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元スレ紅莉栖「明日は5ヶ月ぶりに岡部に会える♪」
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>>254
もう許
もう許
>>265
いつ言ったんだよ
いつ言ったんだよ
>>266
すまん別の世界線でいっていたようだ
すまん別の世界線でいっていたようだ
岡部「・・・ぐ・・・体中が痛い」
朝8時すぎ。
岡部「さすがに開発室で寝るのは無理があったか・・・ん?」
鈴羽の姿が無いかわりに、テーブルに1枚の書き置き。
「タイムマシン移動しに行ってきまーす! 鈴羽」
岡部「・・・ラジ館、まだ開いていないだろう・・・」
天真爛漫で、せっかちで、おっちょこちょい。
岡部「これも、母親似なのだろうか?」
未だ見ぬ、橋田至の妻となる女性。
人物像はなんとなく想像がついた。
朝8時すぎ。
岡部「さすがに開発室で寝るのは無理があったか・・・ん?」
鈴羽の姿が無いかわりに、テーブルに1枚の書き置き。
「タイムマシン移動しに行ってきまーす! 鈴羽」
岡部「・・・ラジ館、まだ開いていないだろう・・・」
天真爛漫で、せっかちで、おっちょこちょい。
岡部「これも、母親似なのだろうか?」
未だ見ぬ、橋田至の妻となる女性。
人物像はなんとなく想像がついた。
>>270
許してやれよ…
許してやれよ…
紅莉栖「すー・・・すー・・・」
小さくうずくまる様に、身体を丸めて寝息を立てている。
岡部「ふっ・・・なんとも愛おしい姿だ」
タオルケットをかけなおす。
紅莉栖「・・・にへへ・・・岡部・・・好き・・・」
岡部(はぁうッ!)
寝言という黄金の矢は、いとも容易く岡部の心臓を貫いた!
俺はよろめきながらフラフラと後ずさる。
頭を冷やすため、外に出ることにした。
紅莉栖「・・・にへへ・・・」
小さくうずくまる様に、身体を丸めて寝息を立てている。
岡部「ふっ・・・なんとも愛おしい姿だ」
タオルケットをかけなおす。
紅莉栖「・・・にへへ・・・岡部・・・好き・・・」
岡部(はぁうッ!)
寝言という黄金の矢は、いとも容易く岡部の心臓を貫いた!
俺はよろめきながらフラフラと後ずさる。
頭を冷やすため、外に出ることにした。
紅莉栖「・・・にへへ・・・」
紅莉栖「・・・ん・・・」
8時半。
紅莉栖「睡眠時間、4時間か・・・んんー・・・ん?」
誰も居ない。
紅莉栖「二人ともどこ行ったのかな」
テーブルに1枚の書き置き。
「タイムマシン移動しに行ってきまーす! 鈴羽」
紅莉栖「・・・ラジ館、まだ開いてないんじゃ・・・」
8時半。
紅莉栖「睡眠時間、4時間か・・・んんー・・・ん?」
誰も居ない。
紅莉栖「二人ともどこ行ったのかな」
テーブルに1枚の書き置き。
「タイムマシン移動しに行ってきまーす! 鈴羽」
紅莉栖「・・・ラジ館、まだ開いてないんじゃ・・・」
岡部「お、起きていたか」
岡部が、コンビニの袋を手に帰ってきた。
紅莉栖「おはよう。鈴羽さんと一緒だったの?」
岡部「いや、あいつは俺が起きた時点でもういなかった。何時にここを出たのだろうな」
紅莉栖「意外とせっかちなのね。鈴羽さん」
岡部「母親に似たのかもな。ほら、軽い朝食だ」
紅莉栖「あっ、ありがと。いいの?お金」
岡部「これくらいは出す。ま、あまり大きな出費はできないがな」
紅莉栖「ううん、十分」
岡部が、コンビニの袋を手に帰ってきた。
紅莉栖「おはよう。鈴羽さんと一緒だったの?」
岡部「いや、あいつは俺が起きた時点でもういなかった。何時にここを出たのだろうな」
紅莉栖「意外とせっかちなのね。鈴羽さん」
岡部「母親に似たのかもな。ほら、軽い朝食だ」
紅莉栖「あっ、ありがと。いいの?お金」
岡部「これくらいは出す。ま、あまり大きな出費はできないがな」
紅莉栖「ううん、十分」
>>279-280
ワロタ
ワロタ
10時。
ズシン―――
岡部「おっ!」
紅莉栖「きゃっ!」
紅莉栖は岡部の腕にしがみ付く。
岡部「ああ、鈴羽が移動してきたのか」
屋上へ上がると、昨日ラジ館の屋上で見た金属の塊が鎮座していた。
鈴羽「よっこいせ、っと」
岡部「動くな」
鈴羽「誰!? なーんてね」
紅莉栖「これが、タイムマシン・・・!」
ズシン―――
岡部「おっ!」
紅莉栖「きゃっ!」
紅莉栖は岡部の腕にしがみ付く。
岡部「ああ、鈴羽が移動してきたのか」
屋上へ上がると、昨日ラジ館の屋上で見た金属の塊が鎮座していた。
鈴羽「よっこいせ、っと」
岡部「動くな」
鈴羽「誰!? なーんてね」
紅莉栖「これが、タイムマシン・・・!」
岡部「お前は何時にラボを出たのだ」
鈴羽「7時くらいかな。善は急げって思ったんだけどさー」
岡部「開いてなかっただろう」
鈴羽「そうそう、そのことすっかり忘れてた。あはは。しょうがないから公園で寝てたよ」
岡部「相変わらずサバイバルな奴だ。ひとまず問題は解決したな。この後はどうするんだ?」
鈴羽「今日はその辺観光したり、写真撮ったり、買い物したりで忙しいかな」
岡部「そうか。気をつけろよ」
鈴羽「オッケー、行ってきまーす!夕方には帰ってくるよー!」
岡部「・・・朝から元気だな」
紅莉栖は、会話に参加することなくタイムマシンに夢中になっていた。
紅莉栖「へぇー・・・はぁー・・・」
鈴羽「7時くらいかな。善は急げって思ったんだけどさー」
岡部「開いてなかっただろう」
鈴羽「そうそう、そのことすっかり忘れてた。あはは。しょうがないから公園で寝てたよ」
岡部「相変わらずサバイバルな奴だ。ひとまず問題は解決したな。この後はどうするんだ?」
鈴羽「今日はその辺観光したり、写真撮ったり、買い物したりで忙しいかな」
岡部「そうか。気をつけろよ」
鈴羽「オッケー、行ってきまーす!夕方には帰ってくるよー!」
岡部「・・・朝から元気だな」
紅莉栖は、会話に参加することなくタイムマシンに夢中になっていた。
紅莉栖「へぇー・・・はぁー・・・」
鈴羽「さーて、と、まずはどこ行こうかな」
行きたい所リストと地図を手に、鈴羽は秋葉原を歩いていた。
鈴羽「ちょっと行きたいところ多すぎたかなー。でも移動にお金使いたくないし。 お、ドン・キホーテ」
ご存知、巨大ディスカウントショップの秋葉原店。
鈴羽「そうだ、折り畳み自転車とか、安いのないかな。・・・よし、8000円まで出せる!」
財布の中身と相談した後、意気揚々と店内へ入っていく。
鈴羽「お、あったあった。やっぱ安いなー。どーれにしようかなー・・・ん?」
自転車コーナーの隅に置かれた、在庫セール品に目が留まる。
鈴羽「キック、ボード?」
行きたい所リストと地図を手に、鈴羽は秋葉原を歩いていた。
鈴羽「ちょっと行きたいところ多すぎたかなー。でも移動にお金使いたくないし。 お、ドン・キホーテ」
ご存知、巨大ディスカウントショップの秋葉原店。
鈴羽「そうだ、折り畳み自転車とか、安いのないかな。・・・よし、8000円まで出せる!」
財布の中身と相談した後、意気揚々と店内へ入っていく。
鈴羽「お、あったあった。やっぱ安いなー。どーれにしようかなー・・・ん?」
自転車コーナーの隅に置かれた、在庫セール品に目が留まる。
鈴羽「キック、ボード?」
金属製の土台に、車輪が2つ、根元から長く延びたハンドル。
鈴羽「なんだろ、見たこと無いや」
展示してある見本品に、片足を乗せてみる。
スイーッ。
鈴羽「お?」
もう少し広いところに移動する。
スイーーーッ。
鈴羽「あははは!なにこれ面白い!いくら?」
”特価 3480円”
鈴羽「よっしゃ!これだ!」
鈴羽「なんだろ、見たこと無いや」
展示してある見本品に、片足を乗せてみる。
スイーッ。
鈴羽「お?」
もう少し広いところに移動する。
スイーーーッ。
鈴羽「あははは!なにこれ面白い!いくら?」
”特価 3480円”
鈴羽「よっしゃ!これだ!」
ガーーーーーーーーッ
鈴羽「あははははははは!」
ガーーーーーーーーーーーーッ
鈴羽「あはははははははははははは!」
ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ
鈴羽「あははははははは!どんどんスピード上がってくー!」
信号待ちのパトカーを追い越してしまい、注意された。
鈴羽「ごめんなさーい」
警察官「これ、モーターとか付いてないよね?どうやったらそんなスピード出るの・・・?」
鈴羽「あははははははは!」
ガーーーーーーーーーーーーッ
鈴羽「あはははははははははははは!」
ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ
鈴羽「あははははははは!どんどんスピード上がってくー!」
信号待ちのパトカーを追い越してしまい、注意された。
鈴羽「ごめんなさーい」
警察官「これ、モーターとか付いてないよね?どうやったらそんなスピード出るの・・・?」
岡部「あいつ、大丈夫だろうか」
紅莉栖「鈴羽さんのこと?大丈夫って、何が?」
岡部「はしゃいで、警察のお世話になったりしていないかと思ってな」
紅莉栖「まさか、子供じゃないんだから。・・・ふわーぁ・・・」
岡部「どうした。寝不足か?」
紅莉栖「ちょっとね、あまり眠れなくて」
岡部「仮眠でもとるか?俺がどければソファーに横になれる」
紅莉栖「ううん、まだ大丈夫。もうちょっと、岡部と話してたいから」
岡部「って、滞在期間は1ヶ月もあるではないか」
紅莉栖「1ヶ月”しか”一緒に居られないの。だから、悔いの無いように、ね」
岡部(くっ・・・この上目遣いでの微笑み・・・!)
紅莉栖「鈴羽さんのこと?大丈夫って、何が?」
岡部「はしゃいで、警察のお世話になったりしていないかと思ってな」
紅莉栖「まさか、子供じゃないんだから。・・・ふわーぁ・・・」
岡部「どうした。寝不足か?」
紅莉栖「ちょっとね、あまり眠れなくて」
岡部「仮眠でもとるか?俺がどければソファーに横になれる」
紅莉栖「ううん、まだ大丈夫。もうちょっと、岡部と話してたいから」
岡部「って、滞在期間は1ヶ月もあるではないか」
紅莉栖「1ヶ月”しか”一緒に居られないの。だから、悔いの無いように、ね」
岡部(くっ・・・この上目遣いでの微笑み・・・!)
キックボードなんか2kくらいで買えるだろwww
俺も捕まりかけた事有るワロエナイ
俺も捕まりかけた事有るワロエナイ
>>7
おめで…たくないでございます!
おめで…たくないでございます!
鈴羽「ふー、危なかったー」
軽い注意だけで開放された鈴羽は、自重気味の速度でキックボードを漕いでいた。
だが余裕で自転車を追い越している。
鈴羽「生年月日が6年後だなんて、信じてもらえるわけないしねー。・・・おっ」
満開を過ぎ、はらはらと花びらを散らす桜。
カシャ。
鈴羽「いいねー。風流だねー。・・・そっか、なるほど」
鈴羽は何かに気付いたように、いたずらっぽくにひひと笑う。
鈴羽「よし、休憩終了!」
軽い注意だけで開放された鈴羽は、自重気味の速度でキックボードを漕いでいた。
だが余裕で自転車を追い越している。
鈴羽「生年月日が6年後だなんて、信じてもらえるわけないしねー。・・・おっ」
満開を過ぎ、はらはらと花びらを散らす桜。
カシャ。
鈴羽「いいねー。風流だねー。・・・そっか、なるほど」
鈴羽は何かに気付いたように、いたずらっぽくにひひと笑う。
鈴羽「よし、休憩終了!」
鈴羽「とうちゃーく!」
東京国際展示場。またの名を、東京ビッグサイト。
鈴羽「思ったより近かったなー。わー、海」
カシャ。
鈴羽「ここが、父さんと母さんの出会った場所なんだ」
自動販売機で買ったスポーツドリンクをぐいっと飲み干す。
鈴羽「今年の夏、だったかな。出会うのって」
15分ほど物思いに耽った後、地図を開く。
鈴羽「さーて、次は・・・お、ディズニーランド割と近いじゃん。ついでに行ってみよ」
東京国際展示場。またの名を、東京ビッグサイト。
鈴羽「思ったより近かったなー。わー、海」
カシャ。
鈴羽「ここが、父さんと母さんの出会った場所なんだ」
自動販売機で買ったスポーツドリンクをぐいっと飲み干す。
鈴羽「今年の夏、だったかな。出会うのって」
15分ほど物思いに耽った後、地図を開く。
鈴羽「さーて、次は・・・お、ディズニーランド割と近いじゃん。ついでに行ってみよ」
紅莉栖が、手にしていた本をパサッと落とした。
紅莉栖「はっ・・・」
岡部「寝ていたな?」
紅莉栖「あ、ごめん、ちょっとうつらうつらしちゃった」
岡部「無理をするな。ソファーで寝るといい。今どけ・・・」
立ち上がろうとする岡部の腕を両手で掴み、肩にもたれかかるようにして目を瞑る。
紅莉栖「・・・このままで、いいよ」
岡部「フッ、デレの次は甘えん坊か」
岡部も目を瞑る。
岡部「俺も、考え事をしていたせいで寝不足だ」
紅莉栖「・・・すー・・・すー・・・」
麗らかな陽気の差し込むラボに、穏やかな空気が流れた。
紅莉栖「はっ・・・」
岡部「寝ていたな?」
紅莉栖「あ、ごめん、ちょっとうつらうつらしちゃった」
岡部「無理をするな。ソファーで寝るといい。今どけ・・・」
立ち上がろうとする岡部の腕を両手で掴み、肩にもたれかかるようにして目を瞑る。
紅莉栖「・・・このままで、いいよ」
岡部「フッ、デレの次は甘えん坊か」
岡部も目を瞑る。
岡部「俺も、考え事をしていたせいで寝不足だ」
紅莉栖「・・・すー・・・すー・・・」
麗らかな陽気の差し込むラボに、穏やかな空気が流れた。
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