私的良スレ書庫
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元スレP「逆ドッキリ…ですか?」 小鳥「はい!」

みんなの評価 : ★★★×6
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どの位泣いてたのか、わからない。
ただ転んだままの体勢で背中を擦られながら泣いていて。
やがて、私が少し落ち着きを取り戻すと。
「ごめんなさいね。やよいちゃん」
小鳥さんは、罰の悪そうな済まなそうな声でそう言った。
「……」
けれど、それに返事する余裕は、やっぱり私にはまだ無くて。
「ホントに済まなかったなやよい」
何度も何度も謝る小鳥さんを安心させようと、少しだけ顔を上げる。
「……え?」
顔を上げて、しばらく時間が止まったかと思った。
「……悪かった。まさかここまでになるとは思ってなかったんだ」
背中を擦ってくれていたのは小鳥さんではなく、
外に行ってしまったままだと思ってたプロデューサーで。
その顔にはさっきの表情はなく、代わりに申し訳なさそうにしていて。
「プ、プロデューサー……?」
「おう」
どうして、とか。なんで、とか。いつの間に、とか。
そんなのは全部どうでもよくて、プロデューサーが戻ってきてくれたことが嬉しくて。
私は無意識にプロデューサーに抱きついていた。
「うおっ!?」
「プロデューサー! ごめんなさい! 全部嘘でドッキリで間違いで誤解なんです!」
もうプロデューサーがどこにも行かないようにと、
強く強く腕を回しながら、滅茶苦茶に謝る私。
「あ、あのねやよいちゃん」
小鳥さんに声をかけられて、プロデューサーに抱きついたまま振り向くと、
小鳥さんがドッキリの看板を持って苦笑いをしていた。
「そ、そうなんです! プロデューサーこれは全部ドッキリで!
私はプロデューサーの事大好きで! だから、だから!」
早口で捲し立てるように抱きついたまま色々言って。
「だから……だから……」
泣きつかれたからか、来る前から緊張していた気疲れか。
プロデューサーの暖かい匂いの所為なのか。
「だから……」
私はそこで意識を失ってしまって。
―――
「えぇぇぇぇっ!?」
あのまま俺に抱きついたまま眠ってしまったやよいをソファに移し、
本当の仕事である午後のレッスンを急遽中止にして数時間後。
目が覚めたやよいは俺と小鳥さんに真実を聞いてとんでもない大声で驚いた。
「え、つまり、えとえと……」
「ドッキリをかけられていたのは俺じゃなくてやよいって事だ」
「ごめんなさいねやよいちゃん。私もプロデューサーさんも全部お芝居だったの」
「……えぇぇぇぇ」
寝起きの頭の所為かどうかはわからないが、
全部説明されても未だに理解が追いつかないと言った様子で困惑するやよい。
流石に今回はやり過ぎたと強く反省する。俺と小鳥さん。
Pに怒られても冷静に無視を続けるけど内心ビクビクな千早か
自分が無視されてることに気付いてなんとかPの機嫌を取ろうと必死な真が見たいです
自分が無視されてることに気付いてなんとかPの機嫌を取ろうと必死な真が見たいです
「そんな、だって、私すっごく怖くて!
プロデューサーを、だって、……えぇぇぇ!」
「ほっんとうに済まなかったやよい!」
事務所のアイドルでやよいは一番純粋で素直な子だ。
それをわかっていながら限度を弁えずあそこまで本気で泣かせてしまった。
しかもいい大人が、二人がかりで、面白半分で。
……最低な話である。それこそ本当に嫌われても仕方が無い。
「プロデューサー?」
「……ん、なんだやよい?」
「つまりプロデューサーは私を嫌いになってません……よね?」
「当たり前だろ! お前は大事な俺のアイドルだ!」
やよいは、それを聞いて。また、一つ涙を零す。
「よかったぁ……」
安堵したように、心から安心したように。
そして、やよいは笑った。
「私も、プロデューサーの事大好きです。
これからもこれまでも、絶対に嫌いになんかならないですから」
そしてこう続けた。
「だから、もう二度とこういうことしないで欲しいかなーって」
「許してくれるのか」
「はいっ」
―――やよい編 終わり―――
題が決まってて人が代わる代わる書くとワンパターンにならなくていいね
地の文とか癖あるのによくここまで書ける……乙乙
俺も誰か書きためておこっかな
地の文とか癖あるのによくここまで書ける……乙乙
俺も誰か書きためておこっかな
甘甘っすな~。よかった。よかった
GOサインが出るなら美希編いくけど、どう? 美希り発車だけど。
もう少し待った方がよい?
GOサインが出るなら美希編いくけど、どう? 美希り発車だけど。
もう少し待った方がよい?
>>421
GO!
GO!
じゃあいくお。遅筆だけどごめんね。お気に入りの子書き溜めてて。
SS初だからいろいろと指導してくれると助かる。
SS初だからいろいろと指導してくれると助かる。
小鳥(いい? じゃあ打ち合わせどおりにね?)
美希(了解なの!)
P「よーっす。あれ、美希いたのか?」ガチャ
美希「…………」
P「?」
P「おーい、美希~?」
美希「…………」プイ
P「?」
美希(了解なの!)
P「よーっす。あれ、美希いたのか?」ガチャ
美希「…………」
P「?」
P「おーい、美希~?」
美希「…………」プイ
P「?」
P「小鳥さん、何かありました?」
小鳥「え、えーと、さぁ……?」
P「美希、どうかしたか?」
美希「…………(ごめんねハニー、これはドッキリなの)」
P「なにかあったのか? 心配だぞ?」
美希「…………(それにしても、無視するだけでこんなにハニーが構ってくれるなんて)」
P「美~希~?」
美希「…………(ハニーは少しチョロ過ぎだと思うな。アハッ! 小鳥の言うとおりだったの)」
P「…………」
美希「…………(怒るかな? 怒るよね?)」ドキドキ
小鳥「え、えーと、さぁ……?」
P「美希、どうかしたか?」
美希「…………(ごめんねハニー、これはドッキリなの)」
P「なにかあったのか? 心配だぞ?」
美希「…………(それにしても、無視するだけでこんなにハニーが構ってくれるなんて)」
P「美~希~?」
美希「…………(ハニーは少しチョロ過ぎだと思うな。アハッ! 小鳥の言うとおりだったの)」
P「…………」
美希「…………(怒るかな? 怒るよね?)」ドキドキ
P「……ごめん!」
美希「……(!)」
P「何か悪いことしたなら謝るから、な? ワケを聞かせてくれよ」
美希(小鳥、どうしよう……? ハニー可哀想だよ……)
小鳥(ここで引いてどうするの! GOよ!)
ガサゴソ パカッ
美希「…………」ポチポチ
P「ケータイ開いてまでだんまりか、はぁ……」
美希「……(……胃が痛いの)」ポチポチ
P「えと、悩みでもあるのか? 何でも聞くぞ! 俺はいつでもアイドルの味方だからな!」
美希「悩み……」ボソッ
P・小鳥「「!」」
美希「小鳥~! さっきから蝿がブンブンうるさいの。なんとかして!」
P・小鳥「「!!」」
P「……ハハッ。蝿、か」
美希「…………」ドキドキ
P「そっか蝿か……」
美希「…………(ごめんなさいハニー!)」
P「……お互い信頼できてると、おもったんなだけどなぁ」
美希「…………(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!)」
P「……勘違いだったってことか」
美希「……(違うのハニー! 美希はハニーのこと大好きなの! 愛して「じゃあもういい」
美希「」
P「せめて、仕事はきちんとやってくれ。俺を嫌いでもいいから。美希はプロのアイドルだからな?」
美希「……(あんなに悲しいハニーの顔、初めてなの)」
小鳥(焦らすなぁ)
P「じゃあ、スケジュールの確認を……」
美希(小鳥、もう限界なの! 早くネタバレを……)
小鳥(72言ってんの美希ちゃん! ここで逃げたら女が廃るわよ! 抉れるわよ!)
P「美希」
美希「……(!)」
P「せめてケータイはしまえ。今は仕事の話をしているんだ」
美希「…………(そう言えば、ケータイ持ったままだったの)」ポチポチ
P「……美希っ!」 トゥルルルルルルルル
小鳥「はい、こちら765プロです」ガチャ
小鳥「はい……はい。お世話になっております」
小鳥「それで……ええ、その件は真にありがとうございま、はい……」
小鳥「はい、そのようなことは。……はい。……えっ!?」
小鳥「申し訳ございませんっ!! すぐに担当を呼んで参ります!」ピッ
美希・P「!」
P「どうしました!?」
小鳥「大変ですプロデューサー! ガトー園さんから、新作のニラ茶のCMの件で!」
P「美希の出るヤツか。……まさか!?」
小鳥「はい。その、美希ちゃんが撮影をすっぽかしたって。先方、激怒していらっしゃって……」
P「なんだって!?」
美希「」
P「……はは、まさかな。冗談だろ? ドッキリだろ? なぁ、美希?」
美希「え、えーと……」
P「美希っ!!」
小鳥「プロデューサーさん! 電話を! 先方、待ってらっしゃいます!」
P「……ああ、分かった。今行く」
P「お電話変わりました。プロデューサーのPです。……はい、それはまだこちらでも状況の把握が……」
P「……はい。完全にこちらのミスです。関係者各位様には多大なご迷惑を……。はい」
>>421
美希り発車が言いたいだけだろ
美希り発車が言いたいだけだろ
P「申し訳の次第もございません。一刻も早く原因の『もういい! お宅とは二度と仕事しない!』」ブッ、ツーツーツー
P「……ああ」
P「ああぁぁぁぁぁ…………」
小鳥「プロデューサーさん……」
P「もう、おしまいだ……」
美希「は、ハニー……」
P「どうだ? これで満足か? 美希」
美希「違うの、これは……」



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