元スレ岡部「紅莉栖!」千早「はい?」
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みんなの評価 : ★★★×4
801 = 792 :
お義父さんって呼んでいいんやで
802 = 763 :
体感じゃ数十年は経ってるわけだよね
すげーわ
803 = 707 :
ドン!
804 = 734 :
外野がなんとかで
書き手のうんちゃらに
寄りなんちゃら
805 :
>>800
どっかのメタル化したガンダムみたいだな
806 = 708 :
岡部「さて、名残惜しいが……そろそろβ世界線へ行かねばな」
紅莉栖「まだまだ折り返し地点だからね、岡部からしたら」
岡部「あぁ。タイムマシンを作るのには、それなりの設備と時間が必要だ」
紅莉栖「アテはあるわけ?」
岡部「とりあえずフェイリスに頼み込む。今の俺の叡智を持ってすれば説得は容易だ」
紅莉栖「否定出来ないのがムカつくわね……」
岡部「フッ……では、ラボに戻るとしよう。ダルとまゆりがまだいると良いんだが……」
紅莉栖「橋田が居なかったらエシュロンのデータベースにアクセスして、最初のDメールを削除することが出来ないからね」
紅莉栖「……ってそんな訳ないか。今のアンタならそれぐらい余裕じゃない?」
岡部「まぁな。だが、門出を祝う際にはラボメン全員居たほうがいいだろう」
岡部「ようやく、すべてを終わらせることが出来るのだ……」
紅莉栖「ま、岡部がそういうなら好きになさい」
807 = 796 :
なんというチートリン
808 = 708 :
岡部「これより現在を司る女神作戦(オペレーション・ベルダンディ)最終フェイズを開始する!」
ダル「オカリンの話、正直眉唾ものだけど……牧瀬氏が言うなら本当なんだろうなぁ」
まゆり「オカリンは誰も知らない所で、一生懸命頑張っていたんだね……」
岡部「だがそれも、あと少しで終わる。ダル! 始めてくれ」
ダル「ぶっちゃけオカリンがやったほうが早くね?」
岡部「そのマシンはお前が一番触っているだろう。お前の方が使いこなせるはずだ」
ダル「やれやれ、タイムマシンを作っちゃうような人間にそこまで言われたら……やるしかないっすなぁ」
809 :
精神年齢何歳だよ
810 = 792 :
チート乙・・・じゃなくて地道にレベルを重ねてきたんだよな
811 = 708 :
ダル「SERNのデータベースにマジであったぞ、オカリンのメール!」
岡部「よし……!」
ダル「Enterキーを押せばメールは削除される。その儀式は、オカリンに任せるぜ」
紅莉栖「岡部」
岡部「なんだ?」
紅莉栖「あと少しだから……頑張ってね」
岡部「無論だ」
岡部「勝利の時は来た! この俺はあらゆる陰謀に屈せず、己の信念を貫き、ついに最終聖戦(ラグナロック)を戦い抜いたのだ!」
岡部「この勝利のため、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに感謝を!」
岡部「訪れるのは、俺が望んだ世界なり! すべては運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択である!」
岡部「世界は、再構築される――!」
812 :
色々て違うけど、映画のインセプションを思い出した。
814 = 706 :
エル
815 = 717 :
勝利演説か
817 = 792 :
千早の推察があるとはいえここからはオカリンにも未知の世界か
818 :
再構成→原作 再構築→アニメ だっけ?
819 = 706 :
>>818
気付かんかった…
820 = 708 :
岡部「ここが、β世界線……」
岡部「まゆりは死なないが、紅莉栖が死んでしまう世界線」
岡部「…………」
岡部「まずは、フェイリスに会いに行くとしよう」ピリリリリ
岡部「電話? ……非通知か。もしもし?」
『ラジ館屋上に来てくれるかな、オカリンおじさん』
岡部「その声は……鈴羽?」
鈴羽『あったりー』
岡部「お前がタイムマシンを持ってきてくれたのか」
鈴羽『そういうこと。じゃ、待ってるよー』
岡部「うまくやってくれたみたいだな、未来の俺は」
821 = 708 :
――ラジ館屋上
鈴羽「久しぶり、なのかな? オカリンおじさんからしたら」
岡部「!?」
鈴羽「全部聞いたよ、α世界線とかのことも。未来のオカリンおじさんからね」
岡部「そういうことか……やれやれ、未来の俺は随分とお喋りなんだな」
鈴羽「うーん、あまり変わってない気がするなぁ」
岡部「そうなのか?」
鈴羽「うん、見た目はかなり変わってるけどね」
鈴羽「それじゃ、必要なものを揃えたら行こう。すべての始まり、2010年7月28日へ――」
822 = 792 :
そこまで手配してのけるのか
823 = 708 :
鈴羽「ついたよ、オカリンおじさん」
岡部「ここからすべては始まったんだな……」
岡部「これが俺の最後のミッション……過去を司る女神作戦(オペレーション・ウルド)だ」
岡部「鈴羽はどうするんだ」
鈴羽「タイムマシンに人が近づかないように見張ってるよ」
鈴羽「あ、いい忘れてた。中鉢を逃がすな……とか言ってたよ、未来のオカリンおじさんが」
岡部「中鉢?」
岡部(おそらくドクター中鉢だろう。しかしなぜ彼の名前がでてくる?)
824 = 706 :
しえん
825 :
オカリンってシュタインズゲート到達世界線でも2025年に死ぬって聞いたんだが本当?
萎えさんにも恨まれてないのに、教えてエロい人
826 = 708 :
岡部(ここが、紅莉栖が血まみれになって倒れていた場所)
岡部(がらくたやダンボールが大量に置いてあり、隠れる場所には困らない。さて、身を潜めるとしよう)
岡部(…………)
岡部(足音が近づいてくる……来た、紅莉栖だ)
岡部(どうやら誰かを待っているようだな)
岡部(再び足音が近づいてくる。ドクター中鉢……なるほど、そういうことか)
紅莉栖「話があるの、パパ」
中鉢「その封筒は何だ」
紅莉栖「私もタイムマシンが作れるかどうか考えてみたの。だからパパの意見を聞いて、手直しして……学会に発表しようと思ってるの」
中鉢「見せてみろ」
中鉢「…………」
中鉢「悪くない内容だ」
828 :
>>805
その言い方じゃメタル化する前から人の身ではないな
829 = 708 :
紅莉栖「本当? それ、私とパパの共同署名でもいいと思ってるの……」
中鉢「学会には出すな。この論文は私の名前で発表する!」
紅莉栖「私の論文、盗むの……? そんなことだけはしない人だと思っていたのに!」
中鉢「親に対してなんという口の聞き方だ!」
中鉢「私はお前が憎い、憎くて仕方がない! お前など、お前などいなければ……っ!」
紅莉栖「っ!」
岡部(なんていうことだ……今までいた世界線の中鉢は、あんなにいい人だったのに)
岡部(娘が天才すぎるあまり、嫉妬する気持ちは分かるが……限度があるだろう!)
830 = 734 :
>>825
SG線は未来の予測が出来ないから誰も知らない
831 = 745 :
いい人?違うな、これこそが中鉢の本質なのだよ!フハハ
832 = 708 :
中鉢「お前など、首を絞めて……殺してやる!」
紅莉栖「パパッ……! やめて……苦し、いっ!」
岡部「やめろ中鉢!」バキッ
中鉢「がはぁっ!」
紅莉栖「はぁ、はぁっ……!」
中鉢「貴様は……私の会見をメチャクチャにした若造ではないか! そうか、やはり紅莉栖とグルだったのだな」
紅莉栖「私、その人とは今日あった……げほっ、げほっ! 今日あったばかりだよ……」
834 = 708 :
中鉢「どいつもこいつも、私をバカにしおって……」
岡部(……ナイフ。そんなもので俺を止められると思っているのか)
岡部(中鉢を逃がすなと言っていたな。ならばとりあえず動きを封じ込めるとしよう。紅莉栖は後回しだ)
中鉢「うぉああああっ!」ヒュン
岡部「当たらんな」
岡部(腕の一本でも折ればおとなしくなるだろう。紅莉栖の目の前であまり乱暴なことはしたくないが、あまり時間もない)
岡部「これも未来のためだ、許せ」バキッ
中鉢「あぎゃぁあああああああああああああああああああっ!!!!!」
紅莉栖「パパ!? やめて、パパに乱暴しないで」
岡部(逃げられると厄介だ。ロープでがんじがらめにしておこう)
835 = 763 :
オカリンつえー
837 = 706 :
まっちょりんか…
838 = 708 :
岡部「さて、次は紅莉栖……お前の番だ」
紅莉栖「やだ、来ないで!」
岡部(鈴羽が持ってきた未来のダルお手製スタンガン。人を気絶させるには十分な威力を持っている)
岡部「ごめんな、紅莉栖……」バチィ
紅莉栖「あっ……」バタリ
839 :
あ、これは嫌な予感がしてきた
840 = 707 :
Dr.中鉢を拉致調教か.……
842 = 708 :
岡部(あとは倒れた紅莉栖に、鈴羽が持ってきたサイリウムセーバーver3.16を使う)
岡部(こいつは剣のような形をしたサイリウム。血糊がでる機能付きだ)
岡部(よし、これで血まみれで倒れた紅莉栖……あの時見た光景が再現できたな)
岡部(とりあえず屋上まで中鉢を引っ張っていくか)
843 = 745 :
ふぅ
844 :
寝れない……
845 = 708 :
――ラジ館屋上
鈴羽「おっ、上手く行ったみたいだね……って、それ誰? 何で口にガムテープ貼ってるの?」
中鉢「もご! もごごごご!」
岡部「騒ぎになっても困るからな」ベリベリ
中鉢「ぷはぁ! 貴様、こんなことをしてタダで済むと思うなよ!」
岡部「それはこっちの台詞だ! 実の娘によくもあんな真似ができるじゃないか、えぇ!?」
中鉢「黙れ! 貴様に私の気持ちなど分かるまい! 優秀すぎる実の娘と比較され、馬鹿にされ続けた私の気持ちなど!」
岡部「分かるわけないだろう、人の気持ちなんて。だが……あなたが本心から紅莉栖を嫌っていないということは分かる」
中鉢「は! 何を甘っちょろいことを。私は紅莉栖が大嫌いだよ」
岡部「あなたは知る由もないが……別の世界線のあなたは、紅莉栖を本当に愛していた」
岡部「紅莉栖のために必死でタイムリープマシンを……何度も作り上げた!」
岡部「この世界線とあの世界線の分岐点は紅莉栖が小さい頃。既に大人であるあなたの人格はさほど差がないはずだ」
中鉢「何をわけのわからないことを……うぐっ!?」
846 = 717 :
そんな事をいうのはこの口かっ
847 :
娘が違う道の天才になってくれたからなあっちは
848 = 707 :
岡部「下の口は正直ではないかフウーハッハッハ!」
849 = 708 :
中鉢『すまなかった。いくらマスコミが騒いでるとはいえ、すぐに駆けつけてやるべきだったのに』
中鉢『何より娘が助けを求めているのだ。娘を助けるのに理由は必要あるまい』
中鉢『フッ、とうとう念願のタイムマシンが出来たのだな』
中鉢『娘の幸せを願うのが親の役目……しかし、娘にくっつく悪い虫を追い払うのも親の役目』
850 = 708 :
中鉢「はぁ、はぁ……! な、なんだったんだ、今のは……?」
中鉢「娘を助けるのに理由はいらないだと? 私が、そんなことを考えるはずが……」
中鉢「それにタイムマシンが完成したとは一体……?」
岡部「見えたんですか、あの世界線のあなたが」
中鉢「…………」
岡部「今からでも遅くはない。まだ、やり直せますよ」
中鉢「はっ。娘の首を絞めた親が、やり直せたりできるものか」
岡部「できますよ。諦めなければ、必ず」
中鉢「…………」
中鉢「この論文は、燃やしてしまおう」ボッ
岡部「いきなり何を……!?」
中鉢「先程、いくつも妙な光景を見た。その中の一つに、タイムマシンを狙い……紅莉栖が狙われる光景が見えた」
中鉢「私のこれまでの全てを否定することになるが……タイムマシンなど、あってはならないのだろう」
みんなの評価 : ★★★×4
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