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    元スレ垣根「まずはそのふざけた常識をぶち殺す」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - + - 一方通行 + - 上条当麻 + - 垣根 + - 垣根帝督 + - 心理定規 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 69 :

    心理定規…切なすぎる…

    102 = 2 :

    心理定規「私は、学園都市の暗部組織の一つである『スクール』って言う組織に属してるの。
     いわゆる裏のお仕事……手早く言ってしまえば人殺しとかそういう事をしてたんだけれど」



    心理定規「あなたはそれのリーダーだったのよ。そう言ってもまだ思い出さないかしら?」


    垣根「――――――――――はっ?」


     唐突に話された自分の過去。
     それがホントかどうかはわからないが、思わずのけぞる。

     暗部?人殺し?『スクール』のリーダー?
     なんだそりゃあ、どういうことだ。

     俺は、そういう世界の人間だったのか?

     頭が混乱する。呼吸がわずかだが乱れる。

    103 = 11 :

    なにも知らずに戦える相手じゃないからな

    107 :

    垣根「(『昔の知り合い』、ね……だいたい予想はついてたとはいえ………・ロクでもないもんだった訳だ)」

     めまいがする。だが、気取られぬよう体面だけは取り繕う。

    垣根「………最近物忘れが激しくてな。まだボケる年頃じゃねえとは思うんだが」

    垣根「で、その『スクール』とやらのリーダーで人殺しの垣根帝督サマに一体何の用だ?話は結論から言え」




    心理定規「『垣根帝督を連れ戻せ』」

    108 :

    これは辛い

    110 :

    暗部からの回収命令か、条規の姐さんも大変だな

    112 :

    追いついた
    一方xインデックスとやらも読んで見たいな

    113 = 107 :

    心理定規「私が言われたのはこれだけよ。個人的な用事を言えば、あなたの様子を見にきたんだけど」

    垣根「……で、その『垣根帝督』を力づくで連れ戻しに来たって訳か。……はっ、おもしれえ事言うじゃねえか」

    そう言うと心理定規はスッと垣根から離れ、背を向けて話し出す。

    心理定規「私の力じゃあなたをどうこう出来ないわよ。だからこうしてつけ回してるだけだったって訳」

    心理定規「それに、あなたを見つけられただけでもびっくりしてるんだから。全然情報がまわってこないんだもの」

    垣根「(………まさか、あのカエルのじーさんの仕業か?)」

     ふとあの特徴的な顔が頭に浮かんだ。
     もちろん、ただの推測でしかない。

    心理定規「あなたが自分の意思で戻ってきてくれるなら別にいいのだけど……」

    垣根「お断りだ。他を当たれ」

    114 :

    寝る前支援

    115 = 107 :

    心理定規「まあそういうことで、一言だけ言わせてもらいにきたのよ」

     もったいつけるかのように一息置いた後で、くるっとこちらに向き直す。

     そして、



    心理定規「あなたには元の世界が似合っているわ」


     そんなことを言うのだった。

    心理定規「私はそう思うの。言いたかったのはそれだけ」

    心理定規「まあまた会う事にはなると思うけど」

    心理定規「それじゃあね、『リーダー』さん?」

     そう言うと、呆気にとられている垣根をそのままに、心理定規はその場を軽やかに立ち去って行った。

    116 = 107 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~~

     寮にもどった後、いろいろ質問をしてくる上条やインデックスを無視して部屋へと帰り、そのままベッドへと寝転んだ。

     そしていろいろと考える。

     記憶を無くす前の『俺』の事。
     暗部組織にいたであろう自分の事。

     そして、今の自分の状況を。


     心理定規とやらが言った事が本当かは分からない。

     だがもし、それが本当なら。

     かつて『そういう事』をしていたであろう自分が、今こうしてのうのうと生きている。

     それは、はたして良い事なのだろうか?

    117 :

    しえん

    118 = 109 :

    垣根「だが…まだ俺にもチャンスがあるかもしれねぇな、エイワスはたしかにぶっとんだ強さだが電子辞書を引き合いに出す路頭には引き出し柔らけぇ」

    ミサカ「私には理解しかねます、何故あなたはそれほどまでに賽子の革などの投影しきるのですか?と、ミサカわ得る敷居ます」

    垣根「こっこが競馬場の腕立てに匹敵する周り道をしたが、母ちゃん、俺はやるぜ」

    井上「ブロックを止めてくれ」

    119 = 107 :

    垣根「………知るか、俺には関係ねえ」

     いろいろと残るモヤモヤを抱えたまま、垣根は眠りに落ちた。


     ――――――――その日、夢を見た。

     目の前には上条、その横には土御門と青ピアス。

     笑っている。とても楽しそうに。

     近づこうとして―――――――透明な仕切りのような物にぶつかる。

     ―――――――――邪魔だ、どけよ。

     そう言いながら仕切りを叩く。そして、気付いた。

     自分の手が、血にまみれている事に。


     ………最後に、なぜかコンビニで会った白髪の男が背後からやってきた。

     俺と同じように、血にまみれながら。


     なんつー夢だ。
     そう思いながら目が覚めた。

    120 :

    >>92
    良かったなフラグ立ったぞ、載らない方のww

    121 = 107 :

     翌日、垣根はまたあてどもなく街をぶらついていた。

     上条はまた補修だ、さすがにこの前の二の舞は踏みたくないので、ついていく事はしなかった。

     それに、今は一人でいたい。

     意外とセンチなんだな、俺もよ。


     などとバカみたいな事を考えていると、また目の前に知った少女が座り込んでいた。

    垣根「よう、またアリでも数えてんのかテメェは」

    ミサカ「いえ。今日は数えられる側ですので、とミサカは答えます」

    垣根「はあ?」

    ミサカ「いえ、気にしないでください、とミサカはフォローをいれます。時間を潰しているのですよ」

    123 = 107 :

    垣根「ってことは今は暇な訳だ」

    ミサカ「今日は午後から大事な用事があるのですが……」

    垣根「そんなつれねえこというなよ。ちょっと気分転換がしてえんだよ」

    垣根「それにこの前の続きがまだだろ?少しくらいいいじゃねえか」

     何故俺はこんなにもこだわっているんだ?
    と少しばかりの疑問を抱きながら、垣根がミサカに話しかける。


     するとどうも観念したのか、ミサカもスッと立ち上がり

    ミサカ「それでは、せっかくですから、とミサカは誘いに乗ります」

     と言って、垣根の後について行った。

    124 = 107 :

    ミサカ「ほう………むう………」

     結局、前と同じファミレスにはいった。

     どうも前と同じ光景を見ているような気がする。

    垣根「また悩んでんのかよ。さっさと決めちまえばいいだろ」

    ミサカ「いえ、ここにくるのも最後になるかもしれませんので、とミサカは答えます」

    垣根「?どういうこった?引っ越しかなんかか?」

    ミサカ「遠いところに行く、という意味ではあってますね、とミサカは答えます」

     なるほど、午後の予定ってのはそれ関連のことか。
    しかし、引越しなら御坂美琴も引っ越すのか?

     まあ俺には関係ない、か。
    と、垣根は考えることを放棄した。

    垣根「で、そろそろ注文するが決まったかよ」

    ミサカ「そうですね、それではお子様ランチを一つで、とミサカは注文を言います」

    垣根「ネタか?ネタなんだなテメエは?」

    125 :

    これは後の垣根×御坂妹フラグっ……!?

    126 = 107 :

     その後、2人で様々な店を廻り歩くことにした。

     セブンスミスト、ゲームセンター、アイスクリーム屋からカフェまで。

     
     はっきりと言おう。

     その時の垣根は、素直に楽しいと思っていた。

    垣根「(………心理定規とやらが見たら、なんて言うんだろうな)」

     少しだけ、チクリと胸を刺す痛みがした。

     だがそれはあまり考えないことにした。

     今そんなことを考えても仕方あるまい。

     今はただ、素直に楽しむだけだ―――――――――――――

    127 = 112 :

    御坂10032「ていとくん私にベタ惚れなう」

    御坂19090「どこ情報?それどこ情報よ」

    128 = 109 :

    ミサカ「噂より四季の右肩上がりに鋭気などを詩句いつの日か頼もしい階段だったように南瓜のダンスを見下すクローゼットでしたね。と、ミサカわどっこいどっこいの斜め上を下痢します」

    垣根「そんなんじゃねぇよ、俺もどうかしてるぜ。
    川の牛脂に長靴声の狙いを果たした若い頃には剣士が憧れだったよ。
    だが三十秒あまりの嗚咽達の気配がこそこそ跳躍したのばっかりは寒かったな」

    そういうと垣根は自動販売機を蹴り飛ばした

    上条「心配ない!俺はオナ禁二日がげんかいだ」

    それを聞いたミサカの顔は今までのどの顔より爽やかだったい

    129 = 107 :

    ~~~~~~~~~~~~~~

    ミサカ「本屋、ですか?」

    垣根「ちょっと買っときたいもんがあってな、外で待っててくれるか?」

     そういって垣根が店へと入っていった。

     その姿を見送るミサカの顔は、今までどおりの無表情だ。

     だが、

    ミサカ「………なんでしょうか、この気持ちは。とミサカは疑問に思います」


     それが『楽しさ』であることなど、知る由もないのだろう。


     このままこんな時間を過ごすのも、悪いことでは―――――――――

    130 = 107 :



    ――――――――――――――――ゾ ク リ


    ミサカ「――――――――――はっ!!!」

     だが現実はそう甘くはない。

     背後からの気配。
    それは、振り向く必要もない。


    ――――――――――なぜなら、もう一万回は味わったであろうものだから。


    「……あまりに遅えからよ。迎えに来てやったぜェ?感謝しろよな」

     まさに、死神の息吹。

    「―――――――それじゃ、始めるとすンぜ」

     地獄の始まり。

    132 = 110 :

    垣根の大将、一通を避難できないんだよな
    元は同じ三流だし

    135 = 107 :

    垣根「ったく、なんであんな分かりづらい場所にあんだよ」

     ぶつぶつ文句を言いながら店を出る。

     少し待たせてしまったようだ。

    垣根「ワリぃな、遅く―――――」

     だが、店を出た先にミサカはいなかった。

     あたりを見渡すもその姿は確認できない。

    垣根「………もしかして帰っちまったか?用事あるって言ってたしな…」

     やれやれ、と呟きながら寮に帰ろうとし―――――――――――――


     ふと、あるものが目についた。

    136 = 107 :

    垣根「………」

     狭い路地。

     いつもなら気にもしないそれから、一種懐かしいような雰囲気を感じ取る。

     何かはわからない。だが。


     少なくともそこに、なにかがある。

    垣根「良い予感はまったくしねえがな…」

     そう言いつつ垣根の足は路地へと向かっていく。
     
     それは怖いもの見たさなのか、それとも何か別のものか。

     垣根自身にも分からない。

     ただ、何故だろうか。行くべきなのだという確固たる意志のみ存在していた。

    138 = 107 :

     路地を進む。

     その度に頭の中に危険信号が流れる。

     頭では覚えていないが、体が覚えているのだろうか。

     それを無視し、先へと進む。


     ―――――――この先だ。この先に、なにかがある。


     一度立ち止まり、息を吸う。

     そしてゆっくり吐き出して―――――――――

     
     一気に駈け出した。

    139 = 107 :

    垣根「………ウソだろ、おい」


     そこにはいたのは、


     肩から大量の血を流すミサカの姿。


     先ほどまで共に行動していた少女の、血まみれの姿だった。

    140 :

    妹達編に入るのね

    141 = 107 :

     現実から乖離したような空間。

     目の前の光景が信じられない。

     しかしその一方で、自分でも驚くほど落ち着いている事に気がつく。

     ミサカの手をとり、脈を測る。


     ―――――まだ生きてる。

     思った以上に傷は酷くない。早く病院に―――――



    「………こういう場合、実験ってのはどうなっちまうンだろうなァ」

    142 = 110 :

    第二接触早いな

    143 = 107 :

     声のした方へゆっくりと振り向く。

     そこに現れたのは、垣根が以前コンビニで出会った男。

     ―――――――――――学園都市最強、一方通行だった。

     当然、垣根はそんなことを知る由もないのだが。


    垣根「人のデートを邪魔するのは、趣味が良いとはいえねえな」

    一方「………あン時の」

    垣根「しっかし、ナンパする女も同じなんてな」

    垣根「テメエと俺は似てるのかもな。同じ悪趣味なんて笑えねぇがよ」

     軽口をたたくその一方で、背中に白い翼を形成し戦闘態勢に入る。

     記憶を失ってから『未元物質』を使用するのは初めてだが、どうやら問題はなさそうだ。

     記憶はなけれど、体がこの感覚を覚えている。

    一方「そういうオメェこそなンだその悪趣味な翼はよォ。メルヘンからようこそ、ってか?」

    垣根「うっせぇ。この形状にしかならないみてえなんだよあんまり触れんな」

    144 = 112 :

    クケケケココクカカカクキキキクカカカカカ

    146 = 107 :

     そう軽口を言いあっていたが、それはやがて無くなった。

     無言のまま、互いを値踏みしあう。

     そして、

    一方「恨みはねえンだがよ。ちっとばかし運が悪かったな」

    垣根「そういうセリフは相手を見てから言うこったな」

     互いに前口上は言いあげた。準備はOKだ。

    垣根「それじゃ始めさせてもらうぜ――――――――クソモヤシ」



     そういって垣根が背中の翼を振るう。

     だがそれは一方通行には当たらず、足元や壁を砕き、あたりを包みこむ。

     あたり一面が煙と白い羽で覆われた。

    147 = 107 :

    一方「なンなンですかこれはァ?目くらましってヤツですかァ?!」

     周りの風を操り一気に吹き飛ばす。

     すぐに視界はあけた。だが、

    一方「………あァ?」

     そこに垣根とミサカの姿はなかった。

     代わりに残る、道なりに続く赤い血痕。

    一方「………カカカカケケケケコケコキキケケケクキキカカカッ!!!面白ェ、面白ェよ、オメェ!!」


    一方「そンなら鬼ごっこ開始と行きますかァ?!クソメルヘンちゃンよォ!!」

    148 = 109 :

    一方「食らえ!こいつがスーパー一方通行のびっくばンあたっくだぁ!あひゃひゃうへへふひへくぬぬぬゅかわたなゆひひほゃぃーん」

    一方通行の攻撃は確かに大威力だった、なにしろ垣根の足がもげたし

    上条「ちっ。読者のみんな!オレにパワーを分けてくれぇ!キタぁ!いくぜ!元気玉かと思うだろ?だが、板を生かした上条の必殺技、VIP板アタック!」

    一方「おずえぇ」

    垣根「相変わらず昨今のアスファルトの色にこだわりぬいた所以が鍵になりそうな渡りだが生憎複数の紙は波に皮肉なおかげで一方通行をやっつけた火山の宝に蓄積された因果の欠片に言われたようだな」

    149 = 107 :

    ~~~~~~~~~

    ミサカ「……一体何を?とミサカは―――――――」

    目を覚ましたミサカが垣根に尋ねる。

    だが、垣根はそれに構う余裕も無く、必死に走っていた。

    垣根「うるせぇ!とにかく黙ってろ!」

     ミサカを背負い、ただただ一心不乱に走る。

    この狭い路地の上、相手の能力は不明。おまけに手負いが一人。

    ここは逃げるが勝ちだ。

    やつをまいて逃げきる事さえ出来れば―――――――――――

    150 = 112 :

    シーンが>>1にダブるな


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