元スレキョン「さて、ゴミを捨てにいくか」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
301 = 1 :
朝倉「いいわ」
キョン「……え? 今なんて……?」
朝倉「元に戻してあげる。それでいいでしょ?」
キョン「ほ、本当か!」
朝倉「ええ、もちろん」
キョン(何だ、やけにあっさりだな……)
朝倉「~~~~」ブツブツ
グニャアアアアアアアアアアア・・・
キョン「うわ! 何だ!? 目の前が……グニャグニャに……――――」
キョン「――――はっ! ここは!?」ゴンッ!!
キョン「いてっ! 何だ…………って、これは、焼却炉? ということは……」
キョン「外に……出てきたのか……」
朝倉「ええ。ちゃんとあなたのお望みどおりにしてあげたわよ」
302 = 86 :
確かにパソコン無くなったら発狂するわ
303 = 137 :
これで終了か?てか、奴は何者?
304 = 282 :
キョンは膣外(そと)に出されたのか…
305 :
みくる「う……ん……」
古泉「うう……」
キョン「朝比奈さん! 古泉! うわ、他にもいっぱい人が! こんなにいたのかよ!」
キョン「……おい、みんな倒れてるが、本当にちゃんと生きてるんだろうな?」
朝倉「大丈夫よ、気を失ってるだけ。しばらくすれば全員気がつくわ」
キョン「それならいいが……」
キョン(これで一応最悪の状態からは脱したのか……? 何か拍子抜けするくらいあっさりだな)
朝倉「さてと、わたしはそろそろ行くね」
キョン「え? あ、ああ……」
キョン(このまま……このままこいつを逃がしていいのか?)
キョン(今回はこいつの気まぐれで助かったが、またいつ同じ事をしてくるか……)
キョン(だからと言って、俺にこいつをどうこうすることなんて……)
朝倉「うーん、やっぱりこのまま終わるのももったいないわね」
キョン「……は?」
朝倉「決めた。わたし、あなたを『捨てる』ことにするわ」
307 :
ここでハルヒ登場
308 :
正直よく分からん
309 = 305 :
キョン「待て! お前は何を言ってる! どうしてそうなるんだ!?」
朝倉「だって、そう決めたもの。ほら」
ファサッ
キョン「わぷ! 何だ!? って、げっ! 黒いゴミ袋!?」
朝倉「さ、その中に入って」
キョン「冗談じゃない! 何でだよ! もう誰かを捨てる必要なんてないだろう!!」
朝倉「うん、必要ないかもしれないし、必要かもしれない」
キョン(駄目だ、やっぱりまともな話ができない! どうする! どうする!?)
朝倉「もう、じれったいわね。~~~~」ブツブツ
ミチ ミチミチミチ! バキッ! メリメリ グチャグチャ!
キョン「な!! うわあああああ!! あ、足が! 足がぁ! お前、何してるんだ!?」
朝倉「何って、袋に入りやすいように『小さく』してるんじゃない」
310 = 307 :
キョンさん、その足痛いんですか?
311 :
こえー
312 :
で、こいつは誰なんだよ
313 :
こわ
315 = 311 :
>>314
捨てろ
316 = 305 :
メリメリメリ・・・ ミチャ! ブチブチブチッ!
キョン(あ、足が! 足がミンチみたいになっていく! 何だよこれ! 何だよこれ!?)
朝倉「あ、痛覚はマヒさせてあるから痛みはないわよ。安心してね」
キョン「そういう問題じゃねえ! やめろ! やめろこの野郎!!」
朝倉「駄目よ。小さくしないと、袋に入らないじゃない」
ブジュ! ヌチャッ! ゴキン! ミチャミチャ・・・
キョン「この……あ、あれ? 俺の足……いや、俺の『下半身』はどこへいった……?」
朝倉「うん、ようやく半分終了ってところね。この調子で身体全部を……」
キョン「やめろおおおおおおお!! がああああああああああ!!」ズリ・・・ ズリ・・・
朝倉「あら、そんな状態で這ってくるなんて、大したものね」
キョン「諦めて……たまるか! やめろって言ってるだろうが!!」
ボキッ! グジュグジュグジュ・・・ ミチャァ
キョン「う、腕が……」
317 = 307 :
>>1さんありがとうございます
319 = 305 :
朝倉「もうだいぶ小さくなったわね。そろそろゴミ袋に入れようかしら」
キョン「この……近づくんじゃねえよ!」
朝倉「まだ抵抗する気力があるの? 普通ならとっくに発狂してるはずなんだけど」
キョン(くそ……このまま俺は……捨てられるのか……? こんなゴミ袋に詰め込まれて……)
朝倉「ま、無駄な抵抗だけどね。それじゃあ、バイバイ」
キョン「くそ! くそ!! よせええええ!!」
ピキンッ!!!!
朝倉「が!! な、何!? 急に……身体が……!?」
キョン(……何だ? 朝倉の様子が……?)
長門「……させない」
キョン「な、長門!?」
320 = 308 :
>>318
マジキチ
321 :
>>318
奇遇だな
俺もだ
322 :
な・・・ながもん!!
323 :
長門キターー!
324 = 307 :
結局何もしてないハルヒ
325 :
もんちゃん…
326 :
とにかく長門って風潮
327 :
普通におもしろい
328 :
追い付いた
長門ぉぉぉぉ!!
329 = 305 :
朝倉「な、長門さん……何であなたが……わたしの能力で、まだ動くことなんてできないはず……」
朝倉「そ、それに、動けたとしても、ここまで強い力は……」
長門「……許せない」
朝倉「え……?」
長門「彼は……わたしが守る……」
キョン「長門……」
朝倉「へえ、『それ』を守るために気力を振り絞ってるの? まるで人間みたいね」
朝倉「でも無駄。わたしが本気を出せば、今のあなたなんて……」
ビキビキビキビキビキビキビキビキ!!!!
朝倉「うぐ!? が……な、何で! 全然動けない……!!」
長門「許せない。そう言ったはず」
朝倉「どうなってるの……? 何でここまでの力が……絶対におかしい……がふっ!?」
キョン(いや、俺には分かる。今の長門は…………メッチャクチャ怒ってる……)
330 :
長門△
332 = 321 :
もう爆発した
333 = 305 :
キョン(あんな長門見たことない……すげぇ……)
朝倉「こ……の……! あぐっ! ああもう!」
長門「~~~~」ブツブツ
朝倉「……」ギチギチギチ
朝倉「……はぁ。やっぱり無理。どうやらわたしの負けみたいね」
長門「情報連結の解除開始」
シュウウウウウウウウウ・・・
朝倉「まったく、怒りでパワーアップなんて。えっと、漫画だっけ? あれのキャラクターみたいね」
朝倉「ま、いいわ。よかったね、命拾いして」
キョン「うるさい。さっさと消えろ」
朝倉「あら厳しい。うふふ、じゃあね」
シュウウウウウウウウ・・・・・・ンン・・・・・・
334 :
長門(処女膜は不要…廃棄する)
335 = 307 :
これで、一件落着か
336 = 305 :
キョン「消えた……まったく、最後までよく分からん奴だったな」
キョン「……ん? おお! 身体が元に戻ってる! 助かった!」
長門「……」フラッ・・・
キョン「長門!?」ダッ!
ガシッ
キョン「だ、大丈夫か!? 無茶して強力な能力を使うから……」
長門「わたしがついていながら……あなたを危険な目に遭わせた……」
キョン「何を言ってるんだ。お前のおかげで助かったんじゃないか。ありがとな」
キョン「やれやれ。結局最後はお前に頼っちまったな。俺、何にもいいところなかったな」
長門「……」
キョン「それで、身体は大丈夫なのか?」
長門「平気。すぐに治る」
キョン「そ、そうか」
337 = 321 :
なんだ
マジキチエンドには
ならないのか
338 :
ところどころメタってるのはなんなの?
突っ込み入れられるのが怖くて予防線引いてるの?
339 = 305 :
古泉「う……ん…………はっ!」
キョン「お、古泉、気がついたのか」
古泉「ここは…………そうか。どうやら全て終わったようですね」
キョン「ああ。そうだ古泉、ありがとな」
キョン「お前があの時に励ましてくれなかったら、俺は間違いなく狂っていた」
古泉「いえ、実はよく覚えていないのですよ。ただ無我夢中で……」
みくる「いやああああああああああああああ!?」
キョン「え!? あ、朝比奈さん!?」
みくる「あ、足が!? 身体が!? いやっ! いやああああああああ!!」
キョン「まずい、これは相当なトラウマになってる……どうすれば……」
長門「任せて。~~~~」ブツブツ
みくる「あ……――――」
みくる「あれ? ここは…………何であたしはこんなところに……?」
340 = 307 :
もう引き延ばさなくても良くね?
341 = 305 :
キョン「長門、これは……?」
長門「今回の事件に関する記憶を消去した」
みくる「あれ? みなさん、どうしてここに? あたし、何してたんだっけ?」
キョン「そうか、それがいいだろうな。古泉、お前は?」
古泉「僕はこのままで結構です。今回何もできなかった自分への戒めとして」
キョン「そうか……」
古泉「あなたこそ忘れた方がいいのでは? かなり強烈な体験だったはずでしょう」
キョン「いや、俺もこのままでいい。俺こそ忘れちゃいけないだろう」
古泉「そうですか。あなたも随分とタフになりましたね」
キョン「……ん? あれ? 他の人たちは? さっきまでそこらにみんな倒れてたのに!?」
長門「わたしが自宅まで送った。みんな記憶は消してある」
キョン「そ、そうか。サンキュー。こんなところで目覚めたら、説明が面倒だもんな」
キョン「はぁ、これで全て終わった。今回はマジで大変だった……」
みくる「あのー、何かあったんですかぁ?」
342 :
長門がハイスペックすぎてヤバい
もうこいつ一人でいいんじゃないかな
343 :
ハルヒ…
344 = 307 :
↑気にしたら負け
345 = 321 :
>>342
それは言ってはいけない
346 = 305 :
ハルヒ「あー! みんなこんなところにいた!」
キョン「ん? ハルヒ?」
ハルヒ「みんないつまでたっても部室に来ないと思ったら! こんなとこで何してるのよ!」
キョン「あー、これはだな……」
古泉「すみません涼宮さん。たまたまここで鉢合わせして、つい話し込んでしまいまして」
ハルヒ「何よそれ、まったくもう……まぁいいわ。さっさと部室に行って団活始めるわよ!」
みくる「は、はい」
古泉「了解しました」
キョン(やれやれ、とんだホラー体験だった。本当にどうなることかと思ったが……)
キョン「あ、そうだ。ハルヒ、ありがとな」
ハルヒ「は? いきなり何よ?」
キョン「何となくだ」
キョン(お前があの時、SOS団のことを思い出すように願ってくれなければ、全てが終わっていたからな)
キョン(いつもは厄介ごとばかり起こしてるお前だが……今回ばかりは感謝だな)
347 :
鶴屋「私の出番はまだかい?」
348 :
気がつけば追いついていた
349 = 307 :
>>347まだです
みんなの評価 : ★★★×5
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