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    元スレほむら「もういやだわまどかなんてどうでもい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 外野がうるさいスレ + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 456 :

    ほむらちゃん…

    502 = 232 :

    ほむらちゃんならサイコガンを手に入れたよ

    503 = 212 :

    さやか「ほむらが魔女化した、って言ってたよね?」
    QB「ああ、そうだったね」
    まどか「ど、どうしてほむらちゃんが……?」
    QB「キミと分かれた後、すぐにだったよ」
    まどか「わたしと……?」

    その辺りの話は、あたしも初めて聞く。
    あの後、まどかとほむらに一体なにがあったんだろう?

    QB「ほむらが魔女となった姿は、さやかも既に一度見ているだろう?」
    さやか「え?」
    QB「あの黒い魔女のことさ」
    さやか「………」

    ああ。あの黒いのが、ほむらの魔女だったんだ。

    まどか「も、もしかして、わたし、が……?」
    QB「自分を責めるのはよくないよ、まどか。彼女は、彼女の絶望に飲み込まれた。ただ、それだけのことさ」
    さやか「………」

    よくもまぁ、ここまで口が回るものだ。関心してしまう。

    504 :

    505 = 456 :

    ほむらちゃん……!!!

    506 = 212 :

    QB「それと、もうひとつ。巴マミの魔女は、暁美ほむらの魔女に取り込まれた」
    まどか「そ……そん、な……」
    さやか「まぁ、あたしが契約した一端がそれだしね」

    マミさんが、恭介を助ける頼みの綱だった。
    そのマミさんが魔女になっちゃったからこそ、あたしは契約に踏み切った、とも言える。

    QB「暁美ほむらの魔女は強い。さやかと杏子では、勝てるかどうかわからない」
    さやか「………」
    まどか「……わ、わたしは……」
    QB「まどか。キミが契約してくれれば、きっと暁美ほむらの魔女を倒すことが出来ると思うよ?」

    こいつは、まどかまでをも魔法少女の宿命に巻き込むつもりなのか。

    まどか「………」
    QB「キミが契約しなければ、さやかも杏子も死んでしまうよ?」
    さやか「まどか、やめときなって」
    まどか「さ、さやかちゃん……?」

    魔法少女なんて。ならなくて済むのなら、ならないに越したことはない。

    さやか「ほむらのお願い、忘れたわけじゃないでしょ?」
    まどか「っ……」

    508 = 212 :

    さやか「まぁ、もうそのほむらはいないし。自身の魂を対価にしてまでなりたいって言うんなら、止めはしないけど」
    まどか「さやかちゃんは……怖くないの?」
    さやか「んー、どうだろ。もう、色々と吹っ切れたって感じかな」

    例え人間じゃなくなったって言っても。
    今のあたしには、杏子がいるし。

    さやか「怖いか怖くないかって言われたらちょっと困るけど。もういいかな、って気はするかな」
    まどか「………」
    QB「僕も、今すぐとは言わないよ。でも、決意が固まったなら、いつでも呼んでくれ。キミが呼んでくれれば、僕はどこにでも姿を現すからね」

    キュゥべえはそれだけ言い残すと、屋上から飛び降りてこの場を去った。

    まどか「………」
    さやか「ま、そういうこと」
    まどか「さやかちゃん……」
    さやか「そんじゃ、あたしは杏子のところに帰ろうかな」

    今のあたしの居場所は、杏子の隣だ。

    まどか「わ、わたしも、その、杏子ちゃんに、会いたい……」
    さやか「……別に構わないけど」

    まどかを連れだって、あたしは学校を後にする。

    509 = 212 :

    まどか「さやかちゃん、職員室に行かなくってよかったの……?」
    さやか「いーのいーの。もう学校には行かないんだしね」

    学校からマミさんのマンションへ向かう。

    まどか「ねぇ、どこに行くの?」
    さやか「杏子のところだよ。多分、まだマミさんのマンションにいると思うから」
    まどか「………」

    まどかを連れて、道を歩く。
    と、向こうから、杏子が歩いて来るのが見えた。

    さやか「あ、杏子ーっ!」

    ブンブンと手を振りながら、杏子の名前を呼ぶ。

    杏子「………」
    さやか「……?」

    だが、反応がなかった。

    510 = 270 :

    もうオフィーリアになってないだろうな・・・

    511 :

    そういやソウルジェム浄化してないな

    512 :

    うわあああああ

    513 :

    あー

    514 = 493 :

    この状況で杏子魔女化したらさやかも貰い魔女してまう・・・

    515 = 212 :

    さやか「ちょっと、杏子っ?」

    近くまで歩み寄り、その名前を呼ぶ。

    杏子「……え?あ、あぁ……さやかか……」
    さやか「どうしたのさ、杏子?ボーっとしてるなんて。らしくないじゃん」
    杏子「あの魔女の気配を、ずっと探してんだ」
    さやか「……」

    黒い魔女。ほむらの魔女。

    さやか「……………ちょっと、杏子……そ、それ……」

    杏子の手のひらを見る。
    そこには、すっかり穢れ切ったソウルジェムがあった。

    杏子「まだだ、まだあたしは……」
    さやか「杏子っ!しっかりしてよっ!!」

    肩を掴んで、激しく揺さぶる。杏子の眼には……もう、正気が宿っていないようだった。

    516 :

    いいね

    517 = 212 :

    杏子「あいつだけは、絶対に許さねぇ……例えこの体がやられようが、呪い殺してやるんだ……」
    さやか「魔女になっちゃダメだよ、杏子っ!!言ったよね、あたしの前からいなくならないでって!!」

    うわごとのように呟いていた。

    まどか「こ、この子が杏子ちゃん……?」
    杏子「なんだてめぇは……あたしの前に立つんじゃねぇよ……」
    まどか「え、え……?」
    さやか「杏子ぉっ……!」

    まどかに向けて伸ばした手を、掴む。その手には、ものすごい力が加わっていた。

    杏子「さやか、離せ……あたしとさやかの行く道を遮る奴は、誰であろうと許さない……っ!!」
    さやか「この子は敵じゃないよ、杏子っ!!」

    必死に杏子に呼び掛ける。

    杏子「……さやかがそう言うんなら……信じてやる……」

    そう言って、手からゆっくりと力を抜いて行く。

    518 = 297 :

    おかしいな、バッドエンド以外思いつかない

    519 = 212 :

    杏子「っ!!」
    さやか「えっ……?」

    不意に、魔女の気配が訪れた。

    杏子「この反応っ……奴だっ!!!」
    さやか「あっ、ちょっと杏子っ!?」

    杏子は、あたしの手を振り切って、駈け出した。

    まどか「さやかちゃん!?杏子ちゃん、一体どうしちゃったの!?」
    さやか「まどか、話は後!杏子の後を追わなきゃ……!」

    杏子が先頭を走り、あたしがその後に続く。
    まどかも一生懸命追ってきているようだったが、あたしたち魔法少女の脚力についてこれるはずも無く。
    あたしたちとまどかの距離は、だんだんと離れて行く。

    さやか「杏子っ!この魔女って、やっぱりそうなの!?」
    杏子「間違いねぇ!!あたしの勘がそう言ってやがるんだ!!」

    あたしは走りながら、杏子の手に握られているソウルジェムを注視する。
    穢れが、更に蓄積されて行っているように見えた。

    さやか(まずい、そのままじゃまずいよ杏子っ……!)

    520 = 511 :

    ソウルジェム未浄化+憎悪で魔女化が進むな……

    521 :

    たまにはバッドエンドもいいじゃん。
    何だかんだで完全なバットの話ってあんまないし。

    523 = 212 :

    着いた先。
    そこは、町外れの廃工場だった。
    廃工場の中へ向けて、ソウルジェムは強烈な反応を示していた。

    杏子「ぶっ潰してやる……!!」

    杏子は走るのをやめ、ゆっくりと歩いて行く。

    さやか「杏子、落ち着いて……」
    杏子「落ち着いてられるか……!!マミの仇が、そこにいるんだ……ぜってぇ逃がさねぇ……!!」

    歩きながら、魔法少女の姿へと変身する。
    手には、槍を構えて。

    さやか(………ダメ、杏子……)

    杏子の後に続いて、廃工場の中に入る。
    そこには、見覚えのある魔女の姿があった。

    ホムリリー「…………………アハ」

    魔女は、あたしたちの姿を確認すると。
    短い笑い声を放った。

    526 = 212 :

                                  ~佐倉杏子~

    杏子「っ……見つけたぞ、このやろおおおおおおおおお!!」

    魔女の姿を確認した。
    マミをその身に取り込んだ、忌々しい姿をした黒い魔女。
    それと同時に、地面に槍を突きたてる。

    杏子「速効だ!!」

    辺りが地響きで揺れる。
    突き立てた槍は、そのサイズを変えて魔女周辺の地面から次々と姿を現す。

    ホムリリー「……アハハハ」

    魔女は、その攻撃をいとも容易く回避していた。

    杏子「まだだっ!!」

    右手で地面に突き立てた槍を持ちながら、左手にもう一本槍を出現させる。
    それを巨大化させ、魔女目掛けて放り投げる。

    527 = 485 :

    右手で地面に突き立てた槍を持ちながら、左手にもう一本槍を出現させる。
    それを巨大化させ、魔女目掛けて放り投げる。
    性的な意味で

    528 :

    ほむらちゃん

    529 = 212 :

    ホムリリー「……アハハ」

    その槍を、魔女は受け止めていた。

    杏子「んなっ……!?」
    ホムリリー「アハハハハハハ」

    受け止めた槍を、投げ返してくる。

    杏子「ちぃっ……!」

    間一髪、その槍を回避する。

    さやか「杏子!そのまましゃがんでっ!!」
    杏子「さやかっ!?」

    言われるままに、しゃがみこむ。
    と、あたしの頭の上を無数の何かが通りすぎる気配がした。

    ホムリリー「アハハハ」

    前方を確認する。無数の剣が、舞っていた。
    魔女はそれら全ての剣をも、弾き飛ばしていた。

    530 = 212 :

    ホムリリー「アハハハハハ」

    全ての剣を弾き落とした魔女は、両手を大きく広げていた。

    さやか「っ!?な、何を……!?」
    杏子「………!!」

    魔女の周辺に、禍々しい気配が散乱し始める。

    ホムリリー「……アハハ」

    そして、両手をあたしたちの方に倒した。
    まるで、何者かに『行け』と命じるかのように。
    それを合図にして、無数の禍々しい気配があたしたちに迫る。

    杏子「さやか、避けろ!!」
    さやか「っ……!!」

    あれは、強大な魔力の塊だ。
    例えるなら、エネルギー弾のようなもの。
    それを、あたしたちに向けて放ち続ける。

    ホムリリー「………」
    さやか「くっ……うぐぅっ!?」
    杏子「さやかっ!!?」

    無数のエネルギー弾のひとつを、さやかはモロに食らっていた。

    531 = 212 :

    さやか「うく……くそっ……」

    壁に叩きつけられたさやかは、そのまま気を失った」

    ホムリリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
    杏子「…………何がおかしいんだ、てめぇ……」
    ホムリリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

    あたしの呟きなど意にも解せず。
    魔女は、腹の立つ笑い声を放ち続ける。

    杏子「……うあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

    堪忍袋の緒が切れた。
    もう、ダメだ。
    あたしがどうなろうと、こいつだけは生かしちゃおかねぇ。

    あたしの胸元で、ピシリ、という音が響いた。
    ははは。これで『対等』だな、この野郎。

    532 = 485 :

    うあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!

    533 :

    あばばばばば

    534 = 511 :

    うわあああああああ

    535 :

    ほむらちゃんが楽しそうに笑ってて何より…(´・ω・`)

    536 = 493 :

    ほむらの魔女だけネーミングが酷いよな

    537 :

    ほむらちゃん?

    538 = 459 :

    自分で名乗ったんじゃ

    539 = 212 :

                                  ~美樹さやか~

    さやか「……う……」

    意識を取り戻し、辺りを確認する。

    さやか「……あれ……ここ、は……?」

    あたしは確か、廃工場で杏子と一緒にほむらの魔女と戦っていたはず。
    でも、今いる場所は、廃工場じゃなかった。
    現実離れした空間。

    さやか(……もしかして、魔女の結界……?)

    ほむらの魔女が、結界を展開したのだろうか。
    思考を巡らしていると、少し遠くで轟音が響いた。

    さやか(……杏子……まだ、戦ってるの?)

    音の出所へ向けて、歩きだす。

    540 :

    さあどちらが勝つ

    541 = 212 :

    さやか「…………なに、これ……」

    結界の中枢と思われるところに到達する。
    そこでは、ほむらの魔女が何者かと戦っていた。
    馬に乗った、赤い魔女。
    それも、一体じゃない。全部で三体。
    その周辺には、何かの破片が散乱している。

    さやか「杏子……どこにいるの……?」

    魔女同士の戦いを気にせず、杏子の姿を探す。
    いない。
    どこにもいない。
    どこに行ったの、杏子。
    あたしを置いて、いなくならないでって言ったよね?

    さやか「杏子……杏子ぉ……」

    杏子の名前をうわ言のように呟きながら。
    魔女の周りを歩き続ける。

    542 = 528 :

    ほむらちゃん

    543 = 516 :

    ほむらちゃぁあん

    544 = 511 :

    さやかも魔女化しちゃう

    546 = 212 :

    ホムリリー「アハハハハ」
    オフィーリア「グオオオオオアアアア!!」

    魔女の激しい攻撃同士がぶつかり合う。
    それによって、周囲に鼓膜が破れるんじゃないかと言う程の轟音が響く。
    それでも、あたしは意に介さない。
    だって。杏子がいない。
    杏子がいなきゃ。あたしはもう自分を保てなくなるよ。
    どこ。杏子。
    早くあたしにその姿を見せて、あたしを安心させてよ。

    さやか「………」

    とうとう魔女の周りを、一週してしまう。
    でも、杏子の姿は確認出来なかった。
    いや、まだ。
    一箇所だけ、探してない場所がある。
    魔女たちの足元。でも、そこは。
    そこに杏子の姿を確認してしまったら。
    あたしも、後戻り出来なくなってしまう。

    547 :

    取り込まれたキャンデロロってどうなったんだろ?

    548 = 212 :

    恐る恐る、魔女の姿を真正面に捉える。

    ホムリリー「アハハハ」
    オフィーリア「グアアッ!?」

    ほむらの魔女が、馬に乗った魔女のウチ二体を吹き飛ばしていた。
    あの二体は、多分、幻覚だ。
    一体だけ、未だにほむらの魔女に攻撃を繰り出し続けていた。

    さやか「………」

    馬に乗った魔女の足元を、やはり恐る恐る見下ろす。
    そこには。
    ある意味、あって当然のモノがあった。

    さやか「…………………杏……………子…………………」

    杏子が。倒れていた。
    その胸元には………―――ソウルジェムが、無かった。

    549 :

    さやか魔女化キター⁈

    550 = 389 :

    キャンデロロって装備できる魔女なんだよな?
    ホムリリーが強化されたりしないよな


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