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    元スレ岡部「紅莉栖!」千早「はい?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - steins;gate + - きれいな中鉢 + - アイドルマスター + - クロスオーバー + - 千早 + - 千早岡部 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 2 :

    まゆしぃがインドア系リア充ネトアとかそういうのはないのが少し残念

    52 = 1 :

    フェイリス「まぁそれは置いておいて……キョーマ、何か悩みがあるニャ?」

    岡部「い、いや……俺の悩みである空腹はおさまったぞ」

    フェイリス「フェイリスの前で、隠し事が出来るとでも思ってるのかニャ?」

    岡部「クッ、チェシャ猫の微笑(チェシャー・ブレイク)……相手の心のすべてを見通す能力(ちから)!」

    フェイリス「その通りニャ♪」

    岡部「実はだな、牧瀬……ではなく、如月千早という人物に出会いたいのだ」

    フェイリス「キョーマの口からアイドルの名前が出るとは意外だニャ」

    フェイリス「何で会いたいのかニャ?」

    岡部「それは……」

    岡部(何で、だろう?)

    54 = 42 :

    >>44
    そういやらむりんクビになったんだよな

    55 = 2 :

    >>54
    うわマジだ
    なんでらむりん消えてしまったん?

    56 = 1 :

    岡部(この世界において、俺と紅莉栖にはなんら接点がない)

    岡部(先ほどの電話で相手にはかなり嫌われてしまっただろう)

    岡部(それに、如月千早イコール牧瀬紅莉栖というのは確認がとれた)

    岡部(もう、紅莉栖と会う理由なんてないんじゃ……)

    岡部(…………)

    岡部(でも、それでも……)

    岡部「会いたいから、っていうのは理由にならないか?」

    フェイリス「ニャニャッ!?」

    岡部「会った後のことは、それから考える」

    岡部「今は会いたいっていう気持ちが先行してて……何をしたいかなんて分からない」

    57 = 1 :

    フェイリス「キョーマがそんな情熱的な台詞を口にするとは……驚きニャ」

    岡部「自分でも柄じゃないと思ってるさ」

    フェイリス「バイトが終わったら電話するから、それまで適当に時間潰しててくれるかニャ?」

    岡部「電話……? 一体どういうことだ」

    フェイリス「どこで機関の連中が聞いてるか分からないニャ……チヒャーのことは軍事機密なのニャ」

    岡部(チヒャー? 千早のことか? フェイリスは何かしらの情報を持っているということか)

    岡部「分かった。フェイリスに無限の感謝を」

    58 = 1 :

    数時間後――

    岡部「電話……フェイリスか!」

    フェイリス『おまたせしたニャ、キョーマ。今から言う住所の場所に来て欲しいニャ』

    岡部「……分かった」

    岡部(フェイリスの自宅だな)

    59 = 4 :

    感動的だわ

    60 = 41 :

    だが無意味だ

    61 = 1 :

    フェイリス「じゃーん、ここがフェイリスのお家だニャ!」

    岡部「あぁ」

    フェイリス「あれ?」

    岡部(いかん! もう少し派手なリアクションを取らねば!)

    岡部「な、なんて豪華な家なんだー!(棒)」

    フェイリス「じーっ……キョーマ、全然驚いてないニャ」

    岡部「何を言っているのだ! おどきだぞー」

    フェイリス「もしかしてキョーマ、フェイリスの家を知っていたのかニャ?」

    岡部「…………」

    フェイリス「じーっ」

    岡部「すまん、その通りだ……」

    62 = 1 :

    フェイリス「ダルニャンですら知らないというのに。ま、まさかキョーマはフェイリスのことを愛し……」

    岡部「それはない」

    フェイリス「ニャッ! 言い切るなんてひどいニャ!」

    フェイリス「チヒャーの情報教えてあげようと思ったのに……やめちゃおうかニャ」

    岡部「な、なんだと!? それは困る! 何でもするから、機嫌を治してくれ……」

    フェイリス「はぁ……キョーマは本当にチヒャーに会いたくてしょうがないんだニャ」

    岡部「あぁ」

    フェイリス「ねぇキョーマ……何で、チヒャーの本名を知っているのかニャ?」

    岡部「それは……ってちょっと待て。そんな事を聞くということは、フェイリスも如月千早の本名を知ってることか?」

    フェイリス「ニャニャッ、そこに気づくとは……さすがキョーマだニャ」

    フェイリス「実はフェイリスのパパとチヒャーのパパは、お知り合いなんだニャ」

    岡部「なるほどな」

    岡部(フェイリスの父親は秋葉原の地主……芸能界とつながりがあってもおかしくはない)

    64 = 19 :

    隙間ピンクなんて言わせんぞ

    66 = 1 :

    フェイリス「それで、なんでキョーマはチヒャーの本名を?」

    岡部「言わなければ、駄目なのか?」

    フェイリス「ダメニャ」

    岡部(フェイリスに嘘は通用しない……話すしかないか。フェイリスなら秘密も守ってくれるだろう)

    岡部「分かった。すべてを話そう……」

    67 = 1 :


    フェイリス「……そんなこと、が」

    岡部「あぁ。お前なら俺が嘘をついてないことが分かるだろう」

    フェイリス「この世界線では、マユシィは死なずに済むのかニャ?」

    岡部「まだ分からない。明後日になってみなくては……」

    フェイリス「明後日になってもマユシィが生き残っていれば、世界線の収束を突破できたということになるのかニャ?」

    岡部「そうだ。今までは明日には死んでしまっていたからな」

    フェイリス「分かったニャ。フェイリスの方でも注意して見ておくニャ」

    岡部「頼む」

    69 = 1 :

    フェイリス「チヒャーについての情報は……明日メール送ればいいかニャ? 正直、キョーマの話で頭がパンクしそうなのニャ」

    岡部「分かった。それじゃ、頼んだぞ」

    フェイリス「バイバイニャー」

    フェイリス「…………」

    フェイリス「まさか、こんな重い話になるニャんて……」

    フェイリス「ごめんね、千早」

    70 = 1 :

    次の日――コミマ会場

    岡部「さすがコミマ、とんでもない人の数だ。酔いそう……」

    ダル「ダメだなぁオカリン。この程度余裕だろ常考」

    岡部「キサマのような猛者とは違うのだ」

    まゆり「まゆしぃはオカリンがコミマに来てくれて、とっても嬉しいのです♪」

    岡部「そうなのか?」

    まゆり「うん♪ オカリンはどこか行きたいサークルでもあるの?」

    岡部「そういうわけではないが……」

    ダル「目的もないのに来たん? ものぐさなオカリンがねぇ……珍しい」

    岡部(まゆりの傍にいてやりたいなんて、さすがに言えないな)

    まゆり「予定がないなら、まゆしぃと一緒にコスプレしようよー」

    71 = 1 :

    ダル「あ、それ面白そう」

    岡部「なっ、何を言っているのだまゆり、そしてダルよ!」

    岡部「この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真は人目についてはならんのだ!」

    まゆり「えぇー、まゆしぃは鳳凰院何とかさんじゃなくて、オカリンにお願いしてるんだよぉ」

    岡部「だから俺はオカリンなどではなく鳳凰院……」

    まゆり「オカリン」

    岡部「俺は……」

    まゆり「お願い、オカリン」

    岡部「…………」

    岡部「今日だけだからな!」

    まゆり「ありがと、オカリン♪」

    ダル「これは尻に敷かれるな……」

    72 = 4 :

    まゆりはこの先生きのこれるのか!

    73 = 1 :

    数時間後――

    岡部「ようやく地獄から解放された! もう二度とコスプレなんてしないからな!」

    まゆり「えぇー。執事服のオカリン、大人気だったのに!」

    ダル「次回はダンボールにGUNDAMって書いたコスプレキボンヌ」

    岡部「意味が分からん!」

    まゆり「ダルくん……まゆしぃの目が黒い内は、オカリンにそんなコスプレさせないよ?」

    ダル「すんませんっした!」

    岡部(一瞬、まゆりの目がヤバイ感じになったぞ……怖すぎる)

    74 :

    俺がガンダムだ!

    76 = 1 :

    ダル「あ、僕は今日知り合いのサークルさんと飲み会行くから。それじゃ、乙ー」

    まゆり「お疲れ様ー」

    岡部「お疲れー」

    まゆり「それじゃ、帰ろっか」

    岡部「なぁまゆり」

    まゆり「んー?」

    岡部「まゆりは今から用事とかあるのか?」

    まゆり「特にないかなー」

    岡部「それじゃ……今日はラボに泊まっていかないか?」

    まゆり「え?」

    77 :

    ラボがラブホに見えて焦ったぜ

    78 :

    岡部「あっ、そのだな……別に変な意味ではなく」

    まゆり「分かってるよ。オカリンは、まゆしぃのことが心配なんだね?」

    岡部「ふ……まゆりは何でもお見通しなんだな」

    まゆり「今日のオカリン、ずーっとまゆしぃの事見てたからねぇ」

    岡部「そんなに見てたのか」

    まゆり「うん。それじゃ、お言葉に甘えて……今日はラボにお泊りしようかな」

    岡部「すまないな」

    79 = 78 :

    ――ラボ

    まゆり「オカリンと二人っきりのお泊まり会かぁ、なんだかドキドキしちゃうかも」

    岡部「ドッ、ドキドキ!?」

    まゆり「あはは、顔真っ赤だよオカリン。一体どんなこと考えてたのかなー?」

    岡部「お、俺は別にやらしいことなど考えていない!」

    まゆり「まゆしぃはいやらしいこと、なんて一言も言ってないよ?」

    岡部「ぐぬぬ……まゆりよ、今日は随分と反抗的ではないか」

    まゆり「そんなことないよー? そろそろ、寝よっか?」

    岡部「そうだな、今日は疲れただろう。おやすみ……」

    82 = 78 :

    まゆり「オカリンは寝ないの?」

    岡部「まゆりの寝顔を見てから寝るさ」

    まゆり「えぇ、まゆしぃの寝顔見るの? 何だか恥ずかしいなぁ」

    岡部「写真でも撮っておくかな」

    まゆり「オカリーン? そんなことしちゃダメなのですっ」

    岡部「冗談さ、冗談」

    まゆり「もう……それじゃ、おやすみなさい」

    84 = 78 :

    岡部(8月18日、午前0時……まゆりは死ななかった)

    岡部(俺は、世界線の収束に打ち勝つことができたのか)

    岡部(まゆりも紅莉栖も死なずに済んだ)

    岡部(……少し、疲れたな)

    岡部(長い間、ずっと気を張り続けてきたからだろう)

    岡部(だがそれも、ようやく終わりだ)

    岡部(そろそろ、眠りにつくとしよう)





    岡部「ふわぁ……よく寝た」

    岡部「あれ、まゆり……?」

    岡部「まゆり!? おい、どこだまゆり!」

    岡部(ま、まさか誰かに連れ去られた!?)

    岡部(そんな、そんなことって……!)

    岡部「クソッ! 今から追えば間に合うかもしれん……」ガチャ

    85 = 78 :

    岡部「あいてっ!」

    まゆり「きゃっ!」

    岡部「ま、まゆり……一体どこに行ってたんだ!」

    まゆり「オ、オカリン……ごめんね、どうしてもお腹が減っちゃったの」

    まゆり「オカリンぐっすり眠ってたから、寝かせてあげたほうがいいかと思って」

    まゆり「オカリンも起きたらお腹減ってるかなって……」

    岡部「まったく、心配したんだぞ」

    まゆり「本当にごめんね。まゆしぃが起きてから4時間ぐらい待ってたんだけど……どうにもお腹が空いちゃって」

    岡部「まゆりが起きてから4時間だと……? 一体今は……なっ、10時半!?」

    まゆり「どうしたのオカリン?」

    岡部(昨日来たメールには、今日フェイリスの家に来るように書いてあった)

    岡部(指定された時間は13時。大丈夫だ、遅刻の心配はない……)

    岡部「少し考え事をな。しかし腹が減った……まゆりが買ってきてくれた物を食べるとしよう」

    まゆり「そうだねぇ。まゆしぃもお腹ペコペコなのです」

    86 :

    朝まで保守頼んだぞ

    89 = 78 :

    岡部「食った食った……」

    まゆり「お腹いっぱいだねぇ」

    岡部「あぁ。なぁまゆり……俺は今から出かけねばならんのだが、まゆりはどうする?」

    まゆり「うーん、コミマの戦利品を確認したりしたいし、家に帰ろうかなって」

    岡部「そうか。では駅まで送っていこう」

    まゆり「え、でも時間は大丈夫なの?」

    岡部「大丈夫だ、問題ない……行くぞ」

    91 = 78 :

    まゆり「オカリン、手を握ってくれるのは嬉しいんだけれど……ちょっと痛いのです」

    岡部「あ……す、すまんな。つい力を入れてしまった」

    まゆり「そんなに強く握らなくても、まゆしぃはどこにも行かないのです」

    岡部「あぁ、どこにも行かせやしないさ」

    岡部(運命の日は超えたのだ。理不尽な理由でまゆりが死ぬことは、もうない)

    岡部(やれやれ。俺は本当に心配性だな……)

    まゆり「オカリンと手を握って歩くなんて、なんだか久しぶりな気がするなぁ」

    岡部「フ、フハッハハ……こ、この鳳凰院凶真と握手できることを光栄に思うがいいぞ!」

    まゆり「んー? 何だかオカリン、顔赤いよ?」

    岡部「な、なにを言っている! いや、これは"機関"の攻撃を受けているのだ! そうに違いない!」

    まゆり「えへへ……変なオカリンだねぇ」

    92 :

    93 = 86 :

    完結させてくれよな
    支援

    94 = 78 :

    まゆり「それじゃ、また明日ね」

    岡部「あぁ、ラボでな」

    まゆり「ばいばーい」

    岡部「おう」

    岡部(さて、フェイリスの家に向かうとしよう)

    95 = 78 :

    フェイリス「待ってたニャ、キョーマ」

    岡部「早速で悪いが、如月千早についての情報を教えてくれないか?」

    フェイリス「うーん……フェイリスに聞くより、本人に聞いた方がいいんじゃないかニャ?」

    岡部「本人? ま、まさか……!」

    フェイリス「そのまさかニャ。入っていいよ、チヒャー」

    千早「えぇ」ガチャ

    岡部「紅莉栖!」

    千早「はい?」

    千早「って、あの……その名前で呼ばないで頂けませんか?」

    岡部「な、なぜだ?」

    千早「色々とあるんです」

    岡部「そう言うのなら了承しよう」

    千早「では改めまして自己紹介を。如月千早です、よろしくお願いいたします」

    岡部「鳳凰院……じゃなくて、岡部倫太郎だ」

    フェイリス「それじゃ、フェイリスはちょっと出かけてくるニャ。ごゆっくりー」

    96 :

    先が気になり過ぎて寝れない

    97 = 80 :

    wktkがとまんねーなー

    98 = 78 :

    岡部「以前はいきなり電話をかけたりしてすまなかったな」

    千早「別に、気にしてませんから」

    岡部「なぜ電話番号を知っているのか、とかは聞かないのか?」

    千早「聞いたら答えてくれるんですか?」

    岡部「そ、それは……答えられない」

    千早「…………」

    岡部「…………」

    千早「あの、なんで黙ってるんですか。何か用があるのでは?」

    岡部「そ、そうなんだが、何を話せばいいのか頭がこんがらがってきてな……」

    千早「はぁ……もう帰ってもいいですか?」

    99 :

    るみぽ

    100 :

    >>99
    ニャッ!


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