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元スレ伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」
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──なぜそんなに悲しいほどココロに傷負ってるの?夢や希望打ち砕かれて諦めたんだね。
……。
そして
貴音が突然、私の家へやってきた。
「……水瀬伊織には、たいそう世話になりました」
そう言ってお父様へ深々と頭を下げる。今思うとどこか、貴音の顔は暗かった。
お父様は、そんな貴音に対して頭を下げる。
「……!」
プロデューサーが死んだら、さっさと別のプロダクションに移籍ってわけ……?
お兄様と同じよ……!
「そこにいるのは、水瀬伊織ですか?」
貴音が遠くにいる私に気付く。
「……裏切り者」
「えっ。なんと言ったのです、水瀬伊織?」
私は背を向けて水瀬の敷地から飛び出した。
もうこんな家、イヤよ……!出てってやるわ……!
……。
そして
貴音が突然、私の家へやってきた。
「……水瀬伊織には、たいそう世話になりました」
そう言ってお父様へ深々と頭を下げる。今思うとどこか、貴音の顔は暗かった。
お父様は、そんな貴音に対して頭を下げる。
「……!」
プロデューサーが死んだら、さっさと別のプロダクションに移籍ってわけ……?
お兄様と同じよ……!
「そこにいるのは、水瀬伊織ですか?」
貴音が遠くにいる私に気付く。
「……裏切り者」
「えっ。なんと言ったのです、水瀬伊織?」
私は背を向けて水瀬の敷地から飛び出した。
もうこんな家、イヤよ……!出てってやるわ……!
──ボクがチカラになってあげるよ キミの全てはここで終わりじゃない。以前の自分はリライトしよう。嬉しいことで。楽しいことで。
……。
「どうか、お願いします。如月千早を助けてください」
「……!」
私の足元に、貴音の後頭部が月明かりに照らされていた。
この時、悔しいけど助かったって思った。家出があまりにも辛くて。
水瀬家のフカフカのベッドと、高級ジュースが飲みたかった。
家へ帰って、言った。
「帰ってあげる代わりに、私の友人の手術を、しなさいよ」
ほんっとお子様ね……。
──いつまでもこのままでいたいね。ずっとずっと一緒にいられたらいいね。
……。
真と、雪歩が病院の椅子であらびきポークフランクを食べている。
「あ、あんたね。そんな事情があるなら……」
「人には、誰にでも秘密があるものです」
「あ、謝らないわよ」
「ふふっ」
そういえば、私まだ貴音にちゃんと謝ってないわ。
……。
「どうか、お願いします。如月千早を助けてください」
「……!」
私の足元に、貴音の後頭部が月明かりに照らされていた。
この時、悔しいけど助かったって思った。家出があまりにも辛くて。
水瀬家のフカフカのベッドと、高級ジュースが飲みたかった。
家へ帰って、言った。
「帰ってあげる代わりに、私の友人の手術を、しなさいよ」
ほんっとお子様ね……。
──いつまでもこのままでいたいね。ずっとずっと一緒にいられたらいいね。
……。
真と、雪歩が病院の椅子であらびきポークフランクを食べている。
「あ、あんたね。そんな事情があるなら……」
「人には、誰にでも秘密があるものです」
「あ、謝らないわよ」
「ふふっ」
そういえば、私まだ貴音にちゃんと謝ってないわ。
「家に帰る条件に千早の手術してくれ」ってそりゃ兄も一連の行動になるわな
──元気が戻ってきて良かった。フタリでがんばってきたよね。でもそれも終わり。
……。
突然、病院にみんなが集まった。偶然にも程があった。
「運命というものでしょう」
貴音が目を伏せて言った。
2年ぶりに会う皆は、まるで変わってなかったわ。
律子が言った。
「私にちょっと考えがあるの。ビデオ撮影をしましょう」
「えっ」
それからの半年間は、とにかく楽しかった。
だけど、春香と美希がいないことを、口には出さないけれど皆気にしていた。
──そろそろ来るんだね。最後の週末が。
……。
やった!やったわ!765プロの最後のメンバー!美希が見つかった!
これで、765プロはなんとかなるかも知れない!お兄様も認めてくれるわ。
お兄様の携帯電話にかけた。
「手続きやらなんやらは、全部すっ飛ばして……」
『伊織、お前は落ちこぼれだ』
えっ……。
……。
突然、病院にみんなが集まった。偶然にも程があった。
「運命というものでしょう」
貴音が目を伏せて言った。
2年ぶりに会う皆は、まるで変わってなかったわ。
律子が言った。
「私にちょっと考えがあるの。ビデオ撮影をしましょう」
「えっ」
それからの半年間は、とにかく楽しかった。
だけど、春香と美希がいないことを、口には出さないけれど皆気にしていた。
──そろそろ来るんだね。最後の週末が。
……。
やった!やったわ!765プロの最後のメンバー!美希が見つかった!
これで、765プロはなんとかなるかも知れない!お兄様も認めてくれるわ。
お兄様の携帯電話にかけた。
「手続きやらなんやらは、全部すっ飛ばして……」
『伊織、お前は落ちこぼれだ』
えっ……。
──もしもボクが空に帰る刻が来たらどうするの?すごく泣いて 手を掴んではなれないのかな。
……。
「うわああ!!伊織!」
みんなの泣き顔が、ぼんやりと見えた。
嬉しかった。私が、もし死んじゃっても泣いてくれる人がこんなにいるのね……。
「お兄さま……やっぱり……私は……間違っていなかった……わ」
──何も言わずにサヨナラするよ キミと出会えてすごく嬉しかったな。つらくなるから全て還すよ。笑ったことも、kissしたことも。
……。
私は、ただお兄様とお父様とプロデューサーに……
──いつまでも忘れないでいるよ ずっとずっと空で見守っているよ。
……。
……。
「うわああ!!伊織!」
みんなの泣き顔が、ぼんやりと見えた。
嬉しかった。私が、もし死んじゃっても泣いてくれる人がこんなにいるのね……。
「お兄さま……やっぱり……私は……間違っていなかった……わ」
──何も言わずにサヨナラするよ キミと出会えてすごく嬉しかったな。つらくなるから全て還すよ。笑ったことも、kissしたことも。
……。
私は、ただお兄様とお父様とプロデューサーに……
──いつまでも忘れないでいるよ ずっとずっと空で見守っているよ。
……。
>>472
奈々ちゃん?
奈々ちゃん?
何かが弾けるような音が聞こえて、現実に不意に戻された。
「あ、あら?」
私、どこにいたのかしら。
見回すと、何もない倉庫だった。
スポットライトの光と、響のよくわからない体液と、トタン製の壁と……
相変わらず、ロボットみたいに無表情だけど……
拍手をしているお兄様。
お兄様はおもむろに立ちあがって、また出口へ向かおうとする。
「おに──」
「高い公演料だな」
「えっ」
「また、来る」
私、もしかして……。
「や──」
「「やったああああ!!!!」」
みんなが私に駆け寄ってきた。
気付くと、私は泣いてる皆に囲まれていた。
あの時とは全く逆の表情で。
私は、私は……。
「あれ?伊織、泣いてるの?」
「う……バカね、泣くわけ……ないでしょ……」
「あ、あら?」
私、どこにいたのかしら。
見回すと、何もない倉庫だった。
スポットライトの光と、響のよくわからない体液と、トタン製の壁と……
相変わらず、ロボットみたいに無表情だけど……
拍手をしているお兄様。
お兄様はおもむろに立ちあがって、また出口へ向かおうとする。
「おに──」
「高い公演料だな」
「えっ」
「また、来る」
私、もしかして……。
「や──」
「「やったああああ!!!!」」
みんなが私に駆け寄ってきた。
気付くと、私は泣いてる皆に囲まれていた。
あの時とは全く逆の表情で。
私は、私は……。
「あれ?伊織、泣いてるの?」
「う……バカね、泣くわけ……ないでしょ……」
これが正しいツンデレです
分離したツンデレなんてまわしの無い力士です
分離したツンデレなんてまわしの無い力士です
……で
「あー!もー!ムカつくわ~~!」
ホテルの一室で、私は愚痴をもらす。
「一体いつ来るのよ!お兄様は!」
「まぁまぁ……」
真がなだめるように言う。
「あれから数週間もたってるのよ!私たちの生活は相変わらずホテルに缶詰!」
地団太を踏むと、ミシミシと床が鳴った。
ほんっとーにアレで良かったんでしょうね……。お兄様は相変わらずよくわかんないわよ……。
もう千早も退院してる事でしょうし……日本はどうなってるのよ。まったく。
気付くと、律子が部屋の隅で手招きをしている。
いったいな、何の用よ……。
「あー!もー!ムカつくわ~~!」
ホテルの一室で、私は愚痴をもらす。
「一体いつ来るのよ!お兄様は!」
「まぁまぁ……」
真がなだめるように言う。
「あれから数週間もたってるのよ!私たちの生活は相変わらずホテルに缶詰!」
地団太を踏むと、ミシミシと床が鳴った。
ほんっとーにアレで良かったんでしょうね……。お兄様は相変わらずよくわかんないわよ……。
もう千早も退院してる事でしょうし……日本はどうなってるのよ。まったく。
気付くと、律子が部屋の隅で手招きをしている。
いったいな、何の用よ……。
>>485
お前は俺かw
お前は俺かw
>>488
っゴールデンタイムズ
っゴールデンタイムズ
律子が神妙な顔つきで、私の目の前に立っている。
口元がニヤリと歪んで、メガネが光っている。
「伊織、この前の一件で、あなたに言いたいことがあるの、秘密よ」
「な、なによ」
律子は笑いを堪えるように続けた。
「もし、私の小鳥さんに任せた極秘プロジェクトが成功したらね……」
極秘プロジェクト?何の事よ……。
「春香が、元気になって765プロがまた再スタートをきれたらね……」
早く、用件を言いなさいよ。
「私が、ずっと夢見てた計画があるの」
律子の瞳が珍しく潤ってた。
「プロデューサーが亡くなってお倉入りになってたんだけど……」
「……」
律子は、私の目を見て言った。
「新アイドルユニット『竜宮小町』」
「りゅう……ぐう……?」
ふぅんなかなかセンスのある名前じゃない
「あなたを、リーダーにしようと思うわ」
「へっ?」
口元がニヤリと歪んで、メガネが光っている。
「伊織、この前の一件で、あなたに言いたいことがあるの、秘密よ」
「な、なによ」
律子は笑いを堪えるように続けた。
「もし、私の小鳥さんに任せた極秘プロジェクトが成功したらね……」
極秘プロジェクト?何の事よ……。
「春香が、元気になって765プロがまた再スタートをきれたらね……」
早く、用件を言いなさいよ。
「私が、ずっと夢見てた計画があるの」
律子の瞳が珍しく潤ってた。
「プロデューサーが亡くなってお倉入りになってたんだけど……」
「……」
律子は、私の目を見て言った。
「新アイドルユニット『竜宮小町』」
「りゅう……ぐう……?」
ふぅんなかなかセンスのある名前じゃない
「あなたを、リーダーにしようと思うわ」
「へっ?」
あれ、READYのOPにつながるとなると
メガネのPの存在は一体
メガネのPの存在は一体
「伊織、何だよ。今度は途端にニヤけちゃって」
「何でも無いわよ」
やっぱり、伊織ちゃんはサスガよね。
ご機嫌に、うさちゃんを撫ででいるとまた革靴の鳴る音が近づいて、ドアが空いた。
「待たせた」
お兄様が、時計を確認して入ってくる。時間は正午ピッタリ。
「本当に待ったわよ!」
お兄様に大声をあげる、そんな私を無視するかのように続ける。
「良い知らせと、悪い知らせがある」
「えっ」
「どっちから聞きたい」
一斉に私の方へと、視線が向く。わ、私が決めるの?
「じゃあ良い方……」
「日本で765プロダクションのドームコンサートが約半年後に開催される」
「えっ」
みんなが一斉に驚いた声をあげる。
律子が、不意に笑って拳を顔の前で握った。
「何でも無いわよ」
やっぱり、伊織ちゃんはサスガよね。
ご機嫌に、うさちゃんを撫ででいるとまた革靴の鳴る音が近づいて、ドアが空いた。
「待たせた」
お兄様が、時計を確認して入ってくる。時間は正午ピッタリ。
「本当に待ったわよ!」
お兄様に大声をあげる、そんな私を無視するかのように続ける。
「良い知らせと、悪い知らせがある」
「えっ」
「どっちから聞きたい」
一斉に私の方へと、視線が向く。わ、私が決めるの?
「じゃあ良い方……」
「日本で765プロダクションのドームコンサートが約半年後に開催される」
「えっ」
みんなが一斉に驚いた声をあげる。
律子が、不意に笑って拳を顔の前で握った。
この作者のことだ。
竜宮結成でハッピーエンドと見せかけて新生Jupiterとかだしてボコボコにされるに決まってる
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