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元スレ紅莉栖「明日は5ヶ月ぶりに岡部に会える♪」
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しばらくすると、ドアらしきものが上方に開き、自動的にタラップが降りた。
中から一人の女が、警戒しながら降りてくる。
???「うわー、ラジ館、ふっるー。こんなビルだったんだ」
岡部「動くな」
???「のわァっ!?ビックりしたぁ!!」
女は大きく飛び上がり、5歩ほど後ずさりする。
???「・・・誰?」
訝しげにゆっくりと近づく。
岡部「・・・動くなって言っただろうに」
中から一人の女が、警戒しながら降りてくる。
???「うわー、ラジ館、ふっるー。こんなビルだったんだ」
岡部「動くな」
???「のわァっ!?ビックりしたぁ!!」
女は大きく飛び上がり、5歩ほど後ずさりする。
???「・・・誰?」
訝しげにゆっくりと近づく。
岡部「・・・動くなって言っただろうに」
岡部「鈴羽だな」
鈴羽「っ、なんで私の名前を知って・・・!あ・・・」
岡部「久しぶり、ではないか。始めまして、だな。阿万音鈴羽」
鈴羽「オカリンおじさんだ!」
岡部「まだ同世代だっ」
無遠慮に、岡部の顔をジロジロ見回す。
鈴羽「うわ、若ーい!でもあまり変わってないなぁー」
岡部「2036年の俺は40代か。想像できんな・・・」
鈴羽「あれ?でもなんで私の事知ってるの?ここじゃまだ生まれてないけど?」
岡部「ああ、簡潔に説明する」
こうやって、自分の辿ってきた経路を説明するのは、いつ以来だろうか。
鈴羽「っ、なんで私の名前を知って・・・!あ・・・」
岡部「久しぶり、ではないか。始めまして、だな。阿万音鈴羽」
鈴羽「オカリンおじさんだ!」
岡部「まだ同世代だっ」
無遠慮に、岡部の顔をジロジロ見回す。
鈴羽「うわ、若ーい!でもあまり変わってないなぁー」
岡部「2036年の俺は40代か。想像できんな・・・」
鈴羽「あれ?でもなんで私の事知ってるの?ここじゃまだ生まれてないけど?」
岡部「ああ、簡潔に説明する」
こうやって、自分の辿ってきた経路を説明するのは、いつ以来だろうか。
今はいいが十分で堕ちるような時間帯になったら心配だお
完結までがんがれしえん
完結までがんがれしえん
>>155
おいwwwwww
おいwwwwww
鈴羽「・・・へぇ、オカリンおじさんも大変だったんだね」
岡部「随分と物分りがいいな。あとおじさんはやめろ」
鈴羽「阿万音って母さんの旧姓だもん。2011年ではまだお父さんと出会ってないし」
岡部「普通なら知る由も無い事を知っている、か。両親は元気か」
鈴羽「うん、健在。未だに結構ラブラブだから見てるこっちが恥ずかしいくらい」
はにかむように笑う。
岡部「そうか、よかった。ということは、お前は阿万音性を名乗ってはいないのだな」
鈴羽「うん、橋田鈴羽だよ。って、あまり未来のことは口にしちゃいけないんだった」
岡部「ここでは阿万音鈴羽を名乗ったほうがいい。面倒なことが起きるかもしれんしな」
鈴羽「うん、そうするよ」
岡部「随分と物分りがいいな。あとおじさんはやめろ」
鈴羽「阿万音って母さんの旧姓だもん。2011年ではまだお父さんと出会ってないし」
岡部「普通なら知る由も無い事を知っている、か。両親は元気か」
鈴羽「うん、健在。未だに結構ラブラブだから見てるこっちが恥ずかしいくらい」
はにかむように笑う。
岡部「そうか、よかった。ということは、お前は阿万音性を名乗ってはいないのだな」
鈴羽「うん、橋田鈴羽だよ。って、あまり未来のことは口にしちゃいけないんだった」
岡部「ここでは阿万音鈴羽を名乗ったほうがいい。面倒なことが起きるかもしれんしな」
鈴羽「うん、そうするよ」
岡部「ひとつ、聞きたい事がある」
鈴羽「何?答えられる範囲なら答えるよ」
岡部「紅莉栖、牧瀬紅莉栖は、元気にしているか」
鈴羽の笑顔が、消えた。
鈴羽「何?答えられる範囲なら答えるよ」
岡部「紅莉栖、牧瀬紅莉栖は、元気にしているか」
鈴羽の笑顔が、消えた。
鈴羽が来るってことは、タイムマシンが開発されてるってことだろ
この女はいつも厄介ごと運んでくるから……
この女はいつも厄介ごと運んでくるから……
>>160
鈴羽!鈴羽ぁ…シコシコ…
鈴羽!鈴羽ぁ…シコシコ…
岡部「・・・鈴羽?どうした?こっちを向けよ?なあ」
岡部から目をそらし、苦しそうに俯く。
岡部「・・・冗談だろ?冗談だよな?おい・・・何とか、言えよ・・・?」
鈴羽「・・・牧瀬、紅莉栖・・・」
鈴羽は、消え入りそうな声で呟く。
鈴羽「・・・私のいる2036年に、牧瀬紅莉栖という人間は」
そして、大きく息を吐き、岡部の目を見て言った。
鈴羽「・・・もう、存在していない」
岡部から目をそらし、苦しそうに俯く。
岡部「・・・冗談だろ?冗談だよな?おい・・・何とか、言えよ・・・?」
鈴羽「・・・牧瀬、紅莉栖・・・」
鈴羽は、消え入りそうな声で呟く。
鈴羽「・・・私のいる2036年に、牧瀬紅莉栖という人間は」
そして、大きく息を吐き、岡部の目を見て言った。
鈴羽「・・・もう、存在していない」
岡部「・・・なんだよ、それ」
声に感情が伴わない。
岡部「また、それかよ」
力なく膝から崩れ落ちる。
岡部「紅莉栖・・・どうして、また・・・くそ、くそ!なんでだよおおおおおおおおおぉぉぉ!」
紅莉栖(っ! 今の・・・岡部?)
それは、ラジ館の近くのベンチに腰掛け、男の帰りを待っていた少女に届く、悲痛な叫び。
不安と恐怖が入り混じって巨大な波となり、紅莉栖の全身を覆い尽くす。
岡部「あんまりだろ・・・やっと、ここまで、来れたんだぞ・・・?」
紅莉栖(どうしたの・・・?お願い、早く戻ってきて・・・)
声に感情が伴わない。
岡部「また、それかよ」
力なく膝から崩れ落ちる。
岡部「紅莉栖・・・どうして、また・・・くそ、くそ!なんでだよおおおおおおおおおぉぉぉ!」
紅莉栖(っ! 今の・・・岡部?)
それは、ラジ館の近くのベンチに腰掛け、男の帰りを待っていた少女に届く、悲痛な叫び。
不安と恐怖が入り混じって巨大な波となり、紅莉栖の全身を覆い尽くす。
岡部「あんまりだろ・・・やっと、ここまで、来れたんだぞ・・・?」
紅莉栖(どうしたの・・・?お願い、早く戻ってきて・・・)
岡部「・・・鈴羽、もう一つ、教えてくれ」
希望を失ったその目は、もう何も捉えようとはしなかった。ただ、開いているだけ。
鈴羽「・・・内容による」
岡部「知っているのなら、紅莉栖の・・・彼女の最期を、教えて欲しい」
鈴羽「・・・わかった。私の目を見て」
二人は向き合い、お互いの目を見合う。
鈴羽「今から5年後、2016年」
岡部「・・・5年・・・」
鈴羽「・・・牧瀬紅莉栖は」
険しい表情を浮かべていた鈴羽は、急に、ニカッと白い歯を見せて笑う。
鈴羽「”岡部”紅莉栖に、苗字が変わるんだよ♪」
希望を失ったその目は、もう何も捉えようとはしなかった。ただ、開いているだけ。
鈴羽「・・・内容による」
岡部「知っているのなら、紅莉栖の・・・彼女の最期を、教えて欲しい」
鈴羽「・・・わかった。私の目を見て」
二人は向き合い、お互いの目を見合う。
鈴羽「今から5年後、2016年」
岡部「・・・5年・・・」
鈴羽「・・・牧瀬紅莉栖は」
険しい表情を浮かべていた鈴羽は、急に、ニカッと白い歯を見せて笑う。
鈴羽「”岡部”紅莉栖に、苗字が変わるんだよ♪」
岡部「っ!・・・・・・?」
鈴羽「だから、”牧瀬”紅莉栖はもう存在しないっていうオチ」
岡部「・・・・・・・・・・・・」
鈴羽「紅莉栖さんは元気だよ?オカリンおじさんともすっごく仲いいしー」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
鈴羽「・・・もしもーし?もしかして、怒っちゃった?ちょっとしたドッキリのつも・・・」
岡部「・・・った・・・」
鈴羽「え?何か言っ・・・って、めっちゃ泣いてる!ごめん!ごめんってば!」
岡部「よかった・・・本当に、よかった・・・」
ここ数日、俺の涙腺は緩みっぱなしだ。
鈴羽「だから、”牧瀬”紅莉栖はもう存在しないっていうオチ」
岡部「・・・・・・・・・・・・」
鈴羽「紅莉栖さんは元気だよ?オカリンおじさんともすっごく仲いいしー」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
鈴羽「・・・もしもーし?もしかして、怒っちゃった?ちょっとしたドッキリのつも・・・」
岡部「・・・った・・・」
鈴羽「え?何か言っ・・・って、めっちゃ泣いてる!ごめん!ごめんってば!」
岡部「よかった・・・本当に、よかった・・・」
ここ数日、俺の涙腺は緩みっぱなしだ。
ゴチン。
岡部「話してくれたお礼だ」
鈴羽「いつつ・・・ごめんなさーい。でもね、このドッキリ、紅莉栖さんの提案なんだよ?」
岡部「未来の紅莉栖がか?なんでまたそんなマネを・・・」
鈴羽「この時代のオカリンおじさんの本当の気持ちが知りたかったんだって」
岡部「本当の気持ち、って、どういうことだ。俺は紅莉栖の事を本気で・・・」
鈴羽「なんかね、この頃はあまり感情を表に出さないから、不安になる時もあったとか」
岡部「・・・女という生き物は、そういうものなのか」
鈴羽「超遠距離恋愛だしね。ま、いずれ二人は近所でも有名なおしどり夫婦になるんだけど」
岡部「・・・紅莉栖が下で待っている。5分後に降りてきてくれ」
鈴羽「りょうかーい。いっぱいハグしてあげなよ。にっひっひ~」
まったく、女という生き物は。
岡部「話してくれたお礼だ」
鈴羽「いつつ・・・ごめんなさーい。でもね、このドッキリ、紅莉栖さんの提案なんだよ?」
岡部「未来の紅莉栖がか?なんでまたそんなマネを・・・」
鈴羽「この時代のオカリンおじさんの本当の気持ちが知りたかったんだって」
岡部「本当の気持ち、って、どういうことだ。俺は紅莉栖の事を本気で・・・」
鈴羽「なんかね、この頃はあまり感情を表に出さないから、不安になる時もあったとか」
岡部「・・・女という生き物は、そういうものなのか」
鈴羽「超遠距離恋愛だしね。ま、いずれ二人は近所でも有名なおしどり夫婦になるんだけど」
岡部「・・・紅莉栖が下で待っている。5分後に降りてきてくれ」
鈴羽「りょうかーい。いっぱいハグしてあげなよ。にっひっひ~」
まったく、女という生き物は。
あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
>>177
「魅せて」くれよ
「魅せて」くれよ
紅莉栖「あ、岡部!」
ラジ館から出ると、ベンチに座っていた紅莉栖が駆け寄ってきた。
岡部「すまないな。少々時間がかかっ・・・うおっ」
紅莉栖「もう!何分待ったと思ってるの!!」
岡部「そんなに、心配だったか」
紅莉栖「当たり前でしょ!突然岡部の悲鳴は聞こえるし、携帯には出ないし・・・すごく不安だったんだから・・・」
岡部「携帯?む、ラボに忘れてきたようだ」
紅莉栖「馬鹿・・・うぅっ、ひっく・・・岡部の、ばかぁ・・・」
しまった、泣かせてしまった。
―――この時代のオカリンおじさんの本当の気持ちが知りたかったんだって―――
ラジ館から出ると、ベンチに座っていた紅莉栖が駆け寄ってきた。
岡部「すまないな。少々時間がかかっ・・・うおっ」
紅莉栖「もう!何分待ったと思ってるの!!」
岡部「そんなに、心配だったか」
紅莉栖「当たり前でしょ!突然岡部の悲鳴は聞こえるし、携帯には出ないし・・・すごく不安だったんだから・・・」
岡部「携帯?む、ラボに忘れてきたようだ」
紅莉栖「馬鹿・・・うぅっ、ひっく・・・岡部の、ばかぁ・・・」
しまった、泣かせてしまった。
―――この時代のオカリンおじさんの本当の気持ちが知りたかったんだって―――
岡部「ごめんな、紅莉栖。お前に心配をかけた上に泣かせてしまった。許してくれ」
ポロポロと涙を零す紅莉栖の華奢な体を力強く抱きしめ、耳元で囁く。
岡部「紅莉栖、俺はお前の事が大好きだ」
紅莉栖「ひっく・・・な、なに、いきなり・・・」
岡部「これが俺の本心だ。お前は、世界で一番大切な人だ」
紅莉栖「ど、どうしたの・・・?」
岡部「どうしても今、この気持ちを伝えたかった。もうお前に、不安な思いはさせないからな」
紅莉栖「・・・嬉しい。すごく嬉しいから許す。ぐすっ」
鈴羽「オカリンおじさ・・・おっと」
ラジ館から出ようとした鈴羽は、抱擁を交わす二人を見て思わず身体を引っ込めた。
鈴羽(成功したよ、紅莉栖さん)
ポロポロと涙を零す紅莉栖の華奢な体を力強く抱きしめ、耳元で囁く。
岡部「紅莉栖、俺はお前の事が大好きだ」
紅莉栖「ひっく・・・な、なに、いきなり・・・」
岡部「これが俺の本心だ。お前は、世界で一番大切な人だ」
紅莉栖「ど、どうしたの・・・?」
岡部「どうしても今、この気持ちを伝えたかった。もうお前に、不安な思いはさせないからな」
紅莉栖「・・・嬉しい。すごく嬉しいから許す。ぐすっ」
鈴羽「オカリンおじさ・・・おっと」
ラジ館から出ようとした鈴羽は、抱擁を交わす二人を見て思わず身体を引っ込めた。
鈴羽(成功したよ、紅莉栖さん)
うぎゃああああああああああああああ死ぬ死ぬ
甘すぎる
助けてくれ
甘すぎる
助けてくれ
紅莉栖「阿万音鈴羽、って・・・前に岡部が言ってた・・・?」
岡部「そう、ダルの娘だ。この世界では橋田鈴羽だが」
鈴羽「ちょッ、いきなりバラしちゃったよこの人!?」
岡部「大丈夫だ。紅莉栖にだけは全てを話している」
鈴羽「そうなの?じゃあいっか」
紅莉栖「・・・信じられない・・・」
岡部「まあ、信じられない方が正しいのだろうな」
紅莉栖「橋田、本当に結婚できたんだ・・・!」
鈴羽「あ、ひどい」
岡部「まあ、確かに一番信じられないのはそこかもしれん」
鈴羽「うわ、オカリンおじさんまで」
岡部「そう、ダルの娘だ。この世界では橋田鈴羽だが」
鈴羽「ちょッ、いきなりバラしちゃったよこの人!?」
岡部「大丈夫だ。紅莉栖にだけは全てを話している」
鈴羽「そうなの?じゃあいっか」
紅莉栖「・・・信じられない・・・」
岡部「まあ、信じられない方が正しいのだろうな」
紅莉栖「橋田、本当に結婚できたんだ・・・!」
鈴羽「あ、ひどい」
岡部「まあ、確かに一番信じられないのはそこかもしれん」
鈴羽「うわ、オカリンおじさんまで」
鈴羽「それにしても紅莉栖さんってこの頃から全然変わってなかったんだねー」
紅莉栖「え?何が?」
鈴羽「ルックスとか。2036年では40代だけど、全然そうは見えないよ」
紅莉栖「ほ、本当?」
鈴羽「うん。すっごい綺麗。芸能人みたいってよく言われてる。それに・・・おっと」
紅莉栖「岡部、鈴羽さんってすごく素敵な人ね!」
岡部「ああ、そうだな。よほど母親に似たのだろう」
鈴羽「あはは、父さん、言われ放題」
岡部「しかしここで立ち話もなんだ。ひとまずラボへ戻ろう」
鈴羽「お、行ってみたい!」
紅莉栖「え?何が?」
鈴羽「ルックスとか。2036年では40代だけど、全然そうは見えないよ」
紅莉栖「ほ、本当?」
鈴羽「うん。すっごい綺麗。芸能人みたいってよく言われてる。それに・・・おっと」
紅莉栖「岡部、鈴羽さんってすごく素敵な人ね!」
岡部「ああ、そうだな。よほど母親に似たのだろう」
鈴羽「あはは、父さん、言われ放題」
岡部「しかしここで立ち話もなんだ。ひとまずラボへ戻ろう」
鈴羽「お、行ってみたい!」
鈴羽「うっわー、ちっちゃー。これが最初のラボなんだ」
鈴羽はラボ内を大きく見渡す。
岡部「確かに7人が集まると少々窮屈だな。ま、自由に座ってくれ」
紅莉栖「コーヒー入れるわね。二人ともブラックでいいの?」
鈴羽「うん、ありがと。ふふふ」
岡部「なにが可笑しい」
鈴羽「いや、同じだなぁ、と思って」
岡部「何がだ?」
鈴羽「なんでもなーい♪」
岡部「?」
鈴羽はラボ内を大きく見渡す。
岡部「確かに7人が集まると少々窮屈だな。ま、自由に座ってくれ」
紅莉栖「コーヒー入れるわね。二人ともブラックでいいの?」
鈴羽「うん、ありがと。ふふふ」
岡部「なにが可笑しい」
鈴羽「いや、同じだなぁ、と思って」
岡部「何がだ?」
鈴羽「なんでもなーい♪」
岡部「?」
岡部「そういえば、お前がこの世界に来た理由を聞いてなかったな」
コーヒーを啜りながら、岡部は問う。
岡部「何しに来たのだ?」
鈴羽「え?遊びにだけど」
紅莉栖「・・・随分軽い理由なのね」
鈴羽「他にもあるよ?、買い物とか、写真撮ったりとか」
岡部「いやいや、それらを足しても十分軽い」
鈴羽「オカリンおじさんがいた世界線でも私は来たんでしょ?違う理由なの?」
岡部「支配社会を変えるため、更には第3次大戦を防ぐために来たのだぞ」
鈴羽「はー、嫌な未来だねー」
岡部「こいつは・・・」
コーヒーを啜りながら、岡部は問う。
岡部「何しに来たのだ?」
鈴羽「え?遊びにだけど」
紅莉栖「・・・随分軽い理由なのね」
鈴羽「他にもあるよ?、買い物とか、写真撮ったりとか」
岡部「いやいや、それらを足しても十分軽い」
鈴羽「オカリンおじさんがいた世界線でも私は来たんでしょ?違う理由なの?」
岡部「支配社会を変えるため、更には第3次大戦を防ぐために来たのだぞ」
鈴羽「はー、嫌な未来だねー」
岡部「こいつは・・・」
鈴羽「あ、そうだ」
リュックから、カメラを取り出す。
鈴羽「二人の写真、撮らせてもらっていい?」
岡部「ああ、別に構わんが」
紅莉栖「それ、未来のデジカメ?」
鈴羽「うん、っていっても型遅れの安いやつだから、4500万画素しかないけどね」
岡部「・・・それ、絶対落としたり失くしたりするなよ」
鈴羽「よし、それじゃ、二人でソファーに並んでー、ほら、もっと寄り添って!キスしちゃってもいいんだよー?」
カシャ。
リュックから、カメラを取り出す。
鈴羽「二人の写真、撮らせてもらっていい?」
岡部「ああ、別に構わんが」
紅莉栖「それ、未来のデジカメ?」
鈴羽「うん、っていっても型遅れの安いやつだから、4500万画素しかないけどね」
岡部「・・・それ、絶対落としたり失くしたりするなよ」
鈴羽「よし、それじゃ、二人でソファーに並んでー、ほら、もっと寄り添って!キスしちゃってもいいんだよー?」
カシャ。
正直言ってこんな感じのシュタゲの日常編をサザエさん的な感じで毎週やって欲しい
岡部「そういえば、寝泊りはどうするんだ?」
鈴羽「タイムマシンの中で寝るつもり。結構快適だよ?音楽だって聴けるしね」
岡部「・・・なぜそんな機能まで付いている」
鈴羽「私のリクエスト。移動中って暇だしさ」
岡部「・・・まあいい、だが、ラジ館にはどうやって入るのだ?さすがにもう開いていないぞ」
鈴羽「えっ?あっ・・・あー・・・あはは」
岡部「だろうと思った。今日はここに泊まれ」
鈴羽「いいの?助かるよ」
岡部「夜が明けたらタイムマシンをここの屋上へ移動させればいい。そうすれば自由に使える」
鈴羽「なるほど、さすがオカリンおじさん!」
紅莉栖「あーーっ!!!」
岡部「!?」
鈴羽「!?」
鈴羽「タイムマシンの中で寝るつもり。結構快適だよ?音楽だって聴けるしね」
岡部「・・・なぜそんな機能まで付いている」
鈴羽「私のリクエスト。移動中って暇だしさ」
岡部「・・・まあいい、だが、ラジ館にはどうやって入るのだ?さすがにもう開いていないぞ」
鈴羽「えっ?あっ・・・あー・・・あはは」
岡部「だろうと思った。今日はここに泊まれ」
鈴羽「いいの?助かるよ」
岡部「夜が明けたらタイムマシンをここの屋上へ移動させればいい。そうすれば自由に使える」
鈴羽「なるほど、さすがオカリンおじさん!」
紅莉栖「あーーっ!!!」
岡部「!?」
鈴羽「!?」
岡部「ど、どうした、いきなり」
紅莉栖「しまったー、12時過ぎてる・・・黒木さん、もう帰っちゃった・・・」
岡部「黒木って、フェイリス家の執事か?」
紅莉栖「そう、フェイリスさんも今日はいないらしいし・・・どうしよう」
岡部「やれやれ、お前も今日はここに泊まれ。俺は帰る」
紅莉栖「そう・・・するしかないかぁ・・・」
岡部「って・・・終電も終わっている!帰れないではないか!」
鈴羽「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「しまったー、12時過ぎてる・・・黒木さん、もう帰っちゃった・・・」
岡部「黒木って、フェイリス家の執事か?」
紅莉栖「そう、フェイリスさんも今日はいないらしいし・・・どうしよう」
岡部「やれやれ、お前も今日はここに泊まれ。俺は帰る」
紅莉栖「そう・・・するしかないかぁ・・・」
岡部「って・・・終電も終わっている!帰れないではないか!」
鈴羽「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
岡部「俺は開発室の方で寝る。で、一人はソファー、もう一人は地べたになってしまうが」
鈴羽「あ、私地面でいいよ。いつでもどこでも寝れるのが特技だし」
紅莉栖「いいの?私がソファー使っちゃっても」
鈴羽「全然オッケー。遠慮しなくていいよ」
紅莉栖「そう?ありがと」
岡部「ペラッペラになってしまった敷布団ならある。少しはマシになるだろう」
鈴羽「うん、上等上等。こんだけ厚けりゃ余裕で寝れるよ」
岡部「では電気を消すぞ。おやすみ」
電気を消すと、岡部は開発室に入り、カーテンを閉めた。
鈴羽「紳士だねぇ」
紅莉栖(素敵)
鈴羽「あ、私地面でいいよ。いつでもどこでも寝れるのが特技だし」
紅莉栖「いいの?私がソファー使っちゃっても」
鈴羽「全然オッケー。遠慮しなくていいよ」
紅莉栖「そう?ありがと」
岡部「ペラッペラになってしまった敷布団ならある。少しはマシになるだろう」
鈴羽「うん、上等上等。こんだけ厚けりゃ余裕で寝れるよ」
岡部「では電気を消すぞ。おやすみ」
電気を消すと、岡部は開発室に入り、カーテンを閉めた。
鈴羽「紳士だねぇ」
紅莉栖(素敵)
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