私的良スレ書庫
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元スレ美也「にぃにー! あっさだよー!!」
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純一「そ、そうなのか……凄いんだな、薫」
薫「まーねぇ。でも、それはいいのよ純一、あんた……このメモ用紙には見覚えある?」
純一「……いやぁ、ないなぁ…もちろん、筆記にも見覚えがない。明らかに僕じゃないと思うよ」
薫「……そうね、やっぱりこれは誰かの仕業だと見ていいわ」
薫「純一、気をつけなさい…」
純一「な、なんだよ…ちゃんと気を付けるさ。お前こそあぶないんじゃないんか」
薫「……あたしは大丈夫。たぶん、あたしは狙われたんじゃなくて──使わされた。ただ、それだけ」
純一「そうなのか……よくわからないけど、僕大変な目に逢ってるんだな……」
薫「理由が分かってない分、さらに最悪ね。でも。これは思っても良いじゃないしら……」
薫「確実に今回のことを起こした奴は──あんたの記憶がないことを知っている。わかっている」
薫「なら、その事件の真相を暴けば……見つかるかもしれない、アンタの記憶も」
純一「なるほど……」
薫「まーねぇ。でも、それはいいのよ純一、あんた……このメモ用紙には見覚えある?」
純一「……いやぁ、ないなぁ…もちろん、筆記にも見覚えがない。明らかに僕じゃないと思うよ」
薫「……そうね、やっぱりこれは誰かの仕業だと見ていいわ」
薫「純一、気をつけなさい…」
純一「な、なんだよ…ちゃんと気を付けるさ。お前こそあぶないんじゃないんか」
薫「……あたしは大丈夫。たぶん、あたしは狙われたんじゃなくて──使わされた。ただ、それだけ」
純一「そうなのか……よくわからないけど、僕大変な目に逢ってるんだな……」
薫「理由が分かってない分、さらに最悪ね。でも。これは思っても良いじゃないしら……」
薫「確実に今回のことを起こした奴は──あんたの記憶がないことを知っている。わかっている」
薫「なら、その事件の真相を暴けば……見つかるかもしれない、アンタの記憶も」
純一「なるほど……」
ごめん目がかすんで文字が打てない
昼までには起きると思う
残ってたら続き書きます…落ちたらパー速にでも続きをかく
昼までには起きると思う
残ってたら続き書きます…落ちたらパー速にでも続きをかく
>>284
お義兄さんじゃないですか
お義兄さんじゃないですか
>>286
きたーーー!
きたーーー!
薫「──でもあれよね、なんであんたその謎の人物に嫌われてるのよ?」
純一「わ、わからないよ……分かったら苦労はしないさ」
薫「まぁそうよね。でも、これはいいアドバンテージになるわ──だって、あたしが
アンタを嫌いになることが相手側の狙いだったとしても……あたしは上手くいかなかった」
純一「そうだね、こうやって和解もできてる」
薫「……そう、だから相手はあたしがあんたと〝記憶がない事実〟を共有してることを知らない……人物になる」
純一「………けっこうな人がいるんだけど。というか、ほとんどじゃないか」
薫「───………」
純一「薫?」
薫「──とりあえず、今日一日は気を付けて純一。あたしも色々と聞いて回るから。
下駄箱に誰か近づいてなかったとか、色々ね」
純一「お、おう……わかった。お前も気をつけろよ薫」
薫「てーんきゅ!」
純一「わ、わからないよ……分かったら苦労はしないさ」
薫「まぁそうよね。でも、これはいいアドバンテージになるわ──だって、あたしが
アンタを嫌いになることが相手側の狙いだったとしても……あたしは上手くいかなかった」
純一「そうだね、こうやって和解もできてる」
薫「……そう、だから相手はあたしがあんたと〝記憶がない事実〟を共有してることを知らない……人物になる」
純一「………けっこうな人がいるんだけど。というか、ほとんどじゃないか」
薫「───………」
純一「薫?」
薫「──とりあえず、今日一日は気を付けて純一。あたしも色々と聞いて回るから。
下駄箱に誰か近づいてなかったとか、色々ね」
純一「お、おう……わかった。お前も気をつけろよ薫」
薫「てーんきゅ!」
廊下
純一(気を付けてか──……薫のことも心配だけど、なんだろうなこれって…
薫のことを悪く書いたメモ…それが僕だけしか知らない事実…)
純一(一体ぜんたい、僕は誰に嫌われてるんだ……?)
純一(……もしかして、この──)ごそごそ…
純一(──公園で見つけた手紙の、金の仮面さんが……僕のことを…?
まさか、でも…記憶がないことを知ってるのは薫とこの金の仮面さんだけだ…)
純一(それでもこの手紙は、僕を励ます内容だけだった…まるで頑張れって言ってるような。
それでいて、この記憶がない僕を知っているような…)
純一「──ああ、だめだ…全然わからないよ。僕ってばそう難しことなんて、
頭良くないし考えてもわかることないしなぁ」
純一「とりあえず……教室にでも戻るか…」
純一「……待てよ、教室……?」
『(──今、ものすごく視線を感じたような気がする…。
確かに今は、薫がいるからクラス中が注目してるけど…)』
純一「確か僕は教室で──……」
『(誰だったんだろう……とにかく確かに視線は感じたし、
それは……僕に向けてのような気がする…)』
純一(気を付けてか──……薫のことも心配だけど、なんだろうなこれって…
薫のことを悪く書いたメモ…それが僕だけしか知らない事実…)
純一(一体ぜんたい、僕は誰に嫌われてるんだ……?)
純一(……もしかして、この──)ごそごそ…
純一(──公園で見つけた手紙の、金の仮面さんが……僕のことを…?
まさか、でも…記憶がないことを知ってるのは薫とこの金の仮面さんだけだ…)
純一(それでもこの手紙は、僕を励ます内容だけだった…まるで頑張れって言ってるような。
それでいて、この記憶がない僕を知っているような…)
純一「──ああ、だめだ…全然わからないよ。僕ってばそう難しことなんて、
頭良くないし考えてもわかることないしなぁ」
純一「とりあえず……教室にでも戻るか…」
純一「……待てよ、教室……?」
『(──今、ものすごく視線を感じたような気がする…。
確かに今は、薫がいるからクラス中が注目してるけど…)』
純一「確か僕は教室で──……」
『(誰だったんだろう……とにかく確かに視線は感じたし、
それは……僕に向けてのような気がする…)』
純一「誰かに、見られていた気がしていた……?で、でもそれってただの気のせいかもしれないし…」
純一「……………っこれは!…」
純一「──きた、これだ……きたぞ。頭のもやもやだ……!!
あの時はならなかったのに、その時のことを思い返しただけで…頭のもやもやが出てきた…!!」
純一(また、なにかを思い出しそうになってるのか…? でも、これは昨日の紗江ちゃんの時とか…
今までてきたやつより、全然小さい……なにか足りないのかな)
純一(それに、昨日の紗江ちゃんのりぼんのこともある……アレを触れたら、僕は紗江ちゃんのことを全て思い出した…
──あ!しまった!)
純一「そのことを薫にいってないじゃないか! い、いまからでも言いに行かなくちゃ……!!」くるっ
だだだだ…!
体育館裏
純一「はぁっ……はぁっ……まったく、あいつは何処に行ったんだよ。
教室にもいないし、職員室にもいないしさ……うん?」
ガサガサ…
純一「なんだろう──あれは。なにか黒いのが動いてる…」
純一「……………っこれは!…」
純一「──きた、これだ……きたぞ。頭のもやもやだ……!!
あの時はならなかったのに、その時のことを思い返しただけで…頭のもやもやが出てきた…!!」
純一(また、なにかを思い出しそうになってるのか…? でも、これは昨日の紗江ちゃんの時とか…
今までてきたやつより、全然小さい……なにか足りないのかな)
純一(それに、昨日の紗江ちゃんのりぼんのこともある……アレを触れたら、僕は紗江ちゃんのことを全て思い出した…
──あ!しまった!)
純一「そのことを薫にいってないじゃないか! い、いまからでも言いに行かなくちゃ……!!」くるっ
だだだだ…!
体育館裏
純一「はぁっ……はぁっ……まったく、あいつは何処に行ったんだよ。
教室にもいないし、職員室にもいないしさ……うん?」
ガサガサ…
純一「なんだろう──あれは。なにか黒いのが動いてる…」
ガサガサ…ぴょこ!
純一「──……あ。お前……ぷーじゃないか」
ニャー
純一「久しぶりに見た気がするな。お前、元気にしてたか?」
ニャ~
純一「そうか、元気にしてたか。
あはは。でも、相変らず触らせてくれない位置を陣取るんだなお前さんは…」
ニャッ
純一「──うん、どこいくんだぷー。待ってくれよ」すっ
タッタッタ…
純一「おーい。待てってば、何処行くんだよ──……って、七咲じゃないか」
七咲「──先、輩……?」
純一「うん、僕だよ。こんなところでなにをしてるんだ七咲…ラーメンでも食べてるの?」
七咲「た、たべてないですよ……ただぷーに会いにちょっと…」
純一「──……あ。お前……ぷーじゃないか」
ニャー
純一「久しぶりに見た気がするな。お前、元気にしてたか?」
ニャ~
純一「そうか、元気にしてたか。
あはは。でも、相変らず触らせてくれない位置を陣取るんだなお前さんは…」
ニャッ
純一「──うん、どこいくんだぷー。待ってくれよ」すっ
タッタッタ…
純一「おーい。待てってば、何処行くんだよ──……って、七咲じゃないか」
七咲「──先、輩……?」
純一「うん、僕だよ。こんなところでなにをしてるんだ七咲…ラーメンでも食べてるの?」
七咲「た、たべてないですよ……ただぷーに会いにちょっと…」
純一「へー……そしたら、毎日会いに来てるの?」
七咲「ええ、まぁ……今日はちょっと早めに会いに来ましたけど……」
純一「……?」
純一(どうしたんだろう? 今日の七咲、なんだか元気がないな。
具合でも悪いんだろうか?)
純一「──七咲、今日はちょっと大人しいね。なにかあったの?」
七咲「え……? い、いや…そうでもないですよ…はい」
純一「そうでもない様には見えないけど……七咲、またなにか相談でもあるの?───っっ!!?」びくん!
七咲「っ──いえ、そんな、ことは……っ…」
純一(…なん──だ、これ……またきた!頭のもやもやが……!!
これは……これは、紗江ちゃんの時と同じぐらいの……もやもやだ…!!)
七咲「──先輩、その……ひとつ聞いても良いですか…?」
純一「──え? うんいいけど……」
純一(──待て、待て待て…どうしてこのタイミングで…僕のもやもやも出てくるんだ…っ!?)
七咲「ええ、まぁ……今日はちょっと早めに会いに来ましたけど……」
純一「……?」
純一(どうしたんだろう? 今日の七咲、なんだか元気がないな。
具合でも悪いんだろうか?)
純一「──七咲、今日はちょっと大人しいね。なにかあったの?」
七咲「え……? い、いや…そうでもないですよ…はい」
純一「そうでもない様には見えないけど……七咲、またなにか相談でもあるの?───っっ!!?」びくん!
七咲「っ──いえ、そんな、ことは……っ…」
純一(…なん──だ、これ……またきた!頭のもやもやが……!!
これは……これは、紗江ちゃんの時と同じぐらいの……もやもやだ…!!)
七咲「──先輩、その……ひとつ聞いても良いですか…?」
純一「──え? うんいいけど……」
純一(──待て、待て待て…どうしてこのタイミングで…僕のもやもやも出てくるんだ…っ!?)
七咲「えっとその、ですね……」
純一(なんてことだ…このタイミングで出なくても良いだろ…っ!
今は七咲のことに集中しなくちゃいけないっていうのに……!)
七咲「──先輩は、私のこと軽蔑してますか……?」
純一「……はい? な、七咲……なにをいってるんだ?」
七咲「っ……いいえ、分かってるんです。私……こんな弱い私ですから、
先輩に頼りっきりで…それで、それで……」
純一「い、いやいや。待ってよ、七咲。僕はなんのことだがさっぱりなんだけど…?」
七咲「──……今日、私の机の上に…落書きがされてあったんです…」
純一「落書き──…?」
七咲「……はい、それに書かれてたことは…その、色々と酷いことをかかれてまして…」
純一「酷いことって……七咲のことを?」
七咲「はい……ちょっとそれが、こたえてしまって…こう、自分が見ないようにしてたことを…
無視をしようとしていたことを…全て…問い詰める様に書いてあって…」
純一(なんてことだ…このタイミングで出なくても良いだろ…っ!
今は七咲のことに集中しなくちゃいけないっていうのに……!)
七咲「──先輩は、私のこと軽蔑してますか……?」
純一「……はい? な、七咲……なにをいってるんだ?」
七咲「っ……いいえ、分かってるんです。私……こんな弱い私ですから、
先輩に頼りっきりで…それで、それで……」
純一「い、いやいや。待ってよ、七咲。僕はなんのことだがさっぱりなんだけど…?」
七咲「──……今日、私の机の上に…落書きがされてあったんです…」
純一「落書き──…?」
七咲「……はい、それに書かれてたことは…その、色々と酷いことをかかれてまして…」
純一「酷いことって……七咲のことを?」
七咲「はい……ちょっとそれが、こたえてしまって…こう、自分が見ないようにしてたことを…
無視をしようとしていたことを…全て…問い詰める様に書いてあって…」
純一「そ、そんな酷いことが描かれてたのか…?」
七咲「はい……それでちょっと、教室を抜け出して…ぷーに…ぷーに…」
純一(──え、ま、まさか…あの七咲が泣きそうになってる?……嘘だろう。
僕の知ってる限りじゃ、七咲は強い心を持った子だと思ってた…)
純一(それほどまで──……酷い落書きだったのかな。
誰だよ書いた奴は! 七咲をこんなことにして……!)
純一「……ん? ひどい落書き…?」
純一(……まさか、これって薫の時と同じように…謎の人物がやったことなのか!?
なんで七咲にも……いや、こんなことを考えても仕方ない)
純一「な、七咲……その落書きには、どんなことを書かれてたの?」
七咲「……………」
純一「七咲……?」
七咲「──先輩は、本当は……なにを考えているんですか…」
七咲「はい……それでちょっと、教室を抜け出して…ぷーに…ぷーに…」
純一(──え、ま、まさか…あの七咲が泣きそうになってる?……嘘だろう。
僕の知ってる限りじゃ、七咲は強い心を持った子だと思ってた…)
純一(それほどまで──……酷い落書きだったのかな。
誰だよ書いた奴は! 七咲をこんなことにして……!)
純一「……ん? ひどい落書き…?」
純一(……まさか、これって薫の時と同じように…謎の人物がやったことなのか!?
なんで七咲にも……いや、こんなことを考えても仕方ない)
純一「な、七咲……その落書きには、どんなことを書かれてたの?」
七咲「……………」
純一「七咲……?」
七咲「──先輩は、本当は……なにを考えているんですか…」
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