元スレ岡部「今日もラボは静かだ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
52 = 1 :
岡部「……」カチカチ
まゆり「~~~♪」ニコニコ
岡部「……」カチカチ
まゆり「~~~♪」ニコニコ
岡部「随分とご機嫌だな」
岡部「なにかいいことでもあったのか?」
まゆり「うん。あのね、いいことはなかったけど、あったよ」
岡部「……?」
54 = 1 :
岡部「そうか、幻想を見たのだな」
岡部「それはもしかすると‘機関‘の幹部の一人」
岡部「通称『幻想案内』(イリュージョンコンダクター)からの攻撃である可能性がある」
まゆり「そっかー。じゃあ、気をつけなきゃ」
まゆり「でもね、きっとそのイリュージョン・子だくさんっていう人は」
岡部「子だくさんではない。コンダクターだ」
まゆり「その人は、きっと悪い人じゃないと思うなー」
岡部「ふ、何を馬鹿な事を」
まゆり「本当だよー」
岡部「まあいい。後でゆっくり機関の恐ろしさを語ってやろう」
まゆり「うん!聞かせて聞かせて」
55 = 1 :
岡部「全く……ここ最近はまゆりのせいで研究が捗らんな」
岡部「これはコーヒーを淹れさせてコキ使うしかあるまい」カンカンカン
岡部「まゆり、今日もご苦労。早速だがコーヒーを淹れるのだ」バタン
岡部「……」
岡部「今日はまだ来てないのか」
岡部「ふん、逆に好都合だ。研究が捗るというもの」
岡部「……」カチカチ
岡部「……」チラッ
岡部「チッ、まだ来ないのか」
岡部「……」カチカチ
岡部「……」カチカチ
岡部「今日はもう帰るか」
56 = 1 :
岡部「まゆりめ、昨日は欠席しおって」
岡部「今日は昨日の分もこき使ってやろう」カンカンカンカン
岡部「ご苦労。コーヒーを淹れてくれ」バタン
岡部「今日もいないのか……」
岡部「……」カチカチ
岡部「……」カチカチ
岡部「……」カチカチ
岡部「……」カチカチ
岡部「そろそろ上がるか」
57 = 13 :
さるよけ
58 :
イヤッハー
59 = 1 :
岡部「今日も一人、か」
岡部「……」カチカチ
岡部「元々一人だったのだ」
岡部「……」カチカチ
岡部「それが元に戻っただけの事」
岡部「何も問題は、無い」
岡部「何を下らん事を考えているのだ、俺は」
岡部「コーヒーでも飲んで落ち着こう」トポトポ
岡部「……」ゴク
岡部「苦い、な」
岡部「……」カチカチ
岡部「今日は、帰ろう」
60 :
よし追い付いた
見ててやるから早く書けよ?
61 = 1 :
岡部「室内の戸締り良し、と。帰るか」
-カンカンカンカン バタン
まゆり「はぁ……はぁ、オカリン、ごめんなさい。遅れちゃったのです」
岡部「な、まゆり!?」
岡部「ど、どうしたのだ!?そんなに息を切らせて」
まゆり「はぁはぁ、だって、何日も、はぁはぁ、来られなかったから、オカリン、心配してるんじゃないかと、思って」
まゆり「オカリン、ごめんね」
岡部「……」
岡部「べ、別に心配などしていない」
まゆり「そっかー……」
岡部「あんまり、な」
まゆり「えへへ、そっかー」
62 :
バ-とかに流れてる静かな曲が脳内BGM
63 :
オカリンは紅莉栖と同等かそれ以上のツンデレ
64 = 1 :
岡部「別に、毎日ラボに来る必要は無いのだぞ」
まゆり「でも、まゆしぃはオカリンの人質だから」
岡部「……ああ、そうだったな」
岡部「コーヒー、飲むか?」
まゆり「あ、飲みたい!ありがとう!お砂糖3つ入れてね」
岡部「それでは折角のコーヒーの風味が損なわれてしまうでは無いか。ほら、入れたぞ」
まゆり「えへへ、ありがと。あれ、オカリンも砂糖入れるの?」
岡部「どれだけ不味くなるのか試してみてやる」
まゆり「どうどう?美味しいでしょ」
岡部「ああ、そうだな」
65 = 1 :
_
σ λ
~~~~
/ ´・ω・) <トゥットゥルー♪
_, ‐'´ \ / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ <そうそう、>>62さん、実はBGM紹介しようと思ってたのすっかり忘れてたよ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ <http://www.youtube.com/watch?v=3439BgooWmQ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/ <>>1しぃ的にはこんな感じ
68 = 44 :
しえんんんんんんんn
69 = 51 :
まゆりと2人きりで手を出さないとかありえないよな
70 = 1 :
まゆり「それでね。お父さんが毎日遅くまで出歩いてちゃ駄目だって言うの」
岡部「成る程な。それで外出を禁止されていたというわけか」
まゆり「でも、もう大丈夫だからね」
岡部「どういう事だ?」
まゆり「ラボの近くでバイト見つけてきたんだ。だから、バイトの為って言えばお父さんも許してくれるよ」
岡部「おかしなヤツだ。そこまでして人質になりたいのか?」
まゆり「だってまゆしぃはずっとオカリンの人質だからね」
岡部「ふふ、お前は俺の人質の鑑だな」
岡部「……ありがとう」
まゆり「え?何ー?」
岡部「いや、何でもない」
まゆり「?変なオカリン」
71 = 5 :
BGMとかはいいから早く続きまでいってくれ
72 = 20 :
>>69
あまりにも近すぎたんだろうな・・・その辺が妙にリアル
73 = 1 :
岡部「で、どんな店でバイトをするのだ?」
まゆり「えっとねぇ。メイクイーン+ニャン2ていうお店だよ」
岡部「随分変わった名前だな。何の店なのだ?」
まゆり「メイド喫茶なのです」
岡部「メ、メメメメメメイド喫茶だと!?」
まゆり「どうしたの?オカリン」
岡部「い、いいいいいいかがわしいお店なのでは無いか!?」
まゆり「えー?そんな事ないよー」
岡部「ほ、本当だろうな?薄暗い店内でキャッキャウフフではあるまいな!?」
まゆり「もう。心配しすぎだよ」
74 = 37 :
ジムノペディだとちょっともの悲し過ぎねーかwww
しえ
75 = 1 :
まゆり「それに、ほらほら見て!制服もこーんなに可愛いんだよ!」
岡部「クゥゥ……さてはまゆりよ、制服に釣られたな!?」
まゆり「ち、違うよー!!」
まゆり「で、でもね!面接してくれた人も」
『まゆしぃには天賦の才があるニャン!きっとトップを目指せるのニャ!』
まゆり「って言ってくれたんだよー」
岡部「ぐぬぬ……まぁ、決まってしまったものは仕方ない」
まゆり「バイト始まったら絶対見にきてねー」
76 = 20 :
やっと前回辺りまで来たな・・・
ダルとフェイリス登場か・・・
77 = 1 :
岡部「で。そのバイトは何時からなのだ?」
まゆり「明日から早速だよ。まゆしぃ緊張しちゃうのです」
岡部「自分で選んだ所なのだろう?始まる前から愚痴をこぼすものではないぞ」
まゆり「うーん、そうだよね。よし。頑張る!」
まゆり「あ、そうだ。オカリン、ここって着替える所ある?」
岡部「む?それならばシャワールームを使うといい」
まゆり「それじゃ、ちょっと借りるねー」
岡部「ああ、構わん」
岡部「……」
岡部「何故着替えるんだ?」
78 = 20 :
支援。明日の夕方までは残って無いよな・・・
79 = 1 :
まゆり「お待たせー」
岡部「別に待ってなど……ん、それは」
まゆり「うん。さっき見せたバイト先の制服だよ」
まゆり「やっぱり一番はオカリンに見てもらおうと思って」
まゆり「どうかな?可愛い?萌え萌え?」
岡部「っと……」
岡部「……」
岡部「ああ。よく似合っているぞ」
まゆり「ありがと」
まゆり「オカリンも着てみる?」
岡部「だが断る」
80 = 1 :
岡部「む。結構時間がたってしまったか。そろそろ帰るか?」
まゆり「ううん。今日はもう少しいるよ」
岡部「俺は構わないが。ご両親は大丈夫なのか?」
まゆり「明日からバイト始まっちゃうから。だからもうちょっと」
岡部「……そうか」
岡部「……」カチカチ
まゆり「~~~♪」
岡部「……バイト」カチカチ
まゆり「何~?」
岡部「……頑張れよ」カチカチ
まゆり「うん、勿論だよ♪」
岡部「……」カチカチ
まゆり「~~~♪」
81 = 1 :
岡部「流石にもう帰るぞ、まゆり。下手をすれば終電を逃す」
まゆり「はーい」
岡部「戸締り良し。では行くぞ」 ガチャッ
まゆり「うん」
岡部「……」テクテク
まゆり「……」テクテク
岡部「……」テクテク
まゆり「……」テクテク
岡部「……」テクテク
岡部「……」テクテク
岡部「まゆり……?」
83 :
岡部「……相変わらず、か」
岡部「まゆりよ、何をしている。行くぞ」
まゆり「あ、ごめんね。すぐ行くよ」
岡部「久々に見たな、アレ。何をしていたんだ?」
まゆり「あのね、お星様がとっても綺麗だから。取れないかなぁって思ったの」
岡部「ふ、まゆりは昼の、星が無い時でも偶にそうしているではないか」
まゆり「オカリン。お昼でもお星様はそこにあるんだよ」
岡部「……ああ、そうだな」
岡部「さ、終電を逃す前に行くぞ」
まゆり「うん。あれ?オカリン、手」
岡部「まゆりは目を離すとすぐに何処かに行ってしまうからな」ギュッ
84 = 83 :
まゆり「あ!そうそう、言い忘れてたよー」
岡部「何をだ?」
まゆり「明日バイト17時からなんだ」
岡部「……だから?」
まゆり「待ってるからね!」
岡部「誰がメイド喫茶など……」
まゆり「えー、来てくれないの?オカリン」
岡部「お、俺は忙しいのだ」
岡部「……時間が空いたらな」
まゆり「やったー」
85 :
あああああああまゆしぃかわいいよぉぉぉぉ
86 :
ここからだな
87 :
ようやくか。でも眠たいから寝る
88 = 83 :
岡部「ここがメイクイーンか」
岡部「まさかラボのすぐ近くだったとはな」
岡部「……」
岡部「は、入りにくい……」
岡部「い、今までメイド喫茶など通った事は無かったからな」
岡部「……で、出直そう」
90 :
……まさかここからは書き貯め無しですかい
92 = 83 :
男「~♪」
岡部「明らかに通い慣れている感じ……常連か?」
-カランカラーン♪
???「お帰りなさいませ、ご主人さまニャンニャン♪」
男「あ、新人さん?よろしくねー」
岡部「あの声は……まゆりか!?」
93 = 83 :
岡部「ぐぬぬ……ここまで来て帰る訳にも……」
岡部「ええい、ままよ!」
-カランカラーン♪
???「ご主人さま、お帰りニャさいませニャン♪」
まゆり「ご主人さま、お帰りニャさいま……あーオカリンだ♪」
まゆり「来てくれたんだね、ありがとう」
岡部「た、たまたま時間が空いたからな」
???「ニャニャ?まゆしぃの知り合いかニャ?」
95 = 86 :
ここまで来て書き貯め無しとかありえない
また保守スレになるぞ
96 = 83 :
まゆり「うん。まゆしぃはオカリンの人質なのです」
???「オカリン?ああ、前に話してた例の人かニャ?」
岡部「……とりあえず席に案内して欲しいのだが」
???「ニャハハ、それもそうニャ。それじゃまゆしぃ、よろしくニャ!」
まゆり「はーい♪それじゃオカリン行こ♪」
岡部「て、手を繋がなくてもいい!」
まゆり「あ、ごめん、気付かなかったよー」
岡部「ゴホン……頑張っているようだな。外まで声が聞こえていたぞ」
まゆり「えー、外まで聞こえてたの?ちょっと恥ずかしいね」
97 :
保守だニャン
98 :
うむ
99 = 83 :
まゆり「注文は何にするー?」
岡部「ブラックはあるか?」
まゆり「うん、あるよー」
岡部「それと何か小腹に貯まる物があれば、それも頼む」
まゆり「それならオムライスかな?人気あるんだよー」
岡部「じゃあそれを一つ頼む」
まゆり「はーい。ブラック1つとオムライス1つ入りますニャーン♪」
100 = 90 :
書き貯めありそうで安心しますた
支援
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