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    元スレマミ「ちょっと佐倉さん、前くらい隠しなさいよ・・・///」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - マミシャル + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 杏子 + - 追加 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 = 331 :

    まみまみ

    452 = 333 :

    マミの前を歩いていたキュゥべえが、いきなり足を止めて振り返った。

    キュゥべえ「それは、本当かい?」

    マミ「え、ええ。でもすごく便利な能力でしょ?」

    キュゥべえの放つ妙な気配に、思わず背筋を伸ばすマミ。

    キュゥべえ「そうだね、すごく便利だ」

    しかし、キュゥべえは何事も無かったかのように、再び前を向いて歩き始める。

    マミ「ほっ」

    キュゥべえ「ちなみに、それは他の魔法少女にも使えるのかい?」

    マミ「ええたぶん、きっと出来ると思うわ。ねぇシャルロッテ?」

    シャルロッテ『…………』

    マミ「シャルロッテ? ……どうしたのシャルロッテ?」

    453 = 331 :

    しゃるしゃる

    454 :

    魔法少女時代の白饅頭に関する記憶は消えてるのか

    455 :

    魔女化した時点で記憶はなくなる
    というか自我が無くなる感じだけど

    457 = 436 :

    堕ちて舞うやろ

    458 = 418 :

    ほっほっ

    459 :

    シャルロッテ戦後にゲルトルートが出てくるなんて……後輩に全く良いところを見せていないマミが可哀想すぎる

    460 = 333 :

    シャルロッテ『マミ』

    マミ「もう、起きてたなら返事くらい」

    シャルロッテ『こいつ殺そう』

    マミ「……えっ?」

    シャルロッテの放った思わぬ言葉にマミは固まる。

    しかし、なおもシャルロッテは言葉を続けた。

    シャルロッテ『こいつは殺すべきだわ、マミ』

    マミ「じ、冗談はやめなさいよ?」

    461 :

    やっちまえ

    462 = 333 :

    愛想笑いを浮かべるような声音でシャルロッテに話かけるマミだが、シャルロッテは笑い返しては来ない。
    代わりに、感情をすべて消し去り、底冷えする殺意のみが伝わってくる凍てついた声が、シャルロッテの本気を伝えて来た。

    シャルロッテ『こいつは「ダメ」だわ。絶対に信頼してはいけない。今すぐに殺そう』

    マミ「な! 何を言ってるか分かってるのシャルロッテ!」

    シャルロッテ『分かっているわ。でもなぜこんな事を言っているかは分からない』

    シャルロッテ『ただ、この胸の奥から無尽に噴き出てくる衝動は絶対に間違い無いと信頼出来るわ』

    シャルロッテ『お願いマミ……そいつ殺そう……殺して……お願い……』

    マミ「な、何を言っているのよシャルロッテ!?」

    463 = 331 :

    ティロティロ

    465 :

    かつてQBに騙されて魔法少女になり魔女になったんだったな

    466 = 418 :

    シャルの口調が普通になってる
    人間の頃の記憶よみがえってきてる?

    467 :

    シャルシャル

    468 :




    でも大半の魔法少女は騙されたとも気付かないまま死んで行くのだろうね

    469 = 418 :

    ってことはシャルは絶望の間際、QBの本性を見たのかもしれないね

    470 = 333 :

    シャルロッテ『マミ……お願い……』

    マミ「キュゥべえは私の友達なのよ! それでもまだそんな事を言うの!?」

    シャルロッテ『殺して』

    マミ「……っ!!」

    マミ「やっぱり、あなたって魔女なのね! 最低だわ!」

    シャルロッテ『マミ』

    マミ「少し黙っていなさい!」

    シャルロッテ『…………』

    マミが怒りに震える声で言い捨てると、シャルロッテの声もそれきり聞こえなくなった。

    マミ「……くっ」

    短い間ながらもマミなりに築いてきた信頼、それらすべてを裏切られたような気分だった。

    キュゥべえ「話は終わったかい、マミ?」

    マミ「……ええ、ごめんなさい」

    キュゥべえ「いや、謝るのはこっちだよ。ごめん」

    マミ「……え?」

    471 = 331 :

    ほむ?

    473 = 418 :

    >>472
    はやくエーテル飲まないと魔女化するぞ

    474 = 333 :

    キュゥべえがマミを正面から見つめる。

    キュゥべえ「そんな状態なら、自分の魂、精神の在処くらいは予想がつくだろ?」

    マミ「ソウルジェム、シャルロッテから……聞いて……」

    キュゥべえ「そう、そこで問題になるのは、君の持っている今の混ざりモノのソウルジェムじゃ、肉体との結びつきを保てない事だ」
    キュゥべえ「1つの器に3つも4つも魂があったら、満足に体を動かせないだろ?」

    マミ「……じゃあ、体は」

    キュゥべえ「無理だね……それと」

    キュゥべえはマミに背を向け、顔だけで話を続ける。

    キュゥべえ「僕はキミが魔女なのか? それともマミなのか? その判別をつける事ができない」

    キュゥべえ「だから、君をこれ以上、手助けする事は出来ないよ」

    マミ「えっ?」

    キュゥべえ「つまり、事の白黒がはっきりとつくまで、相互不干渉で行こうと言ってるんだよ」

    475 :

    インキュベーターァァァアアアアッ!

    476 = 467 :

    あえてエリクサーを

    477 = 331 :

    まみまみ

    478 = 332 :

    あんこちゃん

    479 = 467 :

    ほむほむ

    480 = 333 :

    マミ「キュゥべえ! 私を見捨てるの!?」

    キュゥべえ「君がマミなら絶対に協力したさ、でも魔女の危険性もある以上は協力出来ない。他の魔法少女に危険が及ぶからね」

    マミ「キュゥべえ! キュゥべえ!!」

    マミが嗚咽混じりでキュゥべえにしがみつく。

    キュゥべえ「やれやれ、魔女の可能性があるのに目をつぶるのは、マミという魔法少女の功績を認めているからなんだよ?」

    キュゥべえ「君が本当にマミなら、やるべき事は決まっているだろ?」

    マミ「何を……すれば」

    キュゥべえ「元通りの姿になって、戻って来るだけでいいんだ。それですべて解決さ」

    マミ「だから……それが……出来ないから……」

    一縷の望みを断たれたマミはキュゥべえにしがみついたまま膝から崩れ落ちた。

    キュゥべえ「とにかく、離してくれないかな? もうすぐ、さやかと待ち合わせが」

    さやか「おーっす! 待ったー? キュゥべえ?」

    481 = 331 :

    さやさや

    482 :

    ばかばか

    483 = 405 :

    オンドゥル

    484 :

    マシャルさん……

    485 :

    やっぱQBって毒虫だな

    486 = 333 :

    さやか「……っ!? そいつは!」

    キュゥべえ「良かった、さやか助けて」

    さやか「任せてキュゥべえ! ココで会ったが百年目……成敗!!」

    さやかがマミ(シャルロッテ)に跳躍する。
    だがマミはその場にうなだれたまま一歩も動かなかった。

    さやか「と、っと……アレ?」

    さやかは剣を振り下ろさずに、マミとキュゥべえの前に着地した。

    キュゥべえ「どうしたんだい、さやか?」

    さやか「魔女……だよね?」

    キュゥべえ「その可能性は否定出来ないね」

    さやか「でも、何か……その……」

    キュゥべえ「マミを殺した魔女に酷似した相手が何か?」

    さやか「そ、そうだった!? マミさんのかたきっ!!」

    口車に乗せられたさやかが再び、マミに向かって剣を振り上げた。

    487 = 331 :

    さやさや

    488 = 404 :

    ほう

    490 :

    さやかす

    491 = 331 :

    さやさや

    492 :

    わかったかマミさん、キュゥべえは不干渉どころかアンタを殺すよう仕向けるヤツだということに

    493 :

    さやかちゃんは悪い子じゃないんや…
    ただ色々と空回りしちゃってるだけで本当はいい子なんや…

    494 :

    ただちょっと要らない子なだけだよ

    495 :

    >>494
    おい

    496 = 405 :

    >>494
    自己紹介乙

    497 :

    ちょっと残念な子だけど可愛いじゃん

    498 = 447 :

    ワカメは許容出来たがおりこだけはマジで要らん

    499 :

    おりこも良い子じゃん
    思考が明後日の方向にカッ飛んだだけで

    500 = 333 :

    「ア~~アァァァ~~ッッ!!」

    アマゾンの奥地から届いたような雄叫びが、辺りに響き渡った。

    さやか「な、なにやつ!?」

    杏子「あたしだよッ!!」

    突如として空中に現れた杏子が鎖を片手に、凄まじい勢いでさやかたちへと迫ってくる。

    さやか「う、うわっ!?」

    反射的に身を低くしたさやかを、しかし杏子はガン無視。
    追撃もまったくせずに狙うはただ1つだけ。

    杏子「ウチの姫さんは返してもらうぜ~!」

    杏子マミ(シャルロッテ)を、鎖をつかんでいる手とはべつの手でつかみ上げた。

    杏子の片手にからまる鎖は、遠くの高層ビルの頂上に引っ掛けられている。
    杏子は振り子時計の要領を使い、マミを片手にその場から高速で飛び去っていった。

    杏子「あばよ~出前~いっちょ~!」

    杏子が何かを言い残していくが、すぐに声も姿と一緒に彼方へと飛びさり、すぐに小さくなっていく。

    さやか「……なんなの? アレ?」

    遠ざかっていく杏子の背中を見ながら、さやかはただ立ちつくしたままポツリとつぶやくだけだった。


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