のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,072人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ岡部「みんな俺から離れていく……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - steins;gate + - γ世界線 + - シュタインズゲート + - シリアス...? + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    101 = 72 :

    >>96
    魔眼

    102 :

    マッチョになれば病気なんか怖くないよ!

    103 = 55 :

    >>101
    なるほど

    104 = 1 :

    現実は甘くなかった。
    俺はただの学生。
    当然働ける場所、時間は限定される。

    それでも、もがくこと以外に術を知らない俺は、ガチガチのスケジュールの中、バイトと勉強に明け暮れていた。

    が、そんな生活が長く続くわけはなく──


    岡部「……」

    岡部(7時にブラウン管工房を出たら、10時まで次のバイト……)

    「ねえ」

    岡部(少し遅れることを伝えないとな……)

    「……ねえってば」

    岡部(この店で仕事がない時は勉強させてもらおう)

    105 = 1 :

    「ねえ……顔色悪いよ……?」

    岡部「ん? あぁ……綯か……いたのか」

    岡部「今俺は忙しい、悪いが一緒に遊んでいられ──」

    岡部「うぐっ……」

    「お、お兄ちゃん!?」

    岡部「はぁっ……はぁっ……な、なんでもない……」

    106 :

    ハカー!マイフェイバリットハカー!
    マイフェイバリットアームスーパーハカーダルはまだかぁー!?

    107 = 1 :

    ~数日後~



    岡部(くそっ……時間が足りない……金も足りない)

    岡部(なんでまゆりなんだよっ! まゆりが何かしたってのかよっ!!)

    岡部「……」

    岡部「…………

    岡部(今なら……)

     ゴソゴソ



    岡部(盗むのか? この金を? 俺に良くしてくれた店長から?)

    岡部(それでいいのか? 本当にいいのか?)

    岡部(でも、そうしないとまゆりは……まゆりはっ……!)

    108 = 51 :

    隙間猫はまだかー!

    109 = 1 :

    岡部「……」

    天王寺「おい、おめー何してんだ」

    岡部「──!?」

    岡部「店長、なんでもう戻って……」

    天王寺「あん? この時間に戻るっつったろうが」

    岡部「……っ」

    天王寺「それよりなんだ? 金なんか握りしめて。そりゃおめーの金じゃ……ねーよな?」

    岡部「こ、これはっ……」

    天王寺「……はぁ」

    岡部「……」

    天王寺「見なかったことにしてやるからさっさとその金しまえ、くれてやる」

    110 :

    ミスターブラウンになら掘られてもいい

    111 = 51 :

    FBさんぱねえっす

    112 = 4 :

    113 = 88 :

    ミスターブラウンが女化したら、ガッツのタカさんみたいになるんだろうか

    114 = 1 :

    岡部「店長……」

    天王寺「遊ぶ金欲しさじゃねーってことは俺がよくわかってる」

    天王寺「あれだろ? 例の幼馴染のためだろ?」

    岡部「……はい」

    天王寺「ただし、もうその幼馴染とやらのために頑張るのはよせ」

    岡部「え……?」

    天王寺「そうしねーと、おめーまでぶっ倒れちまう」

    岡部「で、でも! それじゃあまゆりは──」

    天王寺「岡部、なんでそうしてまで必死になる。他所の事情に口出ししてんじゃねえ」

    岡部「でもまゆりにはもう……! まゆりを助けられるのはっ……!!」

    天王寺「……岡部」

    天王寺「おめー、人を殺す覚悟、あるか?」

    岡部「……は?」

    116 = 43 :

    これは・・・

    117 :

    僕ダルじゃないけどオカリンとダルのホモスレにしたほうがいいと思う

    118 :

    γ世界線の出来事か
    期待

    119 = 1 :

    天王寺「その幼馴染のために、人を殺す覚悟あるかって聞いてんだ」

    岡部「ひ、人を……?」

    岡部「……」

    天王寺「……」

    天王寺「冗談だよ、忘れろや」

    岡部「いや──」

    岡部「ある、あります……」

    岡部「俺はまゆりを助けるためなら……」

    120 = 102 :

    >>113
    ラピュタの親方の奥さんじゃね?

    121 = 106 :

    これはM3化か…

    122 = 55 :

    もえいくさんと同じじゃないですかやだー

    123 = 1 :

    岡部「目的のためなら手段は……選ばない!」

    天王寺「……はぁ」

    天王寺「……ったく、冗談のつもりだったのによ」

    岡部「……」

    天王寺「いいか、聞いちまったらもう戻れねーぞ」

    岡部「はい……」



    その日、俺は天王寺裕吾の裏の顔を知ることになる。

    ラウンダー
    FB
    SERN

    父親のように慕っていた人物の意外な一面。
    しかしそれを受け入れるのに時間は要らなかった。
    まるで最初から知っていたかのように。

    こうして俺は、ラウンダー”地を這う者”として生きることを決めた。
    身を裂くような寒さの中、しんしんと雪の降る日のことだった。


    Chapter 2 『焦躁のサクリファイス』 END

    124 = 72 :

    ラウンダー鳳凰院凶真…

    125 = 84 :

    岡部「…まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為まゆりの為………」

    126 = 106 :

    冗談のつもりでラウンダーに引き入れるなよ

    127 = 58 :

    ケバブはまだか

    128 = 1 :

    Chapter 3 『自己防衛のファケレ』


    2008年 2月1日

    ~高校~

    ダル「岡部氏岡部氏」

    岡部「なんだ」

    ダル「最近休みがちだったけどだいじょぶ? 風邪?」

    岡部「そんなんじゃない」

    岡部(任務のせいで休んでるなんて言えるはずがないだろう)

    ダル「あのさ、今日カラオケいかね? アニソン三昧」

    岡部「悪いが他をあたってくれ、今日は用事がある」

    ダル「ちょ、またすかー! 付き合い悪いっつーの!」

    129 = 17 :

    ダルkt

    130 = 1 :

    岡部「橋田、お前に付き合ってる暇はないんだ」

    ダル「はいはい、厨二病厨二病、厨二病は不治の病」

    岡部「だからそんなんじゃないって言ってるだろ」

    ダル「つーか橋田っていい加減よそよそしいっつーに」

    岡部「橋田は橋田だろ」

    ダル「もう! 岡部氏って呼んであげないんだからね!」

    岡部「一向に構わん」

    ダル「ぐはー、岡部氏デレなさすぎ……」

    132 = 72 :

    脳内再生余裕だkら困る

    133 = 1 :

    ~病院~

     ガララ

    岡部「まゆり、元気か?」

    まゆり「あ、岡部くん、いつもごめんね~」

    岡部「いいんだ、俺には見舞いに来ることしかできないしな」

    まゆり「学校やバイトも忙しいんでしょ?」

    岡部「そんなに大したことじゃない」

    まゆり「でも、無理はしないでね? まゆりなら大丈夫だから」

    岡部「……それを言うなら、俺だって……大丈夫だ」

    まゆり「……えっへへ。岡部くんは、優しいねぇ~」

    岡部「……っ、そんなんじゃない! 俺はただ──」

    岡部「そ、そうだ! 今日はまゆりにプレゼントを持ってきたんだ、誕生日だろ?」

    134 :


    ダル......

    135 = 1 :

    まゆり「ええー!? 覚えててくれたんだぁ。嬉しいな~」

    岡部「ほら、開けてみろ」

    まゆり「わ~、ありがと~!」

     ガサガサ

    まゆり「……っ」

    岡部「その髪留め、まゆりに……似合うかと思って……」

    まゆり「……」

    岡部「どうした? 気に入らなかった……か?」

    まゆり「……っ、ううん! そうじゃないの。とっても嬉しいなーって思ってたんだぁ」

    岡部「そ、そうか」

    まゆり「うん! ありがとう、岡部くん。大事にするね、えへへ」

    岡部「気に入ってくれてよかった」

    136 :

    癌か

    138 = 1 :

    岡部(……そろそろ店長……FBからの定時連絡が入るな)

    岡部「じゃあ俺はそろそろ……」

    まゆり「え? もう行っちゃうの?」

    岡部「ゆっくりしていきたいとこなんだが、これからバイトでな」

    まゆり「そっかぁ……それじゃあ、仕方ないよね……」

    岡部「また来るからな」

    まゆり「うん、それじゃ、またね」

    岡部「あぁ、がんばれよ」

    139 = 136 :

    つかいちお転載禁止にしとかね?

    140 = 72 :

    抗がん剤打っちゃったら…

    141 = 43 :

    ガーン…

    142 = 1 :

    岡部(どうせいつも通り、偵察任務だろうな)

     ブーブー

     ピッ

    岡部「こちらM3」

    FB『M3、任務だ』

    FB『我々を嗅ぎまわっている連中が、ある場所に潜伏してるとの情報が入った』

    FB『本日19時に奇襲を仕掛け殲滅する』

    岡部「……っ」

    FB『殲滅はアルファチームが担当する』

    FB『M5の調べによると奴らの人数は6人』

    FB『仕留め切れずに逃亡を図られる可能性も考慮しておめーには待機メンバーとして加わってもらう』

    143 = 25 :

    鬱展開

    144 = 1 :

    FB『考えられる脱出ルートはα、β、γの3つ』

    FB『殲滅作戦開始とともに、おめーにはγ地点に待機してもらう』

    FB『万が一、連中が逃亡してきた場合……』

    FB『……殺れ』

    FB『……必ず仕留めろ』

    岡部「……っ」

    FB『どうした、不安か?』

    岡部「い、いえ」

    FB『気休め程度だが……γルートが脱出ルートとして使われる可能性は一番低い』

    FB『18時に○○に集合、詳しいことはM5に聞け』

    岡部「……了解」

    FB『あまり気負うなよ』

    岡部「……分かっています」

     ピッ

    岡部「……」

    145 = 72 :

    連中ってもしかして

    146 = 4 :

    面白い

    147 = 106 :

    相手が4℃なら許可する

    148 = 55 :

    絶対零度

    149 = 1 :

    M5「以上で作戦の説明を終わる。何か質問はないか」

     シーン

    M5「よし、それではM6はα、M3はγ、俺はβ地点にて待機」

    M5「アルファチーム、殲滅に移行しろ」

     「「「了解」」」



    ~γ地点~



    岡部「……」

     パララララ グアア

    岡部(始まった!)

    150 = 55 :

    出てくるのは誰だ


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - steins;gate + - γ世界線 + - シュタインズゲート + - シリアス...? + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について