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    元スレ伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」

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    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - 倒産 + - 笑ってはいけない + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    453 = 265 :

    454 :

    455 = 134 :

    456 = 82 :

    ──なぜそんなに悲しいほどココロに傷負ってるの?夢や希望打ち砕かれて諦めたんだね。

    ……。

    そして
    貴音が突然、私の家へやってきた。

    「……水瀬伊織には、たいそう世話になりました」
    そう言ってお父様へ深々と頭を下げる。今思うとどこか、貴音の顔は暗かった。
    お父様は、そんな貴音に対して頭を下げる。

    「……!」

    プロデューサーが死んだら、さっさと別のプロダクションに移籍ってわけ……?
    お兄様と同じよ……!

    「そこにいるのは、水瀬伊織ですか?」
    貴音が遠くにいる私に気付く。
    「……裏切り者」
    「えっ。なんと言ったのです、水瀬伊織?」

    私は背を向けて水瀬の敷地から飛び出した。
    もうこんな家、イヤよ……!出てってやるわ……!

    457 :

    明日は寝不足ですな

    458 = 329 :

    >>456
    我が道を行くな、>>1

    459 :

    フタリの記憶このSSにあってるよね

    460 = 78 :

    こうして見ると貴音の決意は凄いな

    462 = 82 :

    ──ボクがチカラになってあげるよ キミの全てはここで終わりじゃない。以前の自分はリライトしよう。嬉しいことで。楽しいことで。

    ……。

    「どうか、お願いします。如月千早を助けてください」
    「……!」
    私の足元に、貴音の後頭部が月明かりに照らされていた。

    この時、悔しいけど助かったって思った。家出があまりにも辛くて。
    水瀬家のフカフカのベッドと、高級ジュースが飲みたかった。
    家へ帰って、言った。
    「帰ってあげる代わりに、私の友人の手術を、しなさいよ」

    ほんっとお子様ね……。

    ──いつまでもこのままでいたいね。ずっとずっと一緒にいられたらいいね。

    ……。

    真と、雪歩が病院の椅子であらびきポークフランクを食べている。

    「あ、あんたね。そんな事情があるなら……」
    「人には、誰にでも秘密があるものです」
    「あ、謝らないわよ」
    「ふふっ」

    そういえば、私まだ貴音にちゃんと謝ってないわ。

    464 = 457 :

    「家に帰る条件に千早の手術してくれ」ってそりゃ兄も一連の行動になるわな

    465 = 98 :

    467 = 82 :

    ──元気が戻ってきて良かった。フタリでがんばってきたよね。でもそれも終わり。

    ……。

    突然、病院にみんなが集まった。偶然にも程があった。
    「運命というものでしょう」
    貴音が目を伏せて言った。
    2年ぶりに会う皆は、まるで変わってなかったわ。
    律子が言った。
    「私にちょっと考えがあるの。ビデオ撮影をしましょう」
    「えっ」

    それからの半年間は、とにかく楽しかった。
    だけど、春香と美希がいないことを、口には出さないけれど皆気にしていた。

    ──そろそろ来るんだね。最後の週末が。

    ……。

    やった!やったわ!765プロの最後のメンバー!美希が見つかった!
    これで、765プロはなんとかなるかも知れない!お兄様も認めてくれるわ。

    お兄様の携帯電話にかけた。
    「手続きやらなんやらは、全部すっ飛ばして……」
    『伊織、お前は落ちこぼれだ』

    えっ……。

    468 :

    ハッピーにだな…

    469 = 75 :

    「最期の週末」の意味がやっとわかった

    470 :

    凸ちゃんペロペロ

    471 = 82 :

    ──もしもボクが空に帰る刻が来たらどうするの?すごく泣いて 手を掴んではなれないのかな。

    ……。

    「うわああ!!伊織!」
    みんなの泣き顔が、ぼんやりと見えた。
    嬉しかった。私が、もし死んじゃっても泣いてくれる人がこんなにいるのね……。

    「お兄さま……やっぱり……私は……間違っていなかった……わ」

    ──何も言わずにサヨナラするよ キミと出会えてすごく嬉しかったな。つらくなるから全て還すよ。笑ったことも、kissしたことも。

    ……。

    私は、ただお兄様とお父様とプロデューサーに……

    ──いつまでも忘れないでいるよ ずっとずっと空で見守っているよ。

    ……。

    472 = 78 :

    グッとくる

    473 :

    歌ぁぁぁぁ詞ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

    474 :

    フタリの記憶かぁ

    475 :

    フタリの記憶は隣に…に次いで泣ける

    476 :

    >>472
    奈々ちゃん?

    479 :

    何かが弾けるような音が聞こえて、現実に不意に戻された。

    「あ、あら?」

    私、どこにいたのかしら。
    見回すと、何もない倉庫だった。
    スポットライトの光と、響のよくわからない体液と、トタン製の壁と……

    相変わらず、ロボットみたいに無表情だけど……
    拍手をしているお兄様。
    お兄様はおもむろに立ちあがって、また出口へ向かおうとする。

    「おに──」
    「高い公演料だな」
    「えっ」
    「また、来る」

    私、もしかして……。

    「や──」

    「「やったああああ!!!!」」
    みんなが私に駆け寄ってきた。
    気付くと、私は泣いてる皆に囲まれていた。
    あの時とは全く逆の表情で。

    私は、私は……。
    「あれ?伊織、泣いてるの?」
    「う……バカね、泣くわけ……ないでしょ……」

    481 :

    これが正しいツンデレです
    分離したツンデレなんてまわしの無い力士です

    482 :

    さあここからが地獄の始まりだ

    483 :

    ……で

    「あー!もー!ムカつくわ~~!」


    ホテルの一室で、私は愚痴をもらす。
    「一体いつ来るのよ!お兄様は!」
    「まぁまぁ……」
    真がなだめるように言う。

    「あれから数週間もたってるのよ!私たちの生活は相変わらずホテルに缶詰!」
    地団太を踏むと、ミシミシと床が鳴った。
    ほんっとーにアレで良かったんでしょうね……。お兄様は相変わらずよくわかんないわよ……。
    もう千早も退院してる事でしょうし……日本はどうなってるのよ。まったく。

    気付くと、律子が部屋の隅で手招きをしている。

    いったいな、何の用よ……。

    484 :

    住む所があるだけマシ

    485 = 475 :

    もう終わってしまうのか

    486 :

    もう終わってしまうのか…

    487 = 486 :

    >>485
    お前は俺かw

    488 :

    今回初めて読んだんだけどどこかにまとめとかあるの?

    489 = 484 :

    >>488
    っゴールデンタイムズ

    490 = 483 :

    律子が神妙な顔つきで、私の目の前に立っている。
    口元がニヤリと歪んで、メガネが光っている。

    「伊織、この前の一件で、あなたに言いたいことがあるの、秘密よ」
    「な、なによ」

    律子は笑いを堪えるように続けた。
    「もし、私の小鳥さんに任せた極秘プロジェクトが成功したらね……」
    極秘プロジェクト?何の事よ……。
    「春香が、元気になって765プロがまた再スタートをきれたらね……」
    早く、用件を言いなさいよ。
    「私が、ずっと夢見てた計画があるの」
    律子の瞳が珍しく潤ってた。
    「プロデューサーが亡くなってお倉入りになってたんだけど……」
    「……」

    律子は、私の目を見て言った。



    「新アイドルユニット『竜宮小町』」
    「りゅう……ぐう……?」
    ふぅんなかなかセンスのある名前じゃない



    「あなたを、リーダーにしようと思うわ」
    「へっ?」

    491 :

    おお…
    ここで竜宮とは

    492 :

    てことは美希が

    493 = 491 :

    あれ、READYのOPにつながるとなると
    メガネのPの存在は一体

    494 = 484 :

    なかったことにしては いけない

    495 = 486 :

    まて、メンバーに人妻いるぞww
    そこで美希の出番なのか?

    496 = 483 :

    「伊織、何だよ。今度は途端にニヤけちゃって」
    「何でも無いわよ」
    やっぱり、伊織ちゃんはサスガよね。

    ご機嫌に、うさちゃんを撫ででいるとまた革靴の鳴る音が近づいて、ドアが空いた。
    「待たせた」
    お兄様が、時計を確認して入ってくる。時間は正午ピッタリ。

    「本当に待ったわよ!」
    お兄様に大声をあげる、そんな私を無視するかのように続ける。

    「良い知らせと、悪い知らせがある」
    「えっ」
    「どっちから聞きたい」
    一斉に私の方へと、視線が向く。わ、私が決めるの?

    「じゃあ良い方……」
    「日本で765プロダクションのドームコンサートが約半年後に開催される」

    「えっ」
    みんなが一斉に驚いた声をあげる。


    律子が、不意に笑って拳を顔の前で握った。

    497 :

    ここでリンクするか

    498 :

    ガンバ大阪

    499 :

    悪い知らせ・・・か
    予想できて怖い

    500 :

    この作者のことだ。
    竜宮結成でハッピーエンドと見せかけて新生Jupiterとかだしてボコボコにされるに決まってる


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