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元スレさやか「思い出せない。大切なこと」
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孵化してまたGS孕むようになるまで何人か犠牲にしないとダメなんじゃね?
魔女化してすぐ処られたオクタはGS落としてないみたいだし
魔女化してすぐ処られたオクタはGS落としてないみたいだし
>>101
三周目のオクタンは落してるっぽいがどうだろ
三周目のオクタンは落してるっぽいがどうだろ
?『まどかと出会ってからだなー自分が変わったって思うの』
?『そうなんですか?』
?『今時の人って、誰かが困ってても手を貸さないじゃん?なんか、そういうの寒いっていうかダサいっていうか』
?『そう、でしょうか?』
?『うん。けどね、あの子があたしに勇気をくれるの』
?『勇気?』
?『そう!まどかがあたしに…』
?『人を助ける勇気をくれたから』
?『人を助ける…勇気…』
?『そうなんですか?』
?『今時の人って、誰かが困ってても手を貸さないじゃん?なんか、そういうの寒いっていうかダサいっていうか』
?『そう、でしょうか?』
?『うん。けどね、あの子があたしに勇気をくれるの』
?『勇気?』
?『そう!まどかがあたしに…』
?『人を助ける勇気をくれたから』
?『人を助ける…勇気…』
美樹ハウス・朝
ほむら「!?」
ガバッ
ほむら「なんで今更…あんな夢を…」
ほむら「私はたくさんのあなた達を見捨ててきた…私は臆病者だ…」
ほむら「は!?ここ…」
キョロキョロ
ほむら「!」
さやか「Zzz…」
ほむら「美樹さやか…」
ほむら「椅子で寝るなんて…」
ほむら(私にベッドを貸してたから…)
ほむら(気付かれる前に抜け出しましょう)
ほむら「…」
ほむら「…あれ?ソウルジェムが無い!?」
ほむら「!?」
ガバッ
ほむら「なんで今更…あんな夢を…」
ほむら「私はたくさんのあなた達を見捨ててきた…私は臆病者だ…」
ほむら「は!?ここ…」
キョロキョロ
ほむら「!」
さやか「Zzz…」
ほむら「美樹さやか…」
ほむら「椅子で寝るなんて…」
ほむら(私にベッドを貸してたから…)
ほむら(気付かれる前に抜け出しましょう)
ほむら「…」
ほむら「…あれ?ソウルジェムが無い!?」
このほむらはやる気ないの?時間停止と過去の経験有りで二度もドジってるけど
>>108
マミマミ
マミマミ
ほむら(まずい…)キョロキョロ
ほむら(私が死んでいないということは少なくともこの部屋の中には…)
キョロキョロ
さやか「Zzz」ニギッ
ほむら「!?」
ほむら「この子…私のソウルジェムを握りこんでる…」
ほむら「放しなさい!美樹さやか…あなたはどこまで愚かなの!?」
さやか「Zzz」
ほむら「というか、なんで起きないのよ」
コンコン、ガチャッ
さや母「あら、目が覚めた?」
ほむら「あ、いえ…あの…」
さや母「よかったら、朝ごはん一緒いかがかしら?」
ほむら「いや、いえ…私は…」
さや母「まぁまぁ、そう遠慮せずに♪」
ほむら(私が死んでいないということは少なくともこの部屋の中には…)
キョロキョロ
さやか「Zzz」ニギッ
ほむら「!?」
ほむら「この子…私のソウルジェムを握りこんでる…」
ほむら「放しなさい!美樹さやか…あなたはどこまで愚かなの!?」
さやか「Zzz」
ほむら「というか、なんで起きないのよ」
コンコン、ガチャッ
さや母「あら、目が覚めた?」
ほむら「あ、いえ…あの…」
さや母「よかったら、朝ごはん一緒いかがかしら?」
ほむら「いや、いえ…私は…」
さや母「まぁまぁ、そう遠慮せずに♪」
ほむら(なにかしら、この状況…)
さや母「さっ、遠慮せずにどうぞ」
ほむら「…い、いただきます…」
ほむら(とにかく、美樹さやかが目を覚ますまで時間を)
<フゴッ!
<ウオォ、カイダンカラオチルユメミタ…
<ア、ヤベ、ヨダレタレテル…
<ア!テンコウセイガイナイ!?
ガチャ、ドタドタドタ
さやか「お母さん!転校生は!?」
ほむら「…」ホムーン
さやか「なにしてんの…?」
ほむら「う、うるさいわね///」
さや母「さやか、はしたないわよ!さっさと顔洗って来なさい!」
さやか「あ、うぅ…はぁ~い!
さや母「さっ、遠慮せずにどうぞ」
ほむら「…い、いただきます…」
ほむら(とにかく、美樹さやかが目を覚ますまで時間を)
<フゴッ!
<ウオォ、カイダンカラオチルユメミタ…
<ア、ヤベ、ヨダレタレテル…
<ア!テンコウセイガイナイ!?
ガチャ、ドタドタドタ
さやか「お母さん!転校生は!?」
ほむら「…」ホムーン
さやか「なにしてんの…?」
ほむら「う、うるさいわね///」
さや母「さやか、はしたないわよ!さっさと顔洗って来なさい!」
さやか「あ、うぅ…はぁ~い!
さやか「で?なんで起こしてくれないのよ転校生?」
さや母「さやか!転校生なんて失礼でしょう!ごめんさいね?暁美さん」
ほむら「あ、いえ…」
さやか「もう!早く学校行こう、転こ…暁美…さん」
ほむら「そうね、美樹さ…ん…」
美樹ハウスを出て
ほむら「そろそろ、ソウルジェムを返してくれないかしら?」
さやか「ほいよ」スッ
ほむら「…ホッ」
さやか「…」ジー
ほむら「なにかしら?」
さやか「別に」
さや母「さやか!転校生なんて失礼でしょう!ごめんさいね?暁美さん」
ほむら「あ、いえ…」
さやか「もう!早く学校行こう、転こ…暁美…さん」
ほむら「そうね、美樹さ…ん…」
美樹ハウスを出て
ほむら「そろそろ、ソウルジェムを返してくれないかしら?」
さやか「ほいよ」スッ
ほむら「…ホッ」
さやか「…」ジー
ほむら「なにかしら?」
さやか「別に」
ほむら「どうして、私を助けたの?」
さやか「たまたまだよ」
ほむら「そう…」
さやか「いやーでも、こうして一緒に登校することになるなんてね」
ほむら「不本意だけど、家に帰ってたら始業に間に合わないもの」
さやか「とか言っちゃって」
ほむら「…」スタスタ
さやか「あ、こら。先行くな!」
ほむら「あなたが、くだらないこと言うからよ?」
さやか「そう言うけどさ、あんた気付いてる?」
ほむら「なにがかしら?」
さやか「昨日より、すっごい饒舌になってるよ?」
ほむら「え?」
さやか「たまたまだよ」
ほむら「そう…」
さやか「いやーでも、こうして一緒に登校することになるなんてね」
ほむら「不本意だけど、家に帰ってたら始業に間に合わないもの」
さやか「とか言っちゃって」
ほむら「…」スタスタ
さやか「あ、こら。先行くな!」
ほむら「あなたが、くだらないこと言うからよ?」
さやか「そう言うけどさ、あんた気付いてる?」
ほむら「なにがかしら?」
さやか「昨日より、すっごい饒舌になってるよ?」
ほむら「え?」
さやか「気付いてなかったの?」
ほむら「あなた、『饒舌』なんて言葉知ってたの?」
さやか「そっちかよ!あたしをなんだと思ってるんだ」
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
さやか「!」
ほむら「なに?」
さやか「笑った顔…いいね」
ほむら「///」カァ
ほむら「バカにしないで」
さやか「褒めたんじゃん」
ほむら「あなた、『饒舌』なんて言葉知ってたの?」
さやか「そっちかよ!あたしをなんだと思ってるんだ」
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
さやか「!」
ほむら「なに?」
さやか「笑った顔…いいね」
ほむら「///」カァ
ほむら「バカにしないで」
さやか「褒めたんじゃん」
まどか「おはよー!さやかちゃん…と、ほむらちゃん!?」
仁美「あら、おはようございます。暁美さん」ニコッ
ほむら「お、おはよう…」ソワソワ
さやか「おはよう2人とも!今日から転こ、あー暁美さんも一緒に行っていいよね?」
まどか「うん!一緒に行こう?ほむらちゃん」
ほむら「鹿目…まどか…」
まどか「まどかでいいよ、ほむらちゃん」
ほむら「まどか…」
仁美「わたくしも仁美で構いませんわよ?ほむらさん」ニコ
ほむら「仁美…」
さやか「ずるい!あたしも、ほむらって呼ぶ!あ、あたしのこともさやかって呼んでいいよ?」
ほむら「さぁ、行きましょう。まどか、仁美」
まどか「うん!」
仁美「はい」
さやか「おぉ~い!スルーかスルーなのか?さやかちゃん泣くぞ!?泣いちゃうぞ!?」
仁美「あら、おはようございます。暁美さん」ニコッ
ほむら「お、おはよう…」ソワソワ
さやか「おはよう2人とも!今日から転こ、あー暁美さんも一緒に行っていいよね?」
まどか「うん!一緒に行こう?ほむらちゃん」
ほむら「鹿目…まどか…」
まどか「まどかでいいよ、ほむらちゃん」
ほむら「まどか…」
仁美「わたくしも仁美で構いませんわよ?ほむらさん」ニコ
ほむら「仁美…」
さやか「ずるい!あたしも、ほむらって呼ぶ!あ、あたしのこともさやかって呼んでいいよ?」
ほむら「さぁ、行きましょう。まどか、仁美」
まどか「うん!」
仁美「はい」
さやか「おぉ~い!スルーかスルーなのか?さやかちゃん泣くぞ!?泣いちゃうぞ!?」
ほむら「早く来なさい。さやか」
さやか「!お、おう!」
スタスタ、ガヤガヤ
まどか「あ!あれ…」
仁美「あら、上条君…退院なさったんですのね?」
さやか「あぁ…うん…」
ほむら「…」
さやか「!お、おう!」
スタスタ、ガヤガヤ
まどか「あ!あれ…」
仁美「あら、上条君…退院なさったんですのね?」
さやか「あぁ…うん…」
ほむら「…」
喫茶店・放課後
仁美「わたくし、上条恭介君のことずっとお慕いしてました!」
さやか「へ、へぇ~仁美が恭介をねぇ~」
仁美「1日だけお持ちします。わたくしは、明日の放課後上条君に告白いたします」
仁美「さやかさんも、どうか後悔なさらないよう決めてください」
仁美「それでは…」ペコッ
さやか「…」ボーッ
―――――
ほむら「…」
仁美「わたくし、上条恭介君のことずっとお慕いしてました!」
さやか「へ、へぇ~仁美が恭介をねぇ~」
仁美「1日だけお持ちします。わたくしは、明日の放課後上条君に告白いたします」
仁美「さやかさんも、どうか後悔なさらないよう決めてください」
仁美「それでは…」ペコッ
さやか「…」ボーッ
―――――
ほむら「…」
上条邸前・夜
~♪
さやか「…」
杏子「よぉ」
さやか「あんた…」
杏子「会わねぇのかよ」
さやか「あんたには関係ないでしょう?」
杏子「たった一度の奇跡をくだらないことに使いやがって。魔法なんてのは全部自分の為に使うものなんだよ」
杏子「巴マミはそんなことも教えてくれなかったのか?」
さやか「っ…!」ムカァ
さやか「許さない!あんただけは絶対に!」
杏子「いいね、そういうシンプルなのな方があたし好みだ」
~♪
さやか「…」
杏子「よぉ」
さやか「あんた…」
杏子「会わねぇのかよ」
さやか「あんたには関係ないでしょう?」
杏子「たった一度の奇跡をくだらないことに使いやがって。魔法なんてのは全部自分の為に使うものなんだよ」
杏子「巴マミはそんなことも教えてくれなかったのか?」
さやか「っ…!」ムカァ
さやか「許さない!あんただけは絶対に!」
杏子「いいね、そういうシンプルなのな方があたし好みだ」
歩道橋
杏子「ここなら遠慮はいらねぇ。派手にやろうぜ」ヘンシン、パァー
さやか「…」スッ
まどか「ダメだよさやかちゃん!こんなの絶対おかしいよ!」
さやか「まどか…」
杏子「へ、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだな」
ほむら「あなたはどうなの?」
杏子「イレギュラー!?」
ほむら「美樹さやかからは手を引きなさい。さやかあなたもよ」
さやか「まどかもほむらも黙ってて!これは、あたしの戦いなの」バッ
まどか「っ…!」
まどか「さやかちゃん、ごめん!」バシッ
ほむら「!まどか、ダメよやめなさ、」
まどか「ソーイ!」
杏子「ここなら遠慮はいらねぇ。派手にやろうぜ」ヘンシン、パァー
さやか「…」スッ
まどか「ダメだよさやかちゃん!こんなの絶対おかしいよ!」
さやか「まどか…」
杏子「へ、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだな」
ほむら「あなたはどうなの?」
杏子「イレギュラー!?」
ほむら「美樹さやかからは手を引きなさい。さやかあなたもよ」
さやか「まどかもほむらも黙ってて!これは、あたしの戦いなの」バッ
まどか「っ…!」
まどか「さやかちゃん、ごめん!」バシッ
ほむら「!まどか、ダメよやめなさ、」
まどか「ソーイ!」
ほむら「いけない!」カチッ、シュン
さやか「まどか、あんた!」
まどか「だって、こうしなきゃ…さやかちゃん」
さやか「だからって…あ…」ガクッ
まどか「え、さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん!?どうしたの、冗談やめてよさやかちゃん!!」
杏子「…!」ガシッ
まどか「やめて、酷いことしないで!」
杏子「どういうことだよ!?……こいつ死んでるじゃねぇか!」
まどか「え…」
QB「今のは拙かったよ。まどか…よりにもよって友達を投げ捨てるなんて…」
まどか「どういう…こと…」
さやか「まどか、あんた!」
まどか「だって、こうしなきゃ…さやかちゃん」
さやか「だからって…あ…」ガクッ
まどか「え、さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん!?どうしたの、冗談やめてよさやかちゃん!!」
杏子「…!」ガシッ
まどか「やめて、酷いことしないで!」
杏子「どういうことだよ!?……こいつ死んでるじゃねぇか!」
まどか「え…」
QB「今のは拙かったよ。まどか…よりにもよって友達を投げ捨てるなんて…」
まどか「どういう…こと…」
―――――
―――
―
杏子「それじゃああたし達、ゾンビにされちまったようなもんじゃねぇか!?」
まどか「エグさやかちゃん…グスごめん、さやかちゃん…ごめんねぇ…」ギュゥ、ポロポロ…
シュン
ほむら「はぁ…はぁ…」スッ
さやか「…」ギュ
さやか「かは……!?」
まどか「さやかちゃん!」ダキッ
さやか「まどか?」
まどか「よかった!よかったぁ…」ポロポロ
さやか「え……なに………?」
ほむら「…」
杏子「…ッ」
―――
―
杏子「それじゃああたし達、ゾンビにされちまったようなもんじゃねぇか!?」
まどか「エグさやかちゃん…グスごめん、さやかちゃん…ごめんねぇ…」ギュゥ、ポロポロ…
シュン
ほむら「はぁ…はぁ…」スッ
さやか「…」ギュ
さやか「かは……!?」
まどか「さやかちゃん!」ダキッ
さやか「まどか?」
まどか「よかった!よかったぁ…」ポロポロ
さやか「え……なに………?」
ほむら「…」
杏子「…ッ」
翌日
放課後・公園
上条「志筑さんって、帰り道こっちだっけ?」
仁美「本当はぜんぜん逆方向ですの」
―――
―
さやか「…」スッ
スタスタ
放課後・公園
上条「志筑さんって、帰り道こっちだっけ?」
仁美「本当はぜんぜん逆方向ですの」
―――
―
さやか「…」スッ
スタスタ
マミホーム
ほむら「お邪魔します」
まどか「お邪魔…します…」
マミ「なんだか久し振りね」
ほむら「そうかしら?」
マミ「ええ、なんレス振りかしら?」
ほむら「どういう意味?」
マミ「ふふ、冗談よ」
ほむら「冗談を言える程度には回復したのかしら」
マミ「ええ、どうにか」
ほむら「グリーフシードよ使いなさい」
マミ「ありがとう。暁美さん」
ほむら「お茶を入れるわ」
マミ「ありがとう…」
ほむら「いいのよ」スタスタ
ほむら「お邪魔します」
まどか「お邪魔…します…」
マミ「なんだか久し振りね」
ほむら「そうかしら?」
マミ「ええ、なんレス振りかしら?」
ほむら「どういう意味?」
マミ「ふふ、冗談よ」
ほむら「冗談を言える程度には回復したのかしら」
マミ「ええ、どうにか」
ほむら「グリーフシードよ使いなさい」
マミ「ありがとう。暁美さん」
ほむら「お茶を入れるわ」
マミ「ありがとう…」
ほむら「いいのよ」スタスタ
マミ「鹿目さん、どうかした…」
まどか「…」フルフル
マミ「そう?元気が無いように見えたから…」
まどか「…」
ガチャ
ほむら「お待たせ」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「まどか。悪いのだけど席を外してもらえないかしら?」
まどか「え…うん…」
ほむら「ごめんなさいね」
まどか「ううん」
まどか「それじゃあ、マミさんまた…」
マミ「ええ。またね、鹿目さん」
ガチャ、バタン…
まどか「…」フルフル
マミ「そう?元気が無いように見えたから…」
まどか「…」
ガチャ
ほむら「お待たせ」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「まどか。悪いのだけど席を外してもらえないかしら?」
まどか「え…うん…」
ほむら「ごめんなさいね」
まどか「ううん」
まどか「それじゃあ、マミさんまた…」
マミ「ええ。またね、鹿目さん」
ガチャ、バタン…
マミ「それで、鹿目さんに外してもらったって言うことは、なにか大事な話なのかしら?」
ほむら「ええ、ソウルジェムの真実よ…」
―――――
―――
―
まどか「わたしは、なんにも出来ないな…」
まどか「…」
まどか「あれは…」
ほむら「ええ、ソウルジェムの真実よ…」
―――――
―――
―
まどか「わたしは、なんにも出来ないな…」
まどか「…」
まどか「あれは…」
街中・夕方
杏子「いつまでもしょげたんじゃねぇぞボンクラ」
さやか「あんた…」
杏子「そう身構えるなよ。別にやり合おうってわけじゃないんだ」
さやか「じゃんなんなのよ…」
杏子「ちょっと付き合いな…」
杏子「いつまでもしょげたんじゃねぇぞボンクラ」
さやか「あんた…」
杏子「そう身構えるなよ。別にやり合おうってわけじゃないんだ」
さやか「じゃんなんなのよ…」
杏子「ちょっと付き合いな…」
廃教会
杏子「ここはさ、あたしの親父の教会だったんだ」
さやか「…」
杏子「正直すぎて優しすぎる人だった」
―――――
―――
―
杏子「ここはさ、あたしの親父の教会だったんだ」
さやか「…」
杏子「正直すぎて優しすぎる人だった」
―――――
―――
―
杏子「だからさ。あんたも好き勝手にやりなよ」
さやか「あたし、あんたのこと誤解してたごめん。そのことは謝る」
杏子「じゃあ」
さやか「でも、あたしは。絶対に他人の為に魔法を使わない」
杏子「なんでだよ!バカ野郎、あたしらは魔法少女なんだ!他に同類なんかいねぇんだ!」
さやか「あたしは、あたしのやり方で戦う。あたしは人を助ける」スッ、スタスタ
杏子「なんだよ…それ…!」ワナワナ
さやか「それがあたしの最後の、ちっぽけな勇気だから…」ボソッ
ギー、バタン…
杏子「なんなんだよ、なんなんだよ!クソッ!!」
さやか「あたし、あんたのこと誤解してたごめん。そのことは謝る」
杏子「じゃあ」
さやか「でも、あたしは。絶対に他人の為に魔法を使わない」
杏子「なんでだよ!バカ野郎、あたしらは魔法少女なんだ!他に同類なんかいねぇんだ!」
さやか「あたしは、あたしのやり方で戦う。あたしは人を助ける」スッ、スタスタ
杏子「なんだよ…それ…!」ワナワナ
さやか「それがあたしの最後の、ちっぽけな勇気だから…」ボソッ
ギー、バタン…
杏子「なんなんだよ、なんなんだよ!クソッ!!」
街中・夕暮れ
さやか(とは言ったものの…)
恭介『~』
仁美『~』
さやか(……恭介)グスッ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「…まどか?」
まどか「……なにか、あった?」
さやか「…まどか、ちょっと話さない?」
まどか「え、う…うん…」
さやか(とは言ったものの…)
恭介『~』
仁美『~』
さやか(……恭介)グスッ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「…まどか?」
まどか「……なにか、あった?」
さやか「…まどか、ちょっと話さない?」
まどか「え、う…うん…」
余計な茶々をいれるな
公園・夜
さやか「仁美ね、恭介のこと…好きなんだって」
まどか「…」
さやか「あたし、最低なこと考えちゃった。あの時、仁美を助けなければってほんの一瞬だけ考えちゃった」
さやか「最悪だよね?正義の味方失格だよ…マミさんに顔向け出来ない…」
まどか「さやかちゃん…」ダキッ、ギュゥ
さやか「仁美に恭介を取られちゃったよぉ…」ポロポロ
まどか(さやかちゃん…)
さやか「けどあたし、なにも出来なかった…だってあたし死んでるんだもん!ゾンビだもん!」
さやか「抱きしめてなんて言えない…キスしてなんて言えないよぉ…」ポロポロ
まどか(さやかちゃん。わたし…わたしなら…)グッ
さやか「仁美ね、恭介のこと…好きなんだって」
まどか「…」
さやか「あたし、最低なこと考えちゃった。あの時、仁美を助けなければってほんの一瞬だけ考えちゃった」
さやか「最悪だよね?正義の味方失格だよ…マミさんに顔向け出来ない…」
まどか「さやかちゃん…」ダキッ、ギュゥ
さやか「仁美に恭介を取られちゃったよぉ…」ポロポロ
まどか(さやかちゃん…)
さやか「けどあたし、なにも出来なかった…だってあたし死んでるんだもん!ゾンビだもん!」
さやか「抱きしめてなんて言えない…キスしてなんて言えないよぉ…」ポロポロ
まどか(さやかちゃん。わたし…わたしなら…)グッ
まどか「わたしじゃ…ダメかな…」ボソッ
さやか「グス……え…?」
まどか「わたしじゃ、上条君の代わりにならないかな?」
さやか「まど、か…?なに言ったて…」
まどか「わたし、わたしね…さやかちゃんのことが好き!」
さやかえ?」
まどか「ずっと、好きだったの。さやかちゃんのこと!」
まどか「笑いかけてくれる笑顔が好き、抱きしめくれる腕が好き、名前を呼んでくれる声が好き…」
まどか「優しく撫でてくれる、手を繋いでくれる、蹲ってたわたしを引っ張りあげてくれたさやかちゃんの手が大好き!」
まどか「ずっと、ずっと…好きだったの!」
さやか「まどか…」
さやか「グス……え…?」
まどか「わたしじゃ、上条君の代わりにならないかな?」
さやか「まど、か…?なに言ったて…」
まどか「わたし、わたしね…さやかちゃんのことが好き!」
さやかえ?」
まどか「ずっと、好きだったの。さやかちゃんのこと!」
まどか「笑いかけてくれる笑顔が好き、抱きしめくれる腕が好き、名前を呼んでくれる声が好き…」
まどか「優しく撫でてくれる、手を繋いでくれる、蹲ってたわたしを引っ張りあげてくれたさやかちゃんの手が大好き!」
まどか「ずっと、ずっと…好きだったの!」
さやか「まどか…」
さやか「レズとかマジ無理だわ」
まどか「」
ほむら「」
まどか「付き合って…欲しいな?」ニコ
さやか「まどか…」グシグシ
さやか「そんなにもあたしのこと…」
さやか「気付いてあげられなくてごめんね、それと…ありがとう」
さやか「けど…」
まどか「…」ビクッ
さやか「ごめん。少し考えさせて…」
スッ
さやか「ごめん…」
タッタッタッ
まどか「さやかちゃん…」ポロポロ
まどか「うぅ…うわぁあぁ…」ポロポロポロ
さやか「まどか…」グシグシ
さやか「そんなにもあたしのこと…」
さやか「気付いてあげられなくてごめんね、それと…ありがとう」
さやか「けど…」
まどか「…」ビクッ
さやか「ごめん。少し考えさせて…」
スッ
さやか「ごめん…」
タッタッタッ
まどか「さやかちゃん…」ポロポロ
まどか「うぅ…うわぁあぁ…」ポロポロポロ
ほむら「…」
スタスタ
さやか「…」
タッタッタッ
ほむら(あれは…)
スタスタ
さやか「…」
タッタッタッ
ほむら(あれは…)
さやか「うう…ごめん。ごめんね、まどかぁ…」スタスタ
ほむら「…」スタスタ
さやか「……」グシ、スタスタスタ
ほむら「……」スタスタスタ
さやか「………エグ」スタスタスタスタ
ほむら………」スタスタスタスタ
さやか「いつまで着いてんのよ…」グシッ
ほむら「そうね。あなたが、心を開いて話をしたくなるまでかしら」
さやか「なによ…それ…」
ほむら「…」
ほむら「…」スタスタ
さやか「……」グシ、スタスタスタ
ほむら「……」スタスタスタ
さやか「………エグ」スタスタスタスタ
ほむら………」スタスタスタスタ
さやか「いつまで着いてんのよ…」グシッ
ほむら「そうね。あなたが、心を開いて話をしたくなるまでかしら」
さやか「なによ…それ…」
ほむら「…」
駅のベンチ・深夜
さやか「とまぁ、そういうわけよ…」
ほむら「そう…」
さやか「あはは、なんか話したらすっきりした。ありがとね?ほむら…」
ほむら「友達…なんでしょう?」
さやか「あは、そだね」
ほむら「…」
ほむら「あなたも出てきたら…?」
杏子「…」スッ
さやか「あんた…」
杏子「隣…いいか?」
さやか「…うん」
ストン
杏子「…」スッ、ピリピリ
杏子「…あん」ポキッ
さやか「とまぁ、そういうわけよ…」
ほむら「そう…」
さやか「あはは、なんか話したらすっきりした。ありがとね?ほむら…」
ほむら「友達…なんでしょう?」
さやか「あは、そだね」
ほむら「…」
ほむら「あなたも出てきたら…?」
杏子「…」スッ
さやか「あんた…」
杏子「隣…いいか?」
さやか「…うん」
ストン
杏子「…」スッ、ピリピリ
杏子「…あん」ポキッ
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