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    元スレ雪女「一家に一台、雪女はいかがですか?」

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    151 :

    >>123
    なんてとっぱら?

    152 = 131 :

    冷えたご飯のうまさは異常
    凍ったご飯は知らん

    153 = 46 :

    「あの・・・おいしくないですか?」

    「それ以前の問題だ、コレは料理と呼べない・・・」

    「ご、ごめんなさい」

    「もういいよ・・・カップ麺かなんか食うから」

    (うぅ・・・失敗しちゃった)

    (で、でも!男さんのお役に立てるように頑張らなくっちゃ!)


    「さて、行くか」

    「お出かけですか?」

    「これでも仕事があるからな・・・ってお前から離れられないんだっけ、どうしよう」

    「それなら大丈夫ですよ!家の中は入れますから」

    「あぁ、そう。じゃ、行くけどヘタに何かに触ったりすんなよ」

    「はい、行ってらっしゃいませ!」

    154 :

    とりあえずつららで脳内再生してる

    156 = 46 :

    「さて、男さんがいないうちにお掃除しちゃいましょう」

    「へたなものには触るなって言われたけど・・・お掃除のためなら仕方ないですよね!」


    「はぁ、やっと昼飯か」

    「・・・ん?鞄に何か入ってる・・・」ゴソゴソ

    「これは、弁当箱?」

    「・・・嫌な予感がするな、ひんやりしてるし」カパ


    つ氷ブロック

    「・・・・・食えと」

    157 :

    男意外全員妖怪で人間の男は貴重だとかでハーレムになる話思い出した

    158 :

    ゆきめさんじゃないか

    159 :

    >>157
    kwsk

    160 = 46 :

    「・・・」ガチャ バタン

    「あ、おかえり・・・なさい」

    「・・・(所々凍ってやがる)」

    「その、お掃除しようと思ったんですけど・・・力むとついつい」

    「・・・」

    「ご、ごめんなさい」

    「はぁ・・・」


    「・・・」ゴシゴシ ギュ ジャー

    「あの、私も何かお手伝い・・・」

    「座ってろ」

    「は、はい・・・ごめんなさい」

    「・・・」

    「・・・」

    161 = 46 :

    「あ、あの!私頑張りますから!だから」

    「お前はなんにもしなくていいよ、ただ飯でも食らってろ」ゴシゴシ

    「っ!」

    「はぁ~あなんでこんなことになったんだか・・・日頃の行いなんかな、俺普通に生きてきたつもりだったんだがな~」ゴシゴシ

    「う、うぅ・・・」

    「毎日が普通過ぎてきゃよかったのに・・・なんで俺が」

    「・・・・・」グス

    162 = 157 :

    「え?お前も妖怪なの?」ってやつ
    ただ3月11日から作者が失踪してな・・・

    164 :

    165 = 159 :

    >>162
    未完なのか・・・

    166 = 46 :

    「・・・わかりました」

    「じゃあ私がなんでもできればいいんですね」

    「なんにもできないから今こうして俺が苦労してるんだろ」ゴシゴシ

    「いいえ、できるようになってみせます!」

    「ふ~ん、じゃあ賭けでもするか?お前がなんでもできるようになるか。負けたほうは相手の言うことを何でも一つだけ聞かなきゃならないとかどうだ?」

    「望むところです!」

    「あっそ、まぁせいぜい頑張れよ」

    「絶対に負けません!」メラメラ

    167 :

    雪女なのにメラメラ……

    168 = 46 :

    数週間後

    「・・・・・」モグモグ

    「ど、どうですか?」

    「ふ~ん、まぁ悪くないんじゃないか?」

    「それじゃあ!」

    「まぁ料理に関してはだけどな」

    「料理以外もすぐにできるようになります!」

    「ふん、せいぜい頑張れば」

    「せいぜい頑張りますとも!」


    (くそ・・・雪女の料理、悔しいがめちゃくちゃ俺好みの味付けだった・・・)

    「~♪」

    「・・・・・」ジ

    「ほぇ?男さんどうかされましたか?」

    「い、いや。なんでもねぇよ」

    169 = 46 :

    「そうですか。じゃあ私は洗濯物を取り込まないといけないので・・・あ、お風呂早く入っちゃってくださいね!」トタトタ

    シャワー

    (雪女・・・最初の頃と比べたらすごく進歩したな)

    (料理はできるし掃除も得意、裁縫もできて・・・)

    「男さーん?着替え置いておきますからねー」

    「あ、あぁ」

    (細かい気配りもできる・・・、そういえば最近は家計簿までつけ始めたな・・・これじゃまるで)

    「・・・いやいや!ない!ないだろ!だって相手は妖怪だし!取り憑かれてるし!」

    「男さ~ん?どうかされましたか?」

    「な、なんでもねぇよ!」

    170 = 46 :

    「ふぅ、さっぱりした。お前も入ってこい・・・って雪女だから風呂には入らないのか」

    「失礼な!ちゃんと入りますよ、冷水ですけど」ガリゴリ

    「・・・何食ってんの?」

    「ん?見て分かりませんか、氷ですよ」バリボリ

    「え、なんで?」

    「なんでって・・・私に餓死しろって言うんですか!」プンプン

    「えぇ!?お前今まで氷なんか食って生きてきたの!?」

    「氷なんかとは失礼な!私の大切な唯一の食べ物です!」

    「まぁ、人間の食べ物も食べられないこともないですけど」

    171 = 46 :

    「し、知らんかった・・・」

    「男さんひどいです!もう少し私に関心持ってくれたっていいじゃないですか」

    「すまん・・・」

    「もう・・・私がこんなにも男さんのことを思ってるのに」

    「え!?」

    「?」

    「お、お前なんてこと言ってんだよ!///」

    「何がですか?」

    (こいつ・・・もしかして素?)

    「ともかく男さんは許せません!」

    「ど、どうしろってんだよ」

    「罰としてここ!ここに連れて行ってください!」ビシ

    172 :

    グランデコか

    173 = 46 :

    某ネズミランド

    「うわぁ~♪」

    「うれしそうだな」

    「はい!ずっと山にいたから遊園地は憧れだったんです!」

    「ふ~ん、というか外に出て大丈夫なのかよ」

    「日傘もしてますしリュックいっぱいに凍らせたペットボトルを入れてきたので多分大丈夫です」

    「あっそ」

    「」キュ

    「!?」

    「男さんの手、熱いです・・・」

    「・・・お前の手はメチャクチャ冷たいよ」

    174 = 46 :


    とっぱら臭くなってしまったのが否めない

    175 :

    確かにとっぱら臭は冒頭から感じていた

    177 = 122 :

    飯とかあとでいいよ

    178 = 45 :

    >>157
    なつかしいな

    179 = 46 :

    (・・・これって俗に言うデートってやつなのか?)

    「何から行く?」

    「あのゴーってなってガーてなるやつに乗りたいです!」

    「いきなりヘビーだな、まぁいいけど」

    (んなわけないよな・・・)


    ゴーガー

    「うぅ、キツかった」

    「風邪が涼しくて気持ちよかったですねー」

    「さいですか・・・」

    「男さん!あれはなんですか?」

    「あぁ、あれはお化け屋敷みたいなもんだ」

    「? 行ってみましょう!」

    180 = 46 :

    ヒュードロドロ

    「な、なんだか怖いですね」

    「お前もお化けみたいなもんだろ」

    「お化けと妖怪は全然違います!」

    バッ ギャオオオオオ

    「きゃあ!?」ガシ

    「!」モニュン

    「な、なんだったんですか今の・・・」

    (冷たいけど、やわらか・・い・・・!?)

    「男さん?」ムニ

    「ん?あ、あぁ怖かったな」

    「うう、はやくこんなところ出ましょう」モニュモニュ

    「いや、ゆっくり行こう。こういうところはゆっくり進んでこそ楽しめるんだぞ」

    「そんなぁ・・・うう~怖い、です・・・」ムニョモニョ

    (・・・・・・イイ)

    181 :

    大層乙であった

    と思ったら新しいの始まってる

    182 = 3 :

    しえん

    184 = 46 :

    観覧車内

    「ふ~結構あそんだなー」

    「そうですね、楽しかったです!」

    「・・・・」

    「・・・・・」

    「・・・あの、男さん」

    「ん?」

    「私・・・男さんのお役に立てるようになったでしょうか?」

    「そりゃまぁ・・・な、来たばっかの頃と比べたら」

    「最初はダメだったけど、今ではお前がきてからすごく助かってるよ。ありがとう」

    「・・・じゃあ、勝負は私の勝ちですね」

    「勝負?」

    「わ、忘れちゃったんですか?ほら、家をあちこち凍らせちゃった日に賭けをしたじゃないですか」

    「なんのことだっけ?」

    「もう!とぼけないでください」

    186 = 46 :

    「冗談だよ、ちゃんと覚えてる」

    「”負けたほうは相手の言うことを何でも一つだけ聞かなきゃならない”ってやつだろ」

    「はい!私の勝ちですよね?」

    「んーでもなー、あの時約束したのは”なんでも”できるようにだからなー」ニヤニヤ

    「な!ずるいです、そんな屁理屈!」

    「あの状況だと家事全般ってことに決まってるじゃないですか!」

    「えー」

    「そんなのってあんまりです!」

    「あっはは、冗談だ。俺の負けでいいよ」

    「やったぁ!」パァァァア

    「で、罰ゲームはなんだ?全裸で逆立ちしながら町内一周でもするか?」ケラケラ

    「そんなこと要求しません」

    「なんでもするって決めたからな、覚悟しておくよ」

    「・・・てください・・・」

    189 :

    「ん?」

    「・・・してください」

    「なんだって?」

    「今ここで、私にキスしてください!///」

    「なっ」

    「キス、ですよ。なんでも言うこと聞くって約束したじゃないですか」

    「な、なに言ってんだよ!なんでそんなこと」

    「好きだからに決まってるじゃないですか!」

    「!!」

    「男さんのことが好きで好きでたまらないんです・・・愛してしまったんです!」ジワ

    「男さんのことを思うと・・・胸が苦しいんです」ポロポロ

    「・・・・・」

    「実は男さんに取り憑いたって言うアレ・・・嘘なんです」

    「え?」

    191 :

    「山の神様なんて言うのも嘘、そんなの存在しません」

    「取り憑いたから離れられないなんてのも真っ赤な嘘です」

    「だったらなんで・・・」

    「言ったじゃないですか、男さんを好きだからって」

    「!」

    「一目惚れって言うんでしょうか・・・男さんは覚えてないと思いますけど、小さい頃に私たちは一度会ってるんです」

    「え!?」

    「もうずっと前のことです・・・」

    「あの頃私は言いつけを守らずにふもとに下りて遊んでいました」

    「冷気の調節が上手くできず、私は溶けかけてしまいました」

    「もう駄目だと思った時に・・・男さんが来てくれたんです」

    192 :

    雪女は惚れた男に抱き締められて
    溶かされちゃうと人間になっちゃう…
    みたいな設定あったよね

    193 = 191 :

    ~回想~

    「はぁ、はぁ・・・うぅ」シューシュー

    おと子「お姉ちゃんだいじょうぶ?」

    「ぁ・・・」

    おと子「どこか苦しいの?」

    「こお・・・り・・・こお、り・・・を」

    おと子「氷だね?ちょっとまってて!」タタタ

    ~回想終わり~

    194 :

    年上だったの!?

    195 = 191 :


    「・・・・・」

    「一度だけでいいんです、どうか私のわがままを聞いてください・・・」

    「もし私のことが嫌いなら・・・男さんの前から消えます」

    「男さんのことを欺いて・・・こんなことまでして、嫌われても当然です」

    「でもどうか、最後の思い出として・・・キス、してください」

    「・・・・・」

    「・・・・・」

    「ふざけんな・・・」

    「」ビク

    「お前!ふざけんな!」

    「ご、ごめんなさい、やっぱり私ふむぐ!?」

    「」ギュ

    197 :


    「ふ・・・んっ、ちゅ・・・んむっ・・・んぅ・・・!」

    「ぷはぁっ!・・・お、男さん?///」

    「目の前から消えるとかなに言ってんだ!?なにそんな勝手なこと言ってんだ!」

    「出合ったばかりの俺ならせいせいしてたかもな、でも!」

    「今の俺は!お前と過ごした時間を!思い出を!かけがえのないものだと思ってる!お前を求めてるんだよ!!」

    「男さん、私、わた・・・し」ポロポロ

    「あぁハッキリ言ってやるさチクショウ!俺もお前のことが、好きだ!」

    「!!!」

    「もうお前無しの生活なんて考えられない」

    「一生俺のそばにいろ!」

    「男・・・さん」

    「は・・・い、私・・・一生男さんのおそばにいます」ギュ



    おわり

    199 = 74 :

    このあとの日常生活も書いてほしいなぁ

    200 :

    俺も俺も


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