元スレ美也「にぃにー! あっさだよー!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 = 314 :
橘さんあんなイケメンなのに…
352 = 334 :
純一「えっ──うんっ!そうだよ……」
純一(……あ、今さらだけど僕…告白しちゃったんだ!何だ急に恥ずかしく…)
七咲「へぇー…そうなんですか。でも、私いろいろと噂を聞いてるんですけど、先輩」
純一「えっ……?どういうのかな…?」
七咲「森島先輩のカップル事件」
純一「うっ……」
七咲「…深夜にクラスメイトと徘徊。次の日そのクラスメイトと一緒に登校」
純一(か、薫のことか…?)
七咲「……とある会場で女の子と泣き合いながら抱き合う」
純一「へっ……!? なんでそんなことまで──あっ……」
七咲「………先輩、私はいくらなんでもそんな人の為に頑張るっていうのは──」
七咲「──いささか、周りに公言しにくいんですが?」
純一「えっと、あの………あはは…」
353 = 272 :
>>288
噂が広まるの早すぎだろww
354 = 164 :
犬化も速効で広まるな
355 = 249 :
というかグラウンドの真ん中でやっちゃあな
356 = 334 :
七咲「──はぁ、本当に先輩って……犬みたいにこっちに、
こっちにわんわん、そっちにわんわん──してますよね」
純一「え、えーとその……」
七咲「──まぁいいんですよ、先輩」
純一「え?な、なにが…?」
七咲「先輩は先輩らしくて、いいんです。これからもそうしてください
……そうしてくださらないと、逆に困ってしまいます」
純一「ど、どういう意味かな?」
七咲「だって──先輩は、また色々と動いていたんでしょう?
誰かの為を思って、先輩は色んな人の周りを駆け回ってた」
七咲「先輩の言葉を借りるなら──これが私が知っている先輩です」
純一「な、七咲……」
七咲「ですから──……」すっ…
純一「え、ちょ七咲───…んむ!」
358 = 334 :
七咲「──これで、少しは先輩の知ってる私になれましたか…?」す…
純一「……な、なな七咲……ッ」
七咲「ふふっ……先輩、私はすっごく素直なこです。知ってますよね?」
純一「あ、ああ…うん、前にも言ってたね…」
七咲「ですから、私も素直に言っちゃいます──先輩……」
七咲「いつかは必ず、〝一番、七咲が好きだ〟って……言ってくれることを期待してますからね」
純一「え、あうん……わかったよ…」
七咲「では、これでっ。せんぱいっ、私──頑張りますから!こっちも期待しててくださいね!」たったった…
純一「………」ぼぉー
純一「──ハッ!? いつの間にか七咲がいない……!」
純一「……でも、言ってた言葉は覚えてる。」
純一「──一番、か………」
359 = 341 :
橘さんぱねえっす
360 = 334 :
校舎・とある廊下
「──はぁ、あたしが頑張ってる時に…あんたってなにしてんのよ」
薫「………堂々とグラウンドで告白とはね。やけちゃうわー」
薫「──……あたしは、確かにあんたが好きだった……でも、でも」
薫「……あんたが記憶がないと言われた時、あたしは少し嬉しかった」
薫「サイテーよね……だってアンタが困ってんのに。あたしはその状況が
……嘘でもいいから縋りつきたくなったの…」
薫「──記憶が無くなってしまったのなら、
もう一回やり直せるんじゃないかって……」
薫「あんたと一緒に、あたしも素直になって……
また、あの日々を過ごせるんじゃないかって……」
薫「………はぁ。なーに独り言言ってるんだろ、あたし」
361 = 334 :
薫(アイツに一度だけ、この状況になってアンタは何をしたいのって……言ったことあるけど)
薫(──それは、あたしが受け止めるべき言葉だった)
薫(この状況になって、一番戸惑ってるのは……あいつじゃない。
この私……あいつはもう、あんなに一人で走り回ってるじゃない…)
薫「──あーあ、いつ外国に行こうかなぁ……これも全部、アイツのせいねホント」すたすた…
「──……ッチ」
薫「──……あれは──」すた…
「────……本当に、グズ…─」カキカキ…
薫(メモ帳…?黒いメモ帳……そんなの使って何してんのかしら……)
薫「というか何を見てぶつぶついってんのかしら……ああ、純一か──」
薫(──ふーん……まぁ、それとなくわかってはいたけどさ)
「────」スタスタ…
薫「──あーりゃりゃ、これはご立腹のようでねぇ」
薫「……絢辻さん」
362 = 334 :
ちょい休憩
ごはんたべる
363 :
うんこ食べるのはやめとけ、な、悪いこと言わないから
危ないって…
364 = 268 :
またうんこか
365 = 262 :
黒幕きたか
でも>>1は行ったか
366 :
ちん毛ちゃん……
367 = 334 :
放課後
がやがや…
純一「……………」
純一(な、なんだろう……なんだか周りの人の目が僕に集まってる気がする…!)
純一「……ま、なんでかは分かるけどね」
純一(グラウンドでどうどうとあんなことやってしまったんだ……そりゃ誰だって気になるさ
教室に戻ったら、梅原も無言で親指立ててきたし……なんだよアイツ。誰のミカタなんだよ…)
「おーい、純一ぃ!」
純一「……え? あ、薫」
薫「よっ! この大胆破廉恥男!」
純一「や、やめろよ……僕はそんな醜い名称は嫌だよ」
薫「なによー。だったらなんて呼べばいいのよ?」
純一「……紳士、かな?」
薫「──みみをなめたり、グラウンドの真ん中で告白するのが紳士っていいたいワケ?」
368 = 334 :
純一「ばっ……!ちょ……! なにをいってるんだよお前…!!」
がやがや!がや!
薫「いいじゃないのよぉ~……だって事実なんだから、隠すことないじゃない。ひひひ!」
純一「こ、これ以上色々とややこしくさせるなよ…!
ま、まぁ僕が勝手にやってしまったことだけどさ…!」
薫「わかってるなら宜しい。んじゃ、純一。行くわよ」
純一「……え?どこにだよ?」
薫「はぁ? なに、あんた今朝のことも忘れたの?」
純一「え……ああ、あのメモ帳の切れ端のことか…」
薫「そそそ。その件でちょっと──わかったことがあるわ。だからきなさいっての」ずりずり!
純一「ちょ、なんで引き摺るんだよ薫……!!」
薫「なんでもなんでもないの!はやくきなさいって!」
純一「どっちもなんでもになってるぞ薫──うぉお!」ずささ…!
369 = 363 :
がや!
370 = 262 :
棚町さんつええ
371 = 334 :
ファミレス
純一「………」ムスー
薫「あ。あたし、チョコレートのマフィンアラモード、トッピングはバニラ、シロップ、オレンジで~」
純一「………」
薫「ほらほら~なにいじけてんのよ。あんたも頼みなさいって、ここはあたしのおごりよ~」
純一「……じゃあ、やきそば」
薫「やきそば? 純一おなかすいてるの?」
純一「……いや、わからないならそれでいいよ薫」
薫「そう? じゃあ彼はやきそばで~。よろしく!」
薫「はぁー…楽しみ。ここのバイトやめてから、この数日きてなかったからねぇ。
ここのすぃーつ美味しいのよ?あんたにもわけてあげよっか?」
純一「別にいいよ…それよりも、なんでここなんだ」
薫「んー…だって学校じゃアンタも話しにくいでしょ?
ここのほうが輝日東高の生徒もいないしさ」
純一「まぁ、そうだけどさ……」
372 = 262 :
やきそばってwww
373 = 334 :
純一「でも、あの連れて行き方はないだろ!
僕、かばんとか全部おいてきちまったんだぞ…!」
薫「いーじゃないの。どうせアンタは、帰っても教科書見なおしたりしないんだから」
純一「ったく……それで、今日はなにがわかったんだよ薫」
薫「ん? ああ、そうね……あきたきた!きたわよ純一ぃ!スィーツがっ」
純一「……はぁ~…」
数十分後
薫「はぁー……美味しかった。やっぱりここのは最高だわ~」
純一「うん、それは認める…そのスィーツも美味しかったし、
この焼そばだって麺がちょうどいい硬さで美味しかったよ」
薫「でしょー? ここの料理長がさ、けっこう食材にこだわっててさぁ
もともとはチェーン店だから基盤の材料使わないといけないんだけど」
薫「そこを押し切っての食材の味ってのをだしてて──」
純一「──なぁ、薫。ちょっといいか」
374 = 334 :
薫「──……もう、なによ純一ぃ。あたしが気持ち良く話してるって言うのに」
純一「ああ、でもその前に話すことがあるだろ」
薫「……ま。そうね、引き延ばすのもこれぐらいにしとくわ」
純一「引き延ばしてたのかよ……なんだよ、早く言えって」
薫「──とりあえず、今回の犯人はわかったわ」
純一「ほ、ほんとうか!?」
薫「うん、まぁ……確かな証拠ってのはなかったけど。
それでもあたしのカンは告げているの……」
純一「か、かんかよ……お前、それ大丈夫なのか?」
薫「大丈夫よ!……たぶん」
純一「…………」
薫「ま、とりあえずは──今日はその人をここに呼んでるの」
純一「………え?」
375 = 334 :
純一「よんでるって……その、犯人を?」
薫「そそそ。ここに、ファミレスに呼んでみました」
純一「だ、大丈夫なのかそれ!? え、だってお前それだと……」
薫「べっつに気にしなくていいわよ。確かに悪口書かれたことはムカつくけど…」
薫「……それよりも、アンタが大切だから」
純一「か、薫……お前…」
薫「──あれぇ、今さら棚町さんの魅力に気付きはじめちゃった?」
純一「か、からかうなよっ…! ま、まぁ…感謝はしてるけどさ」
薫「そうそう、感謝してよね~。その犯人、意外と誘うのは簡単だったんだけど…」ちらっ
からんからーん…
薫「──多分、その後がすっごく大変だと思うから。純一、頑張りなさいよ?」
377 = 334 :
純一「え──一体、だれだって言うんだ──」ちらっ…
「こんばんわ。棚町さん、橘君」
純一「えっ……」
薫「こんばんわ。えっとそしたら、あたしの横に座る?」
「ええ、お邪魔しても良いかしら」
純一「なんで……」
薫「──ちょっと、あんた何黙ってんのよ。ちゃんと挨拶しなさい!」
純一「え、だって…お前……この人は…」
「いや、いいのよ棚町さん。だっていきなり私が現れた誰だってびっくりするでしょう?」
絢辻「──ねぇ?橘君?」
378 = 262 :
きたか・・・
379 = 206 :
絢辻さんは裏表のない素敵な人です?
380 = 334 :
純一「いや、そんなことは……ないよ、絢辻さん」
絢辻「…そう? よかった、でも……橘君ならそう言ってくれると思ってたわ」
純一「そ、そうかな…? あはは……いだっ!?」げしっ
薫「…………」
純一(机の下で足を……ッ! わ、わかってるよ薫、飲み込まれるなって言いたいんだろ…)
絢辻「──それで、今日はどうして私を誘ってくれたの?
委員会の仕事で色々と忙しくて……それで少し、遅れてしまったけれど」
薫「ううん、別に気にしてないわよー。
とりあえず……純一が絢辻さんに言いたいことがあるみたいなのよ~」
純一(そ、そんな直球にこっちにふるのか……!?)
絢辻「──橘君が?えっと、なにかな?」
純一「え、えーとその……あの……」
絢辻「うん?」
純一「ええっとですね……あはは…」
純一(──い、言えるわけがないよ! か、薫の下駄箱に悪口をかいたメモを入れたのかって!)
381 = 334 :
純一(──でも、僕は……)じっ
絢辻「………?」
純一(薫の勘を信じるわけじゃないけど──僕は、絢辻さんの顔を見た瞬間……)
純一(──やっぱりこの人か、って思ってしまった自分がいる…)
純一(そう思う自分を否定したい気持ちもある……でも、それよりも先に。
僕の頭の中にはあの──もやもやが起こってしまっていた)
純一(──この人は、猫を被っていると。それは事実、もう本人からそうだって
言われてもいる……ただ、それだからって犯人と決め付けるにはおかしい)
純一(でも──僕は、彼女が犯人だと思っている)
純一「──……絢辻さん、さっき僕にいったことばがあるよね」
絢辻「えっ?……えっと、なんだったかしら。ごめんなさい、思い出せないわ」
純一「……橘君ならそう言ってくれると思ってた──そう、絢辻さんは言ったんだ」
382 = 334 :
絢辻「──……そうね、確かに言ったわ。それがなにかしら?」
純一「でもさ、これっておかしいよね?僕、の勘違いだったらあやまるけど…」
純一「──僕は、一昨日貴方に酷いことを言ったはずだ」
絢辻「…………」
純一「貴方は──貴方はそう、猫を被ってると。その性格良さそうな面持ちも、
人当たりの良さそうな性格も、勉強も運動もできるのも……」
純一「ただ、貴方が周りから良い風に見られるためのかぶりものだと…」
絢辻「…………」
純一「ここまで酷いことを言った覚えはないけど……それでも同じ意味合いな事を言ってしまった。
だから、僕は貴方に聞きたい」
純一「──なんでそう平気そうな顔で僕の前にいれられるのかな?
そう平気そうに、僕を信じてるみたいな言葉をいってれたの?」
純一「僕は──あれから絢辻さんと目を合わせない様、ずっとそらしてた。
だって気まずいからね。でも、絢辻さんはそうじゃない」
純一(──思い出せ……ここまで来てるんだ、思い出すんだ僕……!!
なぜ彼女はこうやって平然としてられるんだ? これは、これは絶対に僕の記憶と関係しているはずだ…!)
384 :
追いついたぜ
385 = 206 :
手帳か
386 = 334 :
純一(そもそもノープランで話を始めるじゃなかった……!
なんかみんな、真剣に僕の話をきいてるけど……なにも考えてないよ僕!)
純一「こうやって、絢辻さんは薫のお誘いだって断らずにきたんだよね?
それに、僕がいることだって知ってたはずだ」
純一(なぜ──絢辻さんはそんなことをしたんだ?
いくらなんでも、そんな自分の地位を貶める行為を簡単に……だって)
純一(いくらなんでも、僕という存在に知られたら……絢辻さんだって困るはずだ)
純一(なのに……なのに、ここは僕に会いに来たかったという線で見るのが正しいはずだ…
だから、なぜ…絢辻さんはここに……)
純一(──もしかして、怖くないのか?)
純一(ここで何かが暴露されても……絢辻さんにとって、なにも怖くない?
でもなんでだ、これは絢辻さんの人生…とまではいかないけど、それでも)
純一(残る学生生活に支障が至るのはあたりまえだ───ッッ……!?)
純一(──な、なんだよ…! またもやもやがきたっ……!!
これは大きい…確実に、紗江ちゃんや七咲と同じぐらいの奴だ……!)
388 = 334 :
純一(どうしだ…っ?このタイミング、というかいっつもタイミングが分からないから困ってるんだけど…
それでも、なにか──僕はなにか見て………)
絢辻「──さっきから黙ってしまって、どうしたの橘君」
純一「え……」
絢辻「もうっ! ちょっと寝ぼけてるんじゃない?
──私と橘君が不仲になってる…? ふふっ、橘君も面白い冗談を言うわね」
純一「え、でも僕は確かに……!」
絢辻「猫をかぶってるって? ……そうねぇ、でもそれって誰しもやってることじゃないの?
だって貴方も、高橋先生と会話してる時はねこをかぶってるでしょう?」
絢辻「誰だってやってること……そこまで重く受け止めてる橘君って…意外とピュアなのね。
誰しも日常生活でやってることを、橘君に言われても……まぁ、あのときはちょっとびっくりしたけどね」
純一「なにを、いって──……」
絢辻「ねぇ、橘君。わたしがなんで今日ここに来たかっていうとね…それはあやまりたかったの」
純一「え……?」
絢辻「……だって、一昨日のことがあるって君も言ってくれたじゃない。
あの時のこと、私もすこし気になってたんだから」
389 = 262 :
絢辻さんは裏表のない怖い人です!
390 = 309 :
デブはスルーか
391 :
デブじゃねーし
アイドルになってるってことはデブじゃねーし
ぽっちゃりな梨穂子の方が良いけど
392 = 334 :
純一「気になって…?」
絢辻「ええ、だって──とても橘君、困ってた顔してたんだもの。
これは委員長の私として、ほっとけるわけないわ」
純一「でも、あの時は──」
絢辻「それに、貴方が前に錯乱したときだって、私はちゃんと保健室に連れて行ってあげたわ。
覚えてる?そんな風に私は周りをちゃんと見てるつもり。だから」
絢辻「今の貴方の慌てようも、ちょっとした勘違いなのよ」
純一「勘違いなわけ──」
絢辻「私は委員長。周りのことをよく見てる──って言ったわよね?
だから橘君の…その、素行の悪さもいろいろとしってるわ……」
絢辻「……でも、私は貴方がどんなに凄いことを言っても、なにかしら困ったこと言っても
ちゃーんと聞いてあげる。意味が分からないって無視もしないし、相談にも乗ってあげるわ」
絢辻「──だから、橘くん。なにか悩みがあるなら私が聞くわよ?」
純一「な、悩みなんて──」
純一(な、なんだこれ……いつのまにか、僕がおかしくなったような感じにされてる…!?
どうして、どこでそんなことに…!?)
393 = 261 :
さすが胸の無い絢辻さん!
394 = 363 :
まぁたしかに急に四足歩行になったりするし相当おかしいけどな
396 = 334 :
純一(だ、だめだ……なにもかも話のつながり断たれてしまった…
そもそも何も考えずに話しだした僕も悪いんだけど…)
純一(──だめだ、ここで諦めちゃ…ちゃんと理解するんだ。
絢辻さんはなにを知っている?──それは、僕にしか知らない事実を知っていた。
絢辻さんはなにを考えている?──それは、僕に猫を被ってることを黙ってほしい。
絢辻さんはなにを思っている?──それは、それは………)
純一(──ここだ、ここがわからない…だって、絢辻さんは…僕の知っているまでの絢辻さんと、
何かが根本的に違っているような気がするんだ……)
純一(ここはもう──素直に、絢辻さんに悪口をかいたメモのことを言った方がいいのか…?
でも──それも、さっきみたいにのらりくらりと返されそうな気がする……)
純一(元々、絢辻さんが犯人だって決めたことも薫の勘だし……これじゃ勝ち目がないじゃないか!)
397 = 334 :
純一「っ……!」
純一(──これはもう、『思い出す記憶』に頼るしかない。このもやもやをどうにかするしか……!)
純一(なにか、原因となるものは……頑張れ、僕…!
このもやもやをどうにかする…!近くにあるはずなんだ、この原因が!)
純一「………?」じっ
絢辻「………?」
純一(顔──? いや、違う。そうじゃない…顔ならいつも見てた。
だからってもやもやが起こったことは……ちょっとだけだった)
純一(じゃあ、何にこれは反応して───)
純一「…………絢辻さん、少し。聞いても良いかな?」
絢辻「あら、相談かしら? いいわよ、それをききに此処に来たようなものだから」
純一「ありがとう。絢辻さん……そしたらさ、明日の日程教えてくれない?」
絢辻「っ……え?明日の日程かしら?」
純一「うん、お願いするよ」
398 :
しえん
400 = 363 :
肩って言ったヤツ屋上
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