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    元スレ女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」

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    みんなの評価 : ★★★
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    101 = 62 :

    102 :

    パソコンに切り替えた
    ギャグSSのつもりでスマホで始めちゃったのがいけなかった
    さてさて・・・
    参考までに「ナナシノゲエム」に影響を受けていることを告白

    もうしばらくお付き合いください

    103 = 1 :

    (そう言って妹は風呂に行った)
    (最初は・・・女が占いを薦めてきて・・・)

    「ん・・・」モゾ・・・

    「・・・」

    「くそっ、なんだってこいつがこんな目にあうんだよ・・・」

    「つーか、無防備すぎる。腹出てるしパンツも見えてる」

    「・・・」

    「白か・・・」

    104 = 1 :

    「そういえば、ラッキーカラーは白だったな・・・」

    (ラッキーカラー・・・か。他の運がからきしなのにラッキーもくそも・・・)

    「・・・」

    「他の、運・・・?」

    105 = 62 :

    眠いから考えれん
    探偵役は他にまかせて保守に徹する

    106 = 1 :

    男の回想

    『他は!?他はどうなってるの!?』

    『えぇと・・・。金運→「微妙!!売るのはいいけど買っちゃダメ!!」なんだよ~』

    「これか・・・?こんなのがヒントなのか・・・?」

    (いや、見方を変えろ・・・。そもそもこの占い結果が本当に「金運の占い結果」という保証はない・・・)

    「・・・ふむ、何か思い出したようだな。真剣な顔つきになってるぞ」

    107 = 1 :

    「なるほど。確かにあり得ない話ではないな。占いなど、所詮は占いだ。そういう意味で、その可能性はあり得る」

    「でもこれが何のヒントに・・・?」

    「・・・出来すぎた話になるが、しかし心霊云々ならうってつけの所がある」

    「・・・?どういうことだ」

    「数ヶ月前まで、バイパスの脇に立っていた店を覚えてるか?なんでも買い取ります、なんでも売りますの大きな雑貨屋だ」

    「ああ、万条書店か?確か半年くらい前に潰れたよな」

    「今は廃墟になっていると聞く。だが三階建ての大きな建物だ、いまだに取り壊しにかかれないでいるらしい」

    「・・・大震災の影響で、解体業者が出払ってるのか」

    108 = 1 :

    ていうかIDが「Y/No」ってw

    「でもそこがどうしたんだ?」

    「あの店のキャッチコピーは『何でも買い取ります、何でも売ります』だ。どこかで聞いたことはないか」

    「あ」

    「可能性としては十分あり得る。むしろこの近辺に売り買いが出来る店はブックオフくらいしかない。だが万条書店は廃墟だ」

    「・・・。おあつらえ向き、ってことかよ・・・」

    109 = 1 :

    「そうと決まれば、準備をしないとだ」

    「まさか、俺一人で行くのか」

    「着いていきたいのは山々なんだが、姉さんを一人に出来ん。さっきの風呂の件もある」

    「・・・」

    「ここから携帯でバックアップする。大丈夫だ、幽霊なんてない。懐中電灯と軍手を忘れるなよ」

    「なぜ・・・こうなるんだ・・・」

    「・・・それから、これ」

    「?これ・・・。お守り・・・?ずいぶん古いけど・・・」

    「念のためだ、持って行け」

    111 = 1 :

    万条書店跡 23:00
    「これは・・・予想以上に迫力があるな」

    「入り口は・・・自動ドアが叩き割られてる。地元のヤンキーの仕業か」

    「・・・行くしかない。何か手がかりを見つけないと」

    万条書店跡 一階

    「一階は主に服とかがあったんだな・・・。マネキンが散乱してる。ひどい状態だ」

    「悪趣味だな、入り口をふさぐようにマネキンが打ち捨てられてる」

    「一階の捜索は無理か・・・。階段がある。二階に行こう」

    113 = 1 :

    万条書店跡 二階
    (二階は楽器類だったな・・・。案の定、楽器は一つもない)

    (散乱してるのは・・・楽譜か。これは・・・。モーツァルトらしい。Requiemか・・・)

    (・・・二階にも何もナイ)

    114 = 1 :

    万条書店跡 三階
    (ここは知ってる・・・。玩具やカード、ゲームソフトがあるところだ。俺も数年前まではよく来てた)

    (この階はあんまり荒らされてないな・・・。筐体とかそのまま置かれてる)

    (ひょっとして電源入れればまだ動くんじゃないのか・・・?で夜な夜なヤンキーが遊んでるとか)

    (・・・次は四階か。四階は電化製品だったな)

    115 = 1 :

    万条書店跡 四階
    (・・・。何もないな。やっぱり電化製品は回収されてるか。窓は・・・軒並み割れてるな)

    (・・・そういえば、ここなんで潰れたんだろうな。人も入ってたし、人気の店だったのに)

    携帯(バイブ音)

    「妹ちゃんからだ」

    117 = 1 :

    From 妹ちゃん
    件名 無事か?
    本文
    こっちは特に問題ない。姉さんは眠ったままだ。そっちはどうだろうか
    あの占いの一文がヒントだったという確証はない。だがそこには必ずヒントがあると私は思う。勘だがな
    何かあったらすぐに連絡しろ

    「女は寝たまま、変化なしか・・・」

    「・・・」

    メール作成
    宛 男友
    件名なし
    本文
    万条書店てなんで潰れたんだ?

    118 = 1 :

    「ともかく、これで探してないのは一階だけか・・・」

    (マネキンをどかせば入れるかな・・・)

    ブツッ

    「・・・え?」

    「今・・・一瞬電気付かなかったか?」

    (ヤンキーか?だとしたら面倒だぞ・・・)

    120 = 1 :

    「メインの階段使ってヤンキーに鉢合わせたら面倒だ・・・。仕方ない、奥の階段使おう・・・」

    万条書店 第二階段

    「・・・まぁ普通はこうだよな。封鎖線みたいなのが張られてる」

    「でも、ここ行くしかないよなぁ」

    「仕方ない、跨ぐか」すっ・・・

    121 = 1 :

    第二階段 四階→三階

    携帯(バイブ音)
    (メールか・・・)

    From 男友
    件名 Re:
    本文
    知らないのかよ。そこで事故あったんだ。

    「」

    「えっ」

    本文 続き
    ほら、奥に第二階段あるだろ?そこの三階と四階の踊り場の窓から、人落ちてさ。亡くなってるんだわ

    「」

    122 = 112 :

    がんばれ

    123 = 1 :

    (三階と四階の・・・踊り場?)

    ハッテアッタ フウサセン

    (それって、)

    ヒトケノナイ ハイキョ

    (今俺がいる、)

    ミチビカレタ オドリバ

    「ここじゃねぇかぁぁぁっ!!!」

    バリバリバリッ!!!!

    124 :

    バリバリ財布ヤンキーさんちーっす

    125 :

    売り買いするといったら喧嘩か言葉か・・・

    126 = 1 :

    男は走った

    ナニかが猛烈な勢いで壁を登る音から走った。
    不思議と引き返すことはせず、気がつくと一階の、入り口の前にいた

    「ハァ・・・ハァ・・・。何が起きたんだ・・・くそ」

    「帰ろう、ここはまずい。絶対にまずい」

    「・・・ん?」

    「マネキンが・・・一体無くなってる・・・?」

    127 :

    三階建て……なんだよな?

    128 = 1 :

    「・・・」

    (くそ、帰りたいけど・・・。女のために、俺はまだ何も見つけてやれてない・・・っ)

    「くそ、いくしかねぇか・・・」

    万条書店 一階 23:50

    「マネキンだらけだ・・・。この中の一体でも動き出しても不思議じゃねぇな・・・」

    (いや・・・ここに入れるってことは、もう動いたのか?・・・やめよう、考えるのやめよう)

    携帯(バイブ音)

    「・・・少しびびった」

    130 :

    駆っちゃだめとか
    音読みすると、はいるのはいい、はいっちゃだめとか
    読みが微妙にぶれるのは色々想像できるな

    131 = 119 :

    昼まで残ってて下さいおやすみなさい

    132 :

    よく即興で書けるな
    いちゃいちゃも見たかったが…
    支援

    133 :

    きゃあぁぁぁぁぁ~~

    134 = 1 :

    From男友
    件名なし
    本文
    http:~~~~

    「リンク・・・?何のリンクだ・・・?」

    ネット
    『S市万条書店で事故
     ×月○日、S市●●にある万条書店ないで女性が窓から誤って転落するという事故が起きた。女性は一階まで転落し死亡。警察は~~』

    「記事か・・・。よく見つけたな男友・・・」

    135 = 62 :

    白……
    マネキン……
    つまり犯人は白いパンティーを履いたマネキン!

    136 = 1 :

    (一階・・・か。さっきのわけわからん現象は踊り場で起きた。事故が起きた場所だ)

    (そして女性が死んだ一階で、マネキンが消えた)

    (偶然なわけがないって、妹ちゃんなら言うな。RPGで言えばここが鍵を開けたダンジョンだ)

    (お宝はここにある・・・。奥に、進もう)

    138 = 17 :

    実は女がこの世に居なかったり…しないか

    139 = 1 :

    「・・・そううまくはいかないか」

    「マネキンしかない。事故現場がどこかも分からない。お手上げだ」

    「・・・23:58。もう明日だ。妹ちゃんと俺の予想が正しければ、女はあと六日で・・・」

    「・・・。待て。ちょっと待て。後二分しかないが、今はまだ今日だ」

    「明日じゃない、今日だ。今日の占いは有効のはずだ」

    「ラッキーカラーは・・・白だ」

    「白いマネキンだ・・・!汚れてないきれいなマネキン、この階のどこかで見たぞ・・・!」

    140 = 1 :

    「くそ、どこだ!あと一分だ!」

    (落ち着け、落ち着いて考えろ俺。ヒントは白いマネキンと、例の事故。どこを探せばいい、どこを・・・!)

    「・・・普通に考えれば、あの階段の真下、正確には、窓をぶち破ったところだよな!!」

    万条書店 一階 裏庭 廃棄スペース

    「っ・・・!悪趣味だ、まだ人の形の線が残ってる・・・」

    「でも・・・くそ、マネキンはないのかよ・・・」

    「あと三十秒・・・。畜生、ここまでなのか・・・!?」

    「全部外れてたのか・・・?妹ちゃんの予想も、俺の勘も・・・」

    「・・・。ん・・・?あれは・・・?」

    141 :

    真っ暗な部屋に居るとそれなりに怖い

    142 :

    くそー今日は朝から並ぼうと思ってたのに寝れねーじゃねーか

    143 = 1 :

    「花束・・・。まだ新しい・・・。手向けられたのか・・・」

    「・・・白い、花・・・?」タタッ

    「花と一緒に置いてあるのは・・・。本だ。一冊の、本」

    「『占い入門』・・・また占いか・・・」

    『ラッキーアイテムは・・・占い??占いの結果ラッキーアイテムが占いって何よ。~~~』


    「これか、これだな!!」ばっ!!

    0:00

    144 = 1 :

    「元々はここに置かれてた品物か・・・。暗くてよく見えないが、値札が張ってある」

    「多分これが一つ目の正解だ。ここに次のヒントがあるに違いない。というか、そう信じる」

    「よ、し。これを持って早く・・・帰、ら・・・ないと・・・」

    (力が抜ける・・・。さすがに・・・疲れた・・・か・・・)

    145 :

    王様ゲーム思い出した

    146 = 1 :

    「おーい、兄ちゃん、しっかりせい」

    「う・・・ん?」

    おじいさん「おお、起きたかね。ダメだろうこんなところで寝ていたら。酔っていたのかい?」

    「寝ていた・・・?あれ、朝になってる!?」

    お爺さん「今は六時前じゃよ。わしは毎日この時間に犬の散歩をしているが、ここに人が寝てるのは始めてみるわい」

    (そうか・・・。気絶して・・・)


    お爺さん「まったく、ようやくあの不良の溜り場が無くなったと思っておったのに、予想外じゃのう」

    「」

    「えっ?」

    148 = 141 :

    えっ

    149 = 1 :

    お爺さん「ほれ、あそこについこの前まで廃墟があったんじゃよ」

    「」

    (まさか・・・)バッ!!

    「あ・・・?」

    お爺さん「こんな更地にしてしまって、この後何が建つのかのう・・・。まぁあんな事故があった建物じゃ。無くなった方がいいかもしれんが」

    (・・・。どういう・・・ことだ?)

    (全部・・・夢?)

    (あれも・・・これも?)

    お爺さん「っと、ほれ、これはキミのものじゃろう?大事そうに抱えておったが、そんなに大事かね?」

    「『占い、入門』・・・」

    150 = 1 :

    男携帯
    メール三
    1:31 妹ちゃん
    0:48 妹ちゃん
    0:01 男友

    From男友 0:01
    本文 でもそんなこと聞いてどうすんだ?一ヶ月くらい前に取り壊されたろ、あの建物

    From妹ちゃん 0:48
    本文 パソコンの画面に変化があった。例の画面がまた表示され、今度は『Yes』と『6』になった

    From妹ちゃん 1:31
    本文 どうした?ずいぶん帰りが遅いが、何かあったのか?


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