私的良スレ書庫
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元スレまどか「ほむらちゃんが一人でたき火してる……?」
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コロン…
燃えかけの木がくずれて落ちる。
マミ「ふぅ。……良かった、わね」
杏子「ん?」
マミ「暁美さん。楽しそうで良かったわ」
杏子「ああ……。そうだな………」
並んで、静かに火を見つめる二人。
杏子「マミが今日の提案をした時は、ちょっと、どっちに転ぶか分かんなくて怖かったけどな」
マミ「やっぱり、そうかしら……?」
杏子「だって……なぁ。今はもうあれだけど、最初はあいつ、ホントに死にそうな顔してただろ」
マミ「ええ……。あの子の話を聞く限り、仕方ないとは思うけれど」
杏子「ああ。突然、だもんなぁ………」
マミ「………」
杏子「それを、さ。せっかく時間かけて落ち着いたのにさ、思い出させんのもなーって………」
燃えかけの木がくずれて落ちる。
マミ「ふぅ。……良かった、わね」
杏子「ん?」
マミ「暁美さん。楽しそうで良かったわ」
杏子「ああ……。そうだな………」
並んで、静かに火を見つめる二人。
杏子「マミが今日の提案をした時は、ちょっと、どっちに転ぶか分かんなくて怖かったけどな」
マミ「やっぱり、そうかしら……?」
杏子「だって……なぁ。今はもうあれだけど、最初はあいつ、ホントに死にそうな顔してただろ」
マミ「ええ……。あの子の話を聞く限り、仕方ないとは思うけれど」
杏子「ああ。突然、だもんなぁ………」
マミ「………」
杏子「それを、さ。せっかく時間かけて落ち着いたのにさ、思い出させんのもなーって………」
>>154
改変後だしまどか様だろう
改変後だしまどか様だろう
マミ「それは……違うでしょう」
杏子「……?」
くるりと、杏子の方へと向き直る。
マミ「思い出させる……って。そもそも、忘れた訳じゃないでしょう?」
杏子「え? あー……、うん。まぁ……そうだろうな………」
マミ「あなたは、忘れたの?」
杏子「……まさか。忘れるはずがねーよ。覚えてる、いつまでだって」
マミ「うん。私だって、もちろん忘れていない。忘れては、いけないはず」
杏子「うん……そうだな」
杏子「………悪かったよ」
マミ「ううん。そんなに非難をしているつもりでもないの。ごめんなさい」
杏子「………」
また二人、火を見つめて並ぶ。
そのまましばらくの間、ただ黙って座り続けていた。
杏子「……?」
くるりと、杏子の方へと向き直る。
マミ「思い出させる……って。そもそも、忘れた訳じゃないでしょう?」
杏子「え? あー……、うん。まぁ……そうだろうな………」
マミ「あなたは、忘れたの?」
杏子「……まさか。忘れるはずがねーよ。覚えてる、いつまでだって」
マミ「うん。私だって、もちろん忘れていない。忘れては、いけないはず」
杏子「うん……そうだな」
杏子「………悪かったよ」
マミ「ううん。そんなに非難をしているつもりでもないの。ごめんなさい」
杏子「………」
また二人、火を見つめて並ぶ。
そのまましばらくの間、ただ黙って座り続けていた。
ほむら「おまたせ……って、どうかしたの、二人とも」
少し空気が変わっていることを感じて、怪訝な顔をする。
杏子「あ、いや……」
マミ「……何でもないわよ? おかえり、汲んできてくれてありがとう」
ほむら「私も紅茶、飲みたいもの。……ここにぶら下げればいいのよね?」
杏子「ああ」
ほむら (……大丈夫かしら?)
そっと、木で出来たフックに引っかける。
ぎしりと音を立てるが、さほどの不安感も無くやかんは火の上で宙づりになった。
ほむら「……丈夫ね。見た目以上に」
杏子「鍋だって吊そうと思えば吊せると思うぞ。今日は串だけど」
マミ「そうね。お湯が沸くまで、好きなのを焼いて食べましょう」
杏子「にひひ、やっぱ肉から行きたいよな。厚みがあって高級そうだよなー」
菜箸を使って、器用に自分の串を肉へと通していく。
マミ「そうよ? ステーキ用の和牛肉を、串で焼けるように切ったの。結構高かったんだから」
ほむら「私もお肉、頂こうかしら……」
少し空気が変わっていることを感じて、怪訝な顔をする。
杏子「あ、いや……」
マミ「……何でもないわよ? おかえり、汲んできてくれてありがとう」
ほむら「私も紅茶、飲みたいもの。……ここにぶら下げればいいのよね?」
杏子「ああ」
ほむら (……大丈夫かしら?)
そっと、木で出来たフックに引っかける。
ぎしりと音を立てるが、さほどの不安感も無くやかんは火の上で宙づりになった。
ほむら「……丈夫ね。見た目以上に」
杏子「鍋だって吊そうと思えば吊せると思うぞ。今日は串だけど」
マミ「そうね。お湯が沸くまで、好きなのを焼いて食べましょう」
杏子「にひひ、やっぱ肉から行きたいよな。厚みがあって高級そうだよなー」
菜箸を使って、器用に自分の串を肉へと通していく。
マミ「そうよ? ステーキ用の和牛肉を、串で焼けるように切ったの。結構高かったんだから」
ほむら「私もお肉、頂こうかしら……」
ジジッ… ポタッ… ジュジュゥ…
串に刺された肉から汁が滴り、火の中で美味しそうな音を立てる。
杏子「んまそーな匂いだ……」スンスン
マミ「ちゃんと焼きなさいよ?」
杏子「わーってるって!」
ほむら「これ、味付けはどうするの?」
マミ「ああ、それなら……」ガタタッ…
クーラーボックスを開けて、中から調味料を取りだして並べる。
マミ「塩、コショウ、醤油……」トン トン トン
杏子「準備万端だな……」
マミ「あとポン酢とか、ナスに良いかなって田楽味噌なんかも作ってきたわよ」トン トン
ほむら「ポン酢! 良いわね。分かってるじゃないマミ」
杏子「やっぱ塩じゃねーか?」
ほむら「塩の万能性を否定はしないけれど、まだまだね……」
マミ「私は醤油にしよっかな……」
串に刺された肉から汁が滴り、火の中で美味しそうな音を立てる。
杏子「んまそーな匂いだ……」スンスン
マミ「ちゃんと焼きなさいよ?」
杏子「わーってるって!」
ほむら「これ、味付けはどうするの?」
マミ「ああ、それなら……」ガタタッ…
クーラーボックスを開けて、中から調味料を取りだして並べる。
マミ「塩、コショウ、醤油……」トン トン トン
杏子「準備万端だな……」
マミ「あとポン酢とか、ナスに良いかなって田楽味噌なんかも作ってきたわよ」トン トン
ほむら「ポン酢! 良いわね。分かってるじゃないマミ」
杏子「やっぱ塩じゃねーか?」
ほむら「塩の万能性を否定はしないけれど、まだまだね……」
マミ「私は醤油にしよっかな……」
ほむら「どれどれ……?」ムグッ…
焼きたてのあつあつを一口囓る。
ほむら「あふふ……」ハフ…
マミ「うん! いいわ……。口に広がる醤油と肉汁の素朴な味……。たまんない……」モグモグ
杏子「ホントに高い肉だなこれ……。やーらけーわ」モグモグ
マミ「でしょう? たまにはいいわよね」
思い思いに感想を口にしながら、贅沢なステーキを頬張る。
吊されたやかんからは、いつの間にか湯気が立ち上っていた。
ほむら「次は……うん。ポン酢があるなら、ナスに行かないと失礼な気がする」
杏子「いやそこは味噌で行くべきだろ」
マミ「うーん……。トマト焼こうかな?」プスッ
ほむら「そんなものも入ってたわね。……焼くとどうなるんだろう、トマト」
杏子「あたしはソーセージを貰うよ」プスッ
ほむら「やっぱり肉ばかりじゃない……」
杏子「いやいや、次はナス行くってば」
焼きたてのあつあつを一口囓る。
ほむら「あふふ……」ハフ…
マミ「うん! いいわ……。口に広がる醤油と肉汁の素朴な味……。たまんない……」モグモグ
杏子「ホントに高い肉だなこれ……。やーらけーわ」モグモグ
マミ「でしょう? たまにはいいわよね」
思い思いに感想を口にしながら、贅沢なステーキを頬張る。
吊されたやかんからは、いつの間にか湯気が立ち上っていた。
ほむら「次は……うん。ポン酢があるなら、ナスに行かないと失礼な気がする」
杏子「いやそこは味噌で行くべきだろ」
マミ「うーん……。トマト焼こうかな?」プスッ
ほむら「そんなものも入ってたわね。……焼くとどうなるんだろう、トマト」
杏子「あたしはソーセージを貰うよ」プスッ
ほむら「やっぱり肉ばかりじゃない……」
杏子「いやいや、次はナス行くってば」
ピュイイイィィィィ…
そうして三人がただ串で焼くだけのごちそうを頂いていると、
火にかけていたやかんが沸いたことを告げた。
マミ「あ、沸いたわね!」
立ち上がり、待ちかねたとばかりにフックからやかんをひったくると、
マミ「うふふふふ……」トポポポ…
クーラーボックスを台にして、準備万端なティーポットに沸き立てを注ぐ。
ポットから立ち上る湯気に混じって、フルーティな茶葉の香りが広がっていく。
マミ「カップも暖めてと……」トポポ…
二人分のマグカップにも、同様にお湯を注ぐ。
マミ「うん、あとは待つだけ!」
杏子「ほんと、好きだよなぁ……。紅茶中毒じゃねえのか」
マミ「そんなこと無いわよ。毎日……そうね。8杯も飲んでないと思うし……」
ほむら「ギリギリ踏み外してません、って所ね……。カフェインは結構怖いわよ」
杏子「そういや、沸かさなくても魔法で出しても良かったんじゃねーのか?」
マミ「ダメよ、あれは飲むにはちょっと……」
そうして三人がただ串で焼くだけのごちそうを頂いていると、
火にかけていたやかんが沸いたことを告げた。
マミ「あ、沸いたわね!」
立ち上がり、待ちかねたとばかりにフックからやかんをひったくると、
マミ「うふふふふ……」トポポポ…
クーラーボックスを台にして、準備万端なティーポットに沸き立てを注ぐ。
ポットから立ち上る湯気に混じって、フルーティな茶葉の香りが広がっていく。
マミ「カップも暖めてと……」トポポ…
二人分のマグカップにも、同様にお湯を注ぐ。
マミ「うん、あとは待つだけ!」
杏子「ほんと、好きだよなぁ……。紅茶中毒じゃねえのか」
マミ「そんなこと無いわよ。毎日……そうね。8杯も飲んでないと思うし……」
ほむら「ギリギリ踏み外してません、って所ね……。カフェインは結構怖いわよ」
杏子「そういや、沸かさなくても魔法で出しても良かったんじゃねーのか?」
マミ「ダメよ、あれは飲むにはちょっと……」
俺「お待たせいwwwww魚を持ってきたでござるよwwwwwコポォwwwww」
紅茶ジャンキーだから魔法で出したまがい物じゃ満足できないんだろうな
ほむら「え? あれ、完全にただの飾りだったの?」
杏子「まさかおままごとセットで決めポーズしていたとは……」
マミ「違うわよ! 出せるようになるまで、それなりに苦労はしてるもの。飲めなくは無いけれど……」
ほむら「……美味しくない?」
マミ「なんだかね、安っぽいティーバッグみたいな味になるのよね……。
本当に美味しい紅茶は手間もかかった高級品だから、仕方ないと思うけれどね」
杏子「そんなもんかねぇ……」
ほむら「まぁ……。分からなくはないわね。魔法を使っても、結局人が作ってる物だもの」
杏子「銃だって、確か自分で錬成したんだろ?」
マミ「工業製品的なものはそこまで難しくないのよ。本なんかで調べながら、半年ぐらいで出来たし」
杏子「そんなもんか」
ほむら「……紅茶は?」
マミ「たしか………。2年ぐらい? かかったと思う」
杏子「………マジで?」
ほむら「変なところで努力家ね……」
杏子「まさかおままごとセットで決めポーズしていたとは……」
マミ「違うわよ! 出せるようになるまで、それなりに苦労はしてるもの。飲めなくは無いけれど……」
ほむら「……美味しくない?」
マミ「なんだかね、安っぽいティーバッグみたいな味になるのよね……。
本当に美味しい紅茶は手間もかかった高級品だから、仕方ないと思うけれどね」
杏子「そんなもんかねぇ……」
ほむら「まぁ……。分からなくはないわね。魔法を使っても、結局人が作ってる物だもの」
杏子「銃だって、確か自分で錬成したんだろ?」
マミ「工業製品的なものはそこまで難しくないのよ。本なんかで調べながら、半年ぐらいで出来たし」
杏子「そんなもんか」
ほむら「……紅茶は?」
マミ「たしか………。2年ぐらい? かかったと思う」
杏子「………マジで?」
ほむら「変なところで努力家ね……」
マミ「もういいかしら……」ハムッ
コゲ跡のついたミニトマトを口に入れる。
マミ「はふふ……。うん、甘さとか、味が濃くなってる……。おいひい」モグモグ
杏子「へぇ、焼くだけで変わるもんか……」パリッ!
音を立てながら、ソーセージの皮を食い破る。
同時にはじけて飛ぶ汁がまた、見ている者の食欲も誘うようだ。
杏子「うっめー! ……ん、これハーブか何か入ってる?」
マミ「レモングラス入りじゃなかったかしら。ちょっと変わり種よ、悪くないでしょう?」
杏子「ああ」モグモグ
ほむら「焼きナスも柔らかくていいわ……。おろしショウガが無いのが残念だけれど」モグモグ
マミ「なかなか渋いわね……」
杏子「そーいや、そろそろ投げ込んだホイル焼きのほうもいい頃合いじゃねーかな」モグモグ
マミ「あ、そうね。火ばさみで拾って、開けてみましょうか。紅茶も注いでおくわ……」トポポ…
ほむら「……えっと。どれにする? いっぱいあるけれど」
杏子「じゃ、あたしはこのデカいのを……」ガサッ
杏子「っちち! 冷まさないと火傷するな……」
コゲ跡のついたミニトマトを口に入れる。
マミ「はふふ……。うん、甘さとか、味が濃くなってる……。おいひい」モグモグ
杏子「へぇ、焼くだけで変わるもんか……」パリッ!
音を立てながら、ソーセージの皮を食い破る。
同時にはじけて飛ぶ汁がまた、見ている者の食欲も誘うようだ。
杏子「うっめー! ……ん、これハーブか何か入ってる?」
マミ「レモングラス入りじゃなかったかしら。ちょっと変わり種よ、悪くないでしょう?」
杏子「ああ」モグモグ
ほむら「焼きナスも柔らかくていいわ……。おろしショウガが無いのが残念だけれど」モグモグ
マミ「なかなか渋いわね……」
杏子「そーいや、そろそろ投げ込んだホイル焼きのほうもいい頃合いじゃねーかな」モグモグ
マミ「あ、そうね。火ばさみで拾って、開けてみましょうか。紅茶も注いでおくわ……」トポポ…
ほむら「……えっと。どれにする? いっぱいあるけれど」
杏子「じゃ、あたしはこのデカいのを……」ガサッ
杏子「っちち! 冷まさないと火傷するな……」
三人、大小異なる包みを手にする。
ほむらは小さな、杏子は大きな、マミは中くらいの包み。
杏子「よし、開けるぞ……」
マミ「汁が出るかも知れないから、気をつけてね」
杏子「ああ」ガササ…
ススと灰が付いた、厳重な包みを開ける。
酸味を含んだ果実の甘い香りが、シナモンの香ばしさに混じって漂う中には…
杏子「おお、焼きリンゴか!」
赤い皮も色あせ、じゅくじゅくと蜜を滴らせた林檎の姿があった。
マミ「その通り。ふふ、あんまりちゃんと詰め物はしてないけれど、それでも美味しいはずよ」
杏子「……そっか、あんたらは包んでたから中身分かるんだよな」
ほむら「ものによってはね。一番大きいのは、どう考えてもリンゴ以外無いから……」
マミ「えっと……はい、これ」ヒョイ
フォークと、バターを取り出して杏子に渡す。
杏子「ん? バター?」
マミ「ええ。本当は中に詰めて焼くといいのだけれど、溶けて流れ出ちゃいそうだったから。好みで付けてみて」
ほむらは小さな、杏子は大きな、マミは中くらいの包み。
杏子「よし、開けるぞ……」
マミ「汁が出るかも知れないから、気をつけてね」
杏子「ああ」ガササ…
ススと灰が付いた、厳重な包みを開ける。
酸味を含んだ果実の甘い香りが、シナモンの香ばしさに混じって漂う中には…
杏子「おお、焼きリンゴか!」
赤い皮も色あせ、じゅくじゅくと蜜を滴らせた林檎の姿があった。
マミ「その通り。ふふ、あんまりちゃんと詰め物はしてないけれど、それでも美味しいはずよ」
杏子「……そっか、あんたらは包んでたから中身分かるんだよな」
ほむら「ものによってはね。一番大きいのは、どう考えてもリンゴ以外無いから……」
マミ「えっと……はい、これ」ヒョイ
フォークと、バターを取り出して杏子に渡す。
杏子「ん? バター?」
マミ「ええ。本当は中に詰めて焼くといいのだけれど、溶けて流れ出ちゃいそうだったから。好みで付けてみて」
杏子「どれどれ……」シャクッ…
一かけバターを乗せてとかし、かじりつくと…
杏子「……うん! うまいぞ!」モグモグ
満面の笑みでその味を肯定する。
杏子「へへへ、この濃厚な甘さ、滑らかな舌触り……! こいつはいいものだ」
ほむら「私は何だろう……」ガサッ
対照的に、かなり小さなアルミホイルを開く。中には…
ほむら「あら、しいたけじゃない」
杏子のむさぼる果実には及ばないものの、独特の豊かな香りをいっぱいに放つ椎茸が詰まっていた。
ほむら「っと、汁が零れちゃってるわね……。勿体ない」ズズッ…
旨味の詰まった液を、ホイルから直接すする。
ほむら「うん、いい味が出てる。こればっかりは、醤油かしら? ……マミの中身は?」
マミ「え? これは多分、じゃがいもよ」ガサガサ…
言いながら開けると、ほくほくと湯気を上げながらジャガイモが姿を見せる。
マミ「包んでるときから楽しみだったのよね、じゃがバター♪」
一かけバターを乗せてとかし、かじりつくと…
杏子「……うん! うまいぞ!」モグモグ
満面の笑みでその味を肯定する。
杏子「へへへ、この濃厚な甘さ、滑らかな舌触り……! こいつはいいものだ」
ほむら「私は何だろう……」ガサッ
対照的に、かなり小さなアルミホイルを開く。中には…
ほむら「あら、しいたけじゃない」
杏子のむさぼる果実には及ばないものの、独特の豊かな香りをいっぱいに放つ椎茸が詰まっていた。
ほむら「っと、汁が零れちゃってるわね……。勿体ない」ズズッ…
旨味の詰まった液を、ホイルから直接すする。
ほむら「うん、いい味が出てる。こればっかりは、醤油かしら? ……マミの中身は?」
マミ「え? これは多分、じゃがいもよ」ガサガサ…
言いながら開けると、ほくほくと湯気を上げながらジャガイモが姿を見せる。
マミ「包んでるときから楽しみだったのよね、じゃがバター♪」
杏子「なんだなんだ、そっちも美味そうじゃねーか」ハグハグ
りんごを囓りながら目線を送る。
マミ「心配しなくても、あなたの分だってあるわよ」
ほむら「そうね。あと1人や2人増えても問題ないぐらいの量があるもの」
事実、火の山に眠る銀包みは、まだまだ減っているようには見えない。
マミ「せっかくなら、キュゥべえも来れば良かったのにね」
ほむら「一応、誘いはしたのだけれど……」
杏子「用事でもあったのか?」
ほむら「いえ、いつもの調子よ。『焚き火? 君たちだってガスコンロぐらいは持っているだろう。
どうしてわざわそんなことをする必要があるんだい? まったく人間てやつは――』」
杏子・マミ「「わけがわからないよ」」
いつものセリフをハモる二人。
ほむら「……ふふふ、そういうこと」
杏子「分かってねぇなぁ、本当に分かってねぇよ……。かわいそうなヤツだ」
りんごを囓りながら目線を送る。
マミ「心配しなくても、あなたの分だってあるわよ」
ほむら「そうね。あと1人や2人増えても問題ないぐらいの量があるもの」
事実、火の山に眠る銀包みは、まだまだ減っているようには見えない。
マミ「せっかくなら、キュゥべえも来れば良かったのにね」
ほむら「一応、誘いはしたのだけれど……」
杏子「用事でもあったのか?」
ほむら「いえ、いつもの調子よ。『焚き火? 君たちだってガスコンロぐらいは持っているだろう。
どうしてわざわそんなことをする必要があるんだい? まったく人間てやつは――』」
杏子・マミ「「わけがわからないよ」」
いつものセリフをハモる二人。
ほむら「……ふふふ、そういうこと」
杏子「分かってねぇなぁ、本当に分かってねぇよ……。かわいそうなヤツだ」
>>1は俺を殺す気か
マジでよだれがヤベエ
マジでよだれがヤベエ
たまらん
∧ /| __
__..:::{>゙´: : : : : : : `ヽ-.、
_//: : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧
`フ./.: : : : : : ;i : : : : : : : : : : {: :} ; ‐-.、
,´: :i : : /!/|∨l: : :i!: : : : : : : : ;' : : : : : :`ゝ
. i: :/: : :/γ¨ヽ !: : j|:/i: ; :i: : : :! : : : : : : : !
, ゚ 0 ─ /: :i (::ソ w/γ¨ヽ:!: : : | : : : : : : : | / ̄ ̄`',
゚ ,,、,r-'⌒: | ' ' ' , (::ソ |: j-、; : : : : : : |` ,! ハ ハ !
。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ\ ァ-、 ' ' ' ; /.ノ|/!:∧:ト、 j 。 l フ ム l
ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ / ノ_,-...イ /:'`ヽ ∠ ハ ッ j
ー = ^~、 ̄/´ ̄`\、 〃ヾ ゚ \ ヽ フ /
jヽjvi、人ノl__ / / V <`'''-ヽヾ | ` ̄ ̄
) ハ 7 / i{ ● }ii'-、_,,ン ノ 。
) フ て / 八 、_,_, ● 八 - ニ
7 ッ ( __ヽ、__ 个 . _ __,-=-,___
∧ /| __
__..:::{>゙´: : : : : : : `ヽ-.、
_//: : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧
`フ./.: : : : : : ;i : : : : : : : : : : {: :} ; ‐-.、
,´: :i : : /!/|∨l: : :i!: : : : : : : : ;' : : : : : :`ゝ
. i: :/: : :/γ¨ヽ !: : j|:/i: ; :i: : : :! : : : : : : : !
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゚ ,,、,r-'⌒: | ' ' ' , (::ソ |: j-、; : : : : : : |` ,! ハ ハ !
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ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ / ノ_,-...イ /:'`ヽ ∠ ハ ッ j
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jヽjvi、人ノl__ / / V <`'''-ヽヾ | ` ̄ ̄
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