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    元スレP「学生生活でもするか!」

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    みんなの評価 : ★★★
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    559 :

    こんな高校生活を送りたかった……

    562 :

    美希可愛すぎるよぉ…
    やっぱメインヒロインやったんや!!
    しかし久々の大長編になりそうやな

    563 = 509 :

    565 :

    まだ残ってたか
    保守

    566 = 529 :

    明けた! 明けました!!

    書きます!!

    568 :

    待ってた

    569 = 529 :

    「けっこう買い込んだな」

    美希「ハニーが似合うっていってくれるから、嬉しくってちょっと買いすぎちゃった」

     黄昏時。
     一通りのショッピングを終えた俺たちは、2人ならんで夕焼け色の住宅路を歩く。

     俺の手には、美希が買っ洋服などの紙袋が幾つか握られている。

    「あんまり無駄づかいしてると大事な時に使えなくなるぞ」

    美希「むっ」

     美希が口をへの字に曲げた。

    美希「ムダじゃないの、ミキが綺麗になるために買ったものだから、これはムダづかいなんかじゃないの」

     お前は充分綺麗じゃないか。

    「あー、いまのは言葉の綾でさ、もう少し計画性をもってつかいましょうと」

    美希「計画性ならもちろんあるよ!」

     ほほう?

    美希「ミキが綺麗になればハニーがミキにメロメロになる。ハニーがミキにメロメロになれば、ミキはハニーのお嫁さんなの!」

     それは計画といえない。

    570 = 510 :

    ほしゅなの

    571 = 529 :

    あずさ「あらあら? 美希ちゃんにプロデューサーちゃん?」

     不意に声をかけられて、2人で声のした方を見る。

     どたぷーん。

     夕陽の光を纏うように立っていたのは、まだ年若い女性。

     その魅力的な体つきや落ち着きはらった仕草があまりにも堂に入っていて、図らずとも年齢以上の色香が醸し出されている。

    「あずささん」

     この人はあずささんと言って、うちの近所に住んでる2、3才ほど歳の離れたお姉さんだ。

     この近所では名物のような存在で、どこからともなく現れては困っている人を助け、
     帰り道がわからなくなっているのを逆に助ける……という光景が、度々見かけられる。

     1日に3回あずささんに会えると寿命が1年延びるらしい。
     もはや生きる都市伝説状態。

    576 :

    あずささんからエロゲ臭がするww

    577 = 529 :

    あずさ「今日は2人でデートかしら~?」

    美希「そうなの!」

    「ちょっと駅前まで」

    あずさ「あらあら~、若いっていいわねぇ」

    「若…あずささんまだ二十歳でしょう? 全然若いじゃないですか」

    あずさ「でもあなた達よりはおばさんよぉ?」

    「五歳十歳の差なら許容範囲です。それにあずささんはおばさんじゃありません」

     キリッ!

    578 = 533 :

    都市伝説wwwww

    579 = 529 :

    あずさ「……あらあら~?」

     こんないい人が自分のことを卑下しているのが許せなくて、真摯な態度で答えてみる。

     そうしたら、あずささんは頬を染めて黙ってしまった。

     ……よし、自分の言ったことが馬鹿らしいと気付いてくれたようだ。

    美希「………」

     ギュウウウゥ!

    「いたい痛い痛いいたいイタイ痛いいたい」

     脇腹が変形しそうなほど捻りげられてる!
     買い物袋があるから抵抗ができませんぜお嬢さん!

    美希「…ハニーのばか」

     バカじゃないよ!?
     有名な進学校に通う健全な男子高校生だよ!?

    582 :

    支援は紳士のつとめ

    584 = 529 :

     結局、あずささんとは互いに道すがらだったのでそれ以上は何事もなく別れることにした。

     ただ去り際、有耶無耶なうちに今度あずささんの家に遊びにいく約束がなされてしまった。
     ……いや、それ自体は構わないんだけど。

    美希「………」

     …隣を歩く美希が超ぶんむくれてる。
     理由は……まぁ、わかる。

    「明日から普通授業だな」

    美希「…なの」

    「そう言えば、美希はなんか部活とかやらないのか?」

    美希「帰宅部おいしいの」

    「…み、美希だったらなにをやっても上手くやれるだろうに」

    美希「そんなことしてるくらいなら、ハニーと過ごす時間がほしいの」

     思った以上に怒っていらっしゃる…。

    585 = 529 :

    「美希」

    美希「なぁに」

    「今日は楽しかったよ」

    美希「なの?」

    「付き合ってくれて、ありがとな」

    美希「……ミキも楽しかったの」

    「よかった」

    美希「あずさが出てきてハニーが鼻の下のばすまでは」

    「の、のばしてない」

    美希「ハニーはむっつりスケベだから顔に出にくいけど、ミキならわかるのよ」

     うぅむ…。

     天才的な感性を持っている美希が言うのだから、あながち嘘とも言い切れない。

     自覚がないだけで、もしかしてすごい顔してたのか?

    586 = 529 :

    美希「…くやしいの」

    「…は?」

    美希「ハニーの隣にはミキがいたのに、ハニーはあずさにメロメロだったの! それはすっごくくやしいの!」

     そんな、俺は、美希を蔑ろにしたわけじゃ…。

    美希「だから、ミキにはまだあずさみたいな『大人の魅力』が足りないのがわかったの!」

     ...Why?

    美希「これからは、ハニーが余所見なんかできないくらいに『大人の魅力』に磨きをかけることにするの!」

    「はい……はい?」

     ちょっと待ってください。
     色々と言いたいことはあるけれど、取り敢えず一言。

     ……それ以上になられると本当にマズいので勘弁してください……。


    美希「まっててねハニー! ミキ、キラキラしてみせるからっ!!」

    593 = 576 :

    597 = 562 :

    しょうもねぇことして埋めるな

    599 = 576 :

    600 = 519 :

    案の定まだあった
    保守


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