元スレ岡部「紅莉栖!」千早「はい?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
751 :
まさか都内でくっつき虫が自生しているとはな…
752 = 707 :
くっつき虫「ククク……奴は四天王の中でも最弱」
753 = 708 :
ダル「これはひどい」
まゆり「見事にずっこけてるねぇ」
フェイリス「カッコ悪いのニャ……」
るか「岡部さん、大丈夫ですか?」
岡部「これぐらい大したことないわ、フゥーハハhッ!」
千早「もう、本当に心配したんだからね! バカッ!」
ダル「ちーちゃんに怒られるオカリンマジ裏山」
萌郁「橋田君って……変態?」
まゆり「その通りなのです☆」
754 :
まぐま支援
755 :
殴る壁がない
756 = 720 :
早急に風呂をすませてくるぜ!
757 = 708 :
千早「ラボは本当に騒がしいわね。でもラボのみんなには、本当にお世話になったわ」
岡部「あぁ。みんながいなければ……ここまでたどり着くことはできなかった」
千早「えぇ……」ピロリロリン
岡部「メール?」
From:フェイリス
Subject:運命石の扉の選択
――──────────
キョーマとチヒャーなら、絶対
にみんなが幸せな世界線へと
辿りつけるって信じてるニャ。
さようならは・・・言わないのニ
ャ。
千早「フェイリス……ありがとう」
岡部「さようならは言わないぞ、フェイリス……」
758 = 707 :
うわっ!熱っ! なんだこれ
760 = 708 :
岡部(新幹線に揺られることおよそ三時間……)
岡部「ついたな、青森」
千早「うん。最後は……私のお父さんに会いに行きましょう」
岡部「まるで娘さんをくださいと言わんばかりだな」
千早「違うの?」
岡部「いや……間違いではないな。では、道案内を頼むぞ」
千早「分かったわ」
764 = 708 :
――中鉢の家
中鉢「ほう、君が紅莉……ではなく千早のプロデューサーか。いつも娘がお世話になっている」
中鉢「それで、私に何の用だね?」
岡部「あなたにお礼を言いに来たのですよ」
中鉢「? どういう意味なのだ」
千早「お父さんがいなかったら、今の私達はないの。本当にありがとう……」
中鉢「ま、まさか……結婚するのか!?」
中鉢「娘の幸せを願うのが親の役目……しかし、娘にくっつく悪い虫を追い払うのも親の役目」
中鉢「悪いが、君を少し試させてもらうよ」
岡部「ほう……面白い。受けて立ちましょう」
765 = 745 :
そう言うと、中鉢は懐からおもむろにナイフを取り出した
766 = 762 :
>>765
…………おい(折りたたみ)が抜けてるぞ
767 = 708 :
中鉢「き、君は一体何者なのだね……?」
中鉢「プロデューサーなどではなく、どこかの研究員じゃ……」
岡部「俺は狂気のマッドサイエンティスト兼プロデューサー……鳳凰院凶真ですッ!」
千早「ちょっと、親の前でそれやらないでよ……」
中鉢「何を言ってるのかよく分からないが、君には娘を任せられそうだ」
岡部「はい、お任せ下さい!」
千早「お父さんもやっぱりどっか変よね……こんな厨二病に娘を任せるとか」
768 = 708 :
千早「今日はありがとう。すごく楽しかった」
岡部「俺もだよ。ドクター中鉢はなかなか手ごわかった」
千早「岡部君、少しあのベンチで休まない?」
岡部「そうだな。今日は随分とはしゃいでしまったし」
千早「ふふ、そうね」
769 = 706 :
しえん
770 :
なんかこの展開に見覚えが
771 = 708 :
千早「もう、悔いはないわ」
岡部「千早……」
千早「駄目じゃないですか、そんな顔しちゃ。朝も言いましたよね、プロデューサー?」
岡部「そう、だったな……。しかしそういう千早も、敬語に戻っているぞ」
千早「うーん……私達はこっちの方が自然かな、と思いまして」
岡部「はは、それもそうだな。タメ口の方が何だか堅苦しい気がする……変な話だが」
772 :
頼む、このまま……
773 = 707 :
あおいーとりー
774 = 726 :
そういえばトゥットゥル~♪が全然なかったな…
775 = 708 :
千早「プロデューサー、この世界線での私や765プロの皆、そしてラボメンの事……忘れないで下さいね」
岡部「あぁ。俺は、この世界線で起きたことを……ずっと覚えている」
岡部「だめだ……こういう時こそ、笑わなくてはならんと言うのに。涙が、止まらん……」
千早「本当に長い間……ありがとうございました、プロデューサー」
岡部「こちらこそありがとう、千早……」
776 :
オカリンはどんだけ別れを重ねなければいけないのか
777 :
>>776
出会った数だけ
778 = 708 :
千早「プロデューサー、寝ちゃったのね。無理もないか、本当に長い間頑張ってきたのもの」
千早「…………」
千早(消えたく、ない。ずっと、プロデューサーと一緒に居たい)
千早(でも、それは叶わぬ夢)
千早(駄目。これ以上一緒にいると……私の決心が鈍りそう)
千早(寝ている内に立ち去りましょう。最後に一曲、送って……)
千早「いつまでもこのままでいたいね。ずっとずっと一緒にいられたらいいね」
岡部(Zzz……ん? 歌が、聞こえる……)
千早「元気が戻ってきて良かった。フタリでがんばってきたよね。でも、それも終わり……」
岡部(これは『フタリの記憶』……?)
千早「何も言わずにさよならするよ。キミと出会えて、すごく嬉しかったな……」
岡部(千早……ごめんな。俺は如月千早というアイドルを、助けることが出来ない)
千早「いつまでも忘れないでいるよ。ずっとずっと空で見守っているよ――」
千早「さようなら、プロデューサー」
http://www.youtube.com/watch?v=36YdEUjiWDQ
779 = 717 :
>>777がイケメンだった
780 = 706 :
しえん
781 = 707 :
かなしみのーむこうへとー
782 = 708 :
岡部(……行ったか)
岡部(ようやく、誰も悲しまずにすむ世界線に行けるんじゃないか)
岡部(なのに、なぜだ?)
岡部(なぜ、涙が止まらんのだ!)
岡部「千早……」
岡部「千早、千早……! ちくしょう……俺は、俺は何て無力なんだ!」
岡部「うわあああああああああああああっ!」
783 :
>>779お前もな
784 :
>>777
せめても出会った数マイナス1くらいにしておこうぜ SG世界線的な意味で
785 :
>>783
お前も
786 = 708 :
――ラボ
岡部「まずはタイムリープで、この世界線に来た日まで戻ろう」
岡部「この時点でDメールを送り、α世界線に戻ったらどんな状況か分からないからな」
岡部「…………」
岡部「さようなら、如月千早」
788 = 726 :
アニメ化希望
789 = 708 :
岡部(タイムリープ完了)
岡部(…………)
岡部(今なら、まだ引き返せるんじゃないのか?)
岡部(何も知らないフリをして、千早に会いに行けば)
岡部(また一緒に、765プロの皆と笑い合ったり、デートしたりする日々が……)
岡部(……弱気になるな、それはただの逃げだ)
岡部(俺の主観からすれば、タイムリープを繰り返すことで俺は死なないように見える)
岡部(だが千早や他の皆からすれば、俺の死は絶対的なものだ)
岡部(それに千早は自分の気持ちを犠牲にして、俺をここまで連れてきてくれたのだろう)
790 = 783 :
>>788激しく同意
何かになってほしい。
791 = 708 :
岡部(俺は、何があろうとも前に進まねばならんのだ……もう、迷いはない)
岡部(Dメールの準備を始めよう)
岡部「電話レンジ(仮)セット完了」
岡部「紅莉栖が送ったDメールを打ち消す」
岡部「…………」
岡部「送信!」
793 = 708 :
岡部(リーディング・シュタイナーが発動した)
岡部(戻ってきたんだな、α世界線に)
紅莉栖「はぁ、はぁ……舌まで入れるなんて、やっぱりHENTAIじゃない」
岡部(なっ!? こ、これはDメールを送る直前の……)
岡部(α世界線に戻って来る前に行ったタイムリープ、時刻調整を少しミスったようだ!)
紅莉栖「……岡部?」
岡部「ただいま、紅莉栖」
紅莉栖「へ? ま、まさかアンタ……」
岡部「お前がDメールを送った先の世界線に行ってきたぞ。まさか本当にアイドルになるというメールを送るとはな……」
紅莉栖「な、なななななな! うぅ、穴掘って埋まりたい……」
岡部「アイドルの紅莉栖も可愛かったぞ」
紅莉栖「馬鹿! それ以上恥ずかしいこと言うなーっ!」
794 :
アニメ化とかマジで書いてんのか?
だとしたらだいぶ気持ち悪いぞ
普通に二次創作のssだけでいいんだよ
795 = 706 :
急に臭いのが沸いてきたな
紫煙
796 :
というかクロスSSにアニメ化も何も
支援
797 = 772 :
おまえ見たくないのか
千早とクリスの演じわけでんあーんあしてるミンゴスを
俺は見たい
798 = 708 :
紅莉栖「へぇ、タイムマシンを……」
岡部「あぁ」
紅莉栖「何だか悔しいわね。あの岡部がタイムマシンなんてものを作り上げるなんて……」
岡部「フッ、嫉妬するなよ」
紅莉栖「嫉妬するに決まってんでしょーが。でも、アンタって本当に強いのね」
岡部「俺が、強いだと?」
紅莉栖「タイムマシンを作り上げるほどの知識なんて、いくらSERNなどを利用したとしても……想像もつかない時間がかかるでしょ」
紅莉栖「人の一生よりも遥かに長い時間でしょう……発狂してもおかしくはない」
岡部「俺一人だったら、くじけてたかもな」
岡部「だが俺は一人ではなかった。お前やダル、まゆり、フェイリスに萌郁、るか子……そして、765プロのみんなが居てくれた」
岡部「だから俺は、ここまで来ることができたんだ」
岡部(ドクター中鉢の名前は出さないでおこう……こっちの世界線では険悪だからな)
799 = 707 :
よーい
800 = 745 :
人の身にして仙人みたいになってしまったオカリン
みんなの評価 : ★★★×4
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