私的良スレ書庫
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元スレあかり「ともこさんのことが好きだったんだぁ」
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さて、皆さんに謝らなければいけないことがあります
人がいるかどうか知らないですけど書きますね
全裸でラムレーズンの人と呼ばれている者ですが、
結衣「京子が00:00:00.00ゲットするってうるさいんだけど」のスレを昨日、今日と立てられずにすみませんでした
仮眠をとってたら00:00:00.00を二日連続で寝過ごしました…面目ないです
昨日に立てると一度約束したにも関わらず立てられずにすみませんでした、この場を借りてお詫びします
人がいるかどうか知らないですけど書きますね
全裸でラムレーズンの人と呼ばれている者ですが、
結衣「京子が00:00:00.00ゲットするってうるさいんだけど」のスレを昨日、今日と立てられずにすみませんでした
仮眠をとってたら00:00:00.00を二日連続で寝過ごしました…面目ないです
昨日に立てると一度約束したにも関わらず立てられずにすみませんでした、この場を借りてお詫びします
さすがチーナ!
私ったらやればできる子!
あかり「え、でも……」
けど案の定、あかりちゃんはあまり気乗りしない感じだった。
それでも私だって退くわけにはいかない。
お姉ちゃんを好きだって言ったこと忘れたのかってあかりちゃんに恨まれたって、
あかりちゃんがまた落ち込んじゃうくらいなら。
ちなつ「うちは全然平気だから!」
京子「いいんじゃない?あかり」
あかり「京子ちゃん?」
京子「ここは大人しくちなつちゃんに従っておくべきだ!ノート借りて後で結衣に
こってり絞られるみたいにちなつちゃんに絞られたって知らないぞ!」
私そんなことしないけど、京子先輩ナイス!
初めて京子先輩が頼りに見えた。
私ったらやればできる子!
あかり「え、でも……」
けど案の定、あかりちゃんはあまり気乗りしない感じだった。
それでも私だって退くわけにはいかない。
お姉ちゃんを好きだって言ったこと忘れたのかってあかりちゃんに恨まれたって、
あかりちゃんがまた落ち込んじゃうくらいなら。
ちなつ「うちは全然平気だから!」
京子「いいんじゃない?あかり」
あかり「京子ちゃん?」
京子「ここは大人しくちなつちゃんに従っておくべきだ!ノート借りて後で結衣に
こってり絞られるみたいにちなつちゃんに絞られたって知らないぞ!」
私そんなことしないけど、京子先輩ナイス!
初めて京子先輩が頼りに見えた。
結衣「べつに何もしてないだろ」
京子「私を勉強地獄へ突き落とした」
結衣「自業自得だ」
京子「結衣ひどい」
結衣「変なこと言ってないで、帰るぞ」
あかり「えっ」
京子「あかりはちなつちゃんとこ。じゃあまたねん」
結衣「また明日」
京子先輩を引っ張りながら、結衣先輩が帰って行く。
なんだかあっという間に。
あかりちゃんは「えぇ!?」とわたわたしているけど、私はほっとしていた。
気を遣ってくれていたんだと気付いたのは、京子先輩が別れ際、私にだけ見えるように、
「がんばれ」と口を動かしてくれたときだった。
京子「私を勉強地獄へ突き落とした」
結衣「自業自得だ」
京子「結衣ひどい」
結衣「変なこと言ってないで、帰るぞ」
あかり「えっ」
京子「あかりはちなつちゃんとこ。じゃあまたねん」
結衣「また明日」
京子先輩を引っ張りながら、結衣先輩が帰って行く。
なんだかあっという間に。
あかりちゃんは「えぇ!?」とわたわたしているけど、私はほっとしていた。
気を遣ってくれていたんだと気付いたのは、京子先輩が別れ際、私にだけ見えるように、
「がんばれ」と口を動かしてくれたときだった。
何に対しての頑張れなのか、変な勘違いされてるんじゃないかとも思ったけど。
京子先輩もいいとこあるんだ。
たまには明日、京子先輩の話にも付き合ってあげようかな。
あかり「ちなつちゃん、いいの?」
結衣先輩たちが見えなくなると、あかりちゃんがおずおずというように切り出した。
私はもちろんと力強く頷く。
あかりちゃんが乗り気じゃないのはわかってるけど。
ちなつ「ほら、さっさと帰って宿題終わらせちゃお」
あかり「……うん」
あかりちゃんの手を掴むと、あかりちゃんは一瞬手を引っ込めようとした。
けど、すぐに控えめに握りなおしてきて。
思わず可愛いなんて思ってしまった私はきっとおかしい。
京子先輩もいいとこあるんだ。
たまには明日、京子先輩の話にも付き合ってあげようかな。
あかり「ちなつちゃん、いいの?」
結衣先輩たちが見えなくなると、あかりちゃんがおずおずというように切り出した。
私はもちろんと力強く頷く。
あかりちゃんが乗り気じゃないのはわかってるけど。
ちなつ「ほら、さっさと帰って宿題終わらせちゃお」
あかり「……うん」
あかりちゃんの手を掴むと、あかりちゃんは一瞬手を引っ込めようとした。
けど、すぐに控えめに握りなおしてきて。
思わず可愛いなんて思ってしまった私はきっとおかしい。
私ってば何考えてるのよもう!
ぶんぶん首を振ると、あかりちゃんの手を引いたまま私は歩き出した。
あかり「あぁ、ちょっと待ってぇ!」
ちなつ「え?」
あかり「まだノートや筆箱鞄に仕舞えてないよぉ!」
ちなつ「……」
私の知ってる、いつものあかりちゃんだ。
手を繋いでるからかな、だとしたら離したくないな。
あかりちゃんの様子に思わず笑ってしまうと、あかりちゃんも照れたように
「えへへ」と笑った。
ぶんぶん首を振ると、あかりちゃんの手を引いたまま私は歩き出した。
あかり「あぁ、ちょっと待ってぇ!」
ちなつ「え?」
あかり「まだノートや筆箱鞄に仕舞えてないよぉ!」
ちなつ「……」
私の知ってる、いつものあかりちゃんだ。
手を繋いでるからかな、だとしたら離したくないな。
あかりちゃんの様子に思わず笑ってしまうと、あかりちゃんも照れたように
「えへへ」と笑った。
◆
ちなつ「ただいまー」
家に着くと、私はさりげなさを装ってお姉ちゃんがいないかを確認。
お姉ちゃんの自転車がなかったのは確認済みだけど、ここでまだお姉ちゃんが
あかりちゃんのお家に行ってないとかだったら連れてきた意味がなくなってしまう。
あかり「ちなつちゃん、あかり入ってもいいかなぁ?」
ちなつ「あ、うん!」
つい玄関の前に立ちふさがってしまっていた。
私がもう少し背が高ければたとえお姉ちゃんが「あらちなつ、早かったね」とか
言いながら出てきてもしばらくあかりちゃんにお姉ちゃんの姿を見せなくてすんだのに。
お姉ちゃんがいないからいいんだけども。
よし、確認完了。
ちなつ「ごめんねあかりちゃ……って、あかりちゃん!?」
あかり「ちなつちゃん……手が、手が痛いよぉ」
ちなつ「あ゛っ!」
ちなつ「ただいまー」
家に着くと、私はさりげなさを装ってお姉ちゃんがいないかを確認。
お姉ちゃんの自転車がなかったのは確認済みだけど、ここでまだお姉ちゃんが
あかりちゃんのお家に行ってないとかだったら連れてきた意味がなくなってしまう。
あかり「ちなつちゃん、あかり入ってもいいかなぁ?」
ちなつ「あ、うん!」
つい玄関の前に立ちふさがってしまっていた。
私がもう少し背が高ければたとえお姉ちゃんが「あらちなつ、早かったね」とか
言いながら出てきてもしばらくあかりちゃんにお姉ちゃんの姿を見せなくてすんだのに。
お姉ちゃんがいないからいいんだけども。
よし、確認完了。
ちなつ「ごめんねあかりちゃ……って、あかりちゃん!?」
あかり「ちなつちゃん……手が、手が痛いよぉ」
ちなつ「あ゛っ!」
慌てて手を離す。
そういえばずっと繋いでたままだった。なんとなく気恥ずかしくなってそっと
あかりちゃんを見ると、あかりちゃんは私が握りすぎたせいかべそをかきながら
手をさすっていて、安心したようなもう少し何か反応してほしいような、微妙な気分。
あかり「ちなつちゃん力強いんだね……」
ちなつ「ど、どうだろ……」
あかり「急にきつく握ってきたからあかり、吃驚したよぉ」
無意識のうちなんだよ、あかりちゃん。
反省しつつ、私はあかりちゃんを家の中へ招き入れた。
あかり「お邪魔しまーす」
ちなつ「どうぞー。今お母さんもおね……お父さんもいないから安心して!」
あかり「う、うん……?」
そういえばずっと繋いでたままだった。なんとなく気恥ずかしくなってそっと
あかりちゃんを見ると、あかりちゃんは私が握りすぎたせいかべそをかきながら
手をさすっていて、安心したようなもう少し何か反応してほしいような、微妙な気分。
あかり「ちなつちゃん力強いんだね……」
ちなつ「ど、どうだろ……」
あかり「急にきつく握ってきたからあかり、吃驚したよぉ」
無意識のうちなんだよ、あかりちゃん。
反省しつつ、私はあかりちゃんを家の中へ招き入れた。
あかり「お邪魔しまーす」
ちなつ「どうぞー。今お母さんもおね……お父さんもいないから安心して!」
あかり「う、うん……?」
今のはかなりわざとらしかったかも。
けど、お姉ちゃんがいないということが伝わったのか、あかりちゃんはこころなしか
安堵した表情をしたように見えた。
ちなつ「じゃあ私の部屋で待ってて。何かとってくるね」
あかり「うん、ありがとぉ」
私は一旦鞄を部屋に置くと、あかりちゃんを残して廊下に出る。
部屋に入る前、あかりちゃんは一度だけお姉ちゃんの部屋のほうをちらりと見たけど、
それ以外はなんの素振も見せなかった。
それでもまだお姉ちゃんのこと気にしてるんじゃないかな、と思う。
やっぱお姉ちゃんってずるいな。
なんとなくそう思ってしまって、「ともこ」と扉に下がってる可愛い名札を裏返した。
けど、お姉ちゃんがいないということが伝わったのか、あかりちゃんはこころなしか
安堵した表情をしたように見えた。
ちなつ「じゃあ私の部屋で待ってて。何かとってくるね」
あかり「うん、ありがとぉ」
私は一旦鞄を部屋に置くと、あかりちゃんを残して廊下に出る。
部屋に入る前、あかりちゃんは一度だけお姉ちゃんの部屋のほうをちらりと見たけど、
それ以外はなんの素振も見せなかった。
それでもまだお姉ちゃんのこと気にしてるんじゃないかな、と思う。
やっぱお姉ちゃんってずるいな。
なんとなくそう思ってしまって、「ともこ」と扉に下がってる可愛い名札を裏返した。
―――――
―――――
適当にお菓子やジュースを漁って部屋に戻ると、あかりちゃんは部屋のド真ん中に
座り込んできょろきょろしていた。
ちなつ「……何やってるの、あかりちゃん」
あかり「ご、ごめんねっ、別にちなつちゃんの部屋に飾られてるちなつちゃんの
絵とかなにかよくわからないものとかがこわいなあとか思ってたわけじゃないから!」
ちなつ「可愛いでしょ?」
あかり「えっ……う、うん、前来たときは気付かなかったから、吃驚しちゃって」
ちなつ「ほかにもまだまだ残ってるんだけど見る?」
あかり「え、遠慮しとくね……出すの大変だもん!それにあかり、ノートやプリント
写しに来たんだし!」
なんかあかりちゃん、ちょっと青ざめてるような。
けど「わあ、そのお菓子美味しそう!」と食欲はあるみたいだから大丈夫かな。
―――――
適当にお菓子やジュースを漁って部屋に戻ると、あかりちゃんは部屋のド真ん中に
座り込んできょろきょろしていた。
ちなつ「……何やってるの、あかりちゃん」
あかり「ご、ごめんねっ、別にちなつちゃんの部屋に飾られてるちなつちゃんの
絵とかなにかよくわからないものとかがこわいなあとか思ってたわけじゃないから!」
ちなつ「可愛いでしょ?」
あかり「えっ……う、うん、前来たときは気付かなかったから、吃驚しちゃって」
ちなつ「ほかにもまだまだ残ってるんだけど見る?」
あかり「え、遠慮しとくね……出すの大変だもん!それにあかり、ノートやプリント
写しに来たんだし!」
なんかあかりちゃん、ちょっと青ざめてるような。
けど「わあ、そのお菓子美味しそう!」と食欲はあるみたいだから大丈夫かな。
ちなつ「食べる?」
あかり「うん、食べるよぉ!」
よいしょ、と持って来たものをテーブルに置き、コップにジュースを注ぐ。
勝手に開けて食べていいよと言うと、あかりちゃんは早速グミに手を伸ばした。
『存在感かちかちグミ』
見なかったことにしよう。
そっと目を逸らしたとき、「これよく、ともこさんと食べたんだぁ」
あかりちゃんがぽつりと呟いた。
あかり「うん、食べるよぉ!」
よいしょ、と持って来たものをテーブルに置き、コップにジュースを注ぐ。
勝手に開けて食べていいよと言うと、あかりちゃんは早速グミに手を伸ばした。
『存在感かちかちグミ』
見なかったことにしよう。
そっと目を逸らしたとき、「これよく、ともこさんと食べたんだぁ」
あかりちゃんがぽつりと呟いた。
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