のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,094人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ホラー + - + - 心霊探偵 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter
    251 :

    しえん

    252 = 1 :

    「一通目にはわざわざ『超絶占い☆』の文字がある。登録していない人にもわかるような仕様だな」

    「そうか、どこから送られてきたのか、二通目はいまいち分からない・・・」

    「まさか『From』がないわけじゃないだろう?単に登録していないアドレスから送られているはずだ」

    「そう、だな。一通目は『tyouzetu-uranai@』だったから分かるが・・・。二通目は、意味を成さないアドレスだぞ」

    「どれどれ・・・。ふむ、確かに初期設定のようなアドレスだな」

    253 = 1 :

    「アドレス自体に意味はないのか」

    「・・・あるのかも知れんが、分からないな。これは後回しにしよう。問題は宛先不明のこの二通目が、どこから送られてきたか、だ」

    「俺としては一通目も気になるが・・・」

    「その一通目の宛先はどうやら公式のものらしい。本来このサイトを使ってこんな風になるわけないのだから、多くの人が似たようなメールを本来の意味で受け取っているようだ」

    「そうなのか・・・。問題は登録した覚えがない、ってことだけど・・・」

    「うん、そこは問題だな。一体どこからキミのメールアドレスが漏れたのか」

    256 = 1 :

    「4ni7entx1hte5a8odro3si6ohsue2nawsre@・・・。覚えはないし、意味も分からん」

    「一応超絶占いの公式質問フォームもあるが・・・。こんなこと実際に目の当たりにしないと信じないだろうな」

    「やっぱり自力で調べるしかないか・・・。当面の問題は、俺のメールアドレスがどこから漏れたのか、だな」

    258 = 1 :

    「ん・・・?あれ、二人ともおはよ・・・」ネボケ

    「姉さま・・・。よく眠れましたか?」

    「うぅん・・・。なんだか変な夢を見ていた気がするよ・・・。それもすごく嫌で痛い夢・・・」

    「姉さま、寝言言ってましたね」

    「ふぇっ!?な、なんて!?」

    「てお、だかてぃおだか・・・。あとフィナーレがどう、とか」

    「うーん・・・。覚えてない・・・」

    (あれ?どこかで聞いたような・・・。気のせいか?)

    259 = 1 :

    「ともかく、私と姉さまは一度家に戻って朝ごはんを食べてきます。それが終わったら、戻りますので」

    「そうか。わかった、あとは少し一人で・・・」

    「ひとりで?」

    「・・・。少し考え事したい。俺も朝飯まだだし」

    「・・・。分かりました。一時間ほどで戻ります」

    「じゃあ、後でね男」

    「・・・さて、と」

    「考えることは山積みだな・・・」

    261 = 1 :

    (俺のメールアドレスが漏れたとして、俺のメールアドレスを知ってる誰かから流失した、って考える方が正しい)

    (偶然なはずないし。となると、誰から漏れたんだ・・・?)

    男携帯 受信履歴
    from 超絶占い☆
    件名なし
    本文
    ご登録ありがとうございました
    登録名 男さま
    登録コース 一週間
    紹介者 女さま

    (ヒントはこのメール、だろうな。二通目は情報が7しかない)

    262 :

    仮に自身がてんびん座だとしよう

    占いを見る前に「てんびん座は9位だ!」と予想し、その結果9位だった場合、それは1位と同じではないだろうか。

    逆に「てんびん座は1位だ!」と予想し、その結果12位だったらそれはもう12位と同じではないだろうか。

    264 = 1 :

    (引っかかるのは・・・やっぱりこの一文か)

    『紹介者 女さま』

    (意味どおりに捉えれば・・・。女がこのサイトに俺を紹介したってことになる)

    (だがいつだ?)

    (あの時女は確か、携帯を忘れて家に帰ったんだ。つまり携帯を持っていなかった)

    (俺の部屋にあった情報端末は俺の携帯とパソコン。両方俺が管理していた)

    (・・・つまり女にはこのサイトに俺を紹介してる隙なんてなかった)

    265 = 260 :

    女とりにかえったときジャマイカ?

    266 = 1 :

    (それはつまり・・・。誰かが女の名前で俺を登録した、てことか)

    (いや、名前を語るだけで誰がどんな得をするんだ?その誰かが女に成りすますメリットは?)

    (・・・)

    「あーっ、もう分からん!!俺は妹ちゃんじゃないんだ、こんなのわからん!!」

    「」

    (ま、てよ・・・?)

    (あの時、女に登録している暇なんてなかった)

    (女の携帯は女の部屋にあったんだろう)

    (そして女の家には、あの時・・・)

    (あの時、妹ちゃんしかいなかった・・・?)

    267 :

    >>256
    暗号っぽいね

    今アナグラムしまくってる

    268 = 1 :

    同時刻 女宅

    「私は困ってるんだよ妹ちゃん」

    「と、いいますと」

    「昨日からの変な感じもそうなんだけど・・・。携帯が見つからないんだ」

    「携帯が?昨日持ってらしたのでは?」

    「それが男の家で携帯ないことに気がついて、部屋に戻ったんだけど・・・。いつもの場所になくて」

    「・・・?」

    「で、少し探してるうちに、なんか変な感じになって・・・」

    「・・・」

    (携帯が消えた・・・。これもヒントになりそうだな)

    269 :

    >>256
    この暗号はユニバーサルメルカトル図法を使えば解ける

    271 = 1 :

    妹 部屋
    「・・・」

    (消えた携帯もそうだが・・・。それよりこのメールアドレス・・・)

    (何か意味があるな)

    (まずは・・・。数字順に並べよう)

    (時間はまだある)

    272 :

    ほう

    273 = 267 :

    なるほど

    274 = 1 :

    4ni7entx1hte5a8odro3si6ohsue2nawsre
    (・・・)

    1hte2nawsre3si4ni5a6ohsue7entx8odro

    (これだけでは意味を成さないか・・・)

    275 = 269 :

    暗号本当に解けちゃった・・・

    276 :

    >>270
    鋭いな

    278 = 1 :

    (・・・。3、4、5は文が短い。ここから攻めよう)

    3si4ni5a

    (!これ・・・それぞれの文の構成を逆にすると・・・)

    3is4in5a

    「is in a・・・。まさか、このパターンで全文を解読すると、意味のある文になるんじゃないか・・・?)

    279 = 95 :

    >>276
    なんかキモい

    280 = 1 :

    (そうか、つまりこういうことだ・・・)

    (文字を二字のペアにするんだ。「1hte」なら、hとtがペアだ)

    (そのペアの位置を、入れ替える)

    1the

    (この法則に従えば・・・)

    281 = 260 :

    なるほど隣のドアラか

    282 = 267 :

    あとは将棋とどう絡むのか

    面白い
    頑張って下さい

    283 = 1 :

    The answer is in a house next door.

    (答えは・・・隣の家にある)

    (なんの答えだ・・・?いや、これで解決するほど簡単ではないはずだ)

    (・・・そうか、漏洩したメルアド、消えた携帯電話、宛先不明のメール・・・)

    「繋がったぞ。消えた携帯はこの家のどこかにある。そしてそこに、メルアドの答えがある」

    284 = 276 :

    >>279
    名前欄変え忘れてた
    変なもの見せてゴメン

    285 = 1 :

    同じ頃 男宅

    「落ち着け・・・。妹ちゃんがそんなことして何の得がある。これはそういう常識に捉われちゃダメな事件だ・・・」

    (でももし妹ちゃんがやってたとしたら・・・?)

    (いやあり得ない。そんなことして彼女に何の得が・・・)

    (・・・。そういえば・・・。あの廃墟に行くよう指示したのは・・・妹ちゃんだ)

    (そこで俺は・・・死にかけなかったか?)

    「違う、あれは夢だ。現実じゃない」

    (・・・でもそうなら、何で俺は占い入門を持っていたんだ?)

    「・・・。くそ」

    286 :

    隣人か

    287 = 1 :

    (雛見沢症候群にでもかかった気分だ・・・。何もかも疑わしく思える)

    (でも・・・。妹ちゃん自身が言ったんだ。幽霊なんてあり得ない、って)

    (もしそうなら、一番怪しいのはあの家にいた妹ちゃんだ)

    (というか、彼女にしか出来ない)

    (・・・妹ちゃんが唐突に俺の部屋に来たのにも納得がいく。彼女が黒幕なら、あのタイミングがベストだ)

    (・・・)

    288 = 1 :

    定時 男宅
    「待たせたな」

    「…いや」

    「ごめんね…。でもやっぱり怖いんだ…」

    「いや、お前のせいじゃない」

    「そうですよ。誰のせいでもありません」

    (…)

    「さて、男さん。例のメルアドの件ですが」

    「ああ…。どうした」

    「意味がわかりました」

    289 :

    キーボードのかな文字かと思って必死に意味にならないか考えてた俺バカスwwwww

    290 = 1 :

    「答えは隣の家にある・・・、か」

    「え?何の話?」

    「ああ、姉さまの携帯電話の話です。多分家にあるのでしょう?」

    「多分ね・・・。でも昨日から見てないよ」

    「それでは探さないといけませんね。無いといろいろ不便ですし」

    「それは、そうなんだけど・・・」

    「大丈夫ですよ。私がいますし、男さんもいます。きっと見つかりますよ」

    「でも・・・。あたしの携帯、マナーモードだよ?」

    「なんとかなりますよ」

    「・・・」

    291 = 1 :

    女宅
    「確認しますが、携帯がどこにあるか、心当たりはないんですね」

    「うん・・・。いつもは机の上にあるんだけど・・・」

    「ふむ・・・。ではやはり三人で手分けして探すほかありませんね。この家のどこかにはあるはずです」

    「どうやって捜す?」

    「私が姉さまの携帯に電話をかけ続けます。そうすれば、この家のどこかで携帯がバイブするはずです」

    「それを頼りに探すんだね」

    「はい。三人で手分けすれば、見つかるはずです」

    「でもいいのか女。ここ一応お前の家だろ。俺なんかが物色して・・・」

    「何を今さら。昔散々遊んだでしょ。勝手知ったる隣人の家、でしょ」

    292 = 1 :

    「では始めます。男さんはこの家のどこに入ってもかまいません。では・・・」カチカチ

    「コールを始めました。何かあったら大声で他の二人を呼びましょう」

    「うん。あたしは少し怖いけどもう少しこの部屋探してみる」

    「平気か?」

    「まだ午前中だしね。大丈夫だよ」

    「私は一階を中心に探します。では」テクテク・・・

    (・・・俺は・・・)

    男が捜索する場所>>295

    293 = 263 :

    下着の入ってるタンスの中

    294 = 95 :

    あの娘のスカートの中

    295 :

    和室

    296 = 137 :

    >>294

    297 :

    安価とかいらね
    st

    298 = 130 :

    妹部屋

    299 = 1 :

    (和室からだな・・・。一階の客間なら、女もよく行くだろうし)

    女宅 一階 客間 和室

    (あるのは簡単なちゃぶ台、古いテレビ、ゲーム機など・・・。昔はよくここで三人でゲームしたな)

    (・・・バイブ音はしないな)

    (ん?あれは・・・神棚?懐かしいな、昔から変わってない。でも・・・なんだろう、少し黒ずんでる)

    (焼けた後みたいになってるが・・・。ここからじゃよく見えないな)

    300 = 1 :

    「・・・ん」

    「お、っと」

    「なんだ、キミもここを探しているのか」

    「あ、ああ。でもバイブ音はしないな」

    「そうか・・・。他に何か変わったところは?」

    「無いと思う。あ、神棚が少し汚れてるくらいかな」

    (・・・?妙だな、神棚は正月に磨いたばかりだが)

    「ともかく、俺は別の場所探すよ。じゃ」

    「あ?ああ・・・。」

    (なんだあいつ・・・。急によそよそしくなった。いや、それより・・・)

    「脚立は確か物置にあったな。神棚を少し調べよう」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ホラー + - + - 心霊探偵 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について