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    元スレ岡部「今日もラボは静かだ」

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    201 = 175 :

    寝る

    202 = 83 :

    岡部「ふん……まゆりは、そもそも人質なのだ」

    岡部「ダルとは、役割が違う」

    ダル「オカリン、流石にそれじゃまゆ氏が可哀相だお」

    岡部「俺だって、分かってるんだ……」

    ダル「……」

    ダル「オカリン、喉かわかね?」

    岡部「何だ、急に」

    ダル「僕が奢るからちょっと何か飲みにいくお!」

    岡部「こ、こら!ひっぱるな!」

    203 = 83 :

    -カランカラーン♪

    フェイリス「お帰りニャさいませ、ご主人様♪」

    ダル「うはwwww愛の天使ktkrwwww」

    フェイリス「ダルくんと凶真ニャ!」

    岡部「フェイリス……まゆりは?」

    フェイリス「まゆしぃは接客中ニャ」

    岡部「そう、か」

    フェイリス「注文は何にするかニャ?」

    ダル「僕はいつもので」

    岡部「俺もいつものだ」

    204 :

    やっと追いついた。
    支援

    205 = 83 :

    まゆり「はーい、お待たせしましたニャン♪」

    ダル「まゆ氏あざーっす」

    岡部「……」

    まゆり「ゆっくりしていってねー」

    岡部「随分と、人気があるみたいだな」

    まゆり「え、そうかな?でも仕事も覚えてきたし楽しいよ」

    ダル「今まゆ氏大分人気出てきてるからねぇ。メイクイーンでも上位に入ってるお」

    まゆり「あはは。毎日頑張ってるだけだよー」

    岡部「……」

    207 = 83 :

    -同日ラボ

    ダル「んー、こんな時間か。僕そろそろ帰るお」

    ダル「オカリンはどうするん?」

    岡部「俺は……」

    岡部「まゆりの奴、今日はラストまでいると言っていたからな」

    岡部「帰りは送って行ってやるから、もうしばらくいる」

    ダル「ふーん……じゃ僕はいくお。乙」

    岡部「ああ、お前も一応気をつけてな」

    岡部「まゆり……人質、か」

    208 = 83 :

    フェイリス「まゆしぃ、今日もお疲れ様ニャ。また明日もよろしくなのニャー♪」

    まゆり「うん、フェイリスちゃん、また明日ねー」


    岡部「遅かったな」

    まゆり「あ、オカリンだー!トゥットゥルー♪」

    岡部「今日もラストまでか。送っていってやる」

    まゆり「待っててくれたの?ありがとう」

    岡部「お前は……人質だからな」

    まゆり「うん。まゆしぃはオカリンの人質だよ!」

    210 :

    無茶しないようにな④

    211 = 83 :

    岡部「仕事、随分慣れたみたいだな」

    まゆり「うん。フェリスちゃんも色々教えてくれるし、皆よくしてくれるから」

    岡部「ダルも言っていたぞ。客にも相当人気があるそうじゃないか。お前目当ての客もいるとか」

    まゆり「え?あ、うん。お客さんにもよくしてもらってるよ」

    岡部「……そうか」

    まゆり「……」

    まゆり「あのね。今日、お客さんに、その、告白されちゃったんだ」

    岡部「ッ……。そう、か」

    まゆり「でもね、ちゃんとお断りしたんだ」

    まゆり「だって、まゆしぃはオカリンの人質だもんね」

    212 = 83 :

    岡部「お前は……まゆりは、それでいいのか?」

    まゆり「オ、オカリン?どうしたの?」

    岡部「俺の人質だとか……そんな事に縛られて、窮屈なのでは無いか?」

    岡部「バイトだって……言ってみれば俺のせいで始めたようなものだろう」

    まゆり「オカリン……」

    まゆり「それは違うよ」

    岡部「まゆり……?」

    まゆり「まゆしぃはね、オカリンの人質がいいから人質をしてるんだよ」

    まゆり「だからね。オカリンは、気にしなくて大丈夫なのです」

    岡部「まゆり……俺、は」

    まゆり「ねぇ、オカリン。お空、見てみて」

    214 = 83 :

    岡部「満月、か。綺麗だな」

    まゆり「えへへ。オカリン、約束、守ってくれたね」

    (まあ……その、何だ。一緒にこうやって月を見るのも中々悪くない」)

    (そうだな、次の満月も、また見ようか)

    岡部「はは、何だ。あんなのまだ覚えてたのか」

    まゆり「もしかしてオカリン忘れてたの?まゆしぃ楽しみにしてたのに。酷いなぁ」

    岡部「悪かった悪かった。お詫びにジュースを奢ってやるよ」

    まゆり「やったー!それじゃまゆしぃはね」

    岡部「ミルクティーだろ?分かってる」

    216 = 121 :

    て~のひらを~たいよぉ~に~すかしてみ~れ~ば~

    217 = 83 :

    まゆり「綺麗だね、お月様」

    岡部「ああ、綺麗だ、本当に」

    まゆり「……」

    岡部「……」

    まゆり「夏でも夜は冷え込むね」

    岡部「ああ、そうだな、でも」

    まゆり「あ……」

    岡部「二人なら、寄り添えば暖かい」

    まゆり「うん……そうだね」

    まゆり「暖かいね……」

    岡部「ああ……」

    219 = 83 :

    まゆり「まゆしぃね……ちょっと寂しかったんだ」

    岡部「何がだ……?」

    まゆり「オカリンとダルくんがガジェットを作ってて」

    まゆり「まゆしぃは二人が楽しそうで嬉しいんだけどね」

    まゆり「まゆしぃはあんまりお手伝い出来なくて」

    まゆり「何だかね、オカリンが少し遠くに感じちゃったのです」

    岡部「馬鹿だな、まゆりは」

    岡部「俺は……ずっとここにいる」

    岡部「まゆりも一緒に居るんだろう?何しろ、俺の人質なんだからな」

    まゆり「うん……」

    岡部「まゆりは、俺の、大事な人質だからな……」

    まゆり「うん……」

    220 = 83 :

    岡部「さて、そろそろ行かないと終電を逃してしまうぞ」

    まゆり「うわー、もうこんな時間!」

    岡部「少し走るぞ!遅れるなよ、まゆり!」

    まゆり「オカリン、待ってよー!」


    岡部「はぁ……はぁ……」ゼェゼェ

    まゆり「オ、オカリン大丈夫?」ピンピン

    岡部「こ、この程度、どうという事は無い!」ゼェゼェ

    221 = 83 :

    -数日後ラボ

    岡部「ふむ、電話レンジ(仮)の秘密はまだ掴めないか」

    ダル「ゲルバナ現象、未だ解明ならずだお」

    岡部「まあ夏休みはまだ十分にある。焦る必要は無い」

    ダル「気長にやりますか」

    ダル「あ、そうそう。まゆ氏と何かあったん?」

    岡部「な、何も無い!」

    ダル「ふーんへーほー。いや、最近また元気になったみたいだからさ」

    ダル「オカリンが何かしたのかと思って」

    岡部「何も無いと言っているだろう!依然まゆりは俺の人質だ!」

    ダル「ふぅ、はいはい。敢えて言おう。リア充爆発しろ」

    222 = 83 :

    ダル「あ、そうそう」

    岡部「今度は何だ」

    ダル「結局あれ行くん?」

    岡部「あれではわからん」

    ダル「ほら、ドクター中鉢のタイムマシン発表会」

    岡部「ああ、勿論だとも。興味深い内容だからな。勿論お前も行くんだ」

    ダル「えー?僕はパス。興味無いし」

    岡部「チッ、では仕方ない。まゆりを連れて行くか」

    ダル「熱ッ!リア充熱ッ!?マグマ!?マグマだ!」

    岡部「うるさい!そんな物では無い!」

    224 :

    そこでマグマなのかよ

    225 = 83 :

    岡部「という訳で来週の発表会にお前も来い」

    まゆり「うん、その日ならバイトも休みだし大丈夫だよ」

    岡部「コス作りは大丈夫か?」

    まゆり「大丈夫だよー。今のペースならギリギリ間に合うよ」

    岡部「やれやれ。コス作りにバイトに人質か。他人事ながら大変だな」

    まゆり「まゆしぃが好きでやってる事だからいいのです」

    岡部「では人質らしく遠慮なくこき使ってやろう」

    まゆり「あはは……そこは程ほどにお願いするのです」

    228 :

    そろそろ終わりかな

    まだ眠るわけには……

    229 = 83 :

    ―そう

    ―まゆりは俺の

    ―たった一人の

    ―大事な

    ―そして大切な人質だ

    ―代わりなんて居ない

    233 = 83 :

    ――だから

    ――もしまゆりを救えるなら

    ――どんな事だろうとやってやる

    ――例えこの脳が燃え尽きようと

    ――俺が俺でなくなろうと

    235 = 83 :

    ――例え神を敵に回そうとも

    ――例え世界の摂理に抗おうとも

    ――仲間の想いを踏みにじっても

    ――仲間の心を振り払っても

    ――仲間の想いを裏切っても


    ――まゆりだけは救ってみせる

    236 = 218 :

    見てるぞ

    237 = 127 :

    まゆり「二指真空把☆」

    240 = 127 :

    乙なのです

    241 = 224 :

    乙…でいいんだよな?

    242 = 83 :

           _
         σ  λ
         ~~~~
        / ´・ω・)   <トゥットゥルー♪
     _, ‐'´  \  / `ー、_   
    / ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ <若干オチが弱いけどおーわり♪読んでくれてありがとう!
    { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
    'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ <ここから本編に繋がる的な感じ?前日談的な?
    \ヽ、   ー / ー  〉
      \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/   <でもちょっとまゆり寄りにしすぎたよね これで助手になびいたオカリンは許されないよね

           _
         σ  λ
         ~~~~
        / ´・ω・)     < まぁ所詮SSだしね こうだったらいいねだからね
     _, ‐'´  \  / `ー、_   
    / ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ <とにかく終わってよかったよ 前スレは落としてすいまえんでした;;
    { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
    'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ <書き溜めも無かったのでこんな時間までかかっちゃった
    \ヽ、   ー / ー  〉
      \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/   <お付き合いくださった方々 重ね重ね本当にありがとうございました

    245 = 224 :

    >助手になびいたオカリンは許されないよね
    ワロタ
    まあSSだしな。脳内で助手になびかなかったことにする!


    246 = 228 :

    本当にSSなのかと疑うクオリティなのでした
    >>1しぃとっても乙なのです

    247 = 244 :

    上げ

    248 :

    オカリンの気持ちが想いが伝わった

    249 :

    相変わらずクオリティ高いな
    また書いてくれ

    250 :

    え、ここからまゆりエンドに移行するだけだろ? 別に何の問題もないじゃないか


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