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元スレ春香「アイドルマスター!(物理)」
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>>340
いおりんのデコマジダイアモンド
いおりんのデコマジダイアモンド
社長「なぜこんなことを!」
運転手「こっちが本職だからな」
黒服1「そいつは世界中で指名手配されてる極悪誘拐犯なんです!
そいつの車に乗ったときはもう終わったかと思いましたよ!」
黒服2「その男が最近我々の周辺をうろついているとの情報は得ていましたが、まさか本当にこんな事になるだなんて」
社長「なぜこんなことを!」
運転手「当然、身代金目的さ。あんた達二人ならたんまり手に入るだろうよ」
社長「逃げられると思っているのかね!」
運転手「一旦海外まで逃げるつもりだ。
一々、警察組織がわりと確りしている国でやる必要も無いしな。
賄賂のきく国でゆっくりとやるさ」
社長「逃げられると思っているのかね!」
運転手「その準備はもうしてある。
じきここにボートで協力者がここに来る手はずになっている。
……ほら、来たぞ」
水平面上にモーター音を響かせながら一隻のボートがこちらへと近づいてきた。
運転手「SPどもがあんたたちに近づいたときはもうチャンスは無いと思ったが、まさかおれの車に乗ってくれるとは思いもしなかったぜ。
ついてるってのはこういうことを言うんだろうな」
美女「ご、ごめんなさい社長さん。
私のせいでこんな目に……」
社長「いいんだよ。私もSPの頭をブッ叩いて逃げたんだし」
運転手「さて、SPにはもう用は無いな。
ここで死んで貰うか」
美女「!?」
運転手「銃を捨てろ。いつまで銃を握ってんだ
5……」
黒服1,2,3「くっ!」
運転手「4,3,2,1――」
黒服1「くそっ!」
SPたちは銃を足元に放り出して両手を挙げた。
社長「逃げたまえ!
私たちは大事な身代金の元だ! 危害を加えられることは無い!」
黒服3「し、しかし奥様を置いて逃げるわけには!
美女「逃げて!」
運転手「ハハ、おせぇよ。
……ってなんかモーター音が近すぎないか――あぁっ!?」
運転手が海に目を向けた瞬間、ボートノンブレーキで砂浜に乗り上がってきた。
運転手「うおおおおおおおお!?」
美女「きゃああああああああ!?」
社長「びゃああああああああ!!」
ボートから浅黒い男が運転手に向かって飛び掛かる。
石油王「石油王デース!!」バキィ
見事なパンチが運転手の頬に決まる。
運転手「ぐっ!」ドサァ
美女「あ、あなた!?」
石油王「向カエニ来マシタ」
運転手「て、てめぇ……どうしてここに!」
石油王「アナタノ協力者ハ、モウコチラデ確保シマシタ。
終ワリデス」
運転手「捕まってたまるかぁ!!」
そういって美女に銃口を向けた運転手に――
社長「びゃあああああああああブン!」
社長の箱が炸裂した。
運転手「イテェけどそれだけだ馬鹿が!」
運転手は箱を奪い海へと投げ捨てる。
美女「は、箱が!!」
社長「市ねカスなにやってんだ」バキッ
社長の拳が運転手の顎を抉った。
運転手は銃から手を離し、柔らかな砂浜に抱かれた。
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>社長「市ねカスなにやってんだ」バキッ
いきなりキャラ変わんなwwwwwwwww
いきなりキャラ変わんなwwwwwwwww
大広間
美希「ただいまなの」ガラ
P「頑張ったな美希。見てたぞ」
律子「血走った目でね」
美希「ハニー! ミキ、キラキラしてたぁ?」
P「してたぞ」
美希「ハニー!」ダキ
P「HAHAHA!」
美希「もう終わりに近かったんだね」
美希は大広間にいるアイドルを見渡していった。
美希「あと残ってるのは……春香、千早さん、やよい、でこちゃん?
ミキ的には、やよいが残ってるのは意外だったなー。
やよいはまだ誰とも闘ってないの?」
P「あずささんとやったぞ」
あずさ「うふ」
美希「え!? わ、わざと負けてあげた?」
あずさ「正面からぶつかり合って正面から叩き伏せられたわ~」
美希「どういうことなの?」
P「見てれば分かるさ。
あとは4人だ。すぐだろ」
小鳥「ここに来て未だに謎の存在もいますしね」
P「春香ですか」
小鳥「えぇ、真ちゃんを背後から一瞬……それだけでしたからね」
真「くそぉ!」
P「次ぎ辺りは春香の闘いが見たいですね」
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やよい「うっうー! 二人目発見ですっ!」
千早「高槻さん? 残ってたのね」
やよい「はいっ! 頑張ってます!」
千早「…………棄権しようかしら」
やよい「だ、駄目ですよぉ!
みんな真面目にトップアイドルを目指してるんですからぁ!」
千早「……ごめんなさい。
高槻さんにも失礼なことを言ってしまったわね」
やよい「うっうー! 気にしてません!」
P『千早ー。やよいを舐めてると痛い目をみるぞ』
千早「プロデューサー。……油断は、しません。
ですが……」
やよい「じゃあ早速いっちゃいます!」
そう言うとやよいは戦隊もののヒーローのように構えた。
千早「……あの、プロデューサー。
本当に大丈夫なんでしょうか」
一発ダウンから立ち上がる気力を自主的に放棄しそうな組み合わせだな
P『自分の心配をした方が良いぞ』
やよい「プンホーッ!(ヤリを突き刺す)」
千早「へ?――きゃあぁ!?」
千早は辛うじてやよいの肘と膝を避けた。
千早「ど、どういうことですか!?
これ!」
プロデューサー『だから痛い目を見るって言っただろ』
美希『どういうことなの?』
プロデューサー『やよいは諸事情で攻撃特化なんだ。
ムエボーランの使い手で一撃必殺で来るから気を付けろよ』
千早「くっ――破ッッッ!!!」
やよい「ゴンラーマスーンコワンクワン!(斧を振る雷神)」ゴシャァ
やよいは千早の一撃を横に躱しながら肘を打ち下ろした。
強力な一撃が千早を襲う。
貴音『なんと!』
真『合わせた!?』
雪歩『ありえないですぅ!!』
千早「あうぅぅ!?」ドサ
やよい「うっうー!」
千早は地面に突っ伏して立てないでいる。
P『……どういう事なんだ……確かに千早は声で視界を奪ったはずなのに』
律子『千早の声が効いてない?』
やよい「千早さんの声にはすっごく吃驚しましたっ!」
律子『ならなんで――っ!』
やよい「うぅー? 必殺ってそう言うものなんじゃないんですかぁー?」
律子『……?』
やよい「自分が一番危ないときに出すのが必殺技ですっ!」
P『なるほど……わからん』
真『防御無用の捨て身の必殺ですからね。
千早とは相性が良いのかも知れません』
P『終わったな、千早』
千早「か、勝手に終わらせないで下さい」プルプル
千早はゆっくりと立ち上がった。
千早「高槻さんがここまで出来るだなんて……でも、突破口は見えたわ」
P『攻略早いな』
やよい「プンホーッ!(ヤリを突き刺す)」
千早「ちょ!? まだ話のとちゅ――」ズサァァ
千早は車との正面衝突を避けるかのような焦りようで横に跳んだ。
やよい「いきますよーっ!!
プンホーッ! プンホーッ! プンホーッ!」
千早「きゃあああああああああああ!?」
千早は地面を転がり埃まみれになって避け続けた。
美希『……一方的すぎるの』
千早「くっ……こっちからもいくわよ!!
提肘ッッッ!!!」
千早は腕を振り上げると大きく前に出た。
やよいに肘を前に出してぶつかって行く。
やよい「うっうー! ここですっ!」
やよいは両肘を振り上げて跳躍する。
あずさ『これは私がやられた技ね~』
千早「……亜ッッッ!!!」
やよい「チャーンプラサーンンガー!!(牙を突き合わせる象)」スカァァァァ
美希『外したの!』
やよい「う!?」
大技を空ぶったやよいの肩に千早の肘が突き刺さる。
体重の乗った一撃がやよいを吹き飛ばした。
やよい「いたたたたぁ~」
立ち上がったやよいに千早が迫る。
千早「破ッッッ!!!」
やよい「ハヌマンタワイウェン!!(指輪をささげる猿王ハヌマン)」
やよいは両の拳を突き出して前に飛び出した。
千早「覇王折江ッッッ!!!」
やよいの拳は千早に届いたが、間合いが遠い過ぎたのか威力は軽いものであった。
それをあえて身で受けた千早は両方の腕と前に出した膝でやよいを挟み込み、地面へと叩きつける。
P『これは一体……』
貴音『おそらく、千早はやよいの必殺のタイミングを、声でずらしているのでしょう』
P『なーる』
千早「一気に決める!!
鉄山――」
やよい「マーディーットカローク!(ヤシの実を蹴る馬)」
やよいは側転をする要領で千早に蹴りを放った。
今までのわざと比べれば格段に威力が無い技であったが、それが脇腹に命中すると千早の顔が苦痛で大きく歪んだ。
千早「くっ」
千早は後ろへと跳び退り、大きくやよいと距離を取る。
P『そういえば貴音との闘いで最後にもってたな。脇腹に』
貴音『痛めているのでしょうか』
P『まあ、あれだけやれば痛めてないはずがないだろうな』
やよい「……うっうー!
千早さんとーっても強いですっ!」
千早「……ありがとう。高槻さんもとっても強いわ」
やよい「ありがとうございますっ!
そしてごめんなさーい!」
千早「……え?」
やよい「今からとーっても痛いことしちゃうかも知れません!
だから先に謝っておきますっ!」
千早「そ、そう」
やよいは両足をそろえると胸の前で合唱した。
気温が一気に下がったような錯覚を見ているも者全員が感じた。
やよい「ルークマイ(隠し技)」
>>380
確かにw
確かにw
>>380
同じこと思ってたわ
同じこと思ってたわ
やよいはそう言うと、右手を天を突くように掲げた。
千早「……」
千早の額に珠のような汗が浮かぶ。
亜美『だ、大丈夫かな千早お姉ちゃん』
真美『大丈夫でしょ……多分』
P『やよいー。くれぐれもやり過ぎるなよー』
千早「……勝つ……私が勝つ……凌ぐだなんて考えない!
真っ向から叩き伏せる!
絶招ッッッッ!!!!!! 」
千早は叫びながらやよいへ猛然と間合いを詰めた。
千早「猛虎硬把――」
やよい「あぁー!? よく考えたら顔面はルール違反でしたぁ!
やっぱやめますねっ!!」
>>200まで読んだしえん
>>385
無駄にクォリティがwww
無駄にクォリティがwww
千早「えっ……えぇ!?」
やよい「プンホーッ!(ヤリを突き刺す)」ゴシャ
千早「くぁ!?」
やよい「ハヌマンタワイウェン!!(指輪をささげる猿王ハヌマン)」バキィィ
千早「ちょ――!?」
二つの拳を喉元にもらった千早は錐揉みしながら後ろへと転がっていった。
そして、ピクリとも動かなくなる。
やよい「……うっうー! いぇい!
やりましたよープロデューサー!」
やよいは満面の笑顔でカメラにVサインをした。
P『お、おう』
美希『やよい……恐ろしい子なの……』
律子『天然の残虐性が垣間見えましたね。美希に似てました』
美希『ミキはそんなんじゃないの』
真『……伊織との一件を詳細に思い出してみようよ。
そしたら――ってあぁ!?』
亜美『これは』
真美『うっわ→』
真『後ろ後ろ後ろ後ろぉぉ!!』
やよい「うぅー?」
春香「凄いねやよいちゃん。吃驚しちゃった。
……おやすみ……」
春香は背後からやよいにチョークスリーパーを掛けた。
後退しながらそれを行い、脱出する隙を与えないでいる。
やよい「うぅー!?」ジタバタ
春香「……」グッ
やよい「……」ガク
P『春香wwwおまっwww』
小鳥『プロデューサーさんww気づきましょうよww』
P『カメラの死角に入ってて気がつきませんでしたwww』
響『……これはないぞ……』
美希『サバイバルマッチだからこういうのも、たまにはありかなー』
雪歩『本日二回目ですぅ』
真『しかも両方とも春香だよ』
美希『ないのwww』
P『え? ということは未だ未知数の春香と伊織の対決がとりか』
春香「あれ? あと伊織だけなんですか?」
その場を後にしようとしていた春香が立ち止まった。
P『そうだ』
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