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    元スレ美也「にぃにー! あっさだよー!!」

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    252 :

    寝ようと思ってたのに…支援

    253 = 175 :

    「そ、そうなのか……凄いんだな、薫」

    「まーねぇ。でも、それはいいのよ純一、あんた……このメモ用紙には見覚えある?」

    「……いやぁ、ないなぁ…もちろん、筆記にも見覚えがない。明らかに僕じゃないと思うよ」

    「……そうね、やっぱりこれは誰かの仕業だと見ていいわ」

    「純一、気をつけなさい…」

    「な、なんだよ…ちゃんと気を付けるさ。お前こそあぶないんじゃないんか」

    「……あたしは大丈夫。たぶん、あたしは狙われたんじゃなくて──使わされた。ただ、それだけ」

    「そうなのか……よくわからないけど、僕大変な目に逢ってるんだな……」

    「理由が分かってない分、さらに最悪ね。でも。これは思っても良いじゃないしら……」

    「確実に今回のことを起こした奴は──あんたの記憶がないことを知っている。わかっている」

    「なら、その事件の真相を暴けば……見つかるかもしれない、アンタの記憶も」

    「なるほど……」

    254 = 175 :

    ごめん目がかすんで文字が打てない
    昼までには起きると思う

    残ってたら続き書きます…落ちたらパー速にでも続きをかく

    255 = 228 :

    おやすみ
    ちゃんとトイレ行って寝ろよ

    256 :

    ひとまず乙

    257 = 164 :

    とりあえず乙
    落ちたらパー速じゃなくてSS速報な

    258 :

    おつ

    259 = 168 :

    捕手

    260 = 166 :

    とりあえず乙

    261 :

    保守任せた

    262 :

    保守時間頼む

    263 :

    不安ならSS速報行こうぜ
    保守

    264 = 262 :

    落ちたらな

    269 = 262 :

    272 :

    273 :

    もじゃもじゃああ!!

    274 :

    薫ペロペロ

    275 = 160 :

    七咲ペロペロ

    276 = 262 :

    梨穂子むにむに

    277 = 273 :

    もじゃ

    280 = 262 :

    梨穂子はまだかなあ!

    281 = 262 :

    梨穂子はまだかなあ!!

    282 :

    梨穂子が一番可愛い

    283 :

    スト子が一番可愛い

    284 :

    美也は俺の妹

    285 = 262 :

    >>284
    お義兄さんじゃないですか

    286 :

    おk
    保守どうもです
    今から書くよ

    287 = 267 :

    >>286
    きたーーー!

    288 = 286 :

    「──でもあれよね、なんであんたその謎の人物に嫌われてるのよ?」

    「わ、わからないよ……分かったら苦労はしないさ」

    「まぁそうよね。でも、これはいいアドバンテージになるわ──だって、あたしが
      アンタを嫌いになることが相手側の狙いだったとしても……あたしは上手くいかなかった」

    「そうだね、こうやって和解もできてる」

    「……そう、だから相手はあたしがあんたと〝記憶がない事実〟を共有してることを知らない……人物になる」

    「………けっこうな人がいるんだけど。というか、ほとんどじゃないか」

    「───………」

    「薫?」

    「──とりあえず、今日一日は気を付けて純一。あたしも色々と聞いて回るから。
      下駄箱に誰か近づいてなかったとか、色々ね」

    「お、おう……わかった。お前も気をつけろよ薫」

    「てーんきゅ!」

    289 = 272 :

    きたか

    290 = 286 :

    廊下

    (気を付けてか──……薫のことも心配だけど、なんだろうなこれって…
       薫のことを悪く書いたメモ…それが僕だけしか知らない事実…)

    (一体ぜんたい、僕は誰に嫌われてるんだ……?)

    (……もしかして、この──)ごそごそ…

    (──公園で見つけた手紙の、金の仮面さんが……僕のことを…?
       まさか、でも…記憶がないことを知ってるのは薫とこの金の仮面さんだけだ…)

    (それでもこの手紙は、僕を励ます内容だけだった…まるで頑張れって言ってるような。
       それでいて、この記憶がない僕を知っているような…)

    「──ああ、だめだ…全然わからないよ。僕ってばそう難しことなんて、
       頭良くないし考えてもわかることないしなぁ」

    「とりあえず……教室にでも戻るか…」

    「……待てよ、教室……?」

    『(──今、ものすごく視線を感じたような気がする…。
       確かに今は、薫がいるからクラス中が注目してるけど…)』

    「確か僕は教室で──……」

    『(誰だったんだろう……とにかく確かに視線は感じたし、
       それは……僕に向けてのような気がする…)』

    291 = 262 :

    おかえりしえん

    292 = 286 :

    「誰かに、見られていた気がしていた……?で、でもそれってただの気のせいかもしれないし…」

    「……………っこれは!…」

    「──きた、これだ……きたぞ。頭のもやもやだ……!!
       あの時はならなかったのに、その時のことを思い返しただけで…頭のもやもやが出てきた…!!」

    (また、なにかを思い出しそうになってるのか…? でも、これは昨日の紗江ちゃんの時とか…
       今までてきたやつより、全然小さい……なにか足りないのかな)

    (それに、昨日の紗江ちゃんのりぼんのこともある……アレを触れたら、僕は紗江ちゃんのことを全て思い出した…
       ──あ!しまった!)

    「そのことを薫にいってないじゃないか! い、いまからでも言いに行かなくちゃ……!!」くるっ

    だだだだ…!

    体育館裏

    「はぁっ……はぁっ……まったく、あいつは何処に行ったんだよ。
       教室にもいないし、職員室にもいないしさ……うん?」

    ガサガサ…

    「なんだろう──あれは。なにか黒いのが動いてる…」

    293 = 286 :

    ガサガサ…ぴょこ!

    「──……あ。お前……ぷーじゃないか」

    ニャー

    「久しぶりに見た気がするな。お前、元気にしてたか?」

    ニャ~

    「そうか、元気にしてたか。
       あはは。でも、相変らず触らせてくれない位置を陣取るんだなお前さんは…」

    ニャッ

    「──うん、どこいくんだぷー。待ってくれよ」すっ

    タッタッタ…

    「おーい。待てってば、何処行くんだよ──……って、七咲じゃないか」

    七咲「──先、輩……?」

    「うん、僕だよ。こんなところでなにをしてるんだ七咲…ラーメンでも食べてるの?」

    七咲「た、たべてないですよ……ただぷーに会いにちょっと…」

    294 = 235 :

    犯人は梅原

    295 = 286 :

    「へー……そしたら、毎日会いに来てるの?」

    七咲「ええ、まぁ……今日はちょっと早めに会いに来ましたけど……」

    「……?」

    (どうしたんだろう? 今日の七咲、なんだか元気がないな。
       具合でも悪いんだろうか?)

    「──七咲、今日はちょっと大人しいね。なにかあったの?」

    七咲「え……? い、いや…そうでもないですよ…はい」

    「そうでもない様には見えないけど……七咲、またなにか相談でもあるの?───っっ!!?」びくん!

    七咲「っ──いえ、そんな、ことは……っ…」

    (…なん──だ、これ……またきた!頭のもやもやが……!!
       これは……これは、紗江ちゃんの時と同じぐらいの……もやもやだ…!!)

    七咲「──先輩、その……ひとつ聞いても良いですか…?」

    「──え? うんいいけど……」

    (──待て、待て待て…どうしてこのタイミングで…僕のもやもやも出てくるんだ…っ!?)

    296 = 286 :

    七咲「えっとその、ですね……」

    (なんてことだ…このタイミングで出なくても良いだろ…っ!
       今は七咲のことに集中しなくちゃいけないっていうのに……!)

    七咲「──先輩は、私のこと軽蔑してますか……?」

    「……はい? な、七咲……なにをいってるんだ?」

    七咲「っ……いいえ、分かってるんです。私……こんな弱い私ですから、
       先輩に頼りっきりで…それで、それで……」

    「い、いやいや。待ってよ、七咲。僕はなんのことだがさっぱりなんだけど…?」

    七咲「──……今日、私の机の上に…落書きがされてあったんです…」

    「落書き──…?」

    七咲「……はい、それに書かれてたことは…その、色々と酷いことをかかれてまして…」

    「酷いことって……七咲のことを?」

    七咲「はい……ちょっとそれが、こたえてしまって…こう、自分が見ないようにしてたことを…
       無視をしようとしていたことを…全て…問い詰める様に書いてあって…」

    297 :

    さるよけ

    298 :

    七咲かわいいよ七咲

    300 = 286 :

    「そ、そんな酷いことが描かれてたのか…?」

    七咲「はい……それでちょっと、教室を抜け出して…ぷーに…ぷーに…」

    (──え、ま、まさか…あの七咲が泣きそうになってる?……嘘だろう。
       僕の知ってる限りじゃ、七咲は強い心を持った子だと思ってた…)

    (それほどまで──……酷い落書きだったのかな。
       誰だよ書いた奴は! 七咲をこんなことにして……!)

    「……ん? ひどい落書き…?」

    (……まさか、これって薫の時と同じように…謎の人物がやったことなのか!?
       なんで七咲にも……いや、こんなことを考えても仕方ない)

    「な、七咲……その落書きには、どんなことを書かれてたの?」

    七咲「……………」

    「七咲……?」

    七咲「──先輩は、本当は……なにを考えているんですか…」


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