元スレ森島「ねぇ、橘君」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 38 :
~数日後~
森島「橘くーん!」
橘「あ、森島先輩。どうしたんですか?」
森島「橘くんは私のわんちゃんみたいなものよね!?」
橘「え?…まぁ、そんなところですけど…」
橘「(事実だけど…ちょっと傷ついた)」
森島「あのね、その~…」
橘「(どうしたんだろう?顔がどんどん赤くなってるし…)」
森島「橘くんはバター好きかな!?」
~終了~
53 :
からの~?
55 = 38 :
塚原「何もないよ、この変態」
57 :
てか、肝心な所書くべきだろ
なぜ、塚原先輩がバター犬を知っているのかという所を
58 :
お菓子作ってください
59 = 38 :
橘「そういえば」
橘「何で塚原先輩はバター犬を知ってたんだろう?」
橘「一般常識…ではないしなぁ…」
橘「う~ん」
塚原「何をぶつぶついってるのかな?」
60 = 38 :
橘「あ、塚原先輩」
塚原「どうしたの?深刻そうな顔をしてたけど、何か悩み事でもあるのかな?」
橘「はい、実は悩んでることがありまして…」
塚原「私でよかったら、話を聞くよ?」
橘「え?えぇ、でも…」
塚原「話づらいことなのかな?だったら無理にとは言わないけど…」
橘「あ、いえ、そんなことないです。話を聞いてもらえますか?」
塚原「うん、わかった。じゃあ、ちょっと移動しようか」
61 = 38 :
~ファミレス~
橘「(…って、薫のバイト先じゃないか)」
橘「(薫、今日はいないみたいだな)」
塚原「で、悩みってなんなのかな?橘くん?」
橘「いや~、その…この前のこと覚えてますか?」
塚原「この前?」
橘「森島先輩の件です」
塚原「はるかの件?…あぁ、そういう悩み事ね。で、どうしたのかな?」
橘「さすが塚原先輩!話が早いですね!」
塚原「うん、それはいいけど…どうしたの?」
橘「いや、だからバター犬の」
ガシャリ
62 = 38 :
?「あ、あんた…なんて話をしてんのよ」
橘「薫!?今日は休みじゃなかったのか!?」
棚町「ちょっと遅刻しただけ。で、あんた…変態だとは思ってたけど、まさかここまでとは…」
橘「薫!?それは誤解で…」
薫「触らないで!この変態!」
塚原「あーあ、やっちゃったね」
64 = 38 :
橘「…薫のことだ、明日には学校中に広まってるに違いない…もう明日から学校にいけないよ!」
塚原「君がバッドエンドを迎えるのはいいんだけどさ、で、何なの?」
橘「え?」
塚原「いや、だから、その…バター犬がどうしたの?」
橘「…その…なんで塚原先輩はバター犬なんてプレイをご存知だったのかなって」
塚原「」
65 :
聞くか普通w
66 :
全力支援
68 :
橘「そういえば」
橘「何で薫はバター犬を知ってたんだろう?」
69 = 38 :
塚原「そそそ、それは、その…な、何てことを聞くのよ!?」
橘「すみません!でも、どうしても気になっちゃって!」
橘「(塚原先輩…耳まで真っ赤だ…悪いことしたかな…)」
塚原「…た、橘くんはもしかして、警察のお世話になりたいのかな?」
橘「ほ、本当にすみませんでした!」
塚原「橘くんだから許すけど…」
塚原「…いいわ、何で知ってたか教えてあげる」
塚原「とりあえず、ここを出ましょう。さっきから視線が痛いわ」
70 :
塚原先輩一生の大ピンチ
71 = 38 :
塚原「はじめはね、ほんの好奇心だったのよ」
塚原「ほら、はるかって犬によく舐められてるじゃない?」
塚原「顔とか舐められても平気そうな顔をしてるから、私聞いてみたの。気持ち悪くないのかって」
塚原「そしたらね、はるか、何て言ったと思う?」
森島「全然平気だよ!むしろ気持ちいいくらい!」
塚原「まぁ、そのときはそれで終わったんだけどね」
72 = 41 :
七咲「塚原先輩って変態なんですね」
73 = 38 :
塚原「話は少し変わるんだけど…ほら、私、強面じゃない?」
塚原「いいのよ、無理に否定しなくて。慣れてるから」
塚原「それでね、私の強面さは動物にまで及ぶみたいでね、動物がよって来ないのよ」
塚原「私もはるかみたいに動物と仲良くなれたらな、とはよく思うんだけど」
塚原「去年のことだったかな…帰り道に可愛い犬がいたの」
74 = 67 :
明日早いのに...
75 = 38 :
塚原「私、どうしてもその犬とじゃれあいたくなったの」
塚原「でもね、やっぱり犬が近づいてきてくれないの」
塚原「いつもなら諦めるんだけど、ムキになっちゃったのね、私」
塚原「餌で釣ってでも仲良くなろうと思ってね、鞄の中に何かないか探してみたの」
塚原「でもね、バターしか入ってなかったのよ」
橘「何故だ…」
76 = 38 :
塚原「バターでもないよりはマシかなと思って、手のひらにバターを乗っけて犬に差し出してみたの」
塚原「そしたら、さっきまで私を怖がってた犬が凄い勢いで走ってきてね」
塚原「私の手のひらごと必死にバターを舐め始めたのよ」
塚原「犬に舐められるのは…気持ちよかった。ヌルヌルで温かくて。はるかの言ったとおりね」
77 = 38 :
塚原「それから私、癖になっちゃって」
塚原「毎日のように犬にバターをあげてたわ、飽きもせずにね」
塚原「その当時はバター犬なんて言葉も知らなかったし、自分の変態さに気付いてなかったの」
塚原「それでね、毎日バターをあげ続けてたら、段々と犬が集まり出しちゃってね、手だけじゃさばききれなくなったの」
78 = 66 :
さあ、盛り上がってまいりました
79 = 38 :
塚原「私、快楽に溺れて冷静に判断できなくなってたのね」
塚原「脚にバターを塗ったの」
橘「oh…」
80 = 53 :
さすがの橘さんもドン引き
81 :
淫乱すな~
82 = 38 :
塚原「手の平とは比べ物にならないくらい気持ちよかったわ」
塚原「だから、しばらくは手の平と脚に塗って楽しんでた」
塚原「そしたらね、段々と好奇心が湧いてきて…最初に言ったでしょ?ほんの好奇心だったって」
塚原「私の…その敏感な部分に塗ったなら、どうなるんだろうって」
83 = 38 :
塚原「それは危険な好奇心なんだって分かってた。でも、抗えなかった」
塚原「みんなが思ってるほど、私は強い人間じゃないのよ」
塚原「ついにやっちゃったの、魔がさして」
84 = 38 :
塚原「もういいかしら?」
塚原「ドン引きよね、こんなこと告白されちゃったら」
塚原「でもね、橘くんが悪いんだよ?」
塚原「以上が私がバター犬プレイを知ってた理由。単語を知ったのはつい最近なんだけどね」
橘「どうしよう、これ…」
85 = 66 :
塚原先輩素敵です
86 = 38 :
塚原「どうしよう?何を言ってるの?」
塚原「あなたに選択権なんて、ない」
塚原「責任とりなさいよね?すごく恥ずかしかったんだよ?こんな打ち明けるの…橘くんが相手だからできたんだけど」
橘「責任って…どうすれば…」
塚原「…になって」
橘「え?」
塚原「私の、犬になって」
87 :
ヒャッハー!犬だー!
88 = 38 :
橘「犬にって…」
塚原「あら?私じゃ駄目かしら?はるかじゃよくて、私じゃ駄目なのね?」
塚原「そう…そうよね、やっぱり」
塚原「私なんかじゃ…」
橘「先輩!そらは違います!」
塚原「え?」
89 :
興奮し過ぎて噛んじゃったか
90 :
噛み方がリアルでワロタwww
91 = 66 :
噛んだwww
92 = 38 :
橘「僕は塚原先輩のことが前から好きだったんです!」
橘「さっきのカミングアウトは正直なところ引きましたけど…それでも好きなんです!」
塚原「でも、あなた…はるかは?」
橘「森島先輩は…憧れてた時期はありました。でも、気付いたんです。僕が好きなのは塚原先輩だって!」
塚原「そう、嬉しい…私もあなたのことが好きよ」
橘「じゃあ!」
塚原「でも、駄目」
塚原「犬になるしかないのよ、あなたは」
93 = 41 :
俺も塚原先輩の事好きだよ
94 = 38 :
橘「そんな…」
塚原「ごめんね…でも仕方ないよね…」
橘「え?」
塚原「…言ってみたかっただけよ」
塚原「あなたはそんなに嫌?犬になるの?」
塚原「あなただったら理解してくれると思ってたんだけど…」
橘「嫌というか…その…」
塚原「そうそう、実は今日も鞄にバターが」
橘「わんわん!」
塚原「素直でよろしい」
95 = 66 :
塚原バターEND
96 :
はやくねかせておねがい
97 = 38 :
橘「あの日以降、僕は塚原先輩の犬になった」
橘「薫のヤツのせいで、学校中にバター犬の話が流れてしまった」
橘「噂には尾ひれがつくのが世の常で、気付いたら僕がバター犬だってことになってた」
橘「でも、気にしない」
橘「だって事実だし」
橘「今の問題は…」
橘「絢辻さん、そんな期待した目でこっちを見ないでください」
終
98 :
塚原先輩と見せかけてキチ辻エンドか
99 :
さて・・・
薫にバター犬を知ってた理由を聞く番か
100 = 38 :
橘「薫」
棚町「ち、近付くな!この変態!」
橘「変態、ね。あぁ、確かに僕は変態かもしれない」
橘「だが、訂正を願おう」
棚町「?」
橘「僕は変態というなの紳士だ!」
棚町「ふ~ん、で?」
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