元スレキョン「なあハルヒ、ちょっといいか?」

みんなの評価 : ★★
1 :
ハルヒ「…なに? ガラにもあわず真面目そうな顔をしちゃって」
キョン「ジョン・スミス」
ハルヒ「え?」
キョン「私はここにいる」
みくる「!?」
ハルヒ「ちょっと待って…それって…どうして…」
古泉「あなたは…一体何を…!?」
キョン「悪いな」
みくる「キョン…くん…?」
キョン「仲良しごっこにはもう飽きたんだよ」
長門「……」
2 :
いや、この流れはハルヒは逆に
4 = 1 :
キョン「ハルヒ、お前は中学生のころ校庭に馬鹿でかいラクガキをしたんだよな」
ハルヒ「そうだけど…」
キョン「その時に手を貸したやつがいるだろう? あれは俺で、それでだ」
みくる「…な、なんでしょうか?」
キョン「入学したてのころにも言ったと思うが、この人は未来人。それでこっちが超能力者で…」
古泉「またまた…なにかのご冗談でしょうか?」
キョン「そう見えるか?」
古泉「この世のなかに未来人だとか超能力者なんて存在しているわけがありませんよ」
キョン「そういうと思ってたさ。だから言い逃れできないようにこんなものがあるんだよな」
ハルヒ「なによこれ…写真…?」
キョン「いわゆる証拠品ってやつだな。もとは自己防衛のための切り札だったんだが、こういう使い方もいいだろう」
5 :
ハルヒ「…なに? ガラにもあわず真面目そうな顔をしちゃって」
キョン「ジョン・スミス」
ハルヒ「え?」
キョン「私はここにいる」
みくる「!?」
ハルヒ「ちょっと待って…それって…どうして…」
古泉「あなたは…一体何を…!?」
キョン「犯人はヤス」
みくる「キョン…くん…?」
キョン「このスレは濃厚なネタバレスレになるぜ」
長門「……」
6 = 1 :
ハルヒ「この巨人…どこかで…」
古泉「これは…! …実によくできたコラージュですね」
キョン「他にも音声・映像なんかもあるぞ。ちなみにこの巨人、お前が夢でみたやつと同型だな」
ハルヒ「夢って…な、なんの話よ…」
キョン「で、こっちに写ってるのは説明するまでもなく古泉だ」
古泉「いつのまに…いくら芸術のための素材とはいえ盗撮するのは流石に…」
キョン「これは俺の冗談さ。だから古泉、水を差すのはやめてくれないか」
古泉「そう言われましても…」
キョン「古泉」
古泉「…わかりました」
キョン「それじゃあ、つまらない冗談を続けていこうか」
7 :
キョン「おめでたいのはお前のアタマだよ、イカレ女」
ハルヒ「何言ってんの…?えっ?ピストル?」
キョン「お前はもう用済みってことだ。それが組織の出した結論」
ハルヒ「あんたまさか」
キョン「おっと、無駄話をする気はない。グッバイ、ハルヒ」
9 = 1 :
みくる「キョンくん…急にどうしちゃったんですか…?」
キョン「急にではなくて、もとからどうかしてましたよ、俺は。あなたたちと会ってからですけどね」
みくる「どういう…意味ですか」
キョン「意味もわからず、顛末もあかされず、何度も刺されるような役を演じたがる人間なんかいませんよ」
みくる「…え、映画のお話でしょうか?」
キョン「ましてや平然としてるほうがどうかしてる」
ハルヒ「あんた…一人でなんの話をしてるの?」
キョン「忘れてもらっちゃ困りますが、俺は一般人なんですからね。もっとも…」
長門「……」
キョン「下手に逆らえばどうなるか…そのくらいの予想については、朝倉関連だけからでも十分に推察できる」
ハルヒ「…なんで朝倉の名前がでてくるのよ? ねえ、キョン…」
キョン「反撃のチャンスを狙ってたってわけです。ええ、もちろんこれらも冗談ですがね」
11 :
いや、良いタイミングだ
12 = 1 :
ハルヒ「ちょっと待ちなさい!」
キョン「なんだ、どうかしたか? …あ、どうかしてるのは俺だっけ」
ハルヒ「話の流れがわからないわ。あんたたち、喧嘩でもしてるの?」
キョン「お前がイメージしている喧嘩ならまだマシなんだろうがな」
ハルヒ「…なにが言いたいのよ」
キョン「ほら、お次は映像とでもいくか。これは映画撮影のときのだ。もっとも…」
古泉「まさか…それも…」
キョン「俺が密かに撮ってたやつだけどな。ああ、雑用係としてカメラ撮影の練習という歴とした名目もあるぞ」
ハルヒ「…なによ、なにも映ってなさそうじゃない」
キョン「…長門」
長門「なに」
キョン「やっぱりお前もそっち側につくんだな」
長門「……」
キョン「まあいい、そうくるのは判ってたからな。だったら知恵くらべといこうか」
13 :
長門「……パーソナルネーム◎¥%#を敵性と判定」
長門「ЭЪФТОЛχη゚δ゜」
古泉「……?なっ!?……うんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁこぉぉぉぉぉぉおおぁお!!!!!!!!!!!!」
ボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュパ───ン!!!!!!!!!!
古泉一樹は───身体中の穴という穴からウンコを垂れ流し───破裂した
長門「……間違えた」
‐Fun‐
15 = 1 :
キョン「ハルヒ、ひとつだけ確認しておきたいことがある」
ハルヒ「変なこと言うんじゃないでしょうね」
キョン「俺は朝倉のように転校する予定なんか一切ない。それに類似するようなこともだ。いいか、もし…」
ハルヒ「…もし?」
キョン「もし俺が消えちまったら、まずこいつら3人を疑え。いいな?」
ハルヒ「消えるっていったって…」
キョン「いいな」
ハルヒ「…う、うん、まあ…一応おぼえておいてあげるわ」
キョン「だったら話を戻すとするか。そうだな、証拠を提示しても無駄そうならば…朝比奈さん」
みくる「…は、はい!? な、なんでしょうか」
キョン「すこしだけでいいので、世間話でもしませんか?」
みくる「でしたら場所を…」
キョン「いえいえ、世間話なんだからここでしても問題はないでしょう?」
みくる「…う、それは…そうですけどぉ…」
キョン「なーに、ちょっとした証明ごっこに付き合って頂くだけですから気を楽にもってください」
16 :
早く
18 = 13 :
長門「……全ての地球人を敵性と判定」
長門「ЭЪФТОЛχη゚δ゜」
みんな「……?なっ!?……うんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁこぉぉぉぉぉぉおおぁお!!!!!!!!!!!!」
ボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュボリュパ───ン!!!!!!!!!!
全ての地球人は───身体中の穴という穴からウンコを垂れ流し───破裂した
長門「……汚い花火」
‐Fun‐
19 :
おい
面白いから続けてくれ
20 :
終わった・・・のか・・・
21 :
まあ適当に保守してようぜ
22 :
面白い
24 :
しばらく頭抱えて、しとしきり悩んだ挙句
「まあいいや、こんなのVIPじゃ茶飯事だし」
とかいいながらお出かけしちゃうとか無いよな?
え?ないよね?ね?
25 = 1 :
みくる「証明ごっこって…なんの証明をするつもりなんですか…」
キョン「さあ、なんについてだと思いますか?」
みくる「ええと、その…それは…あの…わかりませんけど…」
キョン「じゃあハルヒ、俺はいまから何を明かそうとしているんだろうな?」
ハルヒ「あたしに訊ねられてもそんなの知らないわよ。ま、どうせ未来人とか言いだすつもりなんだろうけど」
キョン「その通りだな。俺は朝比奈さんが未来人であると頑なに主張していたわけだしそうなるのが筋というものだろう」
ハルヒ「だからって何が言いたいのよ」
キョン「いや、この流れでいけば俺が何を訊ねようとしてるのかは伝わっていたと思っていたんだが…俺の説明が悪かったようだ」
みくる「あの、あたしも突拍子のないことだったので…その…よく流れを呑めてなくて…」
キョン「気にされないでください、いまの質問には特に意味などありませんからね。それより…」
27 = 1 :
キョン「朝比奈さんって確か、テレビなんかをぜんぜん観ないって以前に仰られてましたよね?」
みくる「そ、そんなこと言ってません!」
キョン「じゃあ人並には観るというわけですね?」
みくる「は…はい…いちおうは…」
キョン「いまから5年以上前だったかな、大流行したテレビドラマがありましたよね」
古泉「そのドラマというのは…」
キョン「古泉、すまないが茶々を入れないでくれ」
古泉「僕もテレビドラマには興味がありましてね、お話に加えさせていただきたいなと」
キョン「なあハルヒ…もし朝比奈さんが未来人だと証明できれば面白いとは思わないか?」
ハルヒ「そんなことあるわけ…まあ、もしそうだという仮定のうえで話すのなら、面白いといえるわね」
キョン「だったらその可能性を潰そうとしているやつがいるのならば、除外すべきだよな? 団長として」
ハルヒ「…今日のあんた、すこしどころかかなりトゲトゲしいわよ」
キョン「これはそういう遊びなんだよ。最初に言っただろう、冗談だって。なあ、古泉もそう言ったよな?」
古泉「それはそうですが…しかし…」
ハルヒ「古泉くん、少しだけ黙ってなさい。キョンのやつもすぐに飽きるでしょうから」
古泉「…仰せのとおりに致しましょう」
28 :
ほう
29 = 1 :
キョン「で、朝比奈さん」
みくる「な、なんでしょう」
キョン「もちろんご存知ですよね? 当時、クラスメイトがこぞってクライマックスシーンを真似てましたから」
みくる「そう言われればそうだったような気もします…でもあたしは流行りものをあまり観ないのでハッキリとは…」
キョン「そうそう、大型トラックが走っているところへ敢然と飛び出してのあのシーン、そして決め台詞」
みくる「……」
キョン「あれ、憶えていませんか?」
みくる「あたしは…あんまりそういう話はしませんでしたし…お友達も多くなかったので…」
キョン「ええと、そういえば訊ねたことがなかったんですが、小学校と中学校はどちらでしたっけ?」
みくる「通っていた学校ですか? それなら」
キョン「ああいいです、それより学友の名前なんかを挙げてもらえませんか? 流石に知らないってのはありえませんよね」
みくる「あの…はい、いいですけど…ええと…まずは一番仲のよかったお友達は…」
キョン「すみません、訊いておいてなんですがやっぱり結構です。そのくらいはデータとして用意されているでしょうから」
みくる「えっ…でも…」
キョン「ちなみにテレビドラマの話ですが、5年程度前にそういうシーンで盛り上がったものを俺は存じてはいませんね」
31 = 26 :
これは悪いキョン
32 = 1 :
キョン「思い返してもみれば、小学生や中学生のころは楽しかったなあ…すごく普通で…」
みくる「…そうでしょうか」
キョン「朝比奈さんはそう思わないんですか?」
みくる「あたしはいまのほうが楽しいかなって思います…やれることが増えましたし…」
キョン「へえ、俺はやられることが増えましたけど」
みくる「う…それに皆さんにもお会いできましたし…」
キョン「予定どおりSOS団が設立されて嬉しい、と」
みくる「予定どおりなどとは…べつに…でも…一緒に活動できて楽しいなとは思いますけど…」
キョン「でもその様子でみると、高校へ来る前はあんまり楽しくなかったという感じですよね」
みくる「そういうわけでもないです。やれるこ…できることが増えたいまのほうがより楽しいというだけでして…」
キョン「なるほど。先ほどの中学でのお友達の話ですけど、具体的にどういうことをして遊ばれていたんでしょうか…」
みくる「具体的にっていうと…?」
キョン「中学生としての、現代、での当り前の話ですよ。放課後やら休日のですね。それともそういう部分はデータとして持っては…」
ハルヒ「キョン! いくらなんでもプライベートにまで突っ込みすぎよ。いくらなんでもやりすぎだわ、これって難癖つけてるだけじゃない!」
キョン「…すみません朝比奈さん、こちらも意地で少々熱くなりすぎました。謝罪します、このとおり」
33 = 1 :
キョン「それで話がガラリと変わるんですが…これを見てもらってもいいでしょうか」
ハルヒ「まだ続ける気なの? はぁ…なによこれ…あ、学内で配られたテスト…のコピーね。あれ、いつのやつ?」
キョン「最近、というより以前からですが、SOS団の活動も大変でしてね…」
ハルヒ「こんなの大したことないじゃないの」
キョン「お前はそうかもしれないが…俺は周知のとおり学力が垂直落下の真っ最中でな…それで…」
みくる「それで…あたしに何か…?」
キョン「いえ、もしよけれでばですが上級生の朝比奈さんに御教授願えないかなーと。ええと、こっちが答案用紙なんですが」
ハルヒ「真っ白ね」
キョン「いちおう少しは書いてるだろうが。まあいいさ、それの間違ったところを自習して提出というありがちな課題なわけですが…」
みくる「それを…あたしに…?」
キョン「はい、朝比奈さんに。すこしだけでいいので是非ともですね。このままじゃあSOS団の活動にも支障がでそうなので」
みくる「あの…あたしもあんまり自信はないんですけど…」
キョン「でも俺よりは遥かに上でしょう? 追試などを受けさせられかねない、というような話は聞いてませんからね」
みくる「…調べたんですか?」
キョン「いえ、まさか」
34 :
しえん
35 = 1 :
キョン「…さて、数分ほど経ちましたけど、芳しくないようですね?」
みくる「そういうわけじゃ…ちょっと緊張しちゃって…」
キョン「問題って一度解けば憶えてそうなものだと思いますけどね、その舞台が重いほど」
みくる「でもキョンくんとは学年が違うので内容も変わっちゃってると思うし…」
キョン「そういえば朝比奈さん、以前SOS団で遠出したとき…そう、船の話題がでたときでしたか…」
みくる「あ…はい…そういうのもありましたね…」
キョン「浮力がどうのこうのと仰られてましたよね、未来では浮力の話がでないからあの船が水面に浮かぶのが珍しいとか」
みくる「え…いえ…そんな話をした憶えは…ないです、たぶん…」
キョン「この問題が解けないのも、それと関係あるんでしょうか? それとも偶然ですか?」
みくる「偶然じゃないんでしょうか…おそらく…」
キョン「それとも入試のときに緊張しちゃって駄目だった…とか?」
みくる「入試…?」
キョン「このテスト、入試のやつですね。俺やハルヒのじゃなく、学年がひとつ上のあなたが受けたときの」
みくる「…あの…もう…この遊びはやめにしてもらえないでしょうか…? 今日のキョンくん…なんだか怖くて…ぐす…」
ハルヒ「……」
36 :
面白い
37 = 30 :
みくるならいくらいじめてもいい
38 :
全てが終わったとき泣いてるみくるを見てニヤニヤしてるSOS団の面子とかそういうオチを妄想して
ちんしゅイグゥウウウウ!!
39 = 1 :
みくる「うぅ…キョンくんっ…なんか…変ですよぉ…」
キョン「朝比奈さんって年齢おいくつでしたっけ」
みくる「そんなのっ…キョンくんのひとつ上に決まってるじゃないですかぁー…」
キョン「学年ではなくて実年齢です」
みくる「実年齢なんて…そんなっ…人をスパイみたいに…言わないでくださいよー…」
キョン「胸のところに星型のホクロがあるって未来のあなたに教えられたんですが、あれはどういう意図ですか」
みくる「知りません…そんなこと…あたしはっ…」
キョン「敢えて判りやすい印を顕示するのは、同一人物だと見せかけるためのトリックなんじゃないんですか? ホクロなんて顔面整形に比べりゃ遥かに容易ですから」
長門「……」
キョン「俺が入学したての頃、並木道のなかで時間の流れについて話をされましたよね。決して未来を変えることはできないとかなんとか」
古泉「……」
キョン「でもあなたが未来からこちらへと来たってことは、それを変えられる余地があるからこそ来たってことでしょう? でなければ来る意味がそもそも無い」
ハルヒ「キョン…」
キョン「根本から破綻してますよね。だから俺は最初から疑っていました。そして現に、それはのちになって訂正された」
41 = 1 :
キョン「どうしてそういう嘘っぱちで塗り固めてまで、俺を騙そうとするんですか? 禁則事項とはなんなんですか?」
みくる「べつに…騙そうだなんてっ…」
キョン「仮にあなたが知らなくとも未来のやつらは知ってるはずでしょう。でなければ、何も知らない朝比奈さん、という役者を選ばないはずだ」
みくる「そんなの…言いがかりです…あたしは…」
キョン「朝比奈さんだけじゃない、古泉にしたって長門にしたって…結局やってることは似たようなもんだ」
古泉「僕は…」
キョン「何かしらの事件が起きても、たとえそれの中心に俺が巻かれても、結局は肝心な部分を隠してお前らだけで納得してやがる」
ハルヒ「……」
キョン「拒絶しようという選択肢でさえ、朝倉のような存在をチラつかせて離れると危ねえって暗に言いやがる」
長門「……」
キョン「適当な理由を繕っては煙に巻き、最終的には重要な鍵だとかなんだとかいって…俺は操られてるだけのモルモットじゃねえか」
古泉「申し訳ありませんが、意図をはかりかねますね。僕はあなたとは良い友人だと」
キョン「悪いがそういうのは真っ平ゴメンだ。表向きに友人ツラするのもされるのもな。だからずっと言えずにいたことをもう一回言ってやるぜ」
キョン「俺はな、仲良しごっこにはもう飽きたんだよ」
42 :
がんばれ
43 = 38 :
その後キョンはSOS団員を調教とかになる妄想をしてイグゥウウウウウウウウウウ!!!!
もちろん古泉くんもですよ
44 = 30 :
まあ、確かにキョンの立ち位置って扱い酷過ぎるな
ところで驚愕って面白かったの?
全然話題になんないけど
45 = 1 :
ハルヒ「あんた、さっきからなに言ってんのよ」
キョン「……」
ハルヒ「ハタから聞いていても意味がわかんないことばっかりじゃない」
キョン「…こいつらは上手なんだよ」
ハルヒ「まだ…」
キョン「これだけの期間一緒にいたってのに、明確な痕跡を一切残しちゃくれねえんだ」
ハルヒ「まだ言うつもりなの」
キョン「ああ言うさ、いくらでもな。息の根を止められでもしなけりゃだ」
ハルヒ「もし…」
キョン「痕跡を残さないってことは…逆にいえばそれくらいの存在でしかなかったってわけさ、俺はな」
ハルヒ「もし冗談のつもりなら、そろそろやめなさい。団長命令よ」
キョン「俺が冗談でもこういうことを言うと思うのか? こんな奇想天外な馬鹿げたことを真顔で――!」
46 :
さあ続きを
47 = 1 :
キョン「……」
ハルヒ「…古泉くん、なんで止めるのよ」
古泉「出すぎたことだとは思いますが、力に頼るような局面を目にするのは苦手なものでして」
キョン「ちっ…つくづく、お前には勝てそうにないな」
古泉「それはこちらのセリフですよ。現実も、盤上のゲームでの顛末と似たようなものでしょうからね」
キョン「俺がこんなに必死だってのに、そうやって平静さを崩さないとはね。そりゃあボロなんてだしちゃくれないはずだ」
ハルヒ「古泉くん、あたしを離してちょうだい」
古泉「ええ、しかし離した途端に殴りかかろうとするのはナシにしてくださいね」
ハルヒ「…副団長に免じて約束するわ」
キョン「やれやれ、そうなると古泉に感謝しないとな。ならばその見返りってことと同じ団員の契りとして、タネをあかしといてやるぜ」
キョン「俺が朝比奈さんに対して行った質問なんてのは、なんの意味もねえんだよ。物的証拠なんて何一つないからな」
キョン「でもな、お前らが俺に対してこの場でやったことは紛れもない事実ってわけだ。おかげで決心もついたぜ」
キョン「だから俺はもう…お前たちを一切信用しない。すべて疑ってかかる。ハナもあかしてやる。それだけだ」
ハルヒ「あんた、どこへ行く気?」
キョン「どこへって帰るに決まっているだろ。ついでに最後の賭けってやつだ。これに負ければ俺は死地へと行くんだろうけどな」
49 :
しえん
みんなの評価 : ★★
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