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元スレ岡部「紅莉栖!」千早「はい?」
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ダル『僕もまゆ氏に、オカリンにメールや電話連絡しようぜって言ったよ』
ダル『でもそうしたらまゆ氏……オカリンの重荷にはなりたくないから、それはできないって言ったんだよ』
岡部「まゆり……なんで俺は、そんなことに気づかなかったんだ」
ダル『まぁ今更悔やんでも仕方ないし、前向きに考えたら?』
ダル『別にアイドルになったっていいじゃない、ってさ』
岡部「そうだよな……別に、死んだとかいうわけでもないんだ」
ダル『なぜそこで死んだ、ってのがでるんだよ。オカリンの発想ぶっ飛び過ぎ』
ダル『ま……それはともかく、一度話し合っておいたほうがいいと思うぜ。それじゃ』
ダル『でもそうしたらまゆ氏……オカリンの重荷にはなりたくないから、それはできないって言ったんだよ』
岡部「まゆり……なんで俺は、そんなことに気づかなかったんだ」
ダル『まぁ今更悔やんでも仕方ないし、前向きに考えたら?』
ダル『別にアイドルになったっていいじゃない、ってさ』
岡部「そうだよな……別に、死んだとかいうわけでもないんだ」
ダル『なぜそこで死んだ、ってのがでるんだよ。オカリンの発想ぶっ飛び過ぎ』
ダル『ま……それはともかく、一度話し合っておいたほうがいいと思うぜ。それじゃ』
岡部「まゆりに電話してみよう」ピポパ
『お客様のおかけになった電話番号は電波が入っていないか……』
岡部「だめだ、つながらない。メールを送っておこう……」
律子「心配ですね、その子……」
『お客様のおかけになった電話番号は電波が入っていないか……』
岡部「だめだ、つながらない。メールを送っておこう……」
律子「心配ですね、その子……」
数日後――
岡部(あれからまったくまゆりから連絡がない)
岡部(何かあったのだろうか……心配だ)
やよい「プロデューサー、大丈夫ですか?」
岡部「やよい? あ、あぁ……大丈夫だよ」
岡部(いかんな、プロデューサーがアイドルに心配されるとは)
やよい「プロデューサー……今日の夜、お暇ですか?」
岡部「ん? あぁ、大丈夫だぞ」
やよい「よかったー。よければ家でご飯食べて行ってくださーい!」
岡部(やよいの家って確か、かなり貧乏だよな……夕飯に人を呼んだりしたら、ただでさえ少ない飯が減ってしまうのでは?)
岡部(いや、それなら俺が食材を買っていけばいいだけか)
岡部「そうだな、じゃあお言葉に甘えるとしよう」
やよい「こんなにたくさん買ってもらっちゃって……すみません、プロデューサー」
岡部「気にしないでくれ。家族多いんだろう?」
やよい「そうなんですよー。お父さんお母さん、長介にかすみ、浩太郎に浩司、そしてこうぞう!」
岡部「やよいを含めて8人か。すごいな……大変だろう、一番上だと」
やよい「確かに大変ですけど……にぎやかで楽しいですよーっ!」
岡部「気にしないでくれ。家族多いんだろう?」
やよい「そうなんですよー。お父さんお母さん、長介にかすみ、浩太郎に浩司、そしてこうぞう!」
岡部「やよいを含めて8人か。すごいな……大変だろう、一番上だと」
やよい「確かに大変ですけど……にぎやかで楽しいですよーっ!」
やよい「ただいまー!」
岡部「お邪魔します」
かすみ「お帰り、お姉ちゃん」
長介「ねーちゃんお帰り……ん? 彼氏!?」
やよい「違うよ。私のプロデューサーの岡部さん」
岡部「こんにちは」
浩太郎「あー、ねーちゃんカレシ連れてきてるー!」
浩司「かれしー?」
岡部(本当ににぎやかだな……)
岡部「お邪魔します」
かすみ「お帰り、お姉ちゃん」
長介「ねーちゃんお帰り……ん? 彼氏!?」
やよい「違うよ。私のプロデューサーの岡部さん」
岡部「こんにちは」
浩太郎「あー、ねーちゃんカレシ連れてきてるー!」
浩司「かれしー?」
岡部(本当ににぎやかだな……)
数時間後――
岡部「やよい、今日はごちそうさまな」
やよい「お粗末さまでしたー。どうでした、プロデューサー?」
岡部「すごく楽しかったよ。大勢での食事はいいものだな」
ダル『まゆ氏、オカリンが全然ラボにこなくて、すっげぇ寂しがってたぞ』
岡部(…………)
やよい「プロデューサー、私バカだから難しいことはよく分からないです」
やよい「でもプロデューサーが、何かで苦しんでるっていうことは分かります」
やよい「だから苦しい時は、誰かに頼って欲しいかなって……」
岡部「やよい、今日はごちそうさまな」
やよい「お粗末さまでしたー。どうでした、プロデューサー?」
岡部「すごく楽しかったよ。大勢での食事はいいものだな」
ダル『まゆ氏、オカリンが全然ラボにこなくて、すっげぇ寂しがってたぞ』
岡部(…………)
やよい「プロデューサー、私バカだから難しいことはよく分からないです」
やよい「でもプロデューサーが、何かで苦しんでるっていうことは分かります」
やよい「だから苦しい時は、誰かに頼って欲しいかなって……」
やよい「頼られてばかりじゃ、そのうち疲れちゃいますよね。私にも、そういう時がありました」
やよい「お姉ちゃんだから頑張らないといけないって思って、無理をしすぎて倒れちゃったんです」
やよい「その時に妹や弟に言われたんです。もっと自分たちを頼って欲しいって」
岡部「…………」
岡部「やよいは、ちっともバカなんじゃないな。俺よりずっと頭がいい」
岡部(俺はそう言いながら、やよいの頭の上に手をのせて優しく撫でた)
やよい「えへへー。プロデューサーに頭なでられると、なんだか嬉しいですー」
岡部(よし……まずはダルと律子さんに相談しよう)
やよい「お姉ちゃんだから頑張らないといけないって思って、無理をしすぎて倒れちゃったんです」
やよい「その時に妹や弟に言われたんです。もっと自分たちを頼って欲しいって」
岡部「…………」
岡部「やよいは、ちっともバカなんじゃないな。俺よりずっと頭がいい」
岡部(俺はそう言いながら、やよいの頭の上に手をのせて優しく撫でた)
やよい「えへへー。プロデューサーに頭なでられると、なんだか嬉しいですー」
岡部(よし……まずはダルと律子さんに相談しよう)
ダル『どうしたオカリン?』
岡部「961プロとまゆりについて調べられるだけ調べてくれ! 頼む!」
ダル『ったく、頼むのが遅いぜオカリン。とっくに調べ始めてるから』
岡部「すまん……何か分かったら教えてくれ」
ダル『おk把握』
岡部「次は律子さんだ」ピポパ
律子『どうしました、岡部君』
岡部「夜遅くにすみません。961プロに関する資料って……」
律子『961プロですか? それなら事務所に大量にありますよ。なんせウチとはライバルみたいなものですからね』
律子『あと社長が、まゆりちゃんのことを調べるために、、今日もいろいろなところに連絡してましたよ』
岡部「そうだったんですか……ありがとうございます!」
律子『いえいえ。あまり、一人で抱え込んじゃだめですよ?』
岡部「さっきやよいにも言われました」
律子『やよいが……あの子、しっかりしてますからねぇ』
岡部「961プロとまゆりについて調べられるだけ調べてくれ! 頼む!」
ダル『ったく、頼むのが遅いぜオカリン。とっくに調べ始めてるから』
岡部「すまん……何か分かったら教えてくれ」
ダル『おk把握』
岡部「次は律子さんだ」ピポパ
律子『どうしました、岡部君』
岡部「夜遅くにすみません。961プロに関する資料って……」
律子『961プロですか? それなら事務所に大量にありますよ。なんせウチとはライバルみたいなものですからね』
律子『あと社長が、まゆりちゃんのことを調べるために、、今日もいろいろなところに連絡してましたよ』
岡部「そうだったんですか……ありがとうございます!」
律子『いえいえ。あまり、一人で抱え込んじゃだめですよ?』
岡部「さっきやよいにも言われました」
律子『やよいが……あの子、しっかりしてますからねぇ』
次の日――
岡部「社長、いろいろと手を尽くしてくださってありがとうございました!」
高木「いやいや、これは私の責任でもあるからね。黒井との関係はいい加減、何とかしなければ」
伊織「プロデューサー、はい」
岡部「伊織、これは一体?」
伊織「新堂に961プロについて調べてもらっておいたのよ。よかったら使いなさい」
岡部「ありがとう、恩に着るよ伊織」
伊織「ふん、いつか返してもらうからね」
岡部「社長、いろいろと手を尽くしてくださってありがとうございました!」
高木「いやいや、これは私の責任でもあるからね。黒井との関係はいい加減、何とかしなければ」
伊織「プロデューサー、はい」
岡部「伊織、これは一体?」
伊織「新堂に961プロについて調べてもらっておいたのよ。よかったら使いなさい」
岡部「ありがとう、恩に着るよ伊織」
伊織「ふん、いつか返してもらうからね」
岡部(よし、みんなが集めてくれた情報をまとめた結果、いくつかの事が分かった)
岡部(まずは、まゆりは現在961プロの社員寮で生活してること)
岡部(961プロの社員寮は、セキュリティが非常に堅いらしい。防犯システムに加えて警備員がいるそうだ)
岡部(次、まゆりが元々持っていたケータイは没収され、別のものを黒井から渡されていること)
岡部(これでは連絡が出来るわけないな)
岡部(その次、まゆりは黒井と居て嫌がる様子はない……何故だ?)
岡部(そしてまゆりが外出するときは、ボディガードが付き添っている。徹底しすぎだろう……)
岡部(次。黒井社長は765プロと共演する仕事は完全に拒否している)
岡部(単に嫌っているだけではないだろう。たとえば、俺とまゆりを接触させたくないとか……?)
岡部(……必要な情報をまとめるとこんな感じだな)
岡部(まずは、まゆりは現在961プロの社員寮で生活してること)
岡部(961プロの社員寮は、セキュリティが非常に堅いらしい。防犯システムに加えて警備員がいるそうだ)
岡部(次、まゆりが元々持っていたケータイは没収され、別のものを黒井から渡されていること)
岡部(これでは連絡が出来るわけないな)
岡部(その次、まゆりは黒井と居て嫌がる様子はない……何故だ?)
岡部(そしてまゆりが外出するときは、ボディガードが付き添っている。徹底しすぎだろう……)
岡部(次。黒井社長は765プロと共演する仕事は完全に拒否している)
岡部(単に嫌っているだけではないだろう。たとえば、俺とまゆりを接触させたくないとか……?)
岡部(……必要な情報をまとめるとこんな感じだな)
律子「これはどう考えても、まゆりさんを岡部君と接触させたくないってことでしょうね」
真「よーし、社員寮に乗り込みましょう!」
雪歩「えぇっ、危ないよ真ちゃん……」
律子「危ないとか以前に犯罪だから。警備員は倒せても、防犯システムはどうしようもないでしょ」
岡部「防犯システムなら何とか出来るかも」
律子「えぇ!?」
岡部「あ、やっぱ無理か……ネットワーク経由のものならともかく、そうではなかった」
岡部「いくらスーパーハカーといえども、スタンドアローンで動いてるセキュリティを潰すのは厳しい」
真「よーし、社員寮に乗り込みましょう!」
雪歩「えぇっ、危ないよ真ちゃん……」
律子「危ないとか以前に犯罪だから。警備員は倒せても、防犯システムはどうしようもないでしょ」
岡部「防犯システムなら何とか出来るかも」
律子「えぇ!?」
岡部「あ、やっぱ無理か……ネットワーク経由のものならともかく、そうではなかった」
岡部「いくらスーパーハカーといえども、スタンドアローンで動いてるセキュリティを潰すのは厳しい」
響「それなら、外出中を狙えばいいんじゃない? 警備員だけなら真が何とかしてくれるさー」
律子「アイドルが街中で暴力沙汰なんて起こせるわけないでしょーが!」
亜美「そうだ、ならスナイパーを雇うとか!」
律子「もっとダメだから! というかさすがに非現実的よ……」
岡部「日本では発砲事件なんて三面記事ものだからな。アメリカならともかく、日本では無理」
律子「そこ、まじめに解説するところじゃありませんから」
律子「アイドルが街中で暴力沙汰なんて起こせるわけないでしょーが!」
亜美「そうだ、ならスナイパーを雇うとか!」
律子「もっとダメだから! というかさすがに非現実的よ……」
岡部「日本では発砲事件なんて三面記事ものだからな。アメリカならともかく、日本では無理」
律子「そこ、まじめに解説するところじゃありませんから」
春香「外がダメでもテレビ局内とかならどうでしょう?」
真「確かに……局内にまでボディガード連れてくるのは難しい」
雪歩「でも用もないのに局内に入るなんてできないんじゃ……」
亜美「んじゃ、亜美たちも仕事入れればいいっしょ」
岡部「だがそれを黒井社長に事前に知られたらまずいな」
高木「ならば事前に知られなければいい、というわけだ。それぐらいは私がなんとかするよ」
高木「音無君、961プロの次の収録について調べてくれ」
小鳥「はい……あ、次の収録はスルーしたほうがいいかもしれません。961プロとつながりの強い局ですから」
小鳥「でも、これを逃すとだいぶ先になってしまいますね」
高木「ぬぅ、私では厳しいか……」
伊織「なら、水瀬財閥の名前を使いなさい。それならなんとかなるでしょ」
高木「しかし水瀬君……親の力は絶対に借りたくないのではないのかね」
伊織「そうよ。でも、そんな事言ってられる状況じゃないわ」
伊織「下僕が困ってる時に助けてあげるのも……ご主人様の役目だし? これで貸し二つだからね」
岡部「あぁ……本当にありがとう、伊織」
真「確かに……局内にまでボディガード連れてくるのは難しい」
雪歩「でも用もないのに局内に入るなんてできないんじゃ……」
亜美「んじゃ、亜美たちも仕事入れればいいっしょ」
岡部「だがそれを黒井社長に事前に知られたらまずいな」
高木「ならば事前に知られなければいい、というわけだ。それぐらいは私がなんとかするよ」
高木「音無君、961プロの次の収録について調べてくれ」
小鳥「はい……あ、次の収録はスルーしたほうがいいかもしれません。961プロとつながりの強い局ですから」
小鳥「でも、これを逃すとだいぶ先になってしまいますね」
高木「ぬぅ、私では厳しいか……」
伊織「なら、水瀬財閥の名前を使いなさい。それならなんとかなるでしょ」
高木「しかし水瀬君……親の力は絶対に借りたくないのではないのかね」
伊織「そうよ。でも、そんな事言ってられる状況じゃないわ」
伊織「下僕が困ってる時に助けてあげるのも……ご主人様の役目だし? これで貸し二つだからね」
岡部「あぁ……本当にありがとう、伊織」
数日後――
ダル『発信機の取り付けには成功した。超小型だからそうそう気付かないはず』
岡部「ご苦労だダル。よし……それではこれよりまゆり奪還作戦(オペレーション・ゲットバッカーズ)を開始する」
真「作戦名、長いですね……」
岡部「我々が収録するスタジオからまゆりが収録するスタジオに行くためのルートは2つ」
岡部「故に部隊を二つに分ける。αチームは俺、響、貴音。βチームは真、やよい、真美だ」
岡部「αチームが目標を発見した場合、俺がまゆりに話しかける。二人は周辺の警戒を」
岡部「βチームが見つけた場合、真美が俺と通話中にしてあるケータイをスピーカーモードにしてまゆりに接触」
岡部「なお真美のケータイは我々が出演する番組が終了次第、常に俺と通話中にしておく」
岡部「間違って切らないように。電話代は当然俺が持つ。何か質問は?」
岡部「……ないようだな。それでは作戦を開始する……諸君らの健闘を祈る」
ダル『発信機の取り付けには成功した。超小型だからそうそう気付かないはず』
岡部「ご苦労だダル。よし……それではこれよりまゆり奪還作戦(オペレーション・ゲットバッカーズ)を開始する」
真「作戦名、長いですね……」
岡部「我々が収録するスタジオからまゆりが収録するスタジオに行くためのルートは2つ」
岡部「故に部隊を二つに分ける。αチームは俺、響、貴音。βチームは真、やよい、真美だ」
岡部「αチームが目標を発見した場合、俺がまゆりに話しかける。二人は周辺の警戒を」
岡部「βチームが見つけた場合、真美が俺と通話中にしてあるケータイをスピーカーモードにしてまゆりに接触」
岡部「なお真美のケータイは我々が出演する番組が終了次第、常に俺と通話中にしておく」
岡部「間違って切らないように。電話代は当然俺が持つ。何か質問は?」
岡部「……ないようだな。それでは作戦を開始する……諸君らの健闘を祈る」
岡部(しかし取れた番組が関西フレンドパークとは……かなり体力を使ってしまうな)
岡部(できるだけ体力の高い五人を選んだつもりだが……頼むぞ)
司会「おぉっと貴音ちゃんがジャンプ! すごい、揺れてますねぇ」
司会「得点は右手30点、左手20点……合計50点! これは幸先いいですねー」
貴音「む、手が壁から離れませんね……面妖な!」
岡部(できるだけ体力の高い五人を選んだつもりだが……頼むぞ)
司会「おぉっと貴音ちゃんがジャンプ! すごい、揺れてますねぇ」
司会「得点は右手30点、左手20点……合計50点! これは幸先いいですねー」
貴音「む、手が壁から離れませんね……面妖な!」
司会「おぉっと……早い、早いぞ! ネズミを現れた瞬間にパンチしている! さすが真王子!」
司会「やよいちゃんも頑張っているぞー!」
真「無理しないでね、やよい」
やよい「このぐらい平気ですー!」
司会「おっとここで中ボスネズミが二匹登場だ! 殴る、ひたすら殴る!」
司会「ふたりとも汗だくですね。実にいい……おっと、やよいちゃんが先に中ボスを撃破!」
司会「これは予想外ですね……。あ、真君ムキになって強く殴らないで下さいねー」
真「はっ! 危ない危ない……」
司会「やよいちゃんも頑張っているぞー!」
真「無理しないでね、やよい」
やよい「このぐらい平気ですー!」
司会「おっとここで中ボスネズミが二匹登場だ! 殴る、ひたすら殴る!」
司会「ふたりとも汗だくですね。実にいい……おっと、やよいちゃんが先に中ボスを撃破!」
司会「これは予想外ですね……。あ、真君ムキになって強く殴らないで下さいねー」
真「はっ! 危ない危ない……」
数時間後――
岡部(よし、収録が終わった)
岡部「みんな、行くぞ!」
貴音「はぁ、はぁ……この番組の収録はかなり体力を使いますね」
やよい「うっうー……でもまだ、大丈夫ですー」
真「ネズミパンチはしんどかったですけどね、割と本気で」
真美「真美は楽なものが多かったから大丈夫だよ」
響「連絡役が倒れたらまずいしなー」
岡部(よし、収録が終わった)
岡部「みんな、行くぞ!」
貴音「はぁ、はぁ……この番組の収録はかなり体力を使いますね」
やよい「うっうー……でもまだ、大丈夫ですー」
真「ネズミパンチはしんどかったですけどね、割と本気で」
真美「真美は楽なものが多かったから大丈夫だよ」
響「連絡役が倒れたらまずいしなー」
貴音「橋田殿、発信機の動きはどうなっておりますか?」
ダル『お姫ちんktkr! まゆ氏はまだ収録中かと思われ。さっき全然動いてないっす』
貴音「全然動いていない……?」
ダル『え、僕なにか変なこと言いました?』
貴音「プロデューサー、椎名まゆりは今日何の番組にでているのですか?」
岡部「あっちも俺達同様身体を動かす系統の番組だ」
貴音「……これは、まずいかもしれません」
真美『兄ちゃん! まゆりお姉ちゃん見つけた!』
岡部「なんだと!? すぐにそちらに向かう!」
ダル『お姫ちんktkr! まゆ氏はまだ収録中かと思われ。さっき全然動いてないっす』
貴音「全然動いていない……?」
ダル『え、僕なにか変なこと言いました?』
貴音「プロデューサー、椎名まゆりは今日何の番組にでているのですか?」
岡部「あっちも俺達同様身体を動かす系統の番組だ」
貴音「……これは、まずいかもしれません」
真美『兄ちゃん! まゆりお姉ちゃん見つけた!』
岡部「なんだと!? すぐにそちらに向かう!」
真美「まゆりお姉ちゃん!」
まゆり「はい? ……あなた達は、765プロの」
真美「スピーカーモードオン!」
岡部『まゆり、聞こえるか? まゆり!』
まゆり「聞こえてるよオカリン」
岡部『心配してたんだぞ……一体何があったんだ?』
まゆり「オカリン……ラボに来る時間はないのに、如月さんといちゃつく時間はあるんだね」
まゆり「でも許してあげる……すぐに分かるよ。まゆしぃと如月さん、どちらが優れたアイドルなのかね」
岡部『いちゃつく? 何の話だ!』
まゆり「この期に及んで言い訳するの? そっか、オカリンは疲れてるから仕方ないよね」
まゆり「すぐに目を覚まさせてあげるから、待っててね。今日はもう、バイバイ」
岡部『待ってくれ!』
真美「ちょ、まゆりお姉ちゃん早すぎっしょ!」
やよい「あっという間に見えなくなっちゃいました……」
真「真美、それ貸して! うぉおおおおおおっ!」
まゆり「はい? ……あなた達は、765プロの」
真美「スピーカーモードオン!」
岡部『まゆり、聞こえるか? まゆり!』
まゆり「聞こえてるよオカリン」
岡部『心配してたんだぞ……一体何があったんだ?』
まゆり「オカリン……ラボに来る時間はないのに、如月さんといちゃつく時間はあるんだね」
まゆり「でも許してあげる……すぐに分かるよ。まゆしぃと如月さん、どちらが優れたアイドルなのかね」
岡部『いちゃつく? 何の話だ!』
まゆり「この期に及んで言い訳するの? そっか、オカリンは疲れてるから仕方ないよね」
まゆり「すぐに目を覚まさせてあげるから、待っててね。今日はもう、バイバイ」
岡部『待ってくれ!』
真美「ちょ、まゆりお姉ちゃん早すぎっしょ!」
やよい「あっという間に見えなくなっちゃいました……」
真「真美、それ貸して! うぉおおおおおおっ!」
真「追いついたぞ!」ガシッ
まゆり「離してくれないかな? まゆしぃは事務所に戻らないといけないのです」
岡部『はぁっ、はぁっ……!』
真「プロデューサーが来るまで、絶対に離さないよ」
まゆり「それぐらいの力じゃ、止められないよ?」
真「くっ……なんて力だ」
まゆり「961プロの過酷なレッスンに耐えてきたまゆしぃには、その程度の力じゃ通用しないのです」
真「だ、だめだ……もう力が」
岡部『ぐわぁああああっ!』ドンガラガッシャーン
響『プロデューサーが階段から落ちた!?』
貴音『しっかりしてください、プロデューサー!』
まゆり「オカリン!?」
まゆり「離してくれないかな? まゆしぃは事務所に戻らないといけないのです」
岡部『はぁっ、はぁっ……!』
真「プロデューサーが来るまで、絶対に離さないよ」
まゆり「それぐらいの力じゃ、止められないよ?」
真「くっ……なんて力だ」
まゆり「961プロの過酷なレッスンに耐えてきたまゆしぃには、その程度の力じゃ通用しないのです」
真「だ、だめだ……もう力が」
岡部『ぐわぁああああっ!』ドンガラガッシャーン
響『プロデューサーが階段から落ちた!?』
貴音『しっかりしてください、プロデューサー!』
まゆり「オカリン!?」
過酷なレッスンに耐えてきた
まゆしぃは正真正銘のまっちょしぃになったということか
まゆしぃは正真正銘のまっちょしぃになったということか
岡部『これぐらい、この鳳凰院凶真にとってはかすり傷同然だ。銃弾や刃物に比べたら大したことない』
貴音『何を言っているのですか。すぐに病院に行かなければ……』
岡部『それはできんな。早くまゆりを追いかけないと』
まゆり「なんで? オカリンは如月さんのことが大好きなんでしょ? なんでまゆしぃのためにそこまでするの?」
岡部『千早が大好きなのは否定せんがな、まゆりのことも大好きだからだよ』
貴音『何を言っているのですか。すぐに病院に行かなければ……』
岡部『それはできんな。早くまゆりを追いかけないと』
まゆり「なんで? オカリンは如月さんのことが大好きなんでしょ? なんでまゆしぃのためにそこまでするの?」
岡部『千早が大好きなのは否定せんがな、まゆりのことも大好きだからだよ』
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