元スレ上条「流石に浴槽に二人は狭いな」美琴「う、うん…///」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
251 = 248 :
細かいことだけど、美琴の一人称は
アタシじゃなくて私だね
252 = 204 :
振り返ると、そこには現在進行形で思考の中心を占領する人物が居た。
「ア、アアア、アンタ、いつから、そこに…?」
「何で文節で区切ってんの?…まぁいいけど。ちなみに俺ならさっきからずっと声かけてたんだけどなー」
「そ、そう」
何時ものツンツンヘアーに、服は流石に余所行きの私服だ。
(そういえばコイツの私服って始めて見たかも…)
そんな些細な日常との違和にドギマギしながらも極めて冷静(美琴比べ)な対応を心がける。
「…あ、そういえば美鈴さんは?まだ来てないのか?」
眠さがヤバイ。さっきからミスタイプが激増してボキャブラリーが激減してる
253 :
朝からにやにや
支援!
255 :
しえーん
久しぶりにvipで上琴見た気がするな
257 :
レスから漂うゆとり臭
258 = 204 :
その質問についつい黙ってしまう美琴。ここで『来ない』と言うのは簡単だが、そう言ってしまうとこの馬鹿は『じゃあ俺と二人で居てもだし、帰るか』などと言い出しかねない。
「遅れてくるのか?」
「え、ええと…」
『遅れてくる』も当然却下だ。いずればれてしまう。ならば…。
「げ、現地、集合、かな…?」
苦しい訳だとは思った。
「…あぁ、そうなのか」
納得しちゃったよ。我ながら『かな…?』はマズッたと思ったのに。
「じゃ、行こうぜ。電車もうすぐだろ?」
そう言って美琴の手を引く上条。
「あ…うん、そうね、行こう」
そのさりげなさ。流石、一級フラグ建築士である。
「だから何で文節で区切んの?マイブーム?」
彼の疑問に答えるものは、当然居ない。
260 = 248 :
このスレは落としてはならない
261 = 204 :
電車に揺られること数時間。二人は目的地の温泉宿へと到着した。
「へぇ、中々いいところじゃないか。なぁ?」
「そ、そうね」
その後車内で初春に電話相談を持ちかけ、何とか会話できる程度の平常心を取り戻した。
(何か初春さんやたらとテンション上がってたわね…『白井さんは私が食い止めます!』とか言っていたし…)
ゴールキーパーの異名を美琴は知らないが、彼女はその才を如何なく発揮し、先日の福引の副賞は米5キロ、そして当選者は無し、と改竄した。
更には携帯機器のメール記録も、上条―美鈴間、美琴―美鈴間のものを完全に消去した。
ジャッジメントの白井と言えど、ここまですれば足は付かないだろう。自分の首が危ういけど。
でもまぁ、『友達の恋路を支えて消される女ってステキ…!』程度の認知なので、彼女は彼女なりに問題視はしていないようだが。
262 = 210 :
サッカーじゃねえぞ
263 = 204 :
「部屋もいいな、落ちつきがあって。The・旅館って感じだな」
部屋に入ると、そこは2人で丁度いいくらいの大きさの部屋だった。
決して狭い、と言う意味でなく、言ってみるならいい意味で小さい、といった感じだ。
レトロなテレビに、小さな金庫。床の間と、その端にチョコンと載せられた白い電話。
「お、見てみろよ御坂!家族風呂まであんぞ!景色も悪くないし…。商店街の景品にしてはかなり上等なんじゃないか!?」
冬も真っ盛りの中、雪が降ったのか山肌を白銀が覆う。
家族風呂から立ち上る湯気がいかにもな風情をかもし出していた。
ただ、その超然とした景色、雰囲気の中、彼女だけが静かだった。
(…もしかして俺、はしゃぎすぎか…?)
考えても見れば彼女とは根本的な価値観が違う。金銭的なものが違えば、当然こうした宿泊施設に関する感性もことなるだろう。
(御坂にとったらこの宿もぺーぺーなのかもな…)
264 = 204 :
(どうしようかな…いつ切り出そう…)
部屋を楽しげに見て回る上条を見て、美琴は再び罪悪感に襲われていた。言うまでも無く、美鈴が来ないことについてだ。
(あんだけ楽しそうにしてるし、今更騙まし討ちみたいに二人っきり宣言してもね…)
雰囲気、というか何かが違う。何が違うって聞かれても解らないけど。
何と言うか、筋が通ってない感じがするのだ。
「…なぁ、御坂」
「えっ?」
そんなことを考えていると、不意に声をかけられた。
「…ひょっとして、つまんなかったりするか?」
266 :
しえん
267 :
ゲヘヘグヒヒ
268 = 266 :
しえん
270 :
起きろ
271 :
>>202帰って来てくれ
273 :
インデックス「とーま、とーま、女の子にも性欲はあるんだよ」
276 = 272 :
ね
277 = 202 :
>>202の続きから
「け、結構、胸板とか厚いんだ、わ、腹筋とか」
単純に好奇心から、彼の体を弄り始める
そうしているうちに、興味は下の方へと
「・・・う、うなぎ、や、なんだろう、ヘビ?」
直視こそしてはいないが、確実に、昨日の浴槽で見た、それよりじっくり見る
「い、意外と変な形でも、ないの、かな、たぶん」
触って、みよう、かな
でも、寝てる人の体に、そんな、駄目、だよね
「見ようによっては、か、かわいい?」
その手は、そこに向かって、ゆっくりと、指先が触れた
「うわぁ、なんだろ、柔らかい、こんなのなんだ」
敏感な部分を避け、モノ自体を、少しつかんでみる
278 = 202 :
「あ、暖かい、なんか、だらーんってしてるけど」
よく、見てみたい、と布団の中にもぐって、見つけた
こういうもの、なのかな、と、掴んだり、指でつついたり
もはや、本人にはお構いなしに弄っていく
男の本能とは、また別に、生理現象、仕方の無いことはよくある
特に、上条当麻、彼は自分の家で、抜くこともままならない生活である
そうなってくると、自然、彼の生存本能も機能していく
「あれ、これって、あ、固く、なって、きた・・・」
なにも考えていない時でも、執拗に触られればモノは、役割を果たそうとする
どうしよう、いや、どうするもなにもない筈なのだが、なんとかしようとしてしまう
真面目な彼女のいい部分でもある、しかし、今回は、それが裏目にでた
「えと、出せば、また元に戻るん、だよね、確か」
少し、今までより強く、それを握る
279 = 255 :
こんな時間から全裸か……
280 = 202 :
その刺激は、流石に、疲れて眠っているモノの主を、起こしてしまった
「な、何をしてるんでせうか、美琴さん」
終わった、なにが、とはわからないが、終わった
顔を上げ、ようやく出た言葉は
「お、おはようなぎ」
最悪のグッドモーニングだった
「まぁ、興味があったのはわかります、上条さんも御坂さんに、興味が無いわけじゃありません」
「は、はい」
「なので、その、で、出来れば言って欲しいなーと」
「す、すみません」
朝も朝から、まさか性教育の授業
しかも、モラルの面を、上条が御坂に、なかなか想像しがたい光景
281 = 272 :
魔法の言葉でぽぽぽぽーん
282 = 202 :
身だしなみを整え、ホテルを出る
とはいっても、1週間はこのホテルに滞在するのだから、無理に出かける必要は無い
ことは少し前、上条のお説教が終わったころ
「そういえば俺、着替えとかなにも持ってないな」
急な断水で、洗濯もしていなかったため、そもそも着る物も少ない状態だったが
「コインランドリーなら、近くにあるわよ」
「コインランドリー、1回500円は、上条家の1日の食費にも相当するんですよ」
嘘ではない、もやしで底上げしても、上条家にはブラックホールが存在するのだ
「いや、別に無いなら無いで、それくらいどうにかしてあげるから」
この24時間で何度目か、上条当麻は、頭を床につけることになる
283 = 267 :
美琴ちゃんペロペロ
284 = 202 :
「そんなに距離ないわよね、当麻の寮までって」
学校が休みでも、律儀に制服を着る彼女ともに、デートと言うには味気ない
コインランドリーへ、洗濯物を洗いにいく、そんなお出かけ
だが、彼女はそれも楽しんでいた、あまり、一人の個人に執着しない彼が
今は、自分と過ごす、その為に居てくれる
「本当に、御坂さんには、頭が上がりませんし、足を向けて寝れないですよ」
「し、しばらくは、頭は同じ方向で寝るし、問題、ないでしょ」
以前ならば、絶対に飲み込んでいた、そんな言葉も今は、ちゃんと言える
「そう、だな、一緒に寝るんだもんな」
それは、上条も同じだった
285 = 202 :
あまり、量を持っていっても仕方がないので、殆ど最低限の服だけ持って来た
「意外と、片付いてたわね」
「意外って、心外だな、こう見えても上条さんはキレイ好きですよ?」
洗濯物を両手にかかえ、ホテルへと戻る
大した手間はなかったが、途中、上条家で、家捜しがあった
美琴としては、すこしHな本なんかが、出てきても良いかなー、なんて思っていたが
「これと言って、面白いものはなかったわね」
上条としては、暴食シスターが居る手前、そういうものは、持ちたくても持てない
「なんだよ、面白いものって」
「え、いや、ははは」
彼女としても、そういうものがあったら面白いな、とも言えないが
「ところで、さっき買ってたのって、なに?」
286 :
、が多いのはわざと?
287 = 202 :
>>286
わざとと言うか、癖と言うか
昨日書いたのが初めてなんで、見苦しかったら申し訳ない
288 = 202 :
コインランドリーの帰り、薬局に寄っていた二人
上条はチラリと、その端にある一角を気にしていた
一般的なところの、避妊具、つまりは、ゴム
今朝、あんなことがあってしまっては、意識せざるを得ない
だが、流石に昨日の今日で、コレを買っていては、がっつき過ぎだろう
そう思い、手にした物は
「入浴剤、体の芯まで温まりましょう」
「え、と、お風呂の?」
入浴剤と言っているのだから、お風呂で使うのは当然だろう
しかし、彼女が言っているのは、そういう意図とは少し違った
今日も、一緒に、入る、のかな
289 :
おはようなぎクソワロタ
290 = 202 :
ホテルに着き、洗い終えた洗濯物をたたむ
1週間、ここで過ごすんだな、と、急に実感が湧いてきた
寮に戻っていたら、風呂どころか、トイレも、近くの公園まで走るはめになっていた
このお嬢様には、感謝してもしきれない、それと同時に
付き合っちゃってるんだよな、御坂と
不幸だ、不幸だ、と普段言っているが、これはどういう運命の悪戯だろうか
勿論、彼女のことが悪いわけでも、嫌なわけでもない
一人の女の子として見てたし、顔立ちも可愛いと思ってた、頼りになるとも思っている
だが、昨日のタイミングは、我ながら酷いものだった
あそこまでしておいて、ようやく、上条は言葉を出すことが出来た
そのことを思い出し、意識せずとも、目線は動いていた
美琴、と、昨日の浴室
顔が赤くなってくる、自分もああいうことは慣れていない
昨日の自分は、どうかしていた、そう俺自身もイレギュラーだったんだ
291 = 202 :
うん、今日は普通に過ごそう、一人で風呂に入って、床で寝よう
どこまでいっても、やはりヘタレであった
「御坂、俺、先に風呂入ってるから」
買ってきた入浴剤を片手に、浴室へ入っていく
体を洗い、髪も洗った、抜かりは無い
入浴剤を浴槽へ入れると、乳白色のにごり湯へ変わっていく
ふと、ホテルの風呂に、入浴剤を入れても良いのだろうか、とも思ったが
「入れちゃったもんは、仕方がないよなっと」
あまり悪びれず、お湯に浸かる
やはり、風呂はいいものだ、体の疲れも癒してくれるし、思考もまとまってくる
今日の上条さんは紳士的ですよ、っと
「お、おじゃましまーす」
それも一瞬だった
飯食ってきます
292 :
私のお姉様がこんなに淫乱なわけがありませんの
294 :
>>292
黙るんだ声年増!
295 :
声年増wwwww
297 = 225 :
声優のせいで黒子が好きになれない
298 :
おれは好きになった
299 = 202 :
食料が無かったので外に出てた、遅くなって申し訳ない
「えっと、美琴さん?」
「な、なに」
なぜ、入って来たのだろうか、一応、声はかけた
「先に、入ってるって、言ったから、その、待たせちゃ、悪いかな、って」
ええ、まぁ、その、言いました、「先に」って
「あ、あの、美琴さん、それは、お先に、お風呂借りるよー、的な」
けして、先に入って待ってるぜ!なんて積極的なセリフでは、無かったんだけどな、と
「ご、ごめん、じゃあ、出るね」
出ちゃうのか、それは、ちょっと残念と言うか、いやかなり残念
「きょ、今日も一緒に入るか、美琴」
「え、うん、いいの?」
もう、なるようになれ、流れに身を任せる、嬉しいのは本心だが
300 :
原作に黒子はババア声って描写あるの?
みんなの評価 : ★★★×6
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