………
……
…

～ホームルーム

先生「委員会からの連絡などありませんか？」

カレン「ハイ！　ハイ！」ﾋﾟｮﾝ!ﾋﾟｮﾝ!

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

カレン「丸腰でゴザル！」

女子A(何、コイツ……)

カレン「私はイギリスから来ましたケド、みんなと同じ高校生デス！」

カレン「みんなと仲良くなりたいデス！　お気軽に話してくだサイ！　私もがんばるデス！」

クラス「おぉー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

女子B(は？　何これ。痛)

女子A「……ﾁｯ」

カレン「えへへ……」

やめろ

……
…

放課後

～女子グループ

「さっきのカレンちゃん可愛かったねー」

「外国人だから話しかけづらかったけど、わたしちょっと話しかけてみようかなー」

「えぇー！　じゃあわたしは帰りにバイバイって言おーっと」

女子A「……」ｽﾀｽﾀ

クラスメート「カレンちゃんばいばーい！」

カレン「バイバイデース！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ!

ヨウコ「カレンはスゴイなー。あの劇的なHRから皆の人気者だな！」

アヤ「帰る時、皆あいさつしていくのよね」

しのぶ「さすがカレンです！」

カレン「えへへ」

まあそうなりますわな

頼むやめてくれ俺のカレンちゃんをいじめないでくれ

女子C「あっ！　カレンちゃんだ！」

カレン「OH！　クラスの！　どうしたデスか？」

女子C「今日はウチらと一緒に帰らない？　ほら、仲良くなりたいしさ」

カレン「本当デスか！？　あ、でも今皆と帰ろうとしてたとこでした…」

ヨウコ「行ってきたら？」

カレン「えっ？」

しのぶ「そうですよー。せっかくクラスのお友達と仲良くなるところなんですから」

カレン「それもそうデスね！　じゃカレン行っきマース！」ﾋﾟｮﾝ!

女子C「ホント！？　じゃあ教室行こう？　女子Aと女子Bも待たせてるんだ！」

カレン「わかったデース！」

アリス(カレンはスゴイなぁ…来てすぐにあんなに仲良くなるなんて。わたしも頑張らなきゃ！)

やめろ……やめてくれ……

…

女子C「皆あっちの空き教室にいるから」

カレン「ハイ！」

カレン(しかし、何で空き教室なんかで待ってるんでしょうカ？)

女子C「ここよ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

カレン「お邪魔しますデース！」

女子B「あっ！　ホントに来たー。カレンちゃん！」

女子A「……」ﾆｺﾆｺ

カレン「コニチワデース！」

女子C「もう！　お友達にたくさん囲まれてたから連れてくるの大変だったよ～」

ｶﾁｬﾘ…

カレン「えっ？」

見えない所殴れよ

……
…

ﾊﾟｼｯ!

カレン「痛イッ！」ﾊﾞﾀｯ

女子A「あんたさぁ……ムカつくんだよねえ」

女子B・C「ｸｽｸｽｸｽ…」

女子A「ウザいっつーかさーてか何この髪？　金髪だからって調子のってんなよ」ｸﾞｨｯ

カレン「痛イ！　痛イ！　引っ張らないデッ!」

女子A「その喋り方に、この調子乗った髪。ぶりっ子してんじゃねーよ」ｸﾞｲｯ!ｸﾞｲｯ!

カレン「やめてぇ…やめてぇ……ｸﾞｽｯ」

女子C「やあん、かわいいー！　顔可愛いと泣き顔でも特よねー！」

女子A「ふん！」ﾊﾟｼﾝｯ!

カレン「ｯ!」ﾄﾞｻｯ!

ｳｯ……ｸﾞｽ…ｩｳ……ｸﾞｽﾝ…

女子B「顔はやめときなって。ばれたらまずいよ」

女子A「こいつがムカつかせんだよ」

女子B「腹とか背中とか、服で見えないとこやんの。普通は」

女子B「…こういう風にっ！」ﾄﾞｽｯ!

カレン「ｸﾞﾍﾊｯ……！」

カレン「……ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ!」

女子C「すごーい！　私もー！」ﾄﾞｽｯ!

カレン「ｶﾊｯ……!」

ﾄﾞｽｯ！ﾄﾞｽｯ！ﾄﾞｽｯ！………

………
……
…

いいぞ
徹底的にやれ

やめてください！！

カレン「ｵｳﾞｪ…」ﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾄｯ……

女子C「うわ…吐いちゃったよコイツ……」

女子A「きゃはははは！　マジウける」ﾊﾟｼｬｯ!

女子B「その写真後で送ってねー。ムカつく奴〆たって後で彼氏にラインで見せたいから」

カレン「ﾊｧ…ﾊｧ……」ｷｯ!

女子A「あ？　何その目」

女子C「反省足りないんじゃない～」

女子A「ふーん……ねぇB。はさみ持ってる？」

女子B「持ってるけど？」

胸糞悪すぎだろ・・・

カレン「な…何するデス……か？」

女子A「あのね？　日本では出る杭打たれるって言葉があるの」ｸﾞｲｯ!

カレン「痛イ！　引っ張ったらダメ！」

女子A「こんな綺麗な長い金髪だったら目立っちゃうでしょ？　だから……」

ザクザクザクザクザクザクザクザク！！！！！！！








カレン「いやあああああああああああああああああああああああああああ」

今日の胸糞スレ

カレン「ｸﾞｽｯ…ｴｸﾞ……ｸﾞｽﾝ………」

女子A「ヤダー、キモーイｗ体中に金髪ついてる～ｗ」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ!!!

女子C「ねえ～駅前にクレープ食べいかなーい？」

女子B「さんせーい」

女子A「おい、お前の髪の毛と、床の汚いお前が吐いたそれ。綺麗に掃除しとけよ」

女子A「言っとくけど、チクったら……分かってるわよね？」

カレン「なんデ…なんデ……」

カレンパパが報復してくれるはず

こうならない本編の平和さって素晴らしいな

………
……
…

しのぶ「あっ！　カレンですっ！　って、えーっ！？」

カレン「オウ！　皆オハヨーゴジャイマース！」

アリス「カレン髪切ったの！？」

カレン「えへへへへ……イメチェンです！」

ヨウコ（これは酷いだろ…虎狩りじゃんか……）

アヤ「ね、ねえ…カレン。どこの美容室に行ったの？　…とっても素敵だけどすこし不揃いだわ」

カレン「！？　い、いやーそのーお母さんに切ってもらったデース！」

カレン（あの後無理やり自分で整えたけどやっぱり……）

カレン「……アハハ！　失敗しちゃいました―！」

しのぶ「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

忍って激怒したらあっさり人を殺しそう

アリス「シノ？」

しのぶ「カレン……どうして切る前に一言言ってくれなかったんですか！？」

しのぶ「わたしが切ってあげたのに！」

しのぶ「カレンの綺麗な金髪が！！」

カレン「！？」ﾋﾞｸｯ

ヨウコ「って、おい！？　シノ怖いよ！」

カレン「私の…髪……」ﾎﾞｿｯ

しのぶ「えっ？」

アヤ「カレン……？」

カレン「oh! ワタシモウイキマスネー。クラスノヒトニヨバレテテー」ﾀﾞｯ

アリス「あっ！　カレン！」

ヨウコ「カレンどうしたんだ…？」

しのぶ「……」

………
……
…

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…ｻﾞﾜｻﾞﾜ……

カレン「……」

カレン「……」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

カレン「……」

クラスメート「…あの……カレンちゃん？」

カレン「！？」ﾋﾞｸｯ！

クラスメート「その…今日は……どうかした？　その…髪とか」

カレン「～～～～ｯ！」ﾀﾞｯ!

クラスメート「カレンちゃん！」

女子A「…」

>>29
ﾊﾛｰ

～女子トイレ

カレン「うっ…っ……ぐす……・」

カレン（皆変な目で見てました……）

カレン「どうして……どうして……」

女子C「あー！　やっと見つけたー！」

カレン「！？」

女子C「今日も付き合ってよー紹介したい人たちもいるしさー！」ｸﾞｨ!

カレン「い、イヤデス…」

女子C「早く来いっての……私たちお友達でしょ？」

…

こっからレズプレイに持ち込めば俺得だが

………
……
…

男子A「うおｗｗｗかわいいｗｗｗｗｗｗ」

男子B「外人とか初めてｗｗｗ金髪じゃんｗｗｗｗ」

カレン「やっ…やだ……さわらないデｯ！　いっ…」

女子A「好きにヤっていいよー」

男子A「やべｗｗ良い匂いｗ」

男子B「髪型以外完璧ｗ」

一同「ｗｗｗｗｗｗｗｗ」

女子C「ねーこいつまさか処女なんじゃなぁい？」

女子B「は？　なわけないっしょ。イギリスから来たんだよ」

女子A「聞けばいいじゃん」

女子A「ねーヤったことあるー？」

カレン「……ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ」

女子A「ふんっ！」ﾄﾞｽｩ!

カレン「ｶﾊｧｯ……!　ｹﾞﾎｹﾞﾎ!」

女子A「ヤったことあんの？　ってアタシが訊いてんの」

カレン「………ｸﾞｽ」

カレン「あり…ません……」

やめろ…

おれこの現場に居合わせたらこのクズどもためらいなく殺せる
カレンいじめんじゃねぇよ

しの覚醒

カレン「あり…ません……」

「破ぁ！」

次の瞬間どこからともかく声が聞こえた

女子C「じゃあさすがに可哀想じゃない？」

女子A「は？　なわけないっしょ」

男子A「いや、さすがに処女はなぁ……」

男子B「俺もちょっといいわ……」

カレン「あ……」

女子A「は？マジ言ってんの？」

男子B「当たり前だろ！お前が何言ってんだよ！」

女子C「いいよ、もう行こ？」

カレン「………ｸﾞｽ」

女子B「あ、明日から女子Aがターゲットだから」

吐き気してきた

俺がいたら全員殴り飛ばして返り討ちにされるわ

もっとやれ

女子C「ほら！　男子B！　キス教えてあげなってキス」

男子B「ちょｗ俺童貞なんすけどｗｗｗｗｗｗ」

女子C「キスは私が教えてあげたでしょ～ｗ」

一同「ｗｗｗｗｗｗｗ」

男子B「じゃ、自分キス処女いきまーすｗ」

カレン「いやっ……パパ…助けて………」

………
……
…

アリス「今日もカレンお友達と帰っちゃったね」

アヤ「人気者なのは羨ましいけど…ちょっと淋しいわね」

しのぶ「……」

ヨウコ「げーんき出せってシノ！　ほら週末は皆で遊ぼうぜ！」ﾊﾟﾝｯ!

しのが仕事人に戻るときが来たようだな・・・

三田村邦彦の後継者

なんで作者はカレンだけ別のクラスなんて設定にしちゃったのかね

>>48
リアリティを求めた結果

しのぶの英語力とかリアリティの欠片もないのにな