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    元スレ娘「セック――」 男「言わせねーよ!?」

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    351 :

    なんかに似てると思ったら紅だわ

    353 :

    予想してたのと違う
    ここまでレベル高いとは

    354 :

    西尾維新に近いものを少しかんじたわ

    355 = 1 :

     全員が位置について、とうとうホイッスルが鳴る。

     キックオフ。

     対戦校の選手がボールを蹴る。

     ――――――――

     前半、試合は相手のペースで進んでいた。

     こちらがボールを持っても直ぐに多人数でボールを奪いにきて、ボールがうまく繋がらない。

     そして後半も両者一歩も譲らない展開。

     そして90とロスタイムを終え――

    ~ロッカールーム~

    「お互い通常よりも激しく動いた後の延長戦……つらいけど頑張って!」

     友が疲れたチームメイト達に飲み物とタオルを配って回っている。

    「はい、男にも」

    「あ、ありがとう……」

     未だに友と話すのには慣れない。むこうがどう思っているのかは分からないが、俺は未だにこいつの目を観て話すことが出来ない。
     俺を責めるような目をしているんじゃないか。なんて事を思ってしまうのだ。

    356 :

    >>349
    なんで?

    358 = 1 :

    「左足は大丈夫? 少し痛んできてるんじゃない?」

    「……ああ、問題ない。……延長もフルで行ける」

     三年の初めに軽い故障をした左足。それが今でも時より痛む。
     ほとんどプレーに影響が無いので、今の今まではそれほど気にしないでやってきた。

     しかし。

     連戦を強いられる選手権において、これは決して小さな問題ではなかった。

     痛むのだ。

     90分を走って、わずかな痛みは確かな疼痛となっていた。

    「そうか! それなら良かった! でも無理はいけないよ」

    「分かってる」

     口だけで友の言葉を肯定する。

     ここで逃げ出すなんて発想は微塵もないのに。

    「絶対勝つよ」

     友の為に。

     この試合に勝てば、自分道をふさいでいる何かを打開出来るような気がするから。

     延長戦。辛い戦いだけど、俺は立ち上がり戦うのだ。

    361 :

    。が多いのが気になる
    そのせいか分からんが話はさっぱりした雰囲気なのに文章がクドい

    あと場面に一段落つくときにほぼ毎回でてくる

    そんな感じで。

    俺は○○○○○した。

    みたいな締め方がワンパターンすぎて面白くない

    362 = 150 :

    普通の小説なら句読点がきちんとしてるのが当たり前

    363 = 1 :

     延長戦の立ち上がり。

     俺は足の痛みを無視して走り回る。

     普段なら無視出来ない痛み。しかし、決勝、歓声、感情、様々なものが俺の中で渦巻き全てを忘れさせる。

     欲しいのは唯一、この先にある勝利のみ。

    「足止まってるぞ!!!!!! プレス早めにいけ!!! 一秒でもスペース空けるな!」

     つぶれかかった喉から無理矢理声をひねり出す。

     チームメイトも同様に声を上げ、チームが一つになって動く。

     悪くない流れだった。

     延長戦。早めに勝負を決めたかったらしい相手は明らかに消耗している。厳しかったプレスは着実に弱まっている。

     チャンスだ。

     チームの全員がそう感じていたと思う。

    「そこ!! 三人で寄せろ!!!」

     パスを出すと直ぐに奪われるという状況に焦れた相手の選手が突破を試みる。しかし、こちらのデフェンダーが多人数でよって、奪い取る。

     ピッチの真ん中より少し下。良い位置だった。

     俺は走り出す。思考と言うよりは感覚で。戦略というよりは意地の為に動く。

    364 :

    一文が短いって言ってるんじゃねーの?

    365 = 327 :

    お前らはSSに何を求めてるんだ

    366 = 1 :

    「今だ!」

     バスッ

    チームメイトが大きくボールを前に蹴った。

    それを合図に俺は一気に足の動きを速め、トップスピードを目指す。絶対に俺が勝利を掴むという決意が背中を押しているようだった。

    ボールが相手四人から成るデフェンスラインを飛び越える。それをトップスピードで追う。

    「行ける!!」

    デフェンダーがボールに向くよりも速く俺はデフェンスラインを超える。目指すはボールの落下点。

    「ッ!!」

    トップスピードの勢いのまま右足でボールを受けた。立ち足となった左足が痛みに悲鳴を上げるが、今はそんな事に構っていられない。

    ボールを持った俺。

    目の前にはゴール。そして立ちふさがるゴールキーパー。

    試合はここで決まる。

    367 = 361 :

    >>362
    普通なら読点であるべきところに句点があるから・・・

    368 = 288 :

    あんまり気にならない。

    370 = 1 :

     全ての音が消え去り、視界が一気に広がる。一つ一つの思考が形があるように明確になった。

     左足は……痛んでいてシュートを正確に打てるか確かじゃない。

     かといって逆足の右で打とうというもリスクが伴う。

     そして俺は今トップスピードで走っている。

     だとしたらベストアンサーは一つだろう。

     このままキーパーを抜いてボールをゴールに流し込む。それだけだ。

    「ッ……!」

     痛みを堪えキーパーを見据える。

     いつ動く? どっちに動く?
     
     その時、キーパーの体が一瞬左にぶれる。 

    「……右!」

     左足でボールを右に蹴り出す。

     行ける。

     キーパーは俺の動きに反応して右に飛ぶがきっとボールには届かない。

    371 :

    ssの文法なんて気にしたら負け
    どうあろうとどうせ素人の作品なんだから大目に見てろ

    373 :

    なんか見てて痛い文書













    これは恥ずかしいw
    黒歴史w
    オマエラ指摘w
    頑張りたいw







    375 = 372 :

    376 :

    まだ前半だけど保守

    377 = 22 :

    >>373
    単芝氏ねよ
    しえ

    378 = 1 :

     勝利が明確な形を持って目の前に現れる瞬間だった。

     目の前にはゴール。

     あとは右足を振り抜くだけでいい。それで俺は呪縛から解放される。
     右足が弓のように張り詰める。そして、それを一気に解き放ちボールを蹴る――

     その時世界が暗転した。

     夢から覚めた様に周囲の音が俺の耳に飛び込んでくる。

     ホイッスル。怒号。悲鳴。
     そして俺のうめき声。

    「ああっ……なんだこれ……」

     どうやら俺は芝生に顔をつっこんで倒れているらしい事が口の中に紛れ込んだ土の味で分かった。

     動けない。

     ああ、そうか。キーパーの腕が俺の左足にかかったのか。

     その場面を観て無くとも、それは明確だった。

     だって。

    「左足が……動かない……」
     誰かが俺の名前を呼んでいる。だけど意識はだんだんと遠のいていって……。

     こうして俺の高校最後の大会は幕を閉じた。勝利と引き替えに、未来と希望を失って。

    379 :

    >>276
    同じく

    380 = 1 :

    ~文化祭の次の日~

     その日は穏やかに始まった。

    「もう土曜日か。といっても毎日が日曜日な私たちからしてみれば何の感慨も無いな」

    「うーん。同意したら何か社会に生ける人として大事な物を失うよな……だが概ね同意せざるを得ない!」

     まあ来週からは本気出すけどな! そういう予定だけどな!

    「そういえば世の中の人たちは土曜日や日曜日に何をするんだろうな?」

    「いや、俺まで『曜日とか関係ない自由な生活』をしてみたいに語りかけるな。俺はまだ駄目人間歴二ヶ月ぐらいだっての」

    「そういえばそうだったか? まあ、過去の自分がどれだけ立派であったかではなく、今という瞬間に何をしているかが大事だと思うよ、私は」

    「だんだん気が付いてきたけど、お前って基本的に上から目線な……その意見には賛成だけどよ」

    「まあとにかく、土曜日や日曜日には何をするべきなんだろうな? 今まであまり考えた事が無かったが、一般的な人々は土曜と日曜日にしか休めないのだろう?」

    「祝日やら有給やら学生の長期休暇やらなんやらを除けばそうなるんじゃないか?」

    「で、何をするんだ?」 

    「何って……そりゃその人のやりたい事だの何だのだろうよ。それこそ、俺たちがやってきたいわゆる『遊びに行く』ってのは本来土日なんかの休みの日にやるもんだぜ」

     サボりと休みは違うのだ。

    381 = 1 :

    「なるほどな。まあそうなるか。だとしたら私たちは今日どうするべきなんだろうな」

    「は、はぁ? 何なんだよお前は。急に変な事きくよなぁ……まあ、多分普通にしていればいいだろう。何なら何処かに出掛けてもいいし」

    「そうか。じゃあ出掛けよう」

     穏やかな朝。

     俺たちは朝食を済ませてから出掛ける事になった。

     最後の日はこうして始まる。

    383 = 1 :

     スクランブル交差点。

    「何度見てもこの人の多さには圧倒されるな……」

     一人一人というよりも大きな一つの塊。そう表現したくなる様な人々から成る大きな渦。

     はぐれないように娘の手を強く握る。

     名前も知らない誰かとなんども肩がぶつかりそうになる。

     幾千もの足音を聞きながら、俺たちは歩く。

    「しかしいろんな所に行ったけど、映画は観てなかったな。盲点だった」

    「そうだな」

     映画を観よう、という事になり俺たちは映画館を目指していた。

    「下調べもせずに来た訳だけど、何か観たいのあるか?」

    「特にないな。上映中の作品を把握していない」

    「俺も全然何やってるかわからねぇなぁ」

     まあ、その場にいって決めればいいだろう。

    384 = 1 :

     そして映画館に到着。

    「えーと……SF系洋画が二本、バンド物が一本、アニメが一本、ラブコメが一本、切ないラブストーリーが一本……タイトルと広告を見る限りそんな感じのラインナップだな」

    「男はどれが観たいんだ?」 

    「俺はどれでもいいけど。お前が決めていいぜ」

    「……じゃあこれだな」

     娘がチケット売り場に張ってある広告の一枚を指さす。

    「切ないラブストーリーか。なになに、『死期迫る恋人との一ヶ月。訪れるのは予定通りの別れか、幸せな未来か』」

     なんだかありがちな設定だ。

    「これでいいのか?」

    「ああ」

     ……。なんだかさっきから口数が少ないなこいつ。

     白いコート着た娘。その無口な横顔は、東京じゃあまり振らないと言う雪の様に白い。

     どこかの誰かと同じく、こいつも黙ってれば絵になる奴だ。

    385 = 1 :

    「よし、チケット買ってきたぜ。というか映画の料金っていつからこんなに高くなったんだろなー。昔はポップコーンと飲み物を買っても二千円以内に収まってたっていうのに」

    「いつも悪いな。私のお金を使ってくれてもいいのだが」 

    「いや……なんか抵抗あってな……まあいいから行こうぜ」

     なんだかあの叔母さんのお金だと思うと素直に受け取れないのだ。

     まあとにかく。

     俺たちは飲み物を買い、劇場の席に着く。

     凡作っぽい作品だからだろうか。人の入りは土曜日にしては少ない。

    「悲愛ものの映画ってのは見終わったあとなんとも言えない気持ちになるんだよなぁ。かといってご都合主義なハッピーエンドも白けるし」

    「……」

     本当にさっきから口数が少ないな。いつもなら気の利いた話題の展開をするのに。

     まあ、最近の疲れがたまっているのかも知れない。

     毎日が日曜日でも、それはそれで疲れるのだ。

    386 = 1 :

    書き溜め尽きた。

    ここからリアルタイムで書いてく感じになります。

    387 :

    気持ち悪いスレだな

    388 :


    マイペースでがんがれ

    389 :

    娘が病気とかそういうオチはやめてくれよ

    読むけど

    390 :

    鬱フラグやめろ













    やめろ

    391 :

    ネタ潰しは正誤かかわらず萎えるのでやめてください><

    392 :

    とにかくねむい
    まぁまとめ載るよな?
    今回に限っては転載禁止とか言わんで欲しい

    393 = 1 :

     そんな事を思っている内に。

     場内案内と注意事項の放送が終わると照明が落ちて幕が上がる。

    ――――――――――――――――――――――――――――――

     話の内容を要約すると大体こんな感じだ。

     幼なじみだった主人公とヒロイン。
     しかし、ジュニアハイスクールの卒業式を明日に控えた日の夜にヒロインが突然倒れてしまう。
     そして、宣告される過酷な運命。劇的な医療進歩が起こらない限り、彼女は十年と持たずに死んでしまう運命だった。
     その日から彼は私利私欲を捨て、彼女のために医療研究の道を歩み出す。

     そして運命の十年目。そこには研究を成し遂げた主人公と、回復の兆しを見せるヒロインの姿が……。

    ――――――――――――――――――――――――――――――

     陳腐。それが唯一の感想だろうか。

     エンドロールを眺めながらため息を吐く。

    395 :

    悪くない

    396 = 1 :

    「なんか。まあハッピーエンドだったな。善し悪しは別として」

     まだ暗い劇場の中、俺は小さく娘に耳打ちした。

    「ああ……現実味に欠ける。駄作といってもいい……」
     
     娘がつぶやく様に答えた。

     スクリーン眺める娘の表情は暗くてよくうかがえない。

     だけど、何かがいつもと違う。

    「時間の無駄だったかもしれないな……こんな映画を選んでしまって悪かった。出よう」

     そう言って娘は立ち上がると、殆ど走るみたいに出口に向かう。

    「お、おい……! まてってば!……っ! もうなんなんだよ……」

     俺の言葉は届かないようで娘はどんどんと進んで行ってしまう。俺も立ち上がり、後を追う。

     一体、今日の娘はどうしたっていうんだ。

    398 = 354 :

    めちゃくちゃフラグたってんじゃん

    399 :

    ビターエンドが好きとかフッキーかよ

    400 :

    いま全体のどれくらい?


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