドキドキ
ルルーシュ「君の言葉に、行動に、何度救われたかなど……もう数え切れない」
ルルーシュ「ゼロの仮面を被り続ける騎士団生活の中でも、君の近くでだけは素の俺でいられたんだ」
カレン「も、もったいつけないでよ……早くその、言って……」モジモジ
ルルーシュ「……そうだな。では、今ここに宣言する!!」バッ!!
藤堂「よし、全員注目!!」バッ!!
ディートハルト「よし、ここは二人をアップで!!」ガシャッ!!
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