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    元スレ女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」

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    みんなの評価 : ★★★
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    302 = 221 :

    安価いらないよ

    303 = 1 :

    (一階には妹ちゃんがいるんだったな・・・)

    (妹ちゃん、か・・・。もし妹ちゃんが黒幕なら、携帯をどこに隠すだろうか)

    (・・・まずは、部屋・・・だよな。どこに入ってもオッケーなんだよな)

    (妹ちゃんの部屋、探してみよう)

    304 = 1 :

    「これは・・・」

    「まさかこうも早く神棚にまで影響が出るとは・・・」

    「あと六日・・・。時間がないな・・・」

    女宅 二階 妹の部屋

    (・・・女の部屋とはまた違う匂いがする)

    (小奇麗にまとめられてるんだな)

    (・・・悪いけど、物色させてもらうよ)

    305 = 1 :

    「・・・バイブ音はしないな」

    (まぁ妹ちゃんならこんなところに隠すわけない、か)

    カサッ

    「・・・ん?スクラップ帳・・・?」ピラリ

    「新聞の切抜きだ・・・。三ヶ月前の日付になってる。『女子高校生、変死』・・・。」

    「ああ、あの女子高校生が原因不明で死んだ事件か・・・。いや、事故、になるのかな・・・」

    「・・・ん?この高校、妹ちゃんの学校じゃん」

    306 = 1 :

    「でもなんでそんなことをスクラップ帳に」ピラリ

    妹のスクラップ帳 『神道における神や霊の捉え方』

    「これはまた・・・。妹ちゃんらしくないことが書かれてるな・・・。他のページも、神道のことばかり・・・」

    「・・・」

    「自由研究か何か、かな」

    「もう出よう・・・。他の場所探さないと」

    307 :

    なんだこれおもしれえ

    308 = 1 :

    二階 廊下
    「わっ!?お、男かぁ・・・。びっくりした・・・」

    「悪いな。携帯見つかったか?」

    「ううん。やっぱり部屋にはないみたい。妹ちゃんの部屋にもなかった?」

    「ああ。バイブ音はしなかった」

    「どこ行ったんだろ・・・」

    「やっぱり一階じゃないか?お前その辺にポンと置いたままとかさ」

    「そうかも知れない・・・。一階、探してみようよ」

    309 = 1 :

    一階 廊下
    「おや・・・。二人とも、二階の捜索は終わったのですか?」

    「うん。やっぱりないから一回だと思う」

    「リビングと和室は調べましたが・・・。残るは両親の部屋と風呂場くらいでしょうか・・・」

    「うーん、じゃああたしお父さんの部屋調べてみるよ」

    「では、私は母さまの部屋を」

    「まぁ、当然俺が風呂場だよな。叔父さん叔母さんの部屋、勝手に入るわけにいかないし」

    「では、そのように」

    310 = 46 :

    よく寝たぜ
    メールの謎解きしたかった…

    311 = 1 :

    女宅 脱衣場
    「・・・でも風呂場なんかに携帯ないよな普通」

    ヴヴヴヴヴヴ。ヴヴヴヴヴヴ。

    「・・・。マジかよ。音は・・・風呂場からか」

    同 風呂場
    「音が止まった・・・?」

    「ああ、留守番センターに繋がっちまったのか。てことは少し待てば、また」

    ・・・
    ヴヴヴヴヴ。ヴヴヴヴヴ。

    「ほらな。さて、音はどこから・・・」

    ヴヴヴヴゥゥゥ。ゥゥゥゥゥ。

    「・・・?」

    (なんだ?音が少し、遠ざかってないか?)

    313 = 1 :

    「いやいやまさか。携帯に手足が生えたわけじゃないし・・・」

    ゥゥ・・・ゥ。ゥ・・・ゥ。

    「・・・でもマジっぽいな」

    「くそ、待てよっ!!」

    同時刻 男宅 男部屋

    パソコン画面『』

    パソコン画面『』(明暗)

    314 = 276 :

    まさか……排水溝に

    315 = 1 :

    女宅 リビング
    (音はこっちからだ・・・。でもここはリビングだ。妹ちゃんが探したはずの・・・)キョロキョロ

    (考えても仕方ない。携帯が移動してるんだぞ。探すも糞もあるか)

    「くそ、どっちから音がする・・・?」

    ・・・ゥゥ・・・。

    「こっち・・・?」

    316 = 46 :

    呼ばれてないか?

    317 :

    ふむなかなか面白い

    318 :

    >>1楽しんで見てるよ~支援

    319 = 226 :

    なんとゆうミステリー

    320 :

    パソコン規制くらったorz
    解除まで一時間くらい??

    323 = 269 :

    あらまぁ

    324 :

    さるさん?

    325 = 1 :

    調子乗りすぎたなスマン
    しかもなんつー所で切れるんだよw

    326 = 1 :

    さるさん出た
    誰がさるじゃウキーッ!!

    328 = 1 :

    あと二十分くらいだべか
    まぁそれくらいなら大丈夫…かな??

    仕方ないから少し先の展開考えて待ってますわ

    329 = 46 :

    >>328
    書き溜め作ったら??

    330 = 1 :

    むしろ暗号つくるわ
    そろそろ新しいパターンが欲しいな

    332 = 1 :

    「ここは・・・」

    廊下 和室前

    「この部屋の中から・・・?」

    (いや、そんなはずはない。俺自身、さっきここを調べたはずだ・・・)

    和室

    「・・・嘘だ。だって、さっきまで、このちゃぶ台の上には、何もなかったじゃねぇか・・・」

    携帯(バイブ音)

    333 = 1 :

    復活しました
    保守感謝

    「さて・・・。確かに私はここに携帯がないことを確認していました。男さんと二人で」

    「・・・」

    「でも携帯はここにあります。まるで最初からここにあった、とでも言わんばかりに」

    「どうなってるの・・・?」

    「・・・妖精が運んだ、というわけではなさそうですし、手足が生えた、という線も却下です」

    「最初は間違いなく風呂場にあったんだ。俺はそこでバイブ音を聞いた」

    「となると・・・。携帯がナニかに運ばれて、ここに来た、と・・・」

    334 :

    追いついた

    しえーん

    336 = 1 :

    「・・・それの検証は後にするとして、まずはこの携帯、だな・・・」

    「そうですね。色々調べる必要がありますね。姉さま、少し携帯をお借りします。おかしなことには使いません。姉さまも監視していてください」

    「監視だなんて・・・。大丈夫、妹ちゃんを信じてるから」

    (・・・信じる、か)

    「・・・」カチカチ

    「これは・・・。見てください男さん。送信履歴の一番上です」

    女携帯 送信履歴
    To男
    件名なし
    本文 7

    「これは・・・。じゃああのメールはそもそも、この携帯から・・・?」

    「何の、話?」

    「・・・今姉さまの身の回りで起きてる不思議なことについての話です」

    338 = 1 :

    「メールアドレスが変わっていますね・・・。やはり、例の暗号文のものにアドレスが変わっています」

    「つまり・・・。ナニかがアドレスを変えて、俺の携帯にメールを・・・?いくらなんでもそれは・・・」

    「着信アリ、という映画を覚えていませんか。あちらはメールよりもっと直接的に被害者に連絡していましたよ」

    「あれはフィクションだろ」

    「この状況でまだそれを言うんですか?もう現実とか科学的とか、そんな事言ってる場合じゃないんですよ」

    「・・・」

    杏奈「妹ちゃん・・・」

    「姉さまの感じているものは、もうそういう次元のものではないでしょう。だからこそ時間がないんです」

    339 = 318 :

    杏奈ちゃん!ハァハァ

    340 = 1 :

    ミスった
    杏奈→女です

    「・・・で、問題はここからです。変更したメルアド宛に、メールが来ています」

    「メール?」

    「誰から?」

    「さぁ。未送信ボックスに一通、昨日の深夜に作成されたメールが残っていました。誰かからのメッセージでしょう」

    「・・・内容は」

    「例によって暗号のようですね。クイズ好きなんでしょうかね」

    341 :

    久々に面白いかのがキテルー

    342 = 1 :

    女携帯 未送信ボックス
    To 未記入
    件名 未記入
    本文
    34 12 24 12 24゛ 11 105 93 83 31 51 12

    343 = 1 :

    「こんどは数字だけ・・・」

    「24のこれは・・・濁音・・・?」

    「??」

    「これが次のヒントなのか・・・?」ボソッ

    「他に手がかりないだろう」ボソッ

    「・・・さっぱりわからんけど」

    「・・・」

    345 :

    せいけいげあんろゆさない

    346 = 1 :

    「さすがにノーヒントでアラビア数字とにらめっこは疲れますね」

    「ああ・・・。さっぱり分からない・・・」

    「あ、あたしお茶淹れてくるよ」タッ

    「・・・」

    「で?」

    「分からんよ。本当にな。こんな数字の羅列見たところで何か浮かび上がるわけでもない」

    「・・・だよな」

    「だが何らかの意味があるのは間違いないだろう。そうでなければ、24にだけ濁音をつけたりしない」

    「でも読み方分からないと意味なくないか」

    「だから困ってるんだろう。まったく読めん」

    347 = 344 :

    >>345
    せいけいげあんるゆさない
    じゃね?

    348 = 1 :

    「ヒント、か・・・」

    「何か思い出したか?」

    「・・・いや。昨日ならラッキーカラーがあったが、今日は将棋盤だ。まったく分からん」

    「将棋・・・?」

    (将棋・・・。将棋か)

    349 = 345 :

    >>347
    そうそう
    まちがえてたよ

    350 :

    せいけいげあをるゆさない


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