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    元スレわたし「人類は衰退し、わたしは疲労困憊なのです」

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    53 = 1 :

    わたし「とっとりさきゅう?」

    助手「……」

    わたし「あー、鳥取砂丘。聞いたことはありますよ。でもちょっと……ていうか、かなり遠いですよね」

    助手「……」

    わたし「どうしても行きたい? うーん、わたしとしても助手さんのご期待に応えたいところではあるんですが」

    わたし(普通に行くと休日が移動だけで潰れます。っていうか、まず到着しません)

    わたし「うーん……」

    妖精さん「おなやみ?」「かいけつよこぴーすしますが」「さきゅう、すぐそこです?」

    わたし「妖精さん……」

    わたし(絶対良くない事が起きます。でも、助手さんのお願いなのだから、多少の良くない事は我慢するしかないのです)

    わたし「鳥取砂丘に行きたいんです。なんか、こう……気軽に鳥取砂丘とここを行き来出来るようなものありません?」

    妖精さん「あー……」

    わたし「って無理ですよね。ちょっと調子にのっちゃいました」

    妖精さん「どこでもどあー」

    わたし「でた!」

    54 :

    わたし「いい加減に……ひゃあ!」

    わたし「……んっ……だめぇ……」

    わたし「あっ……んあっ……」

    わたし「あぁ…」

    たわし「ごしごし」

    わたし「い、いたいですぅ…」

    わし 「しこしこ」

    55 = 20 :

    わたしちゃん見覚えがあるという事は何でもない

    56 = 10 :

    世界征服の遺物か……

    57 = 1 :

    わたし「ドアをくぐると、そこは荒れ果てた砂場でした」

    助手「……」

    わたし「助手さん、気をつけて下さいね。目に砂が入ると危ないですから、ゴーグルもつけて」

    助手「……」

    わたし(長らく放置されていた砂丘は荒れ果てていました。機械の残骸やら、動物の死骸が転がっています)

    助手「……」

    わたし「そうですね、ここでお弁当を食べると砂まみれに……」

    わたし(オマケにすごい砂嵐。念のためにゴーグルとマスクを装備していますが、服の中が大変なことになっています)

    わたし「身体中に叩きつけられる砂が痛い……」

    助手「……」

    わたし「え? せっかく来たんだから何かしたい? 助手さん……わたしは一刻も早く帰りたいです」

    わたし(男の子の気持ちは分かりません。この砂嵐でテンションがあがっているのかもしれません)

    わたし「じゃあ一個だけですよ。それをしたらおさらばしましょう」

    わたし(言いながらドアに振り返ると、わたしの部屋が砂まみれなのでした。憂鬱な気分になりながら、助手さんのやりたい事を聞きます)


    >>60

    58 = 48 :

    サンドワームを見る

    59 = 37 :

    砂場で濡場プレイ

    60 :

    植林

    61 = 26 :

    あら助手さんエコロジー

    62 = 52 :

    抱き締められたい

    63 = 35 :

    今から投げるこの一粒の塩をどっちが早く見つけられるか、勝負だよ!

    64 = 1 :

    助手「……」

    わたし「……え、植林? ちょっと規模大きすぎません? もう防風林は必要ないと思いますけど……」

    わたし(人っ子ひとりいません。あ、白骨化した元人ならいましたけど)

    助手「……」

    わたし「どうしてもやりたい? 困りましたねえ。この砂嵐の中で植林……。大変そう。あぁ、砂が痛い。耳掃除もしないとだめかも。やだなー」

    わたし(わがまま女発動。しかし、助手さんは一歩を引いてくれません)

    助手「……」

    わたし「え? なんです、わたしを指差して? ん、後ろ? 後ろになに……わあっ」

    わたし(助手さんの指が示す先を目で追うと、そこには無数の人影がありました。まるで壁です。その中央付近に、赤い髪の大男が見えます)

    ???「――見よ我が無双の軍勢を!」

    ???「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、それでもなお余に忠義する伝説の植林者たち」

    ???「時空を超えて、我が召還に応じる永遠の朋友たち」

    ???「彼らとの絆こそ我が心のゆとり!我が植林道! イスカンダルたる余が誇る最強宝具──」

    ???「――『緑の軍勢』なり!!」

    わたし(すごいのがきました)

    65 = 6 :

    征服王なにしてんだ

    66 = 1 :

    ???「おう、小僧。貴様が余を呼んだのだな?」

    助手「……(うなずく)」

    わたし「え、え、え……どういう?」

    ???「この地に人の足が踏み入ったのは実に数世紀振りだ。いつになったら植林活動を再開するのかと不安になっていたところだ。はっはっは!」

    わたし「いっ、いたいっ」

    わたし(豪快に笑いながら、大男は何故かわたしの背中をバシバシと叩きます。このひと、わたしにがて……)

    助手「……」

    ???「ん? うむ、そうさな。手早く植林を済まさねば、この娘の肺腑が砂に満たされて窒息してしまう。ではやるか」

    わたし「あ、ああ……だから背中を叩いて砂を吐き出させようと?」

    ???「考えすぎだ」

    わたし「あ、はい」

    助手「……!」

    ???「応ッ! やるぞ小僧、我が軍勢が総力をあげて、この地に豊かな森林を創り出してみせよう。ほれそこの娘、貴様はそこのテントで休んでいろ」

    わたし「い、何時の間に……でもせっかくなのでお邪魔します」

    わたし(なんか助手さんが張り切っていますし、大男も悪いひとではなさそうです。わたしはトラブルから逃れるかのように、テントにもぐりこむのでした)

    67 :

    SS供給感謝します。支援です

    68 = 46 :

    まさかのイスカンダル

    69 :

    オニオン・ウエタロイ

    70 = 1 :

    わたし「……はぁっ、もうだめ。すでに巻き込まれてる。わたしの休日、返してゃっ!」

    わたし(座り込もうとした刹那、首元を猫のように掴まれてテントの外に引っ張り出されます)

    ???「出来たぞ小娘。改心の出来だ」

    わたし「……え、早くないですか?」

    わたし(が、果たしてそこに広がる光景は美しい森林。岩肌にコケが生え、ファンタジックな昆虫達が空を飛んでいます)

    わたし「……早過ぎる」

    助手「……」

    わたし「え? 思ったより早く出来てよかった? いや、わたしが目を離して10秒も経っていませんよ?」

    助手「……?」

    わたし(何言ってんだこいつ、という風に見られます。ああ、分かりました。これは童話災害の一種です。それか、ドリーム。夢なのです)

    わたし「わぁい、空気がおいしー(棒)」

    ???「はっはっは! 実に素晴らしい森林だ! これを我らが心象風景としてしかと胸に刻もう」バシバシッ

    わたし「い、いたいっ! だから何でぶつんですか!」

    ???「この森こそが我らを繋ぐ絆よ。小僧、小娘、再び合間見える日を楽しみにしているぞ」

    わたし「……お断りします」

    71 = 1 :

    わたし「ふー」

    わたし(緑の軍勢が宴を開始したのを見計らい、わたしは助手さんを連れて自室に退避します。どこでもドアは妖精さんに返品しました)

    助手「……」

    わたし「え? 楽しかった? そうですね、話してみれば結構楽しい人達でしたね。わたし、愛想笑いのしすぎで頬の筋肉が痙攣しちゃってます」

    妖精さん「まんきつしました?」「じつにもりもりしいかおり」「たまらんにおいですな」「ちょっとこけくさいかも?」

    わたし「妖精さん、あんな軍勢出したら駄目ですよ。近所に住む人達がびっくりしちゃいますからね」

    わたし(童話災害を馬鹿にしてはいけないのです。近所に誰か住んでいるとは思えませんけれど)

    妖精さん「いたくはんせいしております」「しゃざいのことばもありませぬ」「どげざしてゆるしてもらおう」「このねっされたてっぱんのうえで」

    わたし(熱されていない鉄板の上で土下座する妖精さんを微笑ましく眺めながら、わたしは次の行動について思案します)

    わたし「助手さん、今度はもうちょっと綺麗で落ち着きあるところに行きたいと思いません?」

    助手「……」

    わたし「そうですよね。さっきの森も綺麗でしたけど、わたし、もっと静かな場所がいいです」

    妖精さん「じゃー、このどあくぐるといいかも」「おもったばしょにいけますのでー」「しんそうしんり、みやぶります?」

    わたし「今度はわたしが開けます。心の綺麗なわたしが開ければ、ドアの向こうな美しき世界なのです」


    ふしぎなドアの先には――>>75

    72 :

    しえんですー?

    73 = 46 :

    ラブホテル

    74 :

    >>73

    75 :

    巻き毛

    76 :

    >>73

    77 :

    出島

    78 = 37 :

    >>73

    79 = 32 :

    ネズミの国

    80 :

    ヤンデレ百合っ娘キター

    81 = 1 :

    わたし「さあ、御覧なさい助手さん。これがわたしの心象風景」

    わたし(自分でも意味不明な言葉を紡ぎながら、ドアをあけると――)

    巻き毛「あ、あれ? お姉さん……え、あれ。でもさっき外に出て行って……あれ、服もちがう?」

    わたし(そこには若き日の巻き毛の姿があったのでした)

    巻き毛「なんか大人っぽく……んん?」

    わたし(ああ、これは自立しておらず、孤独を怖れていた頃の巻き毛です。つまり、わたしがもっとも巻き毛に恐怖していた時代)

    巻き毛「ていうか、その男子なんです! お姉さんのはいごをとって、いったいなにをかんがえているんですか!」

    助手「……」

    わたし「そんな人はいませんが?」

    わたし(助手さんをそっと自室に押し返し、わたしはしらばっくれます)

    巻き毛「あれ、お姉さんが入ってきたドアが消えた……」

    わたし「えっ」

    わたし(よ く な い こ と は っ せ い !)

    83 = 80 :

    何故時間まで越えた

    84 :

    ぴーんち

    85 = 1 :

    巻き毛「ま、いっか。ねえお姉さん、いま、ちょうど紅茶をいれたところなんです! よければいっしょにお茶しませんか?」

    わたし「それはまずいのでは……? わ、わたしが戻ってくるかも」

    巻き毛「んん?」

    わたし(よく理解出来ていないご様子。当たり前といえば当たり前です)

    わたし「それにね、あなたは今、お勉強を頑張らないといけないと思いますよ。お茶なんてしている場合じゃないです」

    巻き毛「そ、そうですね……えへへ、なんか今日のお姉さん、やさしい」

    わたし(……ていうか、まだこの子は学舎時代のわたしと調停官のわたしが同じ年代の人間だと思っているんですね。馬鹿だなあ)

    巻き毛「じゃあお姉さん、保健体育の実技、おしえて?」

    わたし「あなたはマセた子供ですか」

    わたし(子供でした。ヤんでる子供)

    巻き毛「お姉さーんっ」ギュ

    わたし「ああ、この感じ懐かしいなー」

    わたし(でも、昔の学舎友達と出会えたことに、わたしはちょっぴり嬉しかったりもするのでした)

    86 = 21 :

    関係ないけど鳥取砂丘は人の手が入らないと割と早めに勝手に緑化するというね

    87 = 1 :

    わたし「しかし困った。帰る方法をなんとかして探さないと」

    巻き毛「か、帰る? お姉さんっ、学舎やめちゃうんですか!?」

    わたし「や、やめないやめない。ちょっと……その、一時帰宅?」

    巻き毛「や、やだ! お姉さん、わたしをひとりにしないでっ」ギュゥゥ

    わたし「しないしない」

    わたし(しようとしても、あなた自身が許さないんですよ、巻き毛)

    巻き毛「ねーお姉さんっ、きょうはいっしょにおべんきょうしませんか?」

    わたし「だ、だからちょっとわたしは忙しくてね? あなたは物分りの良い子だから、わかるでしょう?」

    巻き毛「わかんないですっ! お姉さんが忙しいなら、わたしも忙しい!」

    わたし(意味不明ですが、意地でも離れないという強い意思を感じます)

    わたし「わかりました。じゃあ>>90してあげますから、それでちょっとの間でも開放してくれませんか?」

    89 :

    助手さんとのセクロスを見せつけてあげます

    90 :

    ディープキス

    91 :

    ディープキス

    92 = 32 :

    おでこにキス

    93 = 90 :

    >>90-91
    かぶったww

    94 = 75 :

    >>90-91
    結婚

    95 :

    ほのかにIDも似てる気がして運命的

    96 = 1 :

    わたし「キスしてあげます。舌を絡ませて」

    巻き毛「え、え、えええっ! お、お姉さんっ! いいの?」

    わたし「も、もちろん……?」

    巻き毛「こ、こころのじゅんびとか……あ、わ、わたしっ、はじめてですっ!」

    わたし(わたしもはじめてです)

    わたし「じゃあ、満点取れるまで教えてあげますね」

    巻き毛「ぬ、濡れる……」

    わたし「なにが」

    巻き毛「そんなことよりお姉さん、か、かがんで……じゃないと、とどかないです」

    わたし「ちっちゃいなあ……」

    巻き毛「も、もうっ……お姉さんのいじわる」

    わたし「口、開けてください。わたしが最初にやってあげますから」

    巻き毛「ふぁ、ふぁい……」



    ガラッ!!

    98 = 1 :

    わたし「……!?」

    わたし「……!」

    わたし(わたし出現!)

    巻き毛「お、おねえひゃん……?」

    わたし「ち、ちょ、何してるんですか」

    わたし「いや……分かりません」

    巻き毛「……あれ? お姉さんがふたり……?」

    わたし「わたしはわたしだけです。あれはそっくりさん」

    わたし「そう。そっくりさんなんです。彼女の言うとおり」

    巻き毛「で、でも唇の大きさとか、胸の成長ぐあいとか、目とか、身体つきとか……ほとんどいっしょ。昨日確認したから、まちがいない……」

    わたし「人が寝ている隙になにを……」

    わたし(もうすでにルームメイトなんですね。って、そりゃそうか。巻き毛に懐かれた当日にルームメイトになったんですし)

    巻き毛「でも、りょうほうとも本物ですっ。わたしには分かるんです! たぶん、みらいからきたのかも!」

    わたし「どんぴしゃ!」

    99 = 21 :

    わたし×わたしのしんかんかくです?

    100 = 90 :

    鋭いな


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