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元スレ紅莉栖「明日は5ヶ月ぶりに岡部に会える♪」
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岡部「もしもし、どうかしたか?」
短いコールの後に聞こえる。愛しい人の声。
紅莉栖「あ、もしもし?ごめんね。もう寝てたりしてた?」
岡部「よもや、まだ12時前ではないか。まだ寝るつもりは無い」
紅莉栖「そっか、よかった。・・・」
岡部「・・・もしもし、紅莉栖?もしもし」
紅莉栖「・・・今日のプロポーズ、本当に嬉しかった」
岡部「あ、あれは、まだ正式なものではなくて、予行練習というか、プロポーズのプロポーズというかだな、その」
紅莉栖「ううん、岡部の気持ち、しっかり伝わった」
岡部「ま、まあ、それならいいんだ。予行練習とはいえ本心だからな」
紅莉栖「・・・まだ、返事、してなかったね」
短いコールの後に聞こえる。愛しい人の声。
紅莉栖「あ、もしもし?ごめんね。もう寝てたりしてた?」
岡部「よもや、まだ12時前ではないか。まだ寝るつもりは無い」
紅莉栖「そっか、よかった。・・・」
岡部「・・・もしもし、紅莉栖?もしもし」
紅莉栖「・・・今日のプロポーズ、本当に嬉しかった」
岡部「あ、あれは、まだ正式なものではなくて、予行練習というか、プロポーズのプロポーズというかだな、その」
紅莉栖「ううん、岡部の気持ち、しっかり伝わった」
岡部「ま、まあ、それならいいんだ。予行練習とはいえ本心だからな」
紅莉栖「・・・まだ、返事、してなかったね」
岡部「返事って、俺は十分お前の気持ちを受け取ったつもりだが・・・」
紅莉栖「ちゃんとした答えは言ってなかったでしょ?お願い、言わせて。悔いは残したくないの」
岡部「・・・わかった。聞かせてくれ」
紅莉栖「・・・んん・・・」
フェイリスが紅莉栖の手を握り、”がんばって”と、声に出さずに応援する。
紅莉栖は小さく頷く。
紅莉栖「・・・岡部、倫太郎さん」
岡部「お、おお、フルネームか」
紅莉栖「・・・わ、私を・・・一生、幸せに、してください!」
紅莉栖「ちゃんとした答えは言ってなかったでしょ?お願い、言わせて。悔いは残したくないの」
岡部「・・・わかった。聞かせてくれ」
紅莉栖「・・・んん・・・」
フェイリスが紅莉栖の手を握り、”がんばって”と、声に出さずに応援する。
紅莉栖は小さく頷く。
紅莉栖「・・・岡部、倫太郎さん」
岡部「お、おお、フルネームか」
紅莉栖「・・・わ、私を・・・一生、幸せに、してください!」
ダルもヒゲの似合うダンディーなイケメンだし、ラボメンチート杉やで
紅莉栖「私、いつまでも待ってます。倫太郎さんが迎えに来てくれるまで、ずっと、待ってます」
紅莉栖「・・・ひっく、10年だって、20年だって待ちます、私の気持ちは、絶対に変わりません」
紅莉栖「・・・だから、必ず、ひっく、私を・・・幸せに、して、ください・・・!」
紅莉栖につられたのか、フェイリスも鼻をすする。
岡部「・・・ありがとう、紅莉栖」
紅莉栖「・・・これが、私の答えです」
岡部「ああ、しっかりと受け取った。今日はもう遅い。あまり夜更かしするなよ。おやすみ」
岡部「・・・フェイリスが差し向けたのだろう。ボウガンを持った恋のキューピッド、か。ピッタリの言葉だ」
ラボには一人。
皆の配慮に感謝しながら。
”あの日”の自分を思い。
岡部は、泣いた。
紅莉栖「・・・ひっく、10年だって、20年だって待ちます、私の気持ちは、絶対に変わりません」
紅莉栖「・・・だから、必ず、ひっく、私を・・・幸せに、して、ください・・・!」
紅莉栖につられたのか、フェイリスも鼻をすする。
岡部「・・・ありがとう、紅莉栖」
紅莉栖「・・・これが、私の答えです」
岡部「ああ、しっかりと受け取った。今日はもう遅い。あまり夜更かしするなよ。おやすみ」
岡部「・・・フェイリスが差し向けたのだろう。ボウガンを持った恋のキューピッド、か。ピッタリの言葉だ」
ラボには一人。
皆の配慮に感謝しながら。
”あの日”の自分を思い。
岡部は、泣いた。
留未穂「よかった・・・本当によかった・・・」
紅莉栖「フェ、フェイリスさん、なんでそこまで」
電話の後、えぐえぐと涙を零し続けるフェイリスを、すっかり涙のひいている紅莉栖がなだめていた。
紅莉栖「人の為に泣いてくれるなんて、フェイリスさん、本当にいい娘なのね」
留未穂「だって二人はね、大変な思いをしてやっとここまで辿り着いたんだもん。嬉しくて・・・」
紅莉栖「・・・えっ、フェイリスさん、今、なんて・・・?」
留未穂「?・・・私、今なんか変なこと言った・・・?」
紅莉栖「・・・」
留未穂「・・・?」
紅莉栖「・・・?」
フェイリス「・・・まあいいニャ。さーて、湿っぽいのはここまで!クーニャン、お楽しみの尋問タイムニャ~♪」
紅莉栖(あ、口調、戻った・・・)
紅莉栖「フェ、フェイリスさん、なんでそこまで」
電話の後、えぐえぐと涙を零し続けるフェイリスを、すっかり涙のひいている紅莉栖がなだめていた。
紅莉栖「人の為に泣いてくれるなんて、フェイリスさん、本当にいい娘なのね」
留未穂「だって二人はね、大変な思いをしてやっとここまで辿り着いたんだもん。嬉しくて・・・」
紅莉栖「・・・えっ、フェイリスさん、今、なんて・・・?」
留未穂「?・・・私、今なんか変なこと言った・・・?」
紅莉栖「・・・」
留未穂「・・・?」
紅莉栖「・・・?」
フェイリス「・・・まあいいニャ。さーて、湿っぽいのはここまで!クーニャン、お楽しみの尋問タイムニャ~♪」
紅莉栖(あ、口調、戻った・・・)
紅莉栖「・・・おじゃましまーす」
岡部「おお」
紅莉栖「今日も、岡部だけなんだ」
岡部「そうみたいだな。夜はダルが一人にしてほしいと言っていたが」
紅莉栖「そっか」
二人がけのソファー。定位置となった、岡部の左隣に腰掛ける。
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・恥ずかしいな」
岡部「おお」
紅莉栖「今日も、岡部だけなんだ」
岡部「そうみたいだな。夜はダルが一人にしてほしいと言っていたが」
紅莉栖「そっか」
二人がけのソファー。定位置となった、岡部の左隣に腰掛ける。
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・恥ずかしいな」
紅莉栖「なんか、心がくすぐったいっていうか、変な感じ」
岡部「俺はすっきりしたぞ。俺の想いを全て告げたからな」
紅莉栖「・・・今でも、夢なんじゃないかって思っちゃう」
岡部「たとえこれが夢でも、醒める度に、俺は何度でもお前にプロポーズする」
紅莉栖「・・・じゃあ、夢だったらいいな。そうしたら、あの言葉、何回も言ってもらえるんだもの」
岡部「リハーサルは大事だからな。1度きりの本番の為には入念に練習を重ねるものだ」
紅莉栖「・・・じゃあ、もう一度、リハーサル」
岡部「紅莉栖、俺は必ず、お前を幸せにしてみせる」
案の定、私は泣いた。
岡部「俺はすっきりしたぞ。俺の想いを全て告げたからな」
紅莉栖「・・・今でも、夢なんじゃないかって思っちゃう」
岡部「たとえこれが夢でも、醒める度に、俺は何度でもお前にプロポーズする」
紅莉栖「・・・じゃあ、夢だったらいいな。そうしたら、あの言葉、何回も言ってもらえるんだもの」
岡部「リハーサルは大事だからな。1度きりの本番の為には入念に練習を重ねるものだ」
紅莉栖「・・・じゃあ、もう一度、リハーサル」
岡部「紅莉栖、俺は必ず、お前を幸せにしてみせる」
案の定、私は泣いた。
岡部「お前、そんなに泣き虫だったか?」
紅莉栖「ぐすっ、 泣き虫じゃ、ないわよ」
岡部「現に泣いているではないか。説得力の欠片も無い」
紅莉栖「・・・誰のせいよ、誰の。まったく、すーぐ女の子を泣かせちゃう男の人っ―――!」
突然、唇を奪われる。
驚きのあまり見開かれた眼は、やがて、ゆっくりと閉じていく。
目尻に溜まった涙が零れそうになるところで、岡部の指がそれを優しく拭った。
岡部「・・・ん・・・これで、許してもらえないか?」
紅莉栖「・・・今回だけ、だからね」
地球と太陽との距離は、約1億5000万km。
”孤独の観測者”は、照れるかのように雲の後に身を隠した。
紅莉栖「ぐすっ、 泣き虫じゃ、ないわよ」
岡部「現に泣いているではないか。説得力の欠片も無い」
紅莉栖「・・・誰のせいよ、誰の。まったく、すーぐ女の子を泣かせちゃう男の人っ―――!」
突然、唇を奪われる。
驚きのあまり見開かれた眼は、やがて、ゆっくりと閉じていく。
目尻に溜まった涙が零れそうになるところで、岡部の指がそれを優しく拭った。
岡部「・・・ん・・・これで、許してもらえないか?」
紅莉栖「・・・今回だけ、だからね」
地球と太陽との距離は、約1億5000万km。
”孤独の観測者”は、照れるかのように雲の後に身を隠した。
>>425
オフ会では盛り上げ役って言ってたからな
オフ会では盛り上げ役って言ってたからな
紅莉栖「もう、来日も今日で4日目かぁ」
紅莉栖は小さく溜息をつく。
岡部「なんだ、まだ4日・・・まさか、帰国が早まるとか、そういう話が・・・?」
紅莉栖「ううん、それは大丈夫。なんか、あっという間だなって思って」
岡部「脅かすな、まったく。俺のプロポーズがフラグになったのかと思ったではないか」
紅莉栖「ごめんごめん。・・・でも、こうやって二人でボーッとしてるだけなのに、時間が早く感じる」
岡部「愛んしたいんの相愛性理論、か」
紅莉栖「ぷふっ、誰がうまいこと言えと。 でも、恋愛に例えるって、素敵な話よね」
岡部「最初に相対性理論と恋愛を結びつかせた人は、何人に”誰がうまいことを言えと”と言われたのだろうな」
紅莉栖「くすくす。・・・去年岡部に告白されてから、会えない時にはすごく時間が長く感じるようになった」
岡部「俺もだ」
紅莉栖「でもね、岡部のこと考えてると、あっという間に休日が終わっちゃうの」
岡部「・・・俺もだ」
紅莉栖は小さく溜息をつく。
岡部「なんだ、まだ4日・・・まさか、帰国が早まるとか、そういう話が・・・?」
紅莉栖「ううん、それは大丈夫。なんか、あっという間だなって思って」
岡部「脅かすな、まったく。俺のプロポーズがフラグになったのかと思ったではないか」
紅莉栖「ごめんごめん。・・・でも、こうやって二人でボーッとしてるだけなのに、時間が早く感じる」
岡部「愛んしたいんの相愛性理論、か」
紅莉栖「ぷふっ、誰がうまいこと言えと。 でも、恋愛に例えるって、素敵な話よね」
岡部「最初に相対性理論と恋愛を結びつかせた人は、何人に”誰がうまいことを言えと”と言われたのだろうな」
紅莉栖「くすくす。・・・去年岡部に告白されてから、会えない時にはすごく時間が長く感じるようになった」
岡部「俺もだ」
紅莉栖「でもね、岡部のこと考えてると、あっという間に休日が終わっちゃうの」
岡部「・・・俺もだ」
>>425
限りなくリア充寄りのオタクだろう
限りなくリア充寄りのオタクだろう
だからって、初対面で「萌え萌えキュン☆結婚してくれ!」は無いだろ
紅莉栖「そうだ、岡部、って呼び方、・・・変えてもいい?」
岡部「ん?ああ、好きにするといい。ちょっと前までは”岡部さん”だったしな」
紅莉栖「・・・倫くん」
岡部「りッ・・・なん、だと・・・?」
紅莉栖「・・・駄目、かな」
岡部「い、いや、お前がそうしたいなら構わんが・・・皆の前でそれはさすがにキツいな・・・」
紅莉栖「皆の前では岡部、二人っきりの時は倫くん。これならいい?」
岡部「・・・わかった、特別に許可しよう」
紅莉栖「倫くん」
岡部「・・・クリスティーナ」
紅莉栖「・・・それ、なんか、いや」
岡部「すまん」
岡部「ん?ああ、好きにするといい。ちょっと前までは”岡部さん”だったしな」
紅莉栖「・・・倫くん」
岡部「りッ・・・なん、だと・・・?」
紅莉栖「・・・駄目、かな」
岡部「い、いや、お前がそうしたいなら構わんが・・・皆の前でそれはさすがにキツいな・・・」
紅莉栖「皆の前では岡部、二人っきりの時は倫くん。これならいい?」
岡部「・・・わかった、特別に許可しよう」
紅莉栖「倫くん」
岡部「・・・クリスティーナ」
紅莉栖「・・・それ、なんか、いや」
岡部「すまん」
地面か…
フンッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
フンッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
地面か…
フンッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
フンッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
>>435
『なかったことにはしてはいけない』
『なかったことにはしてはいけない』
紅莉栖「倫くんは私の事、なんて呼んでたの?」
岡部「・・・えーと、それはだな・・・」
紅莉栖「聞かせてほしい」
岡部「・・・怒らないと約束できるか?」
紅莉栖「? 怒らないわよ」
岡部「・・・助手、クリスティーナ、”蘇りし者”、セレセブ、実験大好きっ娘、・・・蒙古斑少女」
紅莉栖「・・・説明してもらえるかしら?」
岡部「だ、だから言ったのだ。怒るな、と」
紅莉栖「怒って、ないわよ?」ニッコリ
岡部「では俺の頬が抓られてる理由を教えてくれるか」
紅莉栖「教えてくれたお礼よ」
岡部「・・・えーと、それはだな・・・」
紅莉栖「聞かせてほしい」
岡部「・・・怒らないと約束できるか?」
紅莉栖「? 怒らないわよ」
岡部「・・・助手、クリスティーナ、”蘇りし者”、セレセブ、実験大好きっ娘、・・・蒙古斑少女」
紅莉栖「・・・説明してもらえるかしら?」
岡部「だ、だから言ったのだ。怒るな、と」
紅莉栖「怒って、ないわよ?」ニッコリ
岡部「では俺の頬が抓られてる理由を教えてくれるか」
紅莉栖「教えてくれたお礼よ」
>>12
これなんなの?
これなんなの?
紅莉栖「大体はわかるけど、セレセブってなによセレセブって」
岡部「俺もよくわからん」
紅莉栖「それに、蒙古斑少女、って・・・無いわよ、そんなもの」
岡部「知っている」
紅莉栖「ふぇ!? な、なんで・・・?見た、の・・・?」
岡部「じ、事故だ!事故なんだあれは!見たくて見たわけではないからな!かといって見たくないわけではな・・・!」
紅莉栖「・・・もう、いいわよ」
必死に弁明する岡部を見て、紅莉栖は呆れて笑う。
”蘇りし者”。
これの意味については、考えるのをやめた。
岡部「俺もよくわからん」
紅莉栖「それに、蒙古斑少女、って・・・無いわよ、そんなもの」
岡部「知っている」
紅莉栖「ふぇ!? な、なんで・・・?見た、の・・・?」
岡部「じ、事故だ!事故なんだあれは!見たくて見たわけではないからな!かといって見たくないわけではな・・・!」
紅莉栖「・・・もう、いいわよ」
必死に弁明する岡部を見て、紅莉栖は呆れて笑う。
”蘇りし者”。
これの意味については、考えるのをやめた。
>>438
ユキさんの懐の大きさは異常
ユキさんの懐の大きさは異常
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