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    元スレほむら『交わした約束、忘れないよ』岡部「(´;ω;`)ブワァッ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - Steins;Gate + - 岡部倫太郎 + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 248 :

    まどか『なら、絶対にやっつけなきゃ、ダメだよね?』

    まどか『杏子ちゃんも、死んじゃって……、
       戦える魔法少女は、
       もうほむらちゃんだけしか残ってない。
       だったら……!』


    ほむら『一人で十分よ!』


    ほむら『佐倉杏子には無理でも、
       私なら一人でワルプルギスの夜を撃退できる。
       杏子の援護も、本当は必要なかったの。
       ただ彼女の顔を立ててあげただけ』

    まどか『ホントに?』

    涙に濡れた頬。

    353 = 248 :

    まどか『何でだろ、私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、
       嘘つきだなんて思いたくないのに……、
       全然大丈夫だって気持ちになれない。
       ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない』


    ほむら『本当の気持ちなんて、伝えられるわけないのよ』


    まどか『ほむらちゃん……?』



    ほむら『だって、私は……私はまどかとは、
             ――違う時間を生きてるんだもの!!』

    354 = 248 :

    紅莉栖「ビクッ」

    横にいる紅莉栖が反応した、気がした。
    俺はスクリーン画面を見ていて、よくわからない。



    ほむら『…私ね、未来から来たんだよ?
       何度も何度もまどかと出会って、
       それと同じ回数だけ、
       あなたが死ぬところを見てきたの』



    いくつもの世界線の収束を観測した、
    過去のほむらの映像が漂う。

    356 = 248 :

    ほむら『どうすればあなたが助かるのか、
       どうすれば運命を変えられるのか、
       その答えだけを探して、
       何度も始めからやり直して……!』

    まどか『ほむら…ちゃん……?』

    ほむら『ごめんね。
       わけわかんないよね…気持ち悪いよね?』


        ―――さっき、……何を言おうとしたんですか?


    ほむら『まどかにとっての私は、
       出会ってからまだ1ヶ月も経ってない、
       転校生でしかないものね』

        ―――……前にあなたと会ったことありますか?

    358 = 248 :


    ほむら『だけど私は…私にとってのあなたは…』


    ―――……は、……を助ける。


    ほむら『繰り返せば繰り返すほど、
       あなたと私が過ごした時間はずれていく。
       気持ちもずれて、言葉も通じなくなっていく。
       たぶん私は、
       もうとっくに迷子になっちゃってたんだと思う』

    ほむら『あなたを救う。
       それが私の最初の気持ち。
       今となっては……たった一つだけ、
       最後に残った道しるべ』

    360 = 248 :


    ―――痛かったか……?
       すまなかった……。
       だが、お前を……ためだったんだ……!



    ほむら『わからなくてもいい。
       何も伝わらなくてもいい。
       それでもどうか、お願いだから、
       あなたを私に守らせて……ッ!』



    ―――……に、生きていてほしかったから。

    362 = 248 :


    ……ヤバい、泣きそう。
    今泣いたら絶対ダメだ。
    俺はきっと、我慢できなくなるだろう。
    俺は横目で紅莉栖を見―――



    紅莉栖「<◎> <◎>」



    見てる。俺を見てる。
    顔をこっちに向けて、ガン見している。
    一瞬目があった……ヤバい。

    364 = 308 :

    しえん
    3巻読んだけど、12話でリボン受け取った後のほむほむは漫画版の髪型のが可愛いね

    366 = 248 :


    紅莉栖「岡部」

    いかんッ!
    緊急シークエンスCSG発令確認!
    鳳凰院凶真、出動を許可する!!

    岡部「な、何かね?クリスッティーナ」



    ヤバい……声が上ずった。

    367 = 248 :


    紅莉栖「こっち向いて」

    岡部「だが断る!」

    紅莉栖「私を見て。目を逸らさないで」

              ―――目を閉じろっ!


    何だよこいつ、
    目を閉じろとか見ろとかどっちだよ。
    俺の記憶が混乱する。

    368 :

    くりくり

    371 = 248 :

    岡部「……何故だ?」

    紅莉栖「教えて、ほしいことがある」


    シュタインズゲェェェェエェェエエット!!


    紅莉栖「こっちを向けっ!」

    うわっ!
    俺の胸ぐらをつかみあげ、ぐいっと引き寄せた。

              ―――いいから、閉じなさいよ!!

    372 = 248 :

    岡部「な、何をする!?
      ついに、反逆のクリィースティーナか!?」

    紅莉栖「私の質問に、答えて」


    真剣な眼差しで、俺を、瞳に映してる。



    紅莉栖「……十五分前のあなたと、
                 十五分後のあなた」

    岡部「!!」

    紅莉栖「何が、違うの……?
            教えてよ……わからないの」

    375 = 248 :

    フゥーハハハ!
    天才の癖にそんなことを聞いてくるとはな!
    大違いだよバカ野郎。

    でもそんなの、言えるわけ、ないだろ。

    俺はこの選択を選んだんだ。
    もう二度と間違ったことをしてはいけないんだ。
    だから、お前にそれを喋るわけには、
    いかないんだよ……。


    紅莉栖「答えて、くれないの?」

    岡部「……」

    376 :

    なんとぉー!!

    しかし15分前とはどの辺りだ??

    378 :

    >>376
    アニメで言えば15分で半話と考えたい

    379 = 248 :


    わからないの?じゃなく、

    俺がすでに悟ってることを前提に、

    喋りかける。

    ひどい。紅莉栖ひどい。

    いきなり追い詰めてくるとは、

    やはり天才の名は伊達じゃない。

    381 = 305 :

    ティーナにおいつめられてオカリンおっきおっき

    支援

    382 = 248 :



    紅莉栖「答えてよ……答えなさいよ……」



        ―――……を、ずっと捜していました。



        ―――どうしても、……たくて。



        ―――あなたが、……でよかった。

    383 = 248 :


    もう全部喋ってしまおうか?

    何もかも喋って、


    ネタバレして、


    スッキリしてもいいんだろうか。



    ……もう、ゴールしてもいいよね?

    385 = 248 :



    岡部「く、紅莉栖?」


    紅莉栖「グスッ……うん」




    岡部「答えてやる」


    紅莉栖「ぅん……えっ!?」

    386 = 248 :


    紅莉栖が驚いた顔をしている。

    ……よし、今だ!!


    岡部「答える、答えるがっ!今回、
      まだ、その時と場所の指定まではしていない!
      つまり、俺がその気になれば、
      答えるのは10年後、
      20年後ということも可能だろう……!
      ということだッフゥーハハハ!!」

    決まったー!逆転サヨナラゴォォォオォォオオルッ!
    フハハハハハ!
    紅莉栖は肩を振るわせてブルブルしているっ!
    俺の、勝ちだ!

    387 = 376 :

    オカリン…逆転はともかくサヨナラのゴールとな…?

    と野暮を書く。

    388 = 248 :

    紅莉栖「おのれと……おのれという奴は」


    所詮、助手は助手!
    この灰色の脳細胞を持つ狂気のマッドサイエンティスト!
    フェニックスの鳳凰に、院、凶悪なる真実と書いて、
    鳳凰院凶真の!足元にも及ばないということをっ!!


    紅莉栖「……目を閉じろ」

    岡部「え?なぜ、目を……?」


    紅莉栖「いいから、閉じなさいよ!!」

    390 = 310 :

    コングラッチュレイション……!

    おめでとうっ……おめでとうっ……!!

    391 = 248 :

    あれ?俺いつの間にかフラグ立ってたのか?
    俺はおとなしく目を閉じる。wktkと、

    考えた次の瞬間!鳳凰院凶真の頭に衝撃走る!


    「おのれの頭を開頭して、海馬に電極ぶっ刺してやるッ!!」


    ついに盾?で殴られた。
    驚異の魔法テクノロジーが鈍器とは、
    流石紅莉……栖。
    目の付け所が違う。

    見事……だ。

    392 = 350 :

    助手を使用可能になりました実績解除支援

    393 = 248 :

    タツヤ『今日はお泊り~?キャンプなの~?』

    まどか『ああ、そうだよ。
        今日はみんなで一緒にキャンプだぁ~』

    まどか『ほむらちゃん……』



    激痛のする頭で、何とか理解しようとする。
    とりあえず、紅莉栖は落ち着いた。
    まだぷりぷりしてるけど。


    まどか家族、町の住民は避難所にいる、のか?
    ものすごい空気だ。

    394 = 248 :


    ほむらが立ちつくしている。


    何かゲームのラスボス戦みたいだ。
    仲間の居ない、ソロプレイだけど。






         ほむら『来る!!』

    396 = 248 :



    ―進む、ほむら―――――


    ―移り変わる異様な景色―


    ―使い魔の行進、パレード―


    ―さあ、ショータイムだ!――

    398 = 248 :

       ⑤

         ④

           ③

             ②

               ①




    ほむら『今度こそ…決着をつけてやる!!』

    399 = 305 :

    ワルプルBGMが脳内再生された

    支援


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