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    元スレあかり「君と好きな人が百年続きますように」

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    タグ : - とある科学の超電磁砲 ×4+ - ちなあか + - ゆるゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ちなつちゃんは結衣ちゃんが好き。
    私はちなつちゃんが好き。

    その好きが、ただの好きと違うことに気付いたのは、恥ずかしながら
    つい最近のこと。
    あかりはほんっと疎いよなあ、と京子ちゃんにも言われるくらいには、
    私はそういうことに関してまったくと言っていいほどなにも知らなかった。

    応援しているはずの友達を好きになることがこんなにも辛いことなのだとも、
    なにも、知らなかったから。

    ちなつ「あかりちゃん、聞いてる?」

    あかり「へ!?」

    2 :

    なにそれきもい

    3 :

    よし行け

    4 :

    >>2

    5 :

    おっ、めずらしいあかり一人称の地の文

    超期待

    6 = 1 :

    ぽんっと肩に置かれたちなつちゃんの手。
    戸惑ったように覗き込まれる瞳が、私の心をさわさわと騒ぎ立てる。

    あかり「き、聞いてるよぉ」

    ちなつ「そう?ならいいんだけど……」

    私は小さく笑いながら、ちなつちゃんの淹れたお茶に手を伸ばした。
    熱いお茶で冷えた手を温めながら、なんとかかんとか、バクバクしている心臓を
    落ち着ける。

    ちなつ「なんかボーっとしてたから」

    7 = 1 :

    あかり「……ごめんねぇ」

    ちなつ「ほんとだよもー!せっかく大事な話してたのにー」

    膨れるちなつちゃん。
    そんなちなつちゃんを見ながら、可愛いなぁ、と思ったことはもちろんひた隠しにして、
    「く、クリスマスのことだよね!」とさっきの会話の断片を繋ぎ合せてなんとか思い出した
    話題について触れてみる。

    あかり「結衣ちゃんとどうやってクリスマスを一緒に過ごすか、って」

    ちなつ「あ、ちゃんとわかってるんだ」

    8 = 1 :

    あかり「えへへ……」

    わかってるとは程遠い気もするけれど。
    私は笑って誤魔化した。
    ついでに、自分の口をついて出た「結衣ちゃん」という名前にずきりとした痛みを感じたのも、
    一緒に誤魔化して。

    ちなつ「で、その作戦は?」

    あかり「へ!?」

    ちなつ「ほら、やっぱりなにも聞いてないー」

    あかり「……うぅ」

    ちなつ「なんて、嘘だけどね」

    9 :

    激しく期待

    10 = 1 :

    えっ、と俯かせかけていた顔を上げた。
    ちなつちゃんは「だって」と笑う。

    ちなつ「まだなにも決めてないし」

    あかり「なんだぁ……」

    ちなつ「でもあかりちゃんがなにも聞いてなかったことに関しての証拠にはなっちゃったね!」

    あかり「あぁっ!」

    ちなつ「よってあかりちゃんにはマッサージの刑!」

    11 = 1 :

    ちなつちゃんのマッサージ!
    身体がびくんと反応したものの、いつのまにか私はちなつちゃんに捕らえられてしまっていた。

    あかり「ち、ちなつちゃん……」

    ちなつ「今日こそはやめたげないんだからー!」

    がしっと肩を掴まれ、そのまま部室の畳に横にされる。
    ちなつちゃんが「大丈夫、優しくするから」と私を見下ろしながら笑う。

    あかり「うっ……」

    この間に逃げられなかったのは、私がそんなちなつちゃんに見惚れてしまったから。
    それから、ちなつちゃんに触れられることが、少し、嬉しかったから。

    13 :

    君、文才あるね

    14 = 1 :

    ちなつ「さあ、覚悟してねあかりちゃん」

    ギュッと目を閉じる。
    ちなつちゃんの手が伸びてくるのがわかって――

    京子「あー寒かった!」

    ガタンッ
    勢い良くドアが開かれて、京子ちゃんの声がした。きっとその横には結衣ちゃんもいるのだろう。
    なんとなくほっとした気もするし、もう少し遅くに来てくれたらよかったのにと思う気もするけれど、
    とりあえずちなつちゃんの魔の手から解放される。

    ちなつ「あー残念。また今度ね」

    京子ちゃんたちが部室の襖を開ける直前、囁かれたちなつちゃんの言葉。
    もうそれだけで私はちなつちゃんに触れられる以上にドキドキとしてしまった。

    16 = 1 :

    京子「さて、今日もちなつちゃんを……」

    結衣「おいこら」

    京子「って、あかりなに赤くなってんの?」

    いつもは部室に入ってくるなり、ちなつちゃんに一目散に駆けて行く京子ちゃんが
    先に私を見つけて驚くくらいには、きっと私の顔はひどいことになっていた。

    ちなつ「あ、ほんとだ」

    結衣「おたふく?」

    あかり「ち、違うよぉ!」

    18 = 9 :

    20 :

    最終的にはあかりとチーナでホチキス頼むわ

    23 = 9 :

    書いてよぉ

    25 = 9 :

    もうだめか

    26 = 5 :

    まだまだ諦める時間じゃないぜ

    昼飯だよきっと!

    27 = 19 :

    黙って消えるのやめてくれ

    28 :

    何この天使

    30 = 9 :

    疲れるまで保守する

    31 = 5 :

    俺も今日は有給とってるから保守するぜ

    32 :

    急にいなくなるこの感じは・・・まさかっ・・・
    ・・・前にちなあか長編を書いた人なのか?

    33 = 5 :

    ちなあか長編の良作連発してる人は
    いつ戻るか一言入れてから席外すよ

    34 = 9 :

    それにこの時間帯にはいなかったと思う

    35 = 32 :

    >>33
    あれっ俺の勘違いだったかな、スマン
    前にちなあか書いてた人で
    最初は無言で離席しながらも最後まで書いてくれた人がいたような気がしたんだ

    36 = 5 :

    >>35
    いや俺も全部リアルタイムで読んだわけじゃないから
    そういうのもあったかもしれない
    だとしたらこっちこそスマン

    「ともこさんのことが好きだったんだぁ」 と
    「ずっと贈りたかった言葉があるんだよ」 は
    3日に渡る保守合戦だったけど告知はあったはず

    37 = 9 :

    まだかー

    38 = 9 :

    39 = 32 :

    >>36
    そうなのか、サンクス

    3日に渡る保守も経験したんだ
    これぐらいの保守は楽勝だよぉ

    40 = 9 :

    41 :

    何も言わずに消えてすまん
    続ける

    42 = 9 :

    きたきたきたきたきたあああああああああああああ

    45 = 41 :

    結衣ちゃんに言われて首を振る。
    うぅ、あかりってばみんなにどんなふうに思われてるんだろう。

    京子「そうだな、あかりは昔おたふくかかったことあるし!」

    結衣「それで私たちも移されたんだっけ」

    ちなつ「えぇー!私も結衣先輩に移されたかったです!」

    結衣「いや、私たちがあかりに移されて……」

    ちなつ「結衣先輩に移されたのを私が移されるんです!」

    京子「なら私が移したげるよちなつちゃん!」

    ちなつ「京子先輩はいらないです」

    京子「えっ」

    46 = 41 :

    あ、IDかわっとるが>>1

    47 = 9 :

    よし全力支援

    48 = 41 :

    私に注目されていたのが違う方向にかわって私はふうと息を吐いた。
    まだちょっとだけ皆に構って欲しかった気もするけれど、私はやっぱりこんなふうな
    みんなを眺めているのが楽しい。

    あかり「……」

    いいなぁ、とか。
    そんなふうに思わないわけでもないけど。

    ちなつちゃんが一番楽しそうに笑っているのは、きっと結衣ちゃんがいるからだ。
    私だけじゃ、ちなつちゃんのあんな笑顔を見ることはできないから。

    49 = 5 :

    今度は席外す時一言くれると助かるんだぜ

    支援

    50 :

    ああ…いい…この感じ
    支援


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