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元スレさやか「思い出せない。大切なこと」
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さやか「んん……」
「どういうことだよ?さやかには記憶は残ってなんじゃなかったのか?」
「私もずっとそう思っていたのだけれど…」
「それより、美樹さんは?」
「今はベッドに寝かせてあります」
「さやか、うわ言で確かに「まどか」って言ってました…」
「話すべきなのかしら?」
「本人が知りたいってなら、まぁ言うべきだろうな」
「…」
「暁美さん、あなたはどうしたいの?」
「私、ですか…?」
「あなたが教えたくないのなら私たちからはなにも言わない。すべてあなたに任せるわ」
「私は…」
「私は、もし…まどかのことを話して、それがさやかの重荷に…苦しめることになるのなら話したく、ない…」
「そう」
「どういうことだよ?さやかには記憶は残ってなんじゃなかったのか?」
「私もずっとそう思っていたのだけれど…」
「それより、美樹さんは?」
「今はベッドに寝かせてあります」
「さやか、うわ言で確かに「まどか」って言ってました…」
「話すべきなのかしら?」
「本人が知りたいってなら、まぁ言うべきだろうな」
「…」
「暁美さん、あなたはどうしたいの?」
「私、ですか…?」
「あなたが教えたくないのなら私たちからはなにも言わない。すべてあなたに任せるわ」
「私は…」
「私は、もし…まどかのことを話して、それがさやかの重荷に…苦しめることになるのなら話したく、ない…」
「そう」
「けどもし、本人が知りたいと言ったら?」
「…」
さやか「…う、ん…」ギシッ
「「「!」」」
ガラッ
ほむら「さやか!?」
さやか「……ほむら?」
ほむら「良かった、さやかぁ」ダキッ、ナデナデ
さやか「あたし…」
マミ「倒れたんですって」
杏子「ったく、あんま心配かけんなよな」
さやか「マミさん、杏子…どうして…?」
マミ「美樹さんが倒れたって、暁美さんから連絡があって」
杏子「急いで来てみりゃ、特にたいしたことなさそうじゃん」
さやか「あはは、ありがと。ごめん心配かけて…ほむらも、ごめん」サスサス
「…」
さやか「…う、ん…」ギシッ
「「「!」」」
ガラッ
ほむら「さやか!?」
さやか「……ほむら?」
ほむら「良かった、さやかぁ」ダキッ、ナデナデ
さやか「あたし…」
マミ「倒れたんですって」
杏子「ったく、あんま心配かけんなよな」
さやか「マミさん、杏子…どうして…?」
マミ「美樹さんが倒れたって、暁美さんから連絡があって」
杏子「急いで来てみりゃ、特にたいしたことなさそうじゃん」
さやか「あはは、ありがと。ごめん心配かけて…ほむらも、ごめん」サスサス
さやか「それで、さ…」
さやか「あたしも、1つ聞きたいんだけど」
さやか「まどかって…誰?」
3人「!?」
ほむら「さ、さやか…なにを言って」
さやか「誤魔化さないで」
さやか「ねぇ、あたし知ってるんだよ」
さやか「みんなが、あたしになにか隠し事してるの」
さやか「けど、あたしはみんなと違って魔法少女じゃないし、みんなのこと信じたかったから今までなにも聞かなかった」
さやか「けど最近、ずっと同じ夢を見るの」
さやか「記憶に無い、けどすごく懐かしい子とお話する夢」
さやか「その夢の中で出逢った子がしてたのと同じリボンがほむら家にあって」
さやか「偶然で済ませられることかもしれない。けど、あたしにはとてもこれが偶然なんて思えない!」
さやか「話してよ。あたしのこと友達だって思ってくれてるなら、全部!」
さやか「あたしも、1つ聞きたいんだけど」
さやか「まどかって…誰?」
3人「!?」
ほむら「さ、さやか…なにを言って」
さやか「誤魔化さないで」
さやか「ねぇ、あたし知ってるんだよ」
さやか「みんなが、あたしになにか隠し事してるの」
さやか「けど、あたしはみんなと違って魔法少女じゃないし、みんなのこと信じたかったから今までなにも聞かなかった」
さやか「けど最近、ずっと同じ夢を見るの」
さやか「記憶に無い、けどすごく懐かしい子とお話する夢」
さやか「その夢の中で出逢った子がしてたのと同じリボンがほむら家にあって」
さやか「偶然で済ませられることかもしれない。けど、あたしにはとてもこれが偶然なんて思えない!」
さやか「話してよ。あたしのこと友達だって思ってくれてるなら、全部!」
杏子「こりゃ、さやかの勝ちだな…」
マミ「暁美さん。もう、話してもいいんじゃないかしら?」
ほむら「わかった…全部、話すわ…」ポロ
さやか「ほむら…」
ほむら「けど、後1週間待って…」
ほむら「1週間後のこの日、その前日に全部話すから…今は…なにも聞かないで…」ポロポロ
さやか「……わかった」
マミ「暁美さん。もう、話してもいいんじゃないかしら?」
ほむら「わかった…全部、話すわ…」ポロ
さやか「ほむら…」
ほむら「けど、後1週間待って…」
ほむら「1週間後のこの日、その前日に全部話すから…今は…なにも聞かないで…」ポロポロ
さやか「……わかった」
2人が帰って
さやか「…」
ほむら「Zzz…」
ギュゥー
さやか「…」ナデナデ
ほむら「んん…Zzz」
さやか「ほむら…ごめんね。いっつもわがまま言って、迷惑ばっかりかけて」
さやか「でも、あたしどうしても知りたい…知らなきゃいけない気がするんだ…」
さやか「ほむら…ホントに、ごめん」ポロポロ
―――――
―――
―
さやか「Zzz」
ほむら「……さやか」
ギュゥ
さやか「…」
ほむら「Zzz…」
ギュゥー
さやか「…」ナデナデ
ほむら「んん…Zzz」
さやか「ほむら…ごめんね。いっつもわがまま言って、迷惑ばっかりかけて」
さやか「でも、あたしどうしても知りたい…知らなきゃいけない気がするんだ…」
さやか「ほむら…ホントに、ごめん」ポロポロ
―――――
―――
―
さやか「Zzz」
ほむら「……さやか」
ギュゥ
1週間後の前夜
ほむホーム
さやか「…ゴクッ」
マミ「…」
杏子「…」ポキツ
ほむら「…」
さやか「話して、くれるんだよね…」
ほむら「ええ。話すわ、私たちが隠していたこと。あなたの夢に出てきたという女の子のこと」
ほむら「まどかのこと」
―――――
―――
―
ほむホーム
さやか「…ゴクッ」
マミ「…」
杏子「…」ポキツ
ほむら「…」
さやか「話して、くれるんだよね…」
ほむら「ええ。話すわ、私たちが隠していたこと。あなたの夢に出てきたという女の子のこと」
ほむら「まどかのこと」
―――――
―――
―
さやか「………」ポロポロポロ
ほむら「これが、私達が秘密にしていた全てよ」
ほむら「さやか…」
ほむら「本当に、ごめんんさい」フカブカ
さやか「……」フルフル
さやか「ほむらは、悪くないよ…」グスッ
さやか「マミさんも、杏子も…誰も悪くない」
さやか「悪いのは…最低なのは…このあたしだよ…」
さやか「いっつも護られて、みんなに心配ばっかりかけて…」
さやか「なのに、そんな大切な、親友のこと…忘れちゃってたなんて…」グスグス
さやか「あたしって、ほんと………バカ」
ほむら「これが、私達が秘密にしていた全てよ」
ほむら「さやか…」
ほむら「本当に、ごめんんさい」フカブカ
さやか「……」フルフル
さやか「ほむらは、悪くないよ…」グスッ
さやか「マミさんも、杏子も…誰も悪くない」
さやか「悪いのは…最低なのは…このあたしだよ…」
さやか「いっつも護られて、みんなに心配ばっかりかけて…」
さやか「なのに、そんな大切な、親友のこと…忘れちゃってたなんて…」グスグス
さやか「あたしって、ほんと………バカ」
ほむら「…」グッ
ほむら「さやか」
さやか「グスッ…なに?」
ほむら「まどかに会いたい?」
さやか「え?」
マミ「暁美さん?」
杏子「お前、なに言って」
さやか「会いたい…会いたいよ…」
さやか「会って…謝りたい…まどかに、会いたいよぉ」
ほむら「明日、もう一度ここに来て」
さやか「え?」
ほむら「詳しいことは明日話す」
ほむら「とにかく、明日」
さやか「……うん、わかった」グシグシ
ほむら「さやか」
さやか「グスッ…なに?」
ほむら「まどかに会いたい?」
さやか「え?」
マミ「暁美さん?」
杏子「お前、なに言って」
さやか「会いたい…会いたいよ…」
さやか「会って…謝りたい…まどかに、会いたいよぉ」
ほむら「明日、もう一度ここに来て」
さやか「え?」
ほむら「詳しいことは明日話す」
ほむら「とにかく、明日」
さやか「……うん、わかった」グシグシ
深夜
QB「そんなことが、本当に可能なのかい?」
ほむら「質問しているのこっちよ」
QB「それなら、こう答えるしかないね」
QB「わからない」
QB「君達魔法少女は条理を覆す存在だ、どんな奇跡が起きたとしても不思議じゃない」
QB「けど、今回ばかりはさすがの僕らでも予測のしようが無いよ」
ほむら「そう。用件は済んだわ、消えなさい」
QB「やれやれ、人使いならぬインキュベーター使いが荒いよまったく」
QB「おやすみ、ほむら」
ほむら「…」
スッ
ほむら「きっとまた、会えるわ」
ほむら「さやか…まどか…」
QB「そんなことが、本当に可能なのかい?」
ほむら「質問しているのこっちよ」
QB「それなら、こう答えるしかないね」
QB「わからない」
QB「君達魔法少女は条理を覆す存在だ、どんな奇跡が起きたとしても不思議じゃない」
QB「けど、今回ばかりはさすがの僕らでも予測のしようが無いよ」
ほむら「そう。用件は済んだわ、消えなさい」
QB「やれやれ、人使いならぬインキュベーター使いが荒いよまったく」
QB「おやすみ、ほむら」
ほむら「…」
スッ
ほむら「きっとまた、会えるわ」
ほむら「さやか…まどか…」
その日
ほむら「来たわね。さやか」
さやか「うん」
杏子「うっし!じゃ、行くか」
マミ「ええ」
さやか「杏子、マミさんも!行くってどこに?」
ほむら「そうね、空に一番近い場所。かしら」
ほむら「来たわね。さやか」
さやか「うん」
杏子「うっし!じゃ、行くか」
マミ「ええ」
さやか「杏子、マミさんも!行くってどこに?」
ほむら「そうね、空に一番近い場所。かしら」
ほむら「ここが、この見滝原で一番それに近い場所よ」
さやか「ねぇ、今日って何の日なの?」
ほむら「…」
杏子「かつて、この街にワルプルギスの夜が来た日…かな」
マミ「そして、鹿目まどかさんがこの世界から消えた日」
さやか「…」
ほむら「世界が書き換えられる前、まどかはその祈りで今の世界を創った」
ほむら「私達を、みんなを…さやか、あなたを護る為に」
さやか「…」
さやか「それで、ここでいったいなにを?」
ほむら「今からここの、概念に…円環の理への門を作るわ」
さやか「ねぇ、今日って何の日なの?」
ほむら「…」
杏子「かつて、この街にワルプルギスの夜が来た日…かな」
マミ「そして、鹿目まどかさんがこの世界から消えた日」
さやか「…」
ほむら「世界が書き換えられる前、まどかはその祈りで今の世界を創った」
ほむら「私達を、みんなを…さやか、あなたを護る為に」
さやか「…」
さやか「それで、ここでいったいなにを?」
ほむら「今からここの、概念に…円環の理への門を作るわ」
さやか「そんなこと、出来るの?」
QB「それが出来るなら、僕にも是非見せてもらいたいね」
QB「君達の起こす奇跡を」
マミ「キュゥべぇ…」
QB「さぁ、見せてくれないか」
さやか「…出来るの?本当に…」
QB「それが出来るなら、僕にも是非見せてもらいたいね」
QB「君達の起こす奇跡を」
マミ「キュゥべぇ…」
QB「さぁ、見せてくれないか」
さやか「…出来るの?本当に…」
杏子「出来るに決まってんだろ!」
さやか「杏子…」
杏子「あたしらは、抜け殻のゾンビなんかじゃない」
マミ「呪いを振り撒く魔女でもない」
ほむら「私達は、夢と希望を叶える魔法少女」
マミ「心かな信じるなら」
ほむマミあん「「「どんな奇跡だって起こしてみせる!」」」
さやか「みんな…」
杏子「へ、まぁ見てなって」
さやか「杏子…」
杏子「あたしらは、抜け殻のゾンビなんかじゃない」
マミ「呪いを振り撒く魔女でもない」
ほむら「私達は、夢と希望を叶える魔法少女」
マミ「心かな信じるなら」
ほむマミあん「「「どんな奇跡だって起こしてみせる!」」」
さやか「みんな…」
杏子「へ、まぁ見てなって」
杏子「あたしの魔法は惑いの力、幻惑を見せそこにそれがあると思わせる創造の力」
杏子が手をかざした先、空中に巨大な白い門が浮かびあがる
さやか「白い門…けど、霞んでる」
マミ「私の魔法は繋ぐ力、人と人、物と物、虚像と現実すらも繋ぐ結ぶ力」
杏子にならってマミが手をかざす。ぼんやりと揺らめいていた門がはっきりとその姿を現す
ほむら「私の魔法は越える力、時間と空間を飛び越えて大切な人ともう一度めぐり会う力」
QB「まさか、こんなことが…」
杏子「行けよ、さやか」
マミ「行ってあげて、美樹さん」
さやか「マミさん…杏子…」
ほむら「さやか…」ジワッ
ほむら「行って、さやか…」ポロ
ほむら「私の、ヒーロー…」
ほむら「そしてまどかの…スーパーヒーロー!」
杏子が手をかざした先、空中に巨大な白い門が浮かびあがる
さやか「白い門…けど、霞んでる」
マミ「私の魔法は繋ぐ力、人と人、物と物、虚像と現実すらも繋ぐ結ぶ力」
杏子にならってマミが手をかざす。ぼんやりと揺らめいていた門がはっきりとその姿を現す
ほむら「私の魔法は越える力、時間と空間を飛び越えて大切な人ともう一度めぐり会う力」
QB「まさか、こんなことが…」
杏子「行けよ、さやか」
マミ「行ってあげて、美樹さん」
さやか「マミさん…杏子…」
ほむら「さやか…」ジワッ
ほむら「行って、さやか…」ポロ
ほむら「私の、ヒーロー…」
ほむら「そしてまどかの…スーパーヒーロー!」
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