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    元スレP「学生生活でもするか!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - アイドルマスター + - 反転 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 733 :

    千早キターーーーーーー

    頑張ってくれ!

    802 :

    803 :

    ほすほす

    804 :

    805 :

    ほっほっほっほ

    806 :

    ほむっ

    807 :

    ほっと

    808 :

    809 :

    811 :

    812 = 802 :

    813 = 731 :

    春香「困りましたね…」

     春香、真と一緒に、食堂のテーブルについて頭を抱える。
     色んな部に訊いて回ってみたが、手掛かりが一切ない。

     「まだ合唱部ってあったんだ」と言われたときは心が折れるかとおもった。

    「やっぱり、もう活動してないのかなぁ」

     俺も、段々とそんな気がしてきた。
     もう諦めて、「存続の見込み無し」の報告してしまおうかと思った。

     ──でも、“そうでなかった”なかった場合。
     その最後の子は、絶対に悲しむ。

     『歌』が好きなのか、『合唱部』が好きなのかはわからないけれど。

     いまも1人で戦っている子がいるかも知れないと考えると、なんでか心の奥がモヤモヤとしてきて、行動せずにはいられない。

    814 = 733 :

    キターーー千早期待!

    816 = 731 :

    「……春香も真も、今日はもう帰った方がいいよ」

     冬に比べて陽がのびたとはいえ、夕暮れはまだ肌寒い。
     女の子なんだから、これ以上寒くなるまえに帰った方がいいだろう。

    春香「プロデューサーさんは…?」

    「とりあえず、今日の分までを小鳥さんに提出してから帰る。合唱部は……明日見つけるさっ」

    「プロデューサー……」

     努めて明るく言ったつもりだったけれど、ここ最近ずっと一緒にいた2人には空元気がお見通しのようだ。

     明日見つける根拠なんてない。
     これはただ明日にすがりたいだけだ。

     そして明日になっても見つからなかったら、「仕方無い」で諦める。
     我ながら、なんて見え透いたくだらない未来像だろう。

    春香「じゃあ、私も…」

    「春香。…今日は帰ろう」

     有り難う真。お礼に今度男物のヌード写真集をプレゼントしてやろう。

    「いらないよ!?」

     おっと、心の声が漏れてた。

    817 = 731 :

    「はぁ~……」

     2人を見送ってからもテーブルから離れられず、机に突っ伏して盛大な溜め息を吐いた。

     もう諦めたほうがいいのかな。
     ……うぅ、心がモヤモヤさまぁ~ず。

    律子「プロデューサー殿?」

    「……律子?」

     がま口を持って自販機に向かう途中の姿の律子が、溜め息を吐いた俺に気付き声をかけてくれたようだ。

    律子「どうしたんですか、こんなところで。…部活動調査はもう終わったんですか?」

     俺の傍に春香と真の姿が確認出来ないのが不思議なのか、疑問顔で小首を傾げる。
     やばい、いまの仕草すごい可愛かった。

    「いや、それが……」

     愚痴、と言うわけじゃないけれど。
     なんだか話しを聞いてもらいたくて。
     律子も、自然と聴く体勢に入ってくれたので。

     俺は合唱部のことを、ポツリポツリと話していった。

    818 = 760 :

    支援は紳士のつとめ

    820 :

    またどっか行ったか

    821 :

    ……保守…

    822 = 809 :

    ほす

    823 = 804 :

    825 = 736 :

    千早のターンだ!
    保守

    828 = 806 :

    829 = 733 :

    ほしゅ……

    831 = 737 :

    今日を乗り切れば>>1もゆっくり書けそうだな

    832 = 731 :

    律子「ちょっと待ってください」

    「?」

    律子「合唱部の女の子って、もしかして如月千早のことですか?」

     きさらぎちはや…?

    「いや、名前まではわからなくて…」

    律子「なら多分そうでしょう。去年の1年生唯一の合唱部員でしたから」

     …!?

    「なんで、律子がそんなこと」

    律子「私、去年生徒会員でしたから」

     あ……そういえば、そうだった。

    律子「私の担当は会計でしたけど……ある理由から、他の役員方が見るような書類にも目を通してましたので」

     何の気なしに見たものを覚えてたのか?
     記憶力半端じゃないな律子。

    律子「…それに、好きだったんですよ、私。彼女の歌が」

     なるほど…ファンだったから、というのもあるのか。
     何にせよ、これは大きな進歩だぞ!!

    837 = 731 :

    「──ありがとう律子!」

    律子「ひゃあ!?」

    「教員たちに訊いてもよくわからなかったから、正直かなり参ってたんだ! でもお陰で光明が見えたよ!」

    律子「あ…は、はい、お役にたててよかったです…」

    「“如月千早”だな!? よく考えたらその名前なら知ってるぞ、去年の『騒ぎ』のときに参加せず傍観に徹してた女の子だ!!」

     「女の子」、「長い髪」、「静かな子」、「あまり表情を変えない」、「すとーん」!
     確かに全て合致する!!

    律子「プロデューサー殿の記憶力も大概ですね…」

    「ああもう、どうやって感謝の気持ちを表したらいいんだ! …律子!」

    律子「は、はい!?」

    「キスしていい!?」

    律子「したら口の中にハサミ突っ込んで舌切りますから」

    839 = 731 :

     深呼吸して荒ぶりまくった精神を統一。

    「とりあえず、名前がわかればクラスも簡単に割り出せるな。あとは活動場所さえわかれば…」

    律子「…あの、プロデューサー殿?」

    「ん?」

     どうした?
     キスはまだ諦めてませんよ?

    律子「手を…放してもらいたいんですが……」

     おや? 気付かない間に律子の手を両手で包むようにして握っている。
     多分「ありがとう律子」のときだろう。

    「あ、ああ、ごめんな」

     やばい恥ずかしい。
     バカなこと口走ったけど、アレは冷たくイなされることが大前提で、
     実際に律子の手、生肌に触れていたという事実は俺の心拍、脈拍数をハネ上げてしまう。
     顔熱っ。

    律子「………」

    「…そ、それじゃあ俺、もう行くよ。情報、本当にありがとう。今度なんか奢らせてくれな」

     ぎこちなく手を振って、別れ。

    律子「……もー…」

    840 = 737 :

    律子かわええわあ…

    841 :

    律子がかわいすぎてつらい…

    842 :

    つまりお礼としてキスを要求できる可能性が微レ存…?

    843 = 802 :

    眼鏡は………ね

    844 = 731 :

    小鳥「そうですか……如月千早ちゃん、だったんですね」

    「小鳥さんも知ってたんですか?」

    小鳥「あ、いえ。合唱部だと言うことは知りませんでした。…ただ、彼女は普段から目立つ子だったので…」

    「目立つ?」

    小鳥「あの子は、何故か他人と距離をとる癖のようなものがあって、あまりクラスに馴染めていないようなんですよね…」

     クラスに…って、1年以上も!?

    小鳥「自分のことは自分でする。でも他の人には迷惑を掛けたくないから、敢えて輪の中に入ろうとしない。…そんな、印象です」

     うぅむ……そうなると部員集めはかなり難航しているのでは無かろうか……。

    小鳥「──とりあえず、お疲れ様でした。同好会の調査までしてくれて助かっちゃいました」

     調査せずにはいられないな。

    小鳥「千早ちゃんについては、後日私の方から話しをしようと思いますから──」

    845 = 731 :

    「待ってください」

     異議アィリ!

    「明日…明日まで、俺にこのままやらせてもらえませんか?」

    小鳥「え…? 部活動の調査を、ですか?」

    「なんかこう、ここまできたら直接その千早って子と話さないと気持ちが悪くって……」

     何が出来るわけじゃない。何がしたいわけでもない。
     ただ俺は、このまま小鳥さんに任せてこの仕事から解放されることを、素直に受け入れられない。

     まだ1日ある。たった1日しかない。
     でも、千早って子と話すには充分な時間だ。

     彼女が何を思っていま“そこ”にいるのか、
     彼女が何を考えていま“そこ”にいるのか。
     その問いをぶつけたい。その答えをききたい。

    「……ダメですか?」

    小鳥「…そうですね、他の部活動については全て調べてもらっていますし、それなら明日いっぱいまで、という条件つきで許可しましょう」

    「──ありがとう、ございます!」

     やっぱり小鳥さんいい女だ!

    847 = 835 :

    小鳥さんは俺の嫁だからな

    848 = 731 :

     いいかげん遅くなってきたので、そろそろ下校しよう。

     そういえば、響が「帰りにお菓子買ってきて」とメールしてきてたな。
     いつもなら「自分で買いにいけ」というところだが、今日は機嫌が良いので買って帰ってあげよう。ジョロギア。

    「ふぅ……」

     昇降口で口を履き替えて外に出ると、校庭で部活の後片付けをさせられている1年生の姿が見える。
     運動部って大変だな。

    「~♪」

     あまりにゴキゲンな気分なので鼻歌なんか唄っちゃう。
     下手でも観客なんかいないから気にしない。

    「~♪ ……?」

     ん? なんだ?

     …微かにだけど、どこからか心地いい旋律が……。

    「こっち、か?」

     この道は体育館…その裏に続いている。
     最初は蚊の羽音程度にしか聴こえなかった音色が、近付くにつれて大きくなるように感じられる。

     不思議な力に引き寄せられるかのように、俺の足は前へ進む。

    849 = 835 :

    んあー

    850 = 811 :


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